なぜか君の名前をググってしまう いつもなら
真横から朝日を浴びる時間に
ライトを点灯させた車が
飛抹をあげて通り過ぎていく
ふいに
まだ夢が続いているような
不安にかられる

クレーンを折り曲げた重機が
ごうごうと ...
世界を愛したり、隣人を憎んだり

二股かけたり、三股かけたり

そんな器用なこと、できないんだ


劇的なことのなにもない

はり合いのない日々だよ


世界を愛したり、隣人を ...
母は
今も悔やんでいる
父が逝き
毎日
毎日
こんなにも悲しいのに

泣けないのはなぜだろう、


私もそうだ
父の
いるべきそのあたり

ふすまを背にした
低い食卓
...
例えば君が思うこと

赤い自転車 甘い香り 新しいシーツ

より良く僕たちが暮らしていくために必要なもの

例えば僕が思うこと

おいしいごはん 楽しい夢 ふわふわの毛布

明日が ...
                   071213



 なにかをもとめてなかにしさんのうちにゆくと、
かけらのようなおとこのこがかけてきて、
たもとをひっぱるので、
なくなったはずの ...
夜を、
わたしの、夜を、
誰かがたやすく追い越して
ちがう、
誰か、は、
待ちぶせる



かけら、
手のひら、かけ、ら、
わたしの言葉は瞳を閉じ、て
もうじき嘘になる ...
 街角には、白い柱が一本立てられている。象牙の色のなめらかな小さな突起に覆われ、大人が手を回しても少し届かない程度に太く、もたれるのにちょうどいいへこみがいくつもあった。 手を触れると、人によっては柱 ... きよらかな ふゆの
卵を ひとつだけ 
孵らせる ために
些細な じぶんを
しきりに ふりおとす 
愛してもらいたいなら愛さなければならないとか誰かが言ってませんでしたっけ?
俺って実はプライドの高いさみしがりなんです知ってたかい?
愛せるものも見つからない俺って愛される資格がないってことで ...
たとえば鏡を覗きこんでも自分が見えなくなったとき

そこに詩が生まれる




たとえばシャーペンの芯をシャーペンの先から入れようと

凄い顔をしながら必死になっている人 ...
窓から光が差し込んで、仕方がないから目を開けた。
どちらかっていうと布団に潜り込んでしまいたかったのだけれど、なんだか今日の太陽は気合が入りすぎているらしく、とてもじゃないけれど目なんかつぶっていら ...
ブウーウーン
むやみにうるさい羽音を鳴らして そいつはやってくる
しばらく その辺をうろついてから
ピタリと 軽やかな着地
少し口吻を動かして あたりを入れ、
何か思いきったように、ブスリと ...
照明を落としてフロアーに転がり
腐乱死体の真似をした
ずるり、と
眼球が零れ落ちたときには
なんだか満たされた感じがしたぜ
そのまま灰になり
真っ白い骨格になったころ
携帯に ...
・2007-09-09

頭脳線ふたつに裂けてゆく体

あっぽうと呼ばれて赤くなる林檎

煙草から目薬にして十日間

この中にまわしを取った奴がおる



・2007-09-1 ...
あかん 好きに なったら
あかんのや けど
好きなんや
あかんと 思えば 思うほど

けいたいの
でんわばんごうの
並び方さえ
好きなんや

せやから 抱いているとき
辛いじかん ...
送りたいのはそんな言葉じゃない

もっと何か細胞に進化=この缶詰状態への向側

を齎す様な、ビッグバン

何処かで始まった僕と君とクチビル結合為た事が

うわぁぁぁとなって原子 ...
見えていた?
いつ?最後に確認したのは
姿見にはもう布を被せてしまったが為に
君は不安や恐れしか見えなくなってしまった
手の鳴る方に何がある?
最早、爪に色も落とせないのだろう ...
どんな存在になっている
どんな形に組み込まれている
崩れれば雑にされてバラバラに
無邪気に意図的に別に変えられるんだ
つまらないなぁボクはつまらないなぁ

サイドに流す前髪がとて ...
わたしに春のかぜをくれたあなたは

いつも冬のかぜをあびていました


人には春を
花を喜びをいっぱい渡すのに

なぜ
自分には冬の吹雪を与えつづけるのですか


春の訪れを拒 ...
横になって夢を待っている

夢が来るのを待っている

待っている間少し眠る



たくさんの夢が来る

たくさんの夢が来るのだが

良い夢と悪い夢がある

悪い夢には入らず ...
(私の身体にある悪をすべて打ち消して)

