最後の雪が
また降りました
きっとこれが
最後なのでしょう
つめたいものと
あたたかいものが
まじりあう音がします
きっとそれが
はじまりなのでしょう
あなたとどうして巡り会ったんだろう
真剣に悩んでみたけれど
そんなことはわからなくて
出会うべくして出会ったのなら
それは運命と呼べるのかな
あなたはどうして傍にいてくれるの
わたしも ...
向かいの女性が視線を外した
僕は流れる景色を見ていただけ
自意識過剰
美しい声
美しい心
美しい体
一体いくつ集めよう
一体何時までかかるだろう
美しい顔
美しい望み
美しさ
一体何時にそろうだろう
一体本当にあるのかな
ココロ
コ ...
誰かのためになっているのかな
足りない部分を埋めあうピース
尊いかなんて関係ない
いつだって二人で創れるものは
完成しないままのパズル
記憶の断片
照らし出す寂しさの乱反射
キラキラと眩しいから ...
小説や漫画、テレビの中で
世界を救う、君。
14歳の君。
どういうわけだか、
いつだって14歳の君。
なんだって出来ると
なんにでもなれると
傲慢なほどの自信と確信をもって
どこま ...
1・メール子
俄かには信じられないことかもしれないけれど、乳児を育児中の主婦というのは、自宅の電話線を抜いている場合が多い。こどもが昼寝をしている最中に、うるさいコール音が鳴ったりすると、何も ...
なあなあ、あんたなー
じゃれ合うのもいい加減にしてーな
目の前で二人で嬉しそうに
こっちは涙こらえて必死に笑ってるのに
きついわー
ほんま
きついわ
なあ
好きや言うたやん ...
いつも冷静で
落ち着いていた
蒼の心に
広がってゆく
橙の明かり
君への恋に
墜ちてゆく瞬間
電気を消して
暗くして
君は僕の
精神不安定剤で
流れ出す夜
透明
触れられない
白い肌
ああ僕は何度
幻滅しただろう
それでも僕は君に
幻想を抱いている
そして僕 ...
泣きたいのに
年齢が邪魔をして泣けない
大人顔
友人の電話に
声が滲む
人はいつをもって
大人と言うのだろう
まだわからないなんて
子どもみたい
また眠れなく ...
「ねえ、良いだろ?」
何が良いんだかと思いつつ
とりあえず
あなたの左腕にしがみついてみる
押し付けた胸のふくらみに気づいたらしく
慌てふためく様子が可笑しくて
かまととだとか ...
風が届けてくれた誰かは知らない人の思い
けだるい朝の坂で僕の足はとまり先には進めない
全て君が綺麗だから僕の体は動けない
どのくらい繰り返せば毎日は明日じゃなく未来に続く
...
狂った虫の乱れ飛ぶ強い日向の幻想だ、おまえの喉もとには高熱、あらん限り俺が注ぎ込んだ、強欲な素面の状態…ひっきりなしに喉を鳴らしているのは飲み下すのが怖いせいだろう―蛇口から水滴、濡れ ...
暗号文
目に飛び込むのは
私だけが分る暗号文
・・・だと思う
「メール待つ」
そう思わせるのは
私の思考が
あなたで一杯だから
確信は無い暗号文
だから
おはようの
...
おい、風よ
気が早すぎるんじゃないか
得意顔して びゅう、と吹き
桜はいいさ
急いで膨らませればいい
ラッパスイセンたちは
身支度に少し慌てているようだ
雪を降らせる ...
海の上に
とんび?
くるくる螺旋を描いて舞いあがれば
はたまた真っ直ぐ急降下
変わりゆく人生のように
浮き沈みを繰り返す
もし俺がとんび?だったら・・・
やべ ...
あたしはきみをしらない
きみはあたしをしらない
このせかいのなかで唯それだけがたしか
きみはあたしをしらない
海鳥が羽ばたいて行く
波音が声も表情も攫ってしまう
ここを離れれば全て遠のいてしまいそうで
時計は腕から外して仕舞った
すこしでも時間を忘れられればいいと
そう思っていたから
...
呼んでも来ない
呼んでは消える
声は鍵になり
あけるもの無く
何もせぬまま
そこに浮かぶ
塗り込められた
壁の扉
ふたたび現われ
何処へつながる
鳴るのはひとつ ...
