自虐的な響きを込めて
自嘲気味に自分に呟け「頑張れ」と!
「頑張れ」は心の足枷
眼前の問題から逃げ出さぬよう
辛い事から逃げ出さぬよう
自分で自分にはめる滑稽な足枷!
自分で自分にかけ ...
お日様あれど
天気雨
例えば
林のよこの道
歩けば風の
舞いおちる
例えば
線路の上の空
雨の銀、線
斜のはしる
お日様あれ ...
一。
僕はにはかない重さなど無い
そう思うから
語りつくされることも
例えば僕が空に消えても
君は行方を見失ってしまう事も無いだろう
過去にいく事も未来に行く事も
記憶に残る事も忘れ ...
ぼくは
みじめなぼくに、ふさわしいうたをみつけたよ
かなしいぼくに、ふさわしいうたをみつけたよ
でもこんなうたじゃとても、やりきれないのさ
きみは
ゆめみるぼくらに、にあ ...
溶けてしまいたい
何も考えず
生きていくのは簡単過ぎて
下宿の上階に女郎が住んでゐた。
座敷に出てゐる時の女がどのやうな格好をしてゐるかは知らなかつたが、開け放した窓から上体を乗り出した姿は馴染みのものだつた。
案外に短い髪は肩で踊り、着崩した着 ...
道の川に挟まれて
きみと
ぼく
遠くで 遮断機の音
遮断機って
なんて せつない 言葉───。
阻む物のない 川の岸で
きみも
ぼくも
一歩
歩み寄るこ ...
・空にも空が
・ゴンザレスのこと
・沢の水すくおう
・喜びの階段
・傷
・僕は君のこと知らない
・悲しみまではよく到達できて ...
パサリと乾いた音がした
遠くに何かが有るのだろうが
僕にはそれが何なのかは見えない
夜中の公園のような気もするし
昼間のようなな気もする
それは随分と昔に見たような
初めて見る ...
六甲の夕映えはるか丘陵の伸びやかにして淋しきものと
「じゃあまたね」
って手を振って
どんどん遠ざかっていく君の笑顔
外燈がとぎれとぎれで
すぐに見えなくなってしまう
もう会えなくなるなあ。
一緒に歩いた海辺も
{ルビ茅蜩=ひ ...
種類は同じなのに
個々は違う。
神秘的である。
ヒトは
どうして想い出にを上手にそっとしまえるのだろう。
ボクは
未だに大好きで
...
夕陽が沈んだその後に
酒にうかれて千鳥足
月の明かりで見つけたものは
娘に化けてる いたずら狐
星の降るような空の下
木の葉を頭に宙返り
なかなか娘に化けきれず
くるりくるく ...
僕が東京でフリーライターを始めてから、もう五年に為る。
大学卒業後、他に遣る事もなく小規模の出版会社に就職した僕は、希薄な人間関係に厭気が差したからという極めて身勝手な理由で、一ヶ月のサラ ...
喉が渇いたから水星を飲んだ
火星を太陽で丸焼けにして
火の玉みたいにして遊んだ
金星のお金で土星のネックレスを作って
たっぷりお洒落して宇宙を遊泳しながら
デザートに木星を食べる
最後 ...
もしも
生まれ変われるのなら
ボクは
・・・栓抜きになりたい。
栓抜きなら迷惑をかけることもないし
...
{ルビ蟷螂=かまきり}の貼りつく道の女かな
長い人生の道
今の苦しみなどほんの一瞬
たとえるなら
ストーブにのせてあるやかんに手が触れたかんじ
やけどをしてのこる水ぶくれ
水 ...
美しい国が
海岸線を漂う
せつない季節があった
溢れ出す
何度も調整された成分が
朝日でも夕日でもない
光にただ照らされ
そのたびに
つないだ手を
何度も握りしめた
僕の最期は いつまでも拍手が鳴り止まなければ良いな
あの時は
一生懸命つま先伸ばして指先も伸ばして
そっからしゃがんで思いっきりジャンプしたのに
届かなかった
それっきりで諦めた
でも今は 前より少し背も伸びたし
...
空があまりに青いので
絵を 描きたくなりました。
でも
私が持っている
クレヨンにも
色えんぴつにも
クレパスにも
水彩絵の具にも
...
