見て
母さんがいるよ

君は
よろこんで
ハンカチをさがす

涙を拭くと
母さんは
消えてしまう

見て
母さんがいるよ

母さんは
いつも
涙の向こうにいる
1

もしも私が生まれかわるとしたら
日の光だって届かない
深海を漂うクラゲになりたい
そこには悩みなどなく
苦にもされず
穏やかな暮らしができるであろう
生きているだけでほのかな幸せ ...
今、私はただの小娘だから
恋に恋い焦がれている
誰かにこの寂しさを埋めて欲しいのだ
だからただひたすらに焦がれている
ひらり ひらりと冬に雪が舞い散るころ
また新たな恋がしたい…

今、 ...
夏のつぎはお別れに

ふさわしい秋なのだけれど

こんなうららかな日に

こんな普通の日に

こんなことがあっていいものなのか


冬よ、お前は

永く、ここに


夏 ...
かわいい猫がいってきた

どんくらい好き、

どんくらい好きでいて欲しい、

わがままいうよ、

具体的にならいってみ、

いくつくらい、

最低30、最高100、


...
メニュー見て嬉しそうに悩んでる君悩ましく恋なりがたし

酒を飲め肴につまめ明太子 伝う思いを整理しておけ

軟骨の唐揚げを噛む唇が妙に艶やかレモンの香り

カルピスのチューハイ飲んで輝かす ...
いいやつらにかこまれて

なんで俺は幸せなじゃないんだろう

幸せであろうとしないんだろう

わがままでも 身勝手でも
明日よ

しあわせであれ
さっきから手がべたべたしている。
苺ジャムみたい あなたが触れると べたべた。べたべた。

どんなに遠く離れても べたべた。べたべた。
この触れた右手が覚えてる あなたのいる場所。
右手 ...
夜を抜け出して
港は
沈んでいる
深い群青の空を支える影は
暗く黒く
タールを越えて
走る

錘など最初から必要なかった
この手を、離せば。
それでよかった

忘れるわけじゃな ...
夢の中で私は
白いユニットバスのような空間に
ひとり立ち
蛇口を捻っていた

欲望という液体が流れ出す
色は無いが
キラキラとした輝く光を発しもすれば
ギラギラとした怪しい光を感じるよ ...
瞼に
羽毛が触れ

小説がひらいては
落丁を
集める
白く、集める
からすもきえてしまう


窓を
ひらくように
さようならを
後にするなら
部屋の中には
もう誰もいは ...
瞳の岸辺に
釣り人がやってくる
かなしみの主を釣るために

まつ毛が雨に濡れている
湖水が溢れて川になる
大地の鼓動が震えている

釣り人は帰っていく
明日もまた来るだろう
かなし ...
沈黙をファイルしつづけた理性は

つぶらな意識をふとまたたかせ

早春の空にくりひろげられる

光のハープを聴いている
 古株の女性シンガーソングライターだけど、僕にとってはまったく馴染みのないミュージシャン。でも今、僕はこの人の『BEETLE』という新曲の虜と化した。

 昨日、車の中で昼飯を食っていて、ラジオで ...
もうそろそろいいんじゃない?









2880円でしたよ。ちょろちょろとぐるぐるしているんですから、まったくもって黒がもったいないです。左手を捨てたいと、思うのは、多 ...
マニュキュア塗った手を
ひらひら乾かして

さあ
次に
何をしよう

顔のパック
髪の手入れ

すべて整って

ただ
決まってないのは
今日着ていく服だけ

デートまで ...
美味しそうな楽しみがあったので
夫と半分こして食べた
牛乳パンのようにほんのり甘く
甘いものが大好物の夫は
半分になった楽しみを
美味しそうに食べている
その頬が幸せを含んで
ぷくり、と ...
野辺の日に子猫のあくびうつるなり
のどかやな運転しつつ一句二句
捕まってたまるものかは犬の春
雪どけや恋しげに飛ぶ尉びたき
爺婆が黙して歩む余寒かな


春の夜に思ふ人あり物の音
三月 ...
蝉が泣く燦然とした天気
汗は頬を伝って
ゆらゆら僕から流れ堕ちてく

飛行機雲は無数の線を描いてて
僕の五線譜みたいだ
奏でる音はないけれど
唄う事なら出来るよ

どうにかしたくて
冷たい風に身 ...
ねぇ、死んじゃったら 
なにも見れなくなるんだよね? 
なにも伝えられなくなっちゃうんだよね? 

