記号となった
分岐点のひとつひとつが
日付変更線を
越えていく

書き忘れた欄に
いつか名前は記されるから
鳥に名前はなくても
南の島は待っている

春は匂いなのに
雪はこの胸に ...
創書日和「月」 往還


月に巨大な鏡を置いて望遠鏡で覗いてみた
レンズの視界のなかで望遠鏡を覗きながら手をふるのは
自分がするよりも少し遅れて手をふる
2.56秒前の私
無数の少しずつ ...
じょうずに結えない髪の、かきわけたその奥に、
海が広がっている
黒い底は伸びて、光を吸いこんでいる
あなたがその闇へと、手をのばしては
救おうとする影を
あてずっぽうに踏んで、遊ぶ


...
生後5ヶ月の娘が/ひとりで立っている/やっと寝返りをし始めたばかりの体/よちよちの力で/机の足に抱き付いて/本能が遊んでいるのだ/生きるという/意味を問い掛けながら/危ないからと/いつもは止める妻も/ ... 無いようで在るもの
  それは暖かな「風」でしょうか
     それとも冷たい「時」なのでしょうか

在るようで無いもの
  それは尊い「霊}でしょうか
     それとも厳かな「魂」なの ...
 書いた当時のままのものであるが、今において推敲が容易である事を認めるものである。しかし、推敲をする理由がない。投稿するにおいての考察ないし省察をし終えた結果を述べると、この場の私は探究するのであり、 ... 結局は
みんな
愛のために
詩を書いている
なにもない

そんなきがするときがあります

べつにしゃかいのこととか
そういうことをいっているのでは
ありません

そのなんといいますか
せつめいがむずかしいのですが

とにか ...
どっかの誰かが言った言葉だったのに
あなたが言ったらそれは銃声に変わって
貫通してどこかへ行った
残った痛みで頭もどこかへ行った
そんなものでも逃げていかないように
抑えて閉じ込め ...
世の中は発散して
バラバラになるのか
それとも収束して
一つになるのか?

ミロのビーナスは
微笑んでいる。
ピカソのマリーテレーズも
微笑んでいる。

やはり希望を持って
生き ...
 2月29日って
 記念に書いてみる

 4年後のわたしたち
 どうなってるんだろう

 日本は
 世界は
 どう変貌しているのだろう

 そんなこと
 考えながら

  ...
お野菜を炒めてパラッと塩コショウ、君への好きと手順が似てる

コロッケにソースをかけてる君がいて、僕は醤油を取りに行く午後

だから、そうファミレスにいる主婦たちはのべつまくなし春一番のよう ...
日々はバウムクーヘンを一層ずつ剥がして食べるのに似ている
同心円の中心に近付くにしたがって、綺麗に層を剥がすのが困難になる

土曜日の朝、市営のトレーニングジムに行くとジャンレノそっくり ...
あまいことばがほしい
あいてには
じぶんがきょうみをもっていると
おもわせるために
ぎもんけいに
いつまでもあいてに
きをくばりながら
ちらちらかおをうかがう
しっぱいはすぐに
てい ...
 もう 2月も終わったね
 おまけのついた
 今年の2月

 わたしはあなたの
 おまけだった

 だけど

 自分であるいていくね
 これからは

 だから
 
 さ ...
古い教会

脈々と
受け継がれる

祈り

神を信じ
祈りを捧げる人々に

わたしは
祈ろう

その願いが
叶えられますようにと
暗闇から
出てこられないなら

ランプをつけよう

彩とりどりの
ランプをつけて

虹色に灯るランプは

この部屋を
暖かめてくれるよ

暗闇から出てこられないなら

ランプをつけよう

ほのかに
や ...
少年が言う

游げる空があると

夜は星が浮かぶ空だと

そこはボクしか知らないと


この少年は空想癖がある
ずっと心の底で笑っていた




その夜
夢に少年がでた ...
すきな日記形式の文庫本を
くるくるまわる椅子に腰掛けて読むのが
しあわせ

味付け海苔をぱりぱり食べながら

そとでは「美人さん」をやっているので
または「すっとぼけさん」をやっているの ...
{引用=
                 青
                左手で
雨              散り飛んだ
ずっと           滑らかな炭酸水
嘘のまま     ...
風が吹いて
君のスカートがゆれる
音がする
さらさらと

