湯豆腐を上手く使ってダイエット
計画し夫婦揃って春旅行
寒日和心震わす風痛い
西瓜の種を飛ばそう
頬をふくらませて
ポゥ!ポゥ!
飛んだ先で
西瓜は生きてみる
だらっと。
うつむけたちいさなかたまりのように
おまえの
擦る音だけのからだが
ももいろのじゅうたんの上で
午後の満ちていく窓を
見ている
あしたのことを傾げて聞く指に
わたしの頬をなぜる指に
...
薄紅そまる風の道
夕闇せまる草の道
落日の片隅に
佇む人の
瞳に映る翼の模様
羽ばたく視線は
彼方を知らない
澄まして聞こえぬ
その名のみ
凝らして見えぬ
その姿のみ
...
誰かが託した愛がそっと
この胸で弾けた
ぱあと拡がる甘い痛み
解ける恨みを引きとめて
きゅうとなる心を
掌で握って砕こうとした
誰の思いかも判らないのに
どうして僕が苦しいの
...
「誰かの為じゃなくあなたのために」
この言葉を僕は理解できない。
苦い甘噛み
グラスに蜂蜜、ひたひたに檸檬
スラーが延々と五拍子
あゝ今悲しい
叩きつける拳が燻る
やっぱり悲しい
キャンドルを模した橙が点滅し
起き上がる足元がヘッドフォンのコー ...
これまで
たくさんの爆弾を投下してきたけど
いよいよ
これが最後の爆弾になりそうだわ
名残惜しいけど
もう
落とすしかないの
ねえ
夜景は
きれいだった?
本当の涙の意味を教えて
嬉しいときに泣くのが本当の涙?
悲しいときに泣くのが本当の涙?
僕は無限の言葉を捜しても
何も言えずに微笑んだ
真面目に答えてなんて
意地悪なことを言う
...
プラットフォームの
割れた電光掲示板
傷ついた蛍のように
オレンジに
滲んで
ゼリー状の夜を滑りゆく
ゆるやかに
最終列車のネオン
行先不明の僕たちは
いつだって最後 ...
羽根を逆立てて固めている
翼をだらだらと垂らして
洒落てるつもりらしい
胸焼けでもしたみたいに
嘴を半開きにして
眉羽をしかめている
しなだれた両翼は
地面と密接で
曲線と直線で
...
1
窓から PEACE
の旗をはためかせて
向かいの坂道をのぞむ
窓からみえる坂道
あれは どこだろう
土曜日の 昼下り
日曜日の ...
SM嬢が眼鏡をかける 眼鏡を外す
冬の太陽が目を差す 目をそむける
まどろむ午後の 寒冷なムチ音の
走り騒ぐ子供たちの奇声と昨日のムチ音と
暖房を弱から強へと黒 ...
僕は苦笑い 君は嘲笑う
僕等の幸せに、終わりはないと信じている
当然、幸せの中で幸せの終わりを
考えられないほどに僕たちの恋は盲目的なのだ
当然、此れは僕たちにとって
終わり方を知らない ...
僕は鍋に言葉を入れる
そしてゆっくりと煮込む
調味料を上手に使って
少しスパイスを効かせて
とてもやさしく煮込む
いい匂いにつられて
妻が起きてくる
できたての朝の言葉を
二人 ...
アンプにつないで音ならす。
マイクにつないで声をだす。
浮遊感、たいせつにして。
周りの声、ヘッドフォンでふさいで。
よる、虚無、あした、錯覚。
よるは、虚無、で
...
缶の中から、こんにちは
俺は安いドロップ
君のおこずかいで買えるような
丸い安いドロップ
いきなり何味かって?
幸せの味だよ
甘酸っぱい俺のポリシー
君を笑わせる自信はあるさ ...
ちいさいころ
しあわせになることが夢だった、
とおもっていた
けれど
しあわせとは
なかなかやっかいなものだと
やさしくもなく
むずかしいともいえない
けれど、
なかなか ...
指輪を贈ったら「安物は愛がない」と言われ
花を贈ったらイヤミかと言われ
そっとしておいたらメールアドレスを変えられてて
友人には悪口ばかり言われ
それでも まだ 君を好きだと思 ...
ライトに手を翳す
薄ら 透ける手に
ナイフを握ったのは
誰も傷つけたくないから
痛みなら慣れているはずなのに
ねぇ
紫色の傷跡が悲しいの
この「本文」っていう白い枠見ると濡れる
詩人なら解決すんな馬鹿
女子高生12個のボタンを弦に1曲
100億の言葉は1つの声に負ける
アイフィール ...