あきらめて
いちばんこわいものはなに?
きらわれて
いちばんみえるものはなに?
かえらなくて
いちばんなくすものはなに?
よっちゃって
いちばんおいしいものは ...
恋ってなまえ
愛ってひびき
あたしっていう女
あたしのなまえ
あなたが口に出すと、ちっぽけなことがどうでもよくなる
あたしの名前すら消えて
あなたの声だけが響い ...
寒い国から南の国へ
赤く頬を染めた 友がやってくる
過ぎたことにくよくよするな
今宵は朝まで語り明かそう
お前と俺といつもの仲間と
酒と灯りがあればいい
友あり遠方よりきたりて
亦 楽し ...
アーモンド舌噛んじゃった冬日かな
叢雲の縁の輝く寒さかな
美しい犬がいた
おばあちゃんが しゃべっても
おじいちゃんが ふらり通っても
見慣れない客の私が そわそわ頭を下げて
みつめても
じっとして
娘が話しかけると
ぺたんとした長い耳 ...
ぎいという音も絶えたる冬日かな
あんなこともあったな
さりげなく消えたから
追いかけねーよ
ランドリーの中で
誰かが来るの待ってる
文化包丁片手に
古いレコードを
回しながらの
待合いバズ
あの頃
良かったね ...
どうしたってこの繋いだ手が離れるなら
気休めの言葉なぞでなく
指を絡めた2つの掌を繋ぐ、
小さな楔を打ちこませて
膿んだっていい
どろどろに蕩けて2人でひとつのかさぶたに
なれたらいい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
はじまり
小川 葉
自由詩
1
08/2/28 2:26
あなた:わたし
優羽
自由詩
0
08/2/28 1:15
終電にて
海月
自由詩
1
08/2/28 0:38
共鳴線
kei99
自由詩
0
08/2/28 0:27
漠然とした不安 醜い嫉妬を伴って
短角牛
自由詩
1*
08/2/27 23:36
ベッド・タイム・アイズ
衿野果歩
自由詩
1*
08/2/27 23:35
14歳
亜樹
自由詩
2
08/2/27 23:25
メール/パッサカリア
チアーヌ
自由詩
4*
08/2/27 23:08
たまには 図太く
シュガー・ソ...
自由詩
4*
08/2/27 23:03
波紋
愛心
携帯写真+...
2*
08/2/27 22:54
透明25時
ゆうと
自由詩
3*
08/2/27 22:47
ホット・ミルク
シュガー・ソ...
自由詩
11*
08/2/27 22:36
断わりきれないひと
恋月 ぴの
自由詩
27*
08/2/27 22:35
戻ってきたよここにさ
こめ
自由詩
6
08/2/27 20:57
瞬きのうちに夜になる—シタール
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
08/2/27 20:57
暗号文
夢乃 綴喜
自由詩
0
08/2/27 20:40
吹き抜けた冬。
しろう
自由詩
0
08/2/27 20:26
とんび?
ここ
自由詩
2*
08/2/27 19:17
無題
三上あず
自由詩
2*
08/2/27 19:07
「海辺」
菊尾
自由詩
3
08/2/27 17:49
ノート(空と午後)
木立 悟
自由詩
2
08/2/27 17:30
おやすみ
猫のひたい撫...
自由詩
3
08/2/27 16:46
名なしの夢
〃
自由詩
0
08/2/27 16:45
友ありて
choco3...
自由詩
0
08/2/27 16:40
冬日2
A-29
俳句
5*
08/2/27 16:34
寒さ
〃
俳句
1*
08/2/27 16:32
美しい犬 〜ペロリーナさんへ〜
ましろ
自由詩
5*
08/2/27 16:20
冬日
A-29
俳句
4*
08/2/27 15:57
グラインド・コア(vinyl)
竜門勇気
自由詩
0*
08/2/27 15:44
ほちきす
ユメアト
自由詩
0
08/2/27 15:26
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
5108
5109
5110
5111
5112
加筆訂正:
体内にガーゼ
/
石畑由紀子
[08/2/27 20:27]
七首目、下の句を修正
7.41sec.