恋はワイン
ゆっくりと
ゆっくりと
時間を掛けて
出会った恋は
ワインと一緒
いつまでも
いつまでも
愛し続けるワインを見つけたら
それは宝物
食卓に並ぶハウスワインで ...
森に歌え
回廊に響け
ルチウスのヴァイオリン
少年の痛みを
世界にはびこる欺瞞を
ルチウスのヴァイオリン
まちがった正しさや
反吐をも ...
蛍光灯の下で瞼を持ち上げていた
抒情を説明する受話音に押し潰され
前髪の奥で景色が点滅して途切れ
ひとりという状況を
さみしいと説明する人に
目を留めず
日々を大股でまたぎ
...
理屈は理屈
正解とか間違いとか
そういう問題じゃなくて
美味しいものを不味いって言うのには
それなりの理由があるんだよね。
でも、そこに気付こうとするか否かは人の関心や興味に依存してるから、 ...
なんで悲しくなると
死んじゃう事考えるんだろう。
なんで寂しくなると
慣れてた孤独がイヤになるんだろう。
やっぱり元気な方がいいんだよね。
でもくらぁ〜い僕が例えば
誰の心にも居 ...
ひしゃげた表情の老人が空き家の前で座っている
迷惑そうに振り払った女が古い歌を口ずさむ
明け方の街路灯にカラスが物言わず腰掛ける
壁に手をあてながら歩いている
嗄れた声でかき鳴らし ...
自然は快適な環境の代わりに
私に何か望んだりしない
森や海や日の光とは似ても似つかないからだ
あなたがどれだけ愛したとしても
私に愛を望まないで
愛と私は似ても似つかないからだ
愛 ...
あなた雰囲気が匂うわ
何が?
雰囲気よ
あなたもわたしを検索している
舐めている
舌の先に 真冬の北極星
ゴミか怨念か
侘びか汚れか
わからなくて
細 ...
ふりだした
雨、窓の外
おいたまま
僕の手の上
コイン一枚
あって間に
ポッケの中
視線を奪う
素敵な種と
仕掛けたち
想簡単には
知らせまい
欲しいのはもう
とっく ...
グールモンに負けないくらい君の名を描いた。雪は君に降りかかり、また僕に降りかかった。そのどちらも積もらずに溶けた。夏の強い日差しは君の輪郭を濃くした。僕の記憶のほとんどが君との共有点で、それ自体が強い ...
紡いだ言葉の最後は誰も知らない
読み終わった書籍は本棚に収まり
二度と触れることも無く色褪せる
風船に願掛けした思い出の四季
春色の風景だけが夏空に浮かび
心地よい秋風に指先は冬の寒さ
...
足あとの消えた厳冬 灯を点けた厳冬の中、二人だけいる
なぜすいません、なんだろう
雪山でロストして
大捜索して助かった
禁止区域に入ったからだ
つつしめ
慎め
行動を
識者たちは憤る
政治の嘘には絡まぬくせに
なぜすいません、なんだ ...
この世の果てか
逃げ込んだ203号室
ふたりだけ
想いが加速する
求め合う
重なる体
吐息は逃さない
時間が止まる
打ち上げた大花火
そして ふたり
夜 ...
ひとめぐりする
違いについて
考えてみようと思うけど
夕日が沈むのか
それとも
僕らが遠ざかっているのか
わかるものか
薄っぺらな紙も透視できない
僕らには
粘土層を貫いた深い根 ...
わたしが
どうしても我慢できなくて
でも、教室には絶対間に合わないし
歩道に面していくつか並んだ
車庫の一番奥に勝手にはいって
おしっこしたって
話したら
妹はそこで、ひとり、
...
あの頃に僕らが描いた王国はシャボンみたいな永遠だった?
PH2のコーラの海できらきらと二人のあぶくが輪廻している
レシートに走り書きした名前なら商品棚にあるよ(誰だっけ?)
...
「これ何て曲だったっけ?」
そんな時、いつも君は優しくヒントをくれた
「あの時、どんな気持ちだったっけ?」
相変わらず
君は優しくヒントをくれていたのに
独りになって ...
飴色に焼けた天蓋を
仰向けに受け止めながら
知らない街の飛行機の音を
北から南へ 見送っている
ぬくもりを受けた道草に
逆さまに外套を着せるように
夜露はゆっくりと
私を ...
