大切なものができた

とても儚いもので
壊れやすかった


失ってしまった

いっぱい呼んだのに
届かなかった


あの頃は若かったなどと
モノクロになった
フリをする
...
君の目の奥に住む僕似てません 青空を区切る屋根爺ちゃんに似る かたくなな心を
あたたかい雨が叩く
旋律は燃える
今は遠い父の膝で
聞いていた
赤い新宿の歌

手を打つ
男らの丸い肩
裸電球の下で
揺れていた
私と湿った座敷と

歌ってい ...
記憶を閉じ込め
机の上
ペン先を生活が覆い
口を滑らかにしても
なんのために流れているのだろうね
飲むためでも見せるためでもないなら
なぜあんなにも叫んでいて
しばしば痛みを伴うのか
...
弱い私
脆い私
怖い私
拙い私

雪は降り
音はなく
鹿のババ
庭木の菰

ガラスのように
砕けて割れる
体のあちこちに
罅が入っている。
           080310






気短な機関車が
羽目を外し
下り坂でスピードを上げる
これ以上スピードを出したら
つながれた後部の貨車が
脱線てんぷくしてしま ...
ただ絶望して
まっすぐ炬燵に落っこちた
寒い夜だ


時雨という
美しい名をした雨が
しとしと降っていた
人はこの名を愛すというが
温度はまるで刺すようで
指はきんきん
...
熱すぎて飲めない
ミルクとぐるぐるかきまぜ溢れそう
カプチーノのカップが目の前で
ぐらり揺れた

そういえば、ここのお店で前にも仲直りしことあったね
仲直りして、あたしの好きなタルトをはん ...
夜のまんなかは 不思議なちからがぎゅっと集まる

月はまるいし お家は静か

その気になれば すぐ寝れる

夜のまんなかにあなたが落ちたときは

わたしはすぐ手を伸ばして



...
夢みたいなビル群に

夢みたいな未来が詰まってて

そんな夢をみて歩くのは

就職活動とよばれます。

東京では 目を開いてないと夢は見えないと誰かがいうから

しっかり見つめます ...
泣いてる僕に、みんなこう言うんだ
『キミは独りじゃないよ』


でもどうだろう
本当に苦しいとき、
誰か僕のそばに居てくれたかな?

助けを求めても誰も救いの手など差し伸べてはくれ ...
朝が音とともに明けたとして
僕は目を覚ますのか
低い体温の
衣服との間にこもる
すこしの熱が
昼の街に広がっていくのか
肌の表面を右手で触る
なめらかさを見つける
夜のうちに注がれた
...
自由に奔放に伸びる
風のようにしなやかで
たくらみがなくて

照明が音楽が掻き乱す空間
リズムに身を捧げて
縦横に駆け巡り

空間をその身体で
象ろうとするように
きっぱりとした動 ...
{画像=080310001420.jpg}

暖かい

春の時間を

刻みつつ

チャキチャキと

鳴る

電気時計
鳥瞰図のこの町を一気に拡大して

空中から自分のつむじを見ている気分

産毛が見えるほどに鏡を見ると自分が誰なのか分からなくなってくる

ってそれはゲシュタルト崩壊?

人の真似をした ...
まだ片付かない私の心の中にも

また、新しい季節がやってきそうです

思い出にすがりついてしまいたい気持ちから解き放たれて、

ひとりぼっちで笑いたいのです


相変わらず強迫観 ...
「愛していると思ったのは錯覚だった」

そう言って別れを告げて
逃げるようにあなたの前から去った

許さないという留守番電話のメッセージ
それが最後に聞いたあなたの声だった

電話番号 ...
誰に教わったか忘れちゃったけど。

愛ってやつを、伝えたい。
何か一つでも、わがまま言って良いのかな。

欲しいモノは何もないです。

今、手元に在るもので満足してます。

出来るなら、デートがしたい。

手を繋ぐだけでもいい。

ううん、元 ...
私は 私の影を踏む

あなたは あなたの影を踏む


それから私達は近づいて
お互いの息遣いを感じたころ


あなたは 私の影の上に立っていた


でも私は気付いてしまった
...
大きなマルが描きたかった
テーブルには収まらず
床のうえにはうまく描けず
壁は論外で
仕方なく庭に出た
引き潮で乾いた土のうえに
棒で線を引いていくと
小石にぶつかるたび歪むので
...
歌詞を忘れても歌える歌
力のない私に吹き込まれる
命の息吹