(痛いくらいの優しさで満たした)

(そんな人間になりたいと願ってた、ずっと。)



私と彼女は正反対



感情のままに怒鳴る彼女 ...
交差点を右に曲がって
2つ目の信号を左折するとおおよそ500メートル先に
ローソンがあるのでそこをipodに上書きされ
ピチカートがブラボーブラボーいうので乗るはずじゃなかった高速道路を東京方面 ...
陽射しに青く染まる

耀く朝の枝で首をすくめる氷点

つめたいしずくが

透き通った時刻の表面を伝う

ちいさな吐息は宙色の結晶となり

遠ざかる背中に音もなく降り積もった

...
不自然な色をしたゼリーは
舌の上に空色を強か(したたか)に残して消えた

無疵なものなら此処にあるよ
口の中にビー玉を詰めて栓をした
うっかり全部喋らないように
舌の先で話を転がしてる
...
日が暮れる
夕空に星が輝いた
大きな月ものぼった


満月だ


タワーに灯りがともった
家々の窓にも
お店のショーウインドウにも


月が追いかけてくる


黒い山の ...
あとどれくらい風にさらされ続ければ
何も感じなくなるのだろう


あとどれくらい嘘を重ね続ければ
上手に笑えるようになるのだろう


もうとっくに馴れてきたつもりだった
好きな人がボ ...
あなたは胎児であって胎児ではないのだから
産み落とされる瞬間に触れる空気の冷たさも
これから始まる三十余年に渡る苦しみばかりの人生も
そして 嘲り笑う人びとの眼前での 磔死も
既に全て知ってい ...
真っ白い画用紙に
夢を描くな
人物を描くな
風景を描け
風景を描けば
人物は自然と生まれてくる
夢を見るのは貴方じゃない
夢を見るのは 絵の中の人物だ

人物が歩くと
風景は加速す ...
 



君という薬は僕の糧。
君という夢は僕の未来。
君という恋は僕の望み。
君という華は僕の憧れ。
君こそが僕の全て。

君が笑うと、
僕は笑う。
君が泣くと、
僕だって ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
恋の予兆めぐちみ自由詩007/12/14 0:00
雨の街、雪の橋佐野権太自由詩15*07/12/13 23:28
はり合いのない日々吉岡ペペロ自由詩007/12/13 23:17
日時計uminek...自由詩9*07/12/13 23:13
スフィンクスのお漏らし斉木のりと自由詩107/12/13 23:07
中庭あおば自由詩3*07/12/13 23:04
オセロ千波 一也自由詩9*07/12/13 22:43
なにかの柱リーフレイン自由詩307/12/13 22:34
そろもん(木の歌)みつべえ自由詩507/12/13 22:26
心臓を吐き出そうかと思いまして榊 慧自由詩807/12/13 22:10
詩が生まれるときと消えるときむむ自由詩207/12/13 21:57
めがね柚木散文(批評...007/12/13 21:37
献血guchi_...自由詩107/12/13 21:00
腐乱同然、レディゴー・ベイビーホロウ・シカ...自由詩007/12/13 20:49
雑句(2007-09-09〜2007-12-13)若原光彦川柳507/12/13 20:31
連会いtonpek...自由詩8*07/12/13 20:31
溢れているのは言葉か、感情か、ロックか、君への、なのか、其れ ...manabe...未詩・独白3*07/12/13 20:13
「ホワイト」菊尾自由詩007/12/13 19:39
「チョコレートキャンディー」自由詩1*07/12/13 19:38
まっしろみずいろももいろ夕焼け空自由詩5*07/12/13 18:07
ゆめまちtibet自由詩007/12/13 17:50
優しき人三奈自由詩4*07/12/13 17:08
二文字以上佐々木妖精自由詩11*07/12/13 16:26
樹氷林相馬四弦自由詩1*07/12/13 15:20
ラムネ沙虹自由詩207/12/13 14:08
夜のドライブ石瀬琳々自由詩8+*07/12/13 13:46
りぴーと涙(ルイ)自由詩1*07/12/13 13:04
待降節池中茉莉花自由詩1*07/12/13 10:59
真っ白い画用紙に狩心自由詩6*07/12/13 10:38
哀詩自由詩207/12/13 10:36

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