この世が
何処まで歩いても追いつかない
見果てぬ場所への旅路なら
仕事の後の
誰も来ない秘密の部屋で
わたしは横たわり
時々現れる
「夢のドア」に入る
足を踏み ...
背中から吐息まじりの抱擁に嘘と強がり脱ぎ捨てていく
全身にキスのシャワーをくれるより心にひとつキスをちょうだい
長い髪揺らして君を征服する今夜は男になった気分で
...
街外れのバス操車場の裏に
遊園地はひっそりとあった
中心には音楽を鳴らしながら上へと向かう
ゴンドラのようなものがあった
一番高いところに着いても
近くにある民家の壁や窓しか見えなかった
...
どうにかこにか学習帳
マイノリティのコミュニティ
おなじ穴ぼこあいた愛
うわさなんて、そうさうわの空
しぶとくみんな生きてます
人間だもの
肉だもの
心も ...
ミサイルにコアラ登って来て中止
誰もが皆、殺害者
Good morning !
さぁ、カーテンを開けて。深呼吸。
ハミガキをして。顔を洗って。お洒落して。
さぁ!出かけよう!
G ...
おまじないの絆創膏
あなたからもらった絆創膏
今でも手帳の間にはさんでる
小さなササクレに
大き手で
小さな絆創膏貼ってくれた
あの一瞬で
あなたの優しさを知った
あ ...
あの日の出来事
繋いだ手
重ねた唇
言葉声表情全部
忘れられない
傍に感じた鼓動
確かにあった温もり
一瞬で嘘に変えてしまう
「もう、会えない」
...
自分は絶対愛されているなんて思ってるから
本当に大切なものに気付けないんだわ
失ってから気付くなんてもう聞き飽きた台詞(もはや死語)
並べる前に気付いて
何億と居る ...
スーパーアルカロイド
スーパーインポテンツ
スーパーウーハー
スーパーエロス
スーパーオーガニック
スーパーカルチャー
スーパーキック
スーパークラック
スーパーケミカル
スーパーコ ...
開いた口に降る光を呑みこむ
瞼は閉じた
美しいとしか
いま見ないから
環状に走る電車の
円心に黒い瞳を塗りこむ
同時多発性の感傷を
相対的に涙するために
そし ...
誕生の
賛嘆には
うらがえしの
霹靂を
まなざしを持つうちに
光線に射られた
そのまばたきの擦過傷より
ひろがる後天性の
先天的疾患から
なみだと
...
地球の真理はマグマの中で理路整然、日射しに溶ける影に滲む。僕らの夜明け前にも似た青さは尖っていた、港行きの切符で涙を拭う男は海に砕け散る。赤線地帯で女衒は笑ってさようなら、明日はきっと来な ...
お昼休みの校庭のすみっこで
ハナミズキの落とす影のうえ
あたしたちはふたりきり
いつもなにか秘密をよせあって
他の子が仲間に入れてとやってきても
「いまふたごごっこしてるから」と
つっけん ...
「思い出すことに
何も、見いだせないまま
私は
その一端を
囲うようにして
しまったのだ(、ろうか」
踵から伸びた
私、らしきもの、の影
...
水彩画の背景を
紫の濃淡で塗りつぶしたことがある
いつも通りの'Aをもらい
わたしはそれを忘れ去る
あれは何の背景だったか
紫は
幸せのように見え
不幸せのようにも見え
甘 ...
空隊の頭文字
海に浮かべて
飛ぶまで眺めた
砲台の脚がもし
海に沈めば
何処まで見やるか
包帯の足がもし
海に向かえば
毒まで青く
青く見送れ
控え目に急ぐ波の
...
忘れていたこと
誰かを傷つけたこと
すりきり一杯、以上は入れないこと
ちょっと多く入れすぎる癖
与えない、をしないんだ
大きな満月、こぼれそうな
ああなってしまうか ...
左手を絡める鎖で身を飾る誇りを嘲え白い太陽
乱気流放つ引き金緩いまま「後追い禁止」の標識を刺す
置き去りの景色を胸に滲ませたセンターラインはためらいの色
逆風 ...
鏡に映る
ふぬけた{ルビ面=つら}が
自分だと気づいた日
自らの顔を
つくりなおしたい
と思った
( 生きること
( そのものが、
( たった一つの答だよ・・・
...
白いろうそくを砂に見立てて城を作った
ぽたぽたと熱さで垂れる速さにあわせて
あたりまえの時間がいとおしい
ただのあなたがいとおしい
海が見える病院で
風とあなたと母親と
...