うつむいていてもわかる
もうすぐ春だねと
君が口にすると
なんとなくそこらじゅうの空気が集まって
ふわっと放たれる気がす ...
井戸に落ちた彼は今、切り取られた空を見る
雨なんか降ってたら最悪だった
けど季節はもう春のようで
蝶々だって飛んでそう

鳥がこんなに羨ましいなんてね
井戸に落ちた甲斐ってやつだね
得意 ...
空爆に叫ぶ地もあり どんよりと優雅な午後のこの一時に

雨よりももっと激しい晴れの日が過ぎていく 広い広い世界で

対岸の大病院の灯り皆消えて 天井の闇 見つめる人も

台風の接近告げる声 ...
左手に戒めを

右手に誓いを


僕の強さも弱さも
全て 蒼穹へ 還して


空っぽになったら もう一度 最初から


流れる鮮血の咎を

儚く揺ぎ無い誓約を ...
夢の中に落とし物をした日の朝
猫になっていた
仕方がないので
夫を会社に送り出してから
家事は明日にしようと決め
日向ぼっこをして過ごし
夜になったので眠った
明日はせめて、猿になりたい ...
売れるような指ではなくて、マニアックな人がこれいくら?いくら?と聞いてくるだけ


ただそんな彼女を羨んでいたんだよ?「ごめん」でこの世からいなくなるなんて


「似てる」 ...
額の中に収まったものを

コピーしてコピーしてコピーしていつまで

いつまでその幻想にしがみついているのか

せまーーーーーーーーーーーい世界の中で

ぶしつけにうろつく亡者の群れと戯 ...
「パトラッシュ もう疲れたよ」 ひとりごと
納期に追われ 今日も眠れず

「青」と「黒」 その名を背負う少年が
教えてくれたルーベンスの絵

名作をCR機で想い出す
大当たりから薄れ ...
雪が散り舞う

気の遠くなる場所から

此処まで君らは降りてきた

君らが人間なら

乾杯といきたいところだ


どうやって来たんだ、

重力で来ました、

途中大変だっ ...
この季節は自分の名前が口々に交わされるので
用心しなければならない
迂闊に返事をしないように
ほいほいとついては行かないように
簡単に微笑んでしまわぬように
まんまと
好かれているなどと思 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
卒業小川 葉自由詩308/3/1 0:06
創書日和「月」 往還大村 浩一自由詩11*08/3/1 0:03
巡礼の、風景望月 ゆき自由詩13*08/2/29 23:59
クララしげ携帯写真+...208/2/29 23:29
黒い光と白い影(八)信天翁自由詩108/2/29 21:01
ノート「序か跋か」より、みっつ。秋津一二三散文(批評...108/2/29 20:17
愛のために風音川柳3*08/2/29 19:59
どなたかよーかん自由詩908/2/29 19:30
「美術館」菊尾自由詩008/2/29 19:19
世の行末はペポパンプ自由詩5*08/2/29 19:15
2月29日風音自由詩2*08/2/29 18:18
君への好きと手順が似てるたにがわR短歌108/2/29 18:10
テーゼ×アンチテーゼ=バウムクーヘンしろう自由詩208/2/29 18:04
片思いの心境夜恋自由詩108/2/29 17:40
如月にさよなら風音自由詩1*08/2/29 17:29
祈り携帯写真+...3*08/2/29 17:09
ランプをつけよう携帯写真+...1*08/2/29 16:59
少年の空赤澤るろる自由詩008/2/29 16:36
ユメの世界、しょうゆ味小鳥遊儚自由詩108/2/29 16:36
菱型の季節Utakat...自由詩508/2/29 16:09
lispゆうと自由詩1*08/2/29 15:47
井戸の中で江田孝太自由詩108/2/29 15:12
世界のパーツの一つとしての伊那 果短歌4*08/2/29 14:49
そして またウデラコウ自由詩1*08/2/29 14:23
夢の中に落とし物をした日小原あき自由詩31*08/2/29 14:21
この世はクエスチョンピッピ短歌808/2/29 13:58
青春地獄絵図udegeu...自由詩008/2/29 13:51
フランダースの犬北大路京介短歌9*08/2/29 13:38
旅の杯吉岡ペペロ自由詩1408/2/29 13:06
名前についてのいろいろとわたくしよしおかさく...自由詩7*08/2/29 10:03

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加筆訂正:
かげ。/よーかん[08/2/29 10:57]
修正しました。たぶんいつかまたすると思います。
5.76sec.