沈黙をファイルしつづけた理性は

つぶらな意識をふとまたたかせ

早春の空にくりひろげられる

光のハープを聴いている
 古株の女性シンガーソングライターだけど、僕にとってはまったく馴染みのないミュージシャン。でも今、僕はこの人の『BEETLE』という新曲の虜と化した。

 昨日、車の中で昼飯を食っていて、ラジオで ...
もうそろそろいいんじゃない?









2880円でしたよ。ちょろちょろとぐるぐるしているんですから、まったくもって黒がもったいないです。左手を捨てたいと、思うのは、多 ...
マニュキュア塗った手を
ひらひら乾かして

さあ
次に
何をしよう

顔のパック
髪の手入れ

すべて整って

ただ
決まってないのは
今日着ていく服だけ

デートまで ...
美味しそうな楽しみがあったので
夫と半分こして食べた
牛乳パンのようにほんのり甘く
甘いものが大好物の夫は
半分になった楽しみを
美味しそうに食べている
その頬が幸せを含んで
ぷくり、と ...
野辺の日に子猫のあくびうつるなり
のどかやな運転しつつ一句二句
捕まってたまるものかは犬の春
雪どけや恋しげに飛ぶ尉びたき
爺婆が黙して歩む余寒かな


春の夜に思ふ人あり物の音
三月 ...
蝉が泣く燦然とした天気
汗は頬を伝って
ゆらゆら僕から流れ堕ちてく

飛行機雲は無数の線を描いてて
僕の五線譜みたいだ
奏でる音はないけれど
唄う事なら出来るよ

どうにかしたくて
冷たい風に身 ...
ねぇ、死んじゃったら 
なにも見れなくなるんだよね? 
なにも伝えられなくなっちゃうんだよね? 

そこには、なにもなくなっちゃうの? 
なにも残らないの? 
天国にいくの?  ...
昨日投稿した詩は
あんまり評判がよくなくて
そのせいかな
なんか今日はなにもしたくないや

求人雑誌をぺらぺらめくって
めぼしいところに印はつけたものの
なんだか気がすすまなくてさ
...
高いビルの上に、続く階段を歩いて。

僕は何をしようと思うだろう。

120円の缶コーヒーを飲んで、気持ち良くなって。

もうあと何分かで、僕はここを降りて。

いつも通り過ごすのだろう。
春になると

知らない街の匂いがする

それと

なつかしい匂いもする

人の心にはなれない

だからたくさんの

心をつくってゆくのだ


きのうは啓蟄だった

お ...
こんなこと言うと、君は淋しそうにするんだけど。

1番心地良い、場所は君の居るとこなんだよ。

今ね、電車の中で小さな子供が、母親の手を必死に握りしめながら、顔を確認して、気持ち良さそうに眠っ ...
 会社帰りに友人の店へ飲みに行った。8時を過ぎたあたり。20席くらいの店内に、お客さんは1組だけだった。身長の高いこの店のオーナーは、扉を開けた瞬間、ちょっと久しぶりだね、と言う。ちょっとだけ、久しぶ ... 笑いながら生きていたいんだよって
泣いた君に触れて
泣きながら僕はふと告げる
暖かい毛布にくるまれた朝、差し込んだ光