事象なのだ と
ほほえみ
さらばえる
「老人は自然になった」
へだたるものは希薄
わたしを象るひとつ の
向かうのはひとであれ
「皮膚一枚の越境」
気が付けば触れている
首輪の方がな ...
生きているうちで何が最も恐いか。
それは目の前にいる「人」の心だろう。
それは春だったから
わたしは
疑うことを
知らずに
透明な水に
ゆるり、と入って
冷たい水のなか
人魚を探した
水中から
見上げる空は
鱗粉がきらきら光って
わた ...
今日は私どもが開発した
特に1人暮しをしている人に買ってもらいたい商品を紹介します
まず1つ目はこれ
母の味の素
1人暮しで大変なことの1つと言えば食事です
特に男の子なんかは、コン ...
ぼくはかなしい
だれもここにいないことが
ぼくはかなしい
なにかをてにいれたらそのしゅんかんにてばなすことをかんがえなきゃいけない
こわいだけどてにしたい
てにしたい
なに ...
月が眼の見えない日
紙の欠片が寝返りをうつと
月の手からこぼれ落ち
ゆらり、ゆらり空に泳ぐ
慈愛の翼に煽られては
喜び香る
ひとひらの
さくらの花びらとなり
情熱の翼に煽ら ...
ポケットから詩が零れる
あなた行きのバスに乗り遅れてしかたなく
わたし行きのバスの中だった
乗客のほとんどは
自分に帰るため
僕は少し場違いな葛藤をしてる
発車します
...
中華鍋を豪快にさばくラーメン屋がある
確か前に一緒に来たのもお前だった
その鍋さばきをお前に見せたくて
炒飯を注文したんだ
でも気付けば目の前に料理が出てきてた
鍋返しショーは終わってし ...
ちいさな姉さんたちが
あぜ道を鮮やかに歩いていく
カモミールとか
ベルガモットだとか
とても香りの良い会話をしながら
ちいさな光る粒を落とし
それを知らずに踏んでしまうと
しばらくの間、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
菜の花畑の老夫
服部 剛
自由詩
3*
08/3/13 19:34
抱擁
恵理
短歌
5*
08/3/13 19:20
百合
たもつ
自由詩
11
08/3/13 18:55
人間だもの
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/3/13 17:55
無題
しみまん
川柳
3*
08/3/13 17:50
事件
三奈
自由詩
4*
08/3/13 17:49
おまじないの絆創膏
夢乃 綴喜
自由詩
0
08/3/13 17:28
もう、会えない
ともちゃす
自由詩
1+
08/3/13 17:26
LiE
〃
自由詩
0
08/3/13 17:21
スーパースーパースーパー
大覚アキラ
自由詩
2
08/3/13 16:41
瞳
水町綜助
自由詩
3
08/3/13 16:00
刃物としての光、傷としての光景
〃
自由詩
4
08/3/13 15:59
ユーサネイジア
雨を乞う
自由詩
3*
08/3/13 15:43
ふたごごっこ
少女的
自由詩
5
08/3/13 14:39
海馬
山中 烏流
自由詩
3
08/3/13 13:14
紫
よしおかさく...
自由詩
9*
08/3/13 11:41
命のあし
太陽の獣
自由詩
0
08/3/13 11:28
冬も最後の木曜日
猫のひたい撫...
自由詩
0
08/3/13 10:45
逆走 〜reverse〜
Rin.
短歌
18*
08/3/13 10:42
鏡の部屋
服部 剛
自由詩
6
08/3/13 10:41
ある海辺の夢
猫のひたい撫...
自由詩
2
08/3/13 10:28
失われていく題名
秋津一二三
自由詩
0
08/3/13 8:54
恐怖
DoGear
自由詩
0
08/3/13 8:49
それは春だったから
風音
自由詩
10*
08/3/13 7:44
この春1人暮しをする人へ
桜 葉一
自由詩
1*
08/3/13 4:24
悲しいと言ってはいけないかもしれないけど言いたい時もあるんだ
と。り。
自由詩
1
08/3/13 2:32
紙の欠片
ここ
自由詩
6*
08/3/13 1:43
物狂おしい
小川 葉
自由詩
2*
08/3/13 1:42
ラーメン屋
智哉
自由詩
1
08/3/13 1:20
ポルカドット
嘉村奈緒
自由詩
14
08/3/13 1:18
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5.18sec.