僕は
いつも通り
彼女を家に送り届けた。
「ありがとう」
それから少しの沈黙があった。
僕はタバコでも吸いたいな、なんて
考えていた。
「ささやかな幸せな時間をありがとう。」 ...
雪がとうとう
本当のことを話すと云うので
待ち合わせをした
溶けては困るというので
真夜中だった
だるまにしてくれないと話せないというので
なんとか作った
少ない雪では小さくしかできなか ...
人の筋肉や血管、関節の微細なフォルムを抽象化して、服は生まれた。服はほかにも着ている人の性格を抽象化する。気分を抽象化する。家族関係を抽象化する。ついでに着ている人の恋人まで抽象化してしまう。服はとて ...
今夜だけ君のためだけ降るだらう藤山寛美座大流星群
とりあえずどんな顔だか知りたくて鳩撃つための豆鉄砲造る
爪立ちて吾に接吻す百五拾糎は嘘だつたんだねまりちやん
やはらかな舌に受けた ...
どうでもいいんだけど
プリンアラモード
英語でいえば
プリン イン ザ スタイル
ようするに
かっこつけプリン
わたしは底から空気をいれて
かろやかにおちてくる
不安定なあなたが好き
...
風が穏やかだ
と書いたら
風がビューっと
ひと吹きした
ごめんなさい
中芝でふたりすわってランチした
ハムとキュウリのサンドウィッチ
彼女のつくったサンドウィッチ
すずしくてさびしい味だった
紅茶が飲みたいといったから
正門まえのパン屋さん ...
暖かな日差しを受けて梅開く
菜の花や光溢れてよく目立つ
風光りすくすく伸びる菜の花よ
bird'eyeが
空色を映して
咲き始めた
もう春
ぶれることなく
春の道を
歩こう
たぶん
暗闇
こころに
色なんてない
色が
色を
呼んで
こころに
形なんてない
形が
形を作って
遠いところに
ある光
とりあえずは
あの光を
目指して
銀の海を游いだ
波一つない静寂の一時
ボクは魚になった
灰色の曇の波に月が溺れた
ボクは心配でたまらない
深く深く飲み込まれていく
やがて月は闇にとけた
...
私が最初に詩を書いたと記憶しているのは、小学校一年生の国語の授業だったと思います。内容は絵と詩をセットにし、四季のいずれかについての作品を作るというもの。自分で言うのもなんですが、昔から国語と絵は得 ...
満ちた
なにが満ちたか分からない
でも何かがきっと満ちた
何かの一滴が落ち丸く波打った。
その瞬間
たんまりと満ちたのを感じた
ずっと前から少しずつ蓄積 ...
賑やかな街
漲ってゆく街を
歩く
レンガの
四角が
どこまでも続いて
見えない
足跡が
たぶん
いっぱい
俯いて
歩く
漲ってゆく街
一瞬の静寂
胡麻が大好きで
ついに胡麻になってしまった
喜んでいたのもつかの間
胡麻は胡麻好きな人に
食べられてしまった
それがはたして
人だったのかどうかは
定かではない
いずれ ...
「サークル」
鈴木祥平
――聞いてくださいよ! 僕はどこにでもいる大学二年生です。しかるに西島匠という固有性を持つ男だと、ぜひとも知っていただきたいのです。
約二時間前、我が大学最寄駅か ...
最後の雪が
また降りました
きっとこれが
最後なのでしょう
つめたいものと
あたたかいものが
まじりあう音がします
きっとそれが
はじまりなのでしょう
あなたとどうして巡り会ったんだろう
真剣に悩んでみたけれど
そんなことはわからなくて
出会うべくして出会ったのなら
それは運命と呼べるのかな
あなたはどうして傍にいてくれるの
わたしも ...
向かいの女性が視線を外した
僕は流れる景色を見ていただけ
自意識過剰
美しい声
美しい心
美しい体
一体いくつ集めよう
一体何時までかかるだろう
美しい顔
美しい望み
美しさ
一体何時にそろうだろう
一体本当にあるのかな
ココロ
コ ...
誰かのためになっているのかな
足りない部分を埋めあうピース
尊いかなんて関係ない
いつだって二人で創れるものは
完成しないままのパズル
記憶の断片
照らし出す寂しさの乱反射
キラキラと眩しいから ...