口をついてでる言葉がない時
諦めた いいわけばかりが
心地よい

でもそればかりを唱える事を許さない
新たな思いはどこか ...
世の中は 割り切れるか割り切れないかのどちらかだ
それはひとによる

物事は 白黒つけられるかつけられないかのどちらかだ
それもひとによる

ひとの数だけ正悪が存在し 神秘は触れられないま ...
「好き」

ことのは一片手のひらに 乗せてふぅっと一息
吹きかけてみれば あなたに届くそんな
想いが心を満たしていくけど あなたに届いているの?この同じ月の

同じ下弦の月が街のネオンに紛 ...
ふゆがきた


からだがさむいとき

でんきすとーぶが
あたためてくれる


こころがさむいとき

あたためてくれる
すとーぶ
うってませんか

そうですか
うってない ...
地に根をはって生きる
ということはない
アスファルトの厚みほどの
喪失がある

それでも
浮遊する心を抱いて
在り続けようとする意志に
命の根を見る

私達は
花のように
咲く ...
       待ちわびていた知らせがやっときた
            テレビの気象予報士から
「きょうがことし最後の寒気団となるでしょう」と

            うれしいがホントかなぁ ...
そばに
空を映す
手鏡の面

扉のない部屋の中で
人知れず
鳥になる

面の中を
千年の時の重みに耐える私が
飛び去って行く

誰もいない部屋の中で
温かな記憶が
私を探し ...
ある休日
ちょっとしたことがきっかけで
僕らはモデルハウスを見学した
床暖房完備なので
ストーブは不要と説明された
あたたかたったのは
春のせいだと勘違いしていた
外はまだ少し寒かったの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
追想桐野晴自由詩108/3/10 11:58
無題しみまん川柳008/3/10 10:35
川柳0*08/3/10 10:34
新宿の歌阿川守基自由詩408/3/10 10:24
引力佐々木妖精自由詩11*08/3/10 9:38
ご老体ペポパンプ自由詩3*08/3/10 8:53
Re:あおば自由詩4*08/3/10 5:24
こたつは時雨れているくあせ@ふじ...自由詩408/3/10 4:39
カプチーノ・カプチーノかのこ自由詩408/3/10 3:23
夜のまんなかあんこ自由詩108/3/10 1:34
就活日記①短角牛自由詩208/3/10 1:11
CrYともちゃす自由詩208/3/10 0:39
どうしようもない春がくるからピンク水町綜助自由詩908/3/10 0:36
ダンスkauzak自由詩3*08/3/10 0:35
日溜まりに寝そべってbeebee短歌4*08/3/10 0:14
マイムudegeu...自由詩1*08/3/10 0:13
トロールからの贈り物as自由詩008/3/10 0:12
錯覚sekka自由詩2*08/3/9 23:52
AI。狠志自由詩208/3/9 23:48
My Birthday。自由詩508/3/9 23:39
影踏みvallet...自由詩308/3/9 23:27
マルアンテ自由詩7*08/3/9 23:03
世のなかへ砂木自由詩8*08/3/9 22:41
世の中ukiha自由詩3*08/3/9 22:02
あいしてる?・・・・「あいしてる」もこもこわた...自由詩3*08/3/9 22:02
心の季節ここ自由詩6*08/3/9 21:45
花のようにEtuji自由詩208/3/9 21:15
クロノスが通り過ぎる信天翁自由詩108/3/9 21:11
日曜日の午後Etuji自由詩408/3/9 21:07
モデルハウス小川 葉自由詩208/3/9 21:03

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加筆訂正:
Re:/あおば[08/3/10 8:47]
あたたかい→なまあたたかい
6.11sec.