灯台がそこにいる
セメントのヒビの隙間
そのはるか上空に
灯台は浮かんでいる
岬や小島にはいない
海原に浮かぶものでもない
港に取り残され
風に舞い上げられ
影絵の子供が
灯を目指し ...
雪が舞っていた

ひとびとが祈りはじめる

それは聞こえない

しかし、祈るのが分かるのだ


舞いおちる

スピードに

その遅さに

呆然とする


雪が舞って ...
答えは きっとあるって思っていた
いつからか 疑問すら 忘れていった
このままでいいのかな いいわけ ないよな

見上げる月は 相変わらず無表情
まるで あの日の君を 見ているよう
知らな ...
ここのライターは
鎖に繋がれている

誰も持っていかないように

そして
誰もよそで火をつけないように

そういえば
ハートに火をつけて、
って曲が
あったな
確か

放火 ...
晴れの日が好きなのです。
太陽の光が降りそそぎ
街がキラキラ輝いて
それだけでなんだか嬉しくなっちゃう。

でも、
好きなのは晴れの日だけど、
雨の日がないと
困ってしまいます。

...
いつの間にか
カラオケで歌える歌ばかり
覚えて

いつの間にか
会社に着ていく服ばかり
選んでる


お財布にたまったレシートを
一枚、一枚、眺めて
薬屋、雑貨屋、文具、服屋、ユ ...
あの時に初めて気づく君の愛今まで僕は何してたんだ

夕べ観た夢に出てくる湖で泳げないまま壊れた続き

泳げない魚になんてならないと必死に泳ぐ僕の人魚

雨の中きっとこないと思いつつ「もう少 ...
夜の薄明かり

腕枕された角度で見上げた、
   あなたの閉じた瞼・睫毛の長さ・頬のライン。
 
飼い猫の体を撫でる、
   優しい手つき。

やわらかい声のトーン。

わたしを束 ...
『最近忙しくて…』

なんて言い訳。

積み重なった想いも、
紡ぎたい言葉たちも、

私の中に確かにある筈なのに。

繰り返される日常の中で淡々と過ごす内に
炭酸の泡のように
( ...
 ある時から、あるいはある場所から、生きるということの価値が揺らぎ始める。それは上昇に向かう揺らぎであるかもしれないし、下降へ向かう揺らぎであるかもしれない。そのどちらであるにせよ、それまで漠然と過ご ... 押し付けられて
眼裏がオーロラに輝く

ひとを区切ること
それらを憎む
陰口であのひとが嫌いになってしまうじゃないか

穏やかに微笑まれると
まずいなって気がして

こっち向けよと ...
高層ビルが地中に沈むと
私は懐かしい朝を迎える
夕焼けのような朝日を浴びて
新しいはじまりを思う

一番高いビルの辺りから
植物が芽生えやがて木になる
まるで高層ビルのように
その下 ...
涙の海に
漕ぎ出す
もう私を悲しませた
陸地は見えない

涙の海に
漂う
暗い夜空に私を
慰める星たち

こんなところに来なければ
気がつかない光ね

涙の海で
目覚める
...
君が
いなくなった
あの
懐かしい部屋に
君が
忘れていった
ピンク色の
カーデガンが
置いてある

あの頃は
お互いに
求めていることも
考えていることも
望んでいること ...
あなたと
一緒に
どんな時も
励ましあいながら
生きて行きたいね

あなたと
一緒に
お互いに
認め合いながら
人生を共に
できたらいいね

あなたと
一緒に
心と心が
...
むかし
立ち寄った
店に
今日は
1人で行った

むかし
よく聞いた
懐かしい曲

あなたと
私の
大好きだった
ラブソング

懐かしさが
よみがえる
私の中に
思 ...
みんな 知っていること それは 光 みんな 持っているもの それは闇

相反するものは常に対となり あらわれる

今の 私は 光も 闇も 持っている 昔は闇が濃かった

逃げ続けていた や ...
写真の中に住んでいる人がいて
彼女は風も匂いも気にしてなんかいない
写真の中に住んでいる人がいて
彼女は形と色に執着する

動きのないまわりの空気は重たく
心の中を伝えるのは表情だけ
言 ...
鏡に映る自分自身を眺める
これは誰の姿なのだろうか?