小説や漫画、テレビの中で
世界を救う、君。
14歳の君。
どういうわけだか、
いつだって14歳の君。
なんだって出来ると
なんにでもなれると
傲慢なほどの自信と確信をもって
どこま ...
1・メール子
俄かには信じられないことかもしれないけれど、乳児を育児中の主婦というのは、自宅の電話線を抜いている場合が多い。こどもが昼寝をしている最中に、うるさいコール音が鳴ったりすると、何も ...
なあなあ、あんたなー
じゃれ合うのもいい加減にしてーな
目の前で二人で嬉しそうに
こっちは涙こらえて必死に笑ってるのに
きついわー
ほんま
きついわ
なあ
好きや言うたやん ...
いつも冷静で
落ち着いていた
蒼の心に
広がってゆく
橙の明かり
君への恋に
墜ちてゆく瞬間
電気を消して
暗くして
君は僕の
精神不安定剤で
流れ出す夜
透明
触れられない
白い肌
ああ僕は何度
幻滅しただろう
それでも僕は君に
幻想を抱いている
そして僕 ...
泣きたいのに
年齢が邪魔をして泣けない
大人顔
友人の電話に
声が滲む
人はいつをもって
大人と言うのだろう
まだわからないなんて
子どもみたい
また眠れなく ...
「ねえ、良いだろ?」
何が良いんだかと思いつつ
とりあえず
あなたの左腕にしがみついてみる
押し付けた胸のふくらみに気づいたらしく
慌てふためく様子が可笑しくて
かまととだとか ...
風が届けてくれた誰かは知らない人の思い
けだるい朝の坂で僕の足はとまり先には進めない
全て君が綺麗だから僕の体は動けない
どのくらい繰り返せば毎日は明日じゃなく未来に続く
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
窓を開けて風の音を聴いた
風音
自由詩
3*
08/2/28 11:39
真夜中の雪遊び
よしおかさく...
自由詩
3*
08/2/28 10:55
服
葉leaf
自由詩
6
08/2/28 10:40
晴れ時々雑詠
山田せばすち...
短歌
1
08/2/28 10:12
プリンアラモード
sk
自由詩
2
08/2/28 9:47
風
fomalh...
自由詩
3
08/2/28 9:17
1989年
吉岡ペペロ
自由詩
4
08/2/28 9:08
菜の花
夏川ゆう
俳句
0
08/2/28 7:56
春告げ花
風音
携帯写真+...
1*
08/2/28 7:25
ある光
〃
携帯写真+...
1*
08/2/28 3:57
魚でありたい
赤澤るろる
自由詩
3
08/2/28 3:51
詩との出会い
相羽 柚希
散文(批評...
2*
08/2/28 3:48
満
赤澤るろる
自由詩
1
08/2/28 3:36
漲ってゆく街
風音
携帯写真+...
3*
08/2/28 3:24
胡麻
小川 葉
自由詩
2
08/2/28 3:06
サークル
鈴木
散文(批評...
0
08/2/28 2:31
はじまり
小川 葉
自由詩
1
08/2/28 2:26
あなた:わたし
優羽
自由詩
0
08/2/28 1:15
終電にて
海月
自由詩
1
08/2/28 0:38
共鳴線
kei99
自由詩
0
08/2/28 0:27
漠然とした不安 醜い嫉妬を伴って
短角牛
自由詩
1*
08/2/27 23:36
ベッド・タイム・アイズ
衿野果歩
自由詩
1*
08/2/27 23:35
14歳
亜樹
自由詩
2
08/2/27 23:25
メール/パッサカリア
チアーヌ
自由詩
4*
08/2/27 23:08
たまには 図太く
シュガー・ソ...
自由詩
4*
08/2/27 23:03
波紋
愛心
携帯写真+...
2*
08/2/27 22:54
透明25時
ゆうと
自由詩
3*
08/2/27 22:47
ホット・ミルク
シュガー・ソ...
自由詩
11*
08/2/27 22:36
断わりきれないひと
恋月 ぴの
自由詩
27*
08/2/27 22:35
戻ってきたよここにさ
こめ
自由詩
6
08/2/27 20:57
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
5108
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5110
5111
5112
7.37sec.