ここから
一番遠いところは
どこだろうか
物理的に言えば
南米チリあたりだろうか
ここから
一番遠いところは
どこだろうか
それは記憶のなかの君なの ...
わたしの輪郭を言葉に乗せ
光の輪に潜らせ
あなたに送る
たましいは
ここではないどこかへ
輪郭にも満たない
あるいは満たされようと
発光できないたましいは
月の明かりと共に ...
{画像=080627011741.jpg}
誰にだって忘れられない人がいると言うけど、
そんな時想い出すのは
自転車にのって走り回った中学生の時
掴まり立ちして僕に命令した君かな?
...
冬
白い季節
目覚め
きみの
やせた体
きみの
角張った
骨
点滅する 過去
点滅する 未来
の
かろやか な
映 ...
君の身体の片隅に
夕焼けが腰をおろすころ
僕は心の模様をたどる
君の存在を指でなぞる
それは下書きのまま君にあげる
いつまでも清書でき ...
ゆうぐれどき
止まったままの時計が、
動き出しそうで、こわくなって
抱きしめたまま
走ってゆくことにした
聞こえぬ雨の叫びのなか、
微かなグランドベージュ、
かろやかに、
短針の残 ...
「好きだったのよ」
「え?」
「気がついてなかったの?」
「…うん」
「そっか…」
君は月の背に腰かけ
ハイコントラストな
羽衣を織っている
僕は
凍てつく風を避け
木のうろにもぐりこみ
草の蔓をあつめて
ささやかな輪を作 ...
いつかどこかへ
去るときが来て
道を奏でて
道を奏でて
奇妙にしばられた
音をひとつほどいて
粒のかたちに返し
行方を見守った
ひるがえる午後の
背の ...
今日もまた朝陽が昇り夜が明ける
白み始めた空には雲が漂い
鳥達は我先に翼を羽ばたかせ
何処の空をめざす
いったい、俺達は繰り返す日常の中で
何を捜しているのだろう
...
いつからかな
あなたを見ていたことさえそろそろ忘れそう
だけど忘れない
誤魔化して曖昧であやふやにして
だけど自分はあくまでも自分
消えないのに
忘れそう
うそ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋はワイン
夢乃 綴喜
自由詩
0
08/2/6 13:29
ルチウスのヴァイオリン
草野春心
自由詩
4
08/2/6 12:20
いくばくか
佐々木妖精
自由詩
5*
08/2/6 10:40
フツーって便利だねー
Taka★H...
散文(批評...
0
08/2/6 10:05
それはそれで寂しいんスよ
〃
自由詩
0
08/2/6 9:59
「青」
菊尾
自由詩
1*
08/2/6 8:51
それを型で作る
maynar...
自由詩
0
08/2/6 4:02
鬼乱
ヨルノテガム
自由詩
2
08/2/6 2:11
無芸星人
ぬ
自由詩
0
08/2/6 1:17
メランコリエ
〃
自由詩
1
08/2/6 1:15
病
海月
自由詩
1
08/2/6 1:12
厳冬
歌乱亭カラス
短歌
0
08/2/6 0:57
春告げ鳥
uminek...
自由詩
8*
08/2/6 0:15
203号室
山崎 風雅
自由詩
1
08/2/6 0:13
地動説な雑草で
たりぽん(大...
自由詩
7*
08/2/6 0:13
通う道づたいの
美砂
自由詩
2*
08/2/5 23:18
あたらしいうそ
しろいろ
短歌
3*
08/2/5 23:00
この想い、届けたい
Honest...
自由詩
2*
08/2/5 22:58
feel so girlish
あすくれかお...
自由詩
2*
08/2/5 22:47
僕から一番遠いところへ
Song I...
自由詩
1
08/2/5 22:09
再逢
こゆり
自由詩
6*
08/2/5 22:00
見上げた冬の曇り空は白く暗く廻り
beebee
自由詩
1
08/2/5 21:52
冷たい景色
森さかな
自由詩
1
08/2/5 21:37
手紙
草野春心
自由詩
3
08/2/5 21:19
蒼い夕暮れ
ゆうさく
自由詩
2*
08/2/5 20:41
無題
xたろおx
自由詩
0
08/2/5 20:37
そのときから新しく刻まれる
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
08/2/5 20:27
ノート(ひとつ しるべ)
木立 悟
自由詩
4
08/2/5 20:17
旅人
choco3...
自由詩
0
08/2/5 19:59
幸福
ひめと
自由詩
1
08/2/5 19:20
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5.39sec.