やっとの思いで
いちばん下まで
堕ちて
堕ちて
それでも
そこも
誰かの気配が
ざわめきが
誰もいない
暗闇さえ
ない
名も無き花。
なんていうけど
ちゃんと誰かが名前をつけてあって
どんなものにも
名前がついてる。
どうにもならない気持ちだって
どうにもならない気持ちっていう
名前があるし
...
青い夜
私は私
別れ知る
家族による暴力で
老人ホームに来るごとに
体中の傷がどす黒くなってゆく老婆
国も
市も
施設も
ケアマネージャーも
ヘルパーも
一介護職員の自分自身も
手を差し ...
週末の疲れの中、何をか語らん
空色のクレヨンで
跳ねる電子音の隙間を埋めていく
その中には雑踏で
息つぎしているダイバーがいる
揺れ 動き 波 流れ 全身が
...
今日は僕の家に泊まる?
「うーん・・・」立ち止まって考える
気を利かせた車が 僕たちの前で停まる
でも 考え込んだまま 止まったまま
車の運転手の不思議そうな顔
...
不器用な自分という役を
脱ぎ棄てたくなった夜
無人のバス停のベンチに
重い腰を下ろし
虚ろな瞳を見上げると
( お気軽に )
壊れた電光看板の
止まったままの赤文字 ...
誰も知らない薄闇の部屋で
鏡を見ると
虚ろな瞳で呆けた人が
消えかかった足で立っている
虚ろな人の背後に現れる
黒布で覆い隠しにやける
{ルビ朧=おぼろ}な{ルビ髑髏=どく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「頑張れ」
明楽
自由詩
1
07/9/15 8:48
天気雨
吉岡ペペロ
自由詩
5
07/9/15 7:52
十の取り残された意識
プル式
自由詩
5*
07/9/15 4:55
うたをみつけた
udegeu...
自由詩
2
07/9/15 2:54
とろとろと
雨
携帯写真+...
3
07/9/15 2:18
下宿の上階。
ヴィリウ
散文(批評...
3
07/9/15 1:38
遮断機
Lucy.M...
自由詩
0
07/9/15 1:21
私生活
ヨルノテガム
自由詩
0*
07/9/15 0:59
淡き明日に月が昇りて
プル式
自由詩
3*
07/9/15 0:41
淋しさ
A-29
短歌
2*
07/9/15 0:32
真夏の満月
有邑空玖
自由詩
2*
07/9/15 0:32
ヒト
ぴんくぱんさ...
自由詩
0
07/9/15 0:30
すすき野原で見た狐
板谷みきょう
自由詩
2*
07/9/15 0:25
Dont't stop the rain.
汐
未詩・独白
3*
07/9/15 0:25
惑星遊び
なかがわひろ...
自由詩
0*
07/9/15 0:24
もしも。もしも。
ぴんくぱんさ...
自由詩
0
07/9/15 0:23
道
A-29
俳句
3*
07/9/15 0:21
長く続く道
ぴんくぱんさ...
自由詩
1
07/9/15 0:18
美しかった国
小川 葉
自由詩
5*
07/9/15 0:00
幕
北大路京介
自由詩
6*
07/9/14 23:46
ジャンプ
まりも
自由詩
2*
07/9/14 23:42
あおぞら徒然。
かとうゆえ
未詩・独白
1*
07/9/14 22:47
独りにさえなれない
風音
携帯写真+...
4*
07/9/14 22:37
ラベル
〃
自由詩
2*
07/9/14 22:26
夜に
木
川柳
2
07/9/14 22:14
老婆の心臓
服部 剛
自由詩
3+
07/9/14 22:05
クレヨン
木
自由詩
1
07/9/14 22:03
とまる
森下 流華
自由詩
3*
07/9/14 22:01
夜空のバス
服部 剛
自由詩
2
07/9/14 21:44
月夜の手紙
〃
自由詩
1
07/9/14 21:23
5333
5334
5335
5336
5337
5338
5339
5340
5341
5342
5343
5344
5345
5346
5347
5348
5349
5350
5351
5352
5353
5354
5355
5356
5357
5358
5359
5360
5361
5362
5363
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
7.9sec.