温もりを忘れた両手を伸ばしても
伝う感情が分らないまま

君の声が聴きたい
美化されていく思い出には
すでに言葉は消えていた
...
恋の天使


殺伐とした
世界にも
天使は存在する
あなたの隣にも
僕の隣にも
天使同士は
きっと出会っていて
僕たちが
いつ出会うのか
相談しているはず
そう
運命の出会 ...
冬の虹今までに見た記憶なし

雪の日もいつもの仕事待っている

雪の夜心静かに読書する
 阿呆である。「あほ」ではない「う」の付く「あ、ほ、う」である。できれば「う」の部分に歌心を持って言ってもらいたいのだが、それは筆者の好みの問題なので、だからどうだと押 ... そういえばの心意気はもうとっくになくしたの
とりあえずの程度では夢を追うこともままならずに
たったひとりその気分を満喫、たたずんでみた。


さすればきみが愛おしくなって
いわゆる ...
 暗い部屋
 止まらぬ思考
 眠れぬ夜

 どうにも本能のみに生きている人が多いな
 僕は突きつけられたベクトルを
 どう処理すればいいのか 分からずに
 途方に暮れている

 時間 ...
ほしいのは鋭く研いだ剣よりも手製のやじりで衝くようなキス


唇をあわせたままで手を握り締めても離れてしまう気がする


このキスがオープニングになればいい どうやったってエンディングだか ...
夜が近づいた路地裏から雑踏を眺めてた

野良犬は雑踏に溶ける少女を見た


野良犬は路地裏を駆けた、雑踏に溶けた少女を追う

走る、追う、走る、追う、雑踏を追う、少女を追う

今思う ...
結局のところあなたについて書くほかはないのだ。
選択肢は常に目の前にぶらさがる。
埃だらけ蜘蛛の巣だらけのシャンデリアみたいに、
ぶらりぶらりと。
肝臓の色をした月に腎臓型の雲がつかみかかる。 ...
迷いました
立ち込めました
自分を見失い
不穏な空気は濃密です
君がくれた記憶は夜毎一粒ずつ飲んでいて
そうやって体を沈めます

半月が揺れるコップの水面
奥歯で噛みしめ ...
現実まがいの優しさのせいか
こころが脳にある

人間みたいに笑うきみの
黒髪が
きれい

恥を知りなさい
ただ流れ落ちる鼻水は淡泊な/セックスのようなやつだ。


頑張る鼻水はティッシュちゃんにひとめ惚れをしてしまったのさ。


きみの鼻水でてかてかの袖口さえも ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
浮かぶ灯台ススメ自由詩108/1/26 19:59
雪と祈り吉岡ペペロ自由詩008/1/26 19:51
鬼ごっこ蒼穹自由詩2*08/1/26 19:31
鎖に繋がれて風音携帯写真+...2*08/1/26 19:26
人間は自然なのだと思いました。夕焼け空自由詩5*08/1/26 17:56
女のロマンうめバア自由詩608/1/26 16:58
人魚夏川ゆう短歌108/1/26 16:56
いい尽くせない愛しさちぇしゃ猫自由詩0*08/1/26 16:28
詩(うた)にならない自由詩1*08/1/26 16:05
批評祭参加作品■時が終る、詩が始まる岡部淳太郎散文(批評...708/1/26 15:17
ピカレスクよしおかさく...自由詩1*08/1/26 14:34
かるいからだ小川 葉自由詩3*08/1/26 13:29
涙の海紀ノ川つかさ自由詩008/1/26 13:27
ピンク色のカーデガン妖刀紅桜自由詩2*08/1/26 12:32
あなたと一緒に自由詩2*08/1/26 12:24
ラブソング自由詩3*08/1/26 12:19
クラガリイシ自由詩0*08/1/26 12:12
純粋な人たちsk自由詩108/1/26 11:16
旅路海月自由詩208/1/26 11:15
恋の天使  夢乃 綴喜自由詩108/1/26 10:37
記憶夏川ゆう俳句108/1/26 7:54
批評祭参加作品■「 そやから何で阿呆やねんやろとツッコミ待ち ...PULL.散文(批評...2*08/1/26 7:52
ひっきょうの心根。哀詩自由詩308/1/26 7:46
ちょっと 寝られない山崎 風雅自由詩208/1/26 4:20
一線越える町田アキラ短歌3+*08/1/26 4:07
恋心戒途自由詩108/1/26 2:44
あなたについてのモノローグ佐々宝砂自由詩908/1/26 2:23
「半月の夜」菊尾自由詩1*08/1/26 2:19
簑田伶子自由詩7*08/1/26 1:21
「 恋と鼻水といくつかの、くしゃみ。 」PULL.短歌0*08/1/26 1:02

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加筆訂正:
ハイソックス/春日[08/1/26 13:18]
ちょっと追加しました。
ニュースを見ていて思う事など/塩水和音[08/1/26 12:19]
誤字修正
批評祭参加作品■「 そやから何で阿呆やねんやろとツッコミ待ちで考えてみる。 」/PULL.[08/1/26 11:07]
突っ込まれてもいないのに脱字を修正。
炭素循環 ☆/atsuchan69[08/1/26 8:27]
ストキング→ストッキング
炭素循環 ☆/atsuchan69[08/1/26 5:22]
——生きていたのか?→——生きているのか?
批評祭参加作品■詩について書いてみる 詩は歌うもの 物語は読む物/よしおかさくら[08/1/26 2:01]
歌うの意味について直しました。
7.07sec.