坂の上から冬の空
胸は高鳴って
こぼれそうになる
くも が ね
平べったくて
だけど そうに つらなってて
抱いているの?
静かに唸りながら流れる
あの日叫んで走りそう ...
下りの電車を待ちながら
上りの方面を向いて撮影
ホームの淵に立つ私
左には誰かの淋しい横顔
右には私の愛しの王子様
慣れ親しんだこの町を
離れるのは辛いけど
途中に見えるあの ...
080118
ふるゆきをなめているあかげかな
ひなびたけしきにせいそくするきいろいさんかくぼうは
オオサンショウウオの生まれかわりだと思っている
不遜 ...
君の声が聞こえない
寒空の風の歌が響く
烏の鳴き声共に子供達はいなくなり
残されたのは、僕と忘れた人形だけ
取り残された現実は闇に沈む
暖かな光が灯る家々に僕は嫉妬したり
砂で ...
小さな詩を書こうと思う
微生物のように
ゾウリムシのように
ミジンコのように
誰にも目につかないような小さな詩は
きっと誰の胸にも届かないだろう
この大きな世界に
小さな ...
呼び慣れた名前が耳に残って
空回りする思考の意識もあと僅か
無人の駅ではあの頃の影が張り付いたまま
今の姿は砂塵に紛れてしまいそう
明確な手段は隙を作った
たとえそれが在り溢れ ...
あなたが必要とするのは
継続していける現実
いくら探してみてもそんなもの
持ち合わせていない事に気付く
埋め合える隙間が見えないのは
隠し方だけ上手になってしまったから
あ ...
たくさんの数式が
空を組み立てている
わたしたちの頭の上は
簡単な算数で成り立っている
履歴を割り算してゆくと
わたしたちは
無数のゼロの繋がりである
割り切れない集積である
...
私はもう
自分の存在なんて求めてない。
求める必要が
どこにある??
何処にも無い。
求めるだけ時間の無駄だ。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
湯豆腐
夏川ゆう
俳句
1
08/1/19 7:48
自適
短角牛
自由詩
2
08/1/19 2:59
教室
縞田みやぎ
自由詩
5*
08/1/19 2:57
誰そ彼(たそがれ)
LEO
自由詩
12*
08/1/19 1:38
請負人
AKiHiC...
自由詩
3
08/1/19 1:00
設問1
海月
散文(批評...
1
08/1/19 0:51
ハチミツ檸檬
伊葉幸緒
自由詩
0
08/1/19 0:20
最後の爆弾
チアーヌ
自由詩
0
08/1/19 0:02
涙
海月
自由詩
2*
08/1/18 23:47
トゥデイ
ねことら
自由詩
8
08/1/18 23:24
支離鳥の唄
木屋 亞万
自由詩
2*
08/1/18 23:20
peaces
鴫澤初音
自由詩
3
08/1/18 23:13
冬の太陽とS嬢
ヨルノテガム
自由詩
3
08/1/18 23:10
現実茶
完食
自由詩
1*
08/1/18 22:57
朝食
小川 葉
自由詩
0
08/1/18 22:52
白夜
ゆうと
自由詩
0*
08/1/18 22:30
ドロップの唄
からくり
自由詩
2*
08/1/18 22:08
やあ
さかな
自由詩
5
08/1/18 21:55
黄金八倒
北大路京介
自由詩
4*
08/1/18 21:55
透ける手に
彌月
自由詩
2*
08/1/18 21:08
294
ピッピ
川柳
2
08/1/18 19:57
誰にもわからない
唐草フウ
自由詩
3*
08/1/18 19:30
問題です
相良ゆう
携帯写真+...
1*
08/1/18 19:23
黄色い三角帽
あおば
自由詩
2*
08/1/18 19:21
取り残し
海月
自由詩
2
08/1/18 18:29
小さな詩
山崎 風雅
自由詩
7*
08/1/18 18:06
「影身」
菊尾
自由詩
1*
08/1/18 17:55
「六月から私達へ」
〃
自由詩
0*
08/1/18 17:54
割り算
tonpek...
自由詩
3*
08/1/18 17:47
人の存在。
蛹梛 雫
自由詩
1
08/1/18 17:24
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
5108
5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
9.72sec.