何も変わらんなぁ
僕の代わりは誰かいるのかなぁ
もっと仕事の出来る ...
花びらが、ひとつふたつと去っていく、梅がしりぞき舞台は春に

起きぬけに「おやすみなさい」言う君へ春といっしょに僕も近づく

青空のパレット鮮やか黄緑にうすもも混ぜて春色の君

そう ...
なーんも見なきゃいいんだよな

全部見きるなんてムリだから頑張ってた勉強も辞めてみよう


私が好きなこと全てにおいて一番カッコいいやつを作ればいいんだ

私が一番カッコいいと思っ ...
ぼくの隣
静かなきみのポケットに
たぶん幼い
春が来ている

手を入れれば
指先に形のない手触り
必要な幸福は
それで足りる

春になったら
そう言い続けて
ぼくらは今
何を ...
警告するように
何度も何度も
繰り返していた

触れば広がる波紋が
君の顔を歪ませたんだ

想いは届かないね
けして開かない扉

頑なな僕の心
孤独な君の涙


零 ...
おぼろな 三月

見晴らしのいい 場所で
遠く 帝都を仰ぎ見たくなる

両腕を広げると
風に 翼

東京タワーまで
フワリ フワリ 飛んで行けそうだ

春 霞
飛行の航跡に
...
相変わらずわたしは荷物が多い

どこかからどこかへ、なにか必要なものを、過去になった場所から現在生きている場所へと運んでいる


大変に邪魔な荷物と夕暮れすぎの中央線。

昔々にオーダー ...
型破りの性格も

意外ともろい

パイのようで


十円玉は丸じゃなく

横からみたら

長方形だって

国語の先生

言ってたっけ


大きな体の

おっちゃ ...
蘭が咲いている

甘く魅了する
香りをふりまいて

重い花をたらしている


キミに触れたのは
いつだったんだろう

最後にキミに触れたのは

もう
触らないでというなら
もちろん

キミの香りがする ...
電車の好きな少年だった


窓のそとを
いつも景色を走らせていた
乗客はいなかった


やがて彼は
景色のなかを走った
走りつづけた


いくつかの景色をつなぐと
電車にな ...
柱研がれて朝焼けの六対になる

思い出の本に無くした腕の跡

肺に達する狐を揺らして教会に行く

重い気泡徐々に浮上し階下で弾ける

熊の手を熊から降ろす階段長い

だれもかも老い ...
5階、風通しの良い2LDK

ベランダ、部屋より広い

目一杯、布団干す

風、まだ寒い

窓、開け放ち

掃除機、舞う埃

御膳、気合いを入れて作らねば

午後、何よりも ...
深夜のファミレス
ドリンクバーで耐える
眠気覚ましのカフェオレ
机上に散らかる
ミルクと砂糖
ノートと空論

誰かが笑ってくれればいいな

不特定多数の笑顔の為に

誰かが笑って ...
悲しい、だとか
辛いだとか そんなこと想ったって
いくら願ったって 帰ってこないものは 帰ってこないのだと

気付いたのが遅すぎて
どうせなら
こんなに泣きはらす前に気付かせて

...
一寸という距離を、一寸という距離に任せれば。
一寸という定められた袋小路を徘徊するだろう。
いびつに整えた瞳たちは等しく観止められるだろう。

一寸という距離を、頭陀袋に放り込んでゆけば。
...
女が白い喉首をそらして
紅茶を空ける
カップは長くいつまでも口唇とふれている
瞼は閉じられて
なかなか開かれそうにない

テーブル、
無防備な左手の指の間をくぐり抜けて遊ぶ風 ...
別れるたびに思う

また幸せにできなかった

それどころか

離れることで気楽になるほど追い詰めた

そのたびに 寂しい人生だと思うんだ


意味もなく「頑張んなきゃ」とつぶやい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
透 過塔野夏子自由詩10*08/3/7 20:00
山崎ハコ!A-29散文(批評...3*08/3/7 19:57
すでに原罪しゃしゃり出て御免榊 慧自由詩308/3/7 19:24
デート風音自由詩3*08/3/7 19:09
美味小原あき自由詩19*08/3/7 18:59
子猫のあくび三州生桑俳句208/3/7 18:55
あついの、つめたいの69自由詩008/3/7 18:39
こころわら自由詩15+*08/3/7 18:26
ご迷惑をおかけします涙(ルイ)自由詩2*08/3/7 17:11
Dive。狠志携帯写真+...308/3/7 17:10
知らない街吉岡ペペロ自由詩508/3/7 15:32
気持ちの良い場所。狠志自由詩008/3/7 15:18
延長戦と境界線ブライアン散文(批評...1*08/3/7 15:10
ピース雨宮 之人自由詩3*08/3/7 14:19
春といっしょに僕も近づくたにがわR短歌108/3/7 13:51
喧嘩売るならウソあげます。猫のひたい撫...自由詩008/3/7 13:33
裏木戸たもつ自由詩3008/3/7 13:16
臆病な僕は君を救えない御影自由詩008/3/7 12:31
弥生 三月アハウ自由詩408/3/7 10:39
あの日を暮らせば猫のひたい撫...自由詩208/3/7 9:00
アンバランスの方程式なきむし自由詩408/3/7 8:45
蘭が咲いている風音携帯写真+...1*08/3/7 6:30
電車yo-yo自由詩26*08/3/7 6:12
姪肉黒川排除 (...川柳308/3/7 4:18
白日夢(2LDK)udegeu...自由詩208/3/7 2:42
深夜のファミレス相羽 柚希自由詩4*08/3/7 1:59
オフホワイトくるす.wh...自由詩0*08/3/7 1:46
一寸という距離を。久野本 暁自由詩108/3/7 1:41
午後ヨルノテガム自由詩408/3/7 1:20
そのたびこのたびだれのたび短角牛自由詩108/3/7 1:10

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