そこには、なにもなくなっちゃうの? 
なにも残らないの? 
天国にいくの?  ...
昨日投稿した詩は
あんまり評判がよくなくて
そのせいかな
なんか今日はなにもしたくないや

求人雑誌をぺらぺらめくって
めぼしいところに印はつけたものの
なんだか気がすすまなくてさ
...
高いビルの上に、続く階段を歩いて。

僕は何をしようと思うだろう。

120円の缶コーヒーを飲んで、気持ち良くなって。

もうあと何分かで、僕はここを降りて。

いつも通り過ごすのだろう。
春になると

知らない街の匂いがする

それと

なつかしい匂いもする

人の心にはなれない

だからたくさんの

心をつくってゆくのだ


きのうは啓蟄だった

お ...
こんなこと言うと、君は淋しそうにするんだけど。

1番心地良い、場所は君の居るとこなんだよ。

今ね、電車の中で小さな子供が、母親の手を必死に握りしめながら、顔を確認して、気持ち良さそうに眠っ ...
 会社帰りに友人の店へ飲みに行った。8時を過ぎたあたり。20席くらいの店内に、お客さんは1組だけだった。身長の高いこの店のオーナーは、扉を開けた瞬間、ちょっと久しぶりだね、と言う。ちょっとだけ、久しぶ ... 笑いながら生きていたいんだよって
泣いた君に触れて
泣きながら僕はふと告げる
暖かい毛布にくるまれた朝、差し込んだ光

何も変わらんなぁ
僕の代わりは誰かいるのかなぁ
もっと仕事の出来る ...
花びらが、ひとつふたつと去っていく、梅がしりぞき舞台は春に

起きぬけに「おやすみなさい」言う君へ春といっしょに僕も近づく

青空のパレット鮮やか黄緑にうすもも混ぜて春色の君

そう ...
なーんも見なきゃいいんだよな

全部見きるなんてムリだから頑張ってた勉強も辞めてみよう


私が好きなこと全てにおいて一番カッコいいやつを作ればいいんだ

私が一番カッコいいと思っ ...
ぼくの隣
静かなきみのポケットに
たぶん幼い
春が来ている

手を入れれば
指先に形のない手触り
必要な幸福は
それで足りる

春になったら
そう言い続けて
ぼくらは今
何を ...
警告するように
何度も何度も
繰り返していた

触れば広がる波紋が
君の顔を歪ませたんだ

想いは届かないね
けして開かない扉

頑なな僕の心
孤独な君の涙


零 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
母さんがいるよ小川 葉自由詩208/3/8 1:14
輪カーネーション麻生ゆり自由詩3*08/3/8 1:14
自由詩1*08/3/8 1:11
うららかな日に吉岡ペペロ自由詩108/3/8 1:02
わがままの範囲自由詩108/3/8 1:01
居酒屋回想録木屋 亞万短歌2*08/3/8 0:28
ばかな俺短角牛自由詩108/3/8 0:23
べたべた。はるこ自由詩108/3/7 23:46
黒猫士狼(銀)自由詩7*08/3/7 23:23
液体ここ自由詩2*08/3/7 23:18
きれいな空を映したどぶ川水町綜助自由詩508/3/7 22:42
釣り人小川 葉自由詩408/3/7 22:21
透 過塔野夏子自由詩10*08/3/7 20:00
山崎ハコ!A-29散文(批評...3*08/3/7 19:57
すでに原罪しゃしゃり出て御免榊 慧自由詩308/3/7 19:24
デート風音自由詩3*08/3/7 19:09
美味小原あき自由詩19*08/3/7 18:59
子猫のあくび三州生桑俳句208/3/7 18:55
あついの、つめたいの69自由詩008/3/7 18:39
こころわら自由詩15+*08/3/7 18:26
ご迷惑をおかけします涙(ルイ)自由詩2*08/3/7 17:11
Dive。狠志携帯写真+...308/3/7 17:10
知らない街吉岡ペペロ自由詩508/3/7 15:32
気持ちの良い場所。狠志自由詩008/3/7 15:18
延長戦と境界線ブライアン散文(批評...1*08/3/7 15:10
ピース雨宮 之人自由詩3*08/3/7 14:19
春といっしょに僕も近づくたにがわR短歌108/3/7 13:51
喧嘩売るならウソあげます。猫のひたい撫...自由詩008/3/7 13:33
裏木戸たもつ自由詩3008/3/7 13:16
臆病な僕は君を救えない御影自由詩008/3/7 12:31

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