別れるