鏡に映る
ふぬけた{ルビ面=つら}が
自分だと気づいた日
自らの顔を
つくりなおしたい
と思った
( 生きること
( そのものが、
( たった一つの答だよ・・・
...
白いろうそくを砂に見立てて城を作った
ぽたぽたと熱さで垂れる速さにあわせて
あたりまえの時間がいとおしい
ただのあなたがいとおしい
海が見える病院で
風とあなたと母親と
...
事象なのだ と
ほほえみ
さらばえる
「老人は自然になった」
へだたるものは希薄
わたしを象るひとつ の
向かうのはひとであれ
「皮膚一枚の越境」
気が付けば触れている
首輪の方がな ...
生きているうちで何が最も恐いか。
それは目の前にいる「人」の心だろう。
それは春だったから
わたしは
疑うことを
知らずに
透明な水に
ゆるり、と入って
冷たい水のなか
人魚を探した
水中から
見上げる空は
鱗粉がきらきら光って
わた ...
今日は私どもが開発した
特に1人暮しをしている人に買ってもらいたい商品を紹介します
まず1つ目はこれ
母の味の素
1人暮しで大変なことの1つと言えば食事です
特に男の子なんかは、コン ...
ぼくはかなしい
だれもここにいないことが
ぼくはかなしい
なにかをてにいれたらそのしゅんかんにてばなすことをかんがえなきゃいけない
こわいだけどてにしたい
てにしたい
なに ...
月が眼の見えない日
紙の欠片が寝返りをうつと
月の手からこぼれ落ち
ゆらり、ゆらり空に泳ぐ
慈愛の翼に煽られては
喜び香る
ひとひらの
さくらの花びらとなり
情熱の翼に煽ら ...
ポケットから詩が零れる
あなた行きのバスに乗り遅れてしかたなく
わたし行きのバスの中だった
乗客のほとんどは
自分に帰るため
僕は少し場違いな葛藤をしてる
発車します
...
中華鍋を豪快にさばくラーメン屋がある
確か前に一緒に来たのもお前だった
その鍋さばきをお前に見せたくて
炒飯を注文したんだ
でも気付けば目の前に料理が出てきてた
鍋返しショーは終わってし ...
ちいさな姉さんたちが
あぜ道を鮮やかに歩いていく
カモミールとか
ベルガモットだとか
とても香りの良い会話をしながら
ちいさな光る粒を落とし
それを知らずに踏んでしまうと
しばらくの間、 ...
今はもうママと呼ばれているのかな 青い時間を過ごした君も
寄り添って居るつもりだったあの頃の思い出が今俺に寄り添う
あの頃は早く大人になりたいと言っていたよね俺もお前も
...
なきたいときには なけばいい
僕たちは何かをためらうことばかり
覚えていて
ほんとうの声をなくしてしまった
声帯が震わせるものは空気
音にしかなりきれない
言葉のオブジェ
である理性 ...
梅の花が牛の涎にまみれています
その瞬間ぽっかりと空いた百頭女
眼球ばかりが転がっている回廊がはれぼったいのです
だからあなたの名前を呼び続けるのです
常識にエルボーをくわえた星々に感謝を ...
ずっとやさしく包んできた
大事に育て暖めてきた
そんな言葉たち
全て私から生まれてきたものなのに
どうしてだろう
この世の風に洗われた瞬間
石のように色を失い、凍りつく
発せられたその時 ...
鉄の玉が 転がりつづけるように
月が軌道を 描きつづけるように
慣性の法則
君への想いは
林檎が木から 落ちるように
グラスが床で 砕けるように
引力の法則
君への想 ...
川辺に仕掛けられた網という網が、
鱗眼の兄弟に荒らされている。そして、
二人が念願かなって鯰をバケツに入れていた頃、
廃材置き場の亭主が首を吊って死んだ。
集積車が行き交うだけの、さびしい葬式 ...
きみはまあるい心の持ち主だね
誰と接しても角が立たない
優しい心だけど
誰との接点も最小限にしか持たない
寂しい心だね
四角や三角なら
ピタッとくっつくこともできる ...
いのちに寄り添えば
なんでこんな哀しいのか
外灯がけぶってます
希望、
寂しい、
胸を
見つめた
いのちに寄り添えば
なんでこんな哀しいのか
...
自分が忙しいときほど
周りにやさしくありたい、と
思います
周りが忙しいときほど
あたたかく包んであげたい
そう思います
本当は手を貸してあげたいのだけど
今 ...
ななこ 「 ねぇみんな、おままごとしようよ。 」
えり 「 いいよ〜。だれがどの やくをやろうか? 」
あい 「 わたし、おかあさんやるー。 」
...
本当の幸せ教えてよ
侮辱され
無視され
見下され
這い上がると
突き落とされ
息をしようとすると
水につけられる
体罰を受け
バットが折れ
我慢をして
地上の楽園はどこ? ...
過ぎ去った日が
空に帰る
桃色の囁きが枝にゆれる
泳ぐ手が雲の向こうに消えて
祈るように風が舞う
誰かの嗚咽がピアノソロのように聞こえる
確かな足取りで
その塀の向こうを通り過ぎていった ...
木漏れ日は まるい
お月様も まるい
太陽も まるい
地球も まるい
あなたの
みんなの
心も まあるい。
「遠野物語」を立ち読みしてゐると、私の横にゐた若い女が「モーツァルトの手紙」を手に取ったのだった。
うららかな春の昼下がり、店内には他に客は見当たらない。暇さうな店員が、黙々とポップ広告を作ってゐる ...
今日、お気に入りの場所が増えました。
人があんまり居ない、静かな場所です。
どきどきしてます。
校舎の屋上に、はじめて行ったような。
そんな感じです。
何かが終わるような
終わるような気がして
コンクリートに埋めた
夢の上を歩いてみた
歩いてみたけれども
掘り起こすことはせず
通り抜けてみた
何かが終わるような
終わるような気がし ...
春はそう、不誠実にも始まってリセットボタンに手が出る日曜
不意に鳴る着信音は君からで、春が終われば設定消さなきゃ
口笛をエプリルフールに吹いてみる、嘘としておくひとつの別れ
さよ ...
いま
文字から 染み出す
春が その 重い眠りを 眠って
霞む 空 街 歩道の末に
心の動きは 流れる 水に
春は ぼんやりと浮かぶ
水面に浮き草は 流れて
時を過ぎ ...
素直な君
明るい君
元気な君
憂鬱な君
淋しげな君
怒っている君
みんな
君のものだから
心配はいらない
笑っている君も
怒っている君も
しょげている君も
君らしく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鏡の部屋
服部 剛
自由詩
6
08/3/13 10:41
ある海辺の夢
猫のひたい撫...
自由詩
2
08/3/13 10:28
失われていく題名
秋津一二三
自由詩
0
08/3/13 8:54
恐怖
DoGear
自由詩
0
08/3/13 8:49
それは春だったから
風音
自由詩
10*
08/3/13 7:44
この春1人暮しをする人へ
桜 葉一
自由詩
1*
08/3/13 4:24
悲しいと言ってはいけないかもしれないけど言いたい時もあるんだ
と。り。
自由詩
1
08/3/13 2:32
紙の欠片
ここ
自由詩
6*
08/3/13 1:43
物狂おしい
小川 葉
自由詩
2*
08/3/13 1:42
ラーメン屋
智哉
自由詩
1
08/3/13 1:20
ポルカドット
嘉村奈緒
自由詩
14
08/3/13 1:18
足跡。 立ち止まる
poorgu...
短歌
3*
08/3/13 1:10
少し大きな動物
kauzak
自由詩
9*
08/3/13 0:23
夜の花崗岩は永遠の叫び
しめじ
自由詩
0
08/3/13 0:22
透明な言葉
ANA
自由詩
3*
08/3/13 0:05
Physics
月音
自由詩
5
08/3/12 23:39
なまず
プテラノドン
自由詩
2*
08/3/12 23:23
まあるいひと
Honest...
自由詩
2*
08/3/12 23:21
春の哀しみ
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/3/12 23:00
ふかふかの座布団
こゆり
自由詩
6*
08/3/12 22:24
いまどきの 2
むむ
自由詩
3
08/3/12 21:33
壊れかけの心
ペポパンプ
自由詩
6*
08/3/12 20:45
明日へ
Etuji
自由詩
5
08/3/12 20:38
まあるい
Lucy.M...
自由詩
3
08/3/12 19:34
医学生
三州生桑
自由詩
2
08/3/12 18:53
はじめまして。
狠志
携帯写真+...
4
08/3/12 17:29
忘却の街
くろね
自由詩
2*
08/3/12 17:28
【短歌祭参加作品】春は不誠実にも始まって
たにがわR
短歌
12
08/3/12 17:27
染みてくる 春
アハウ
自由詩
4
08/3/12 14:59
そのままの君でいて
妖刀紅桜
自由詩
8*
08/3/12 14:13
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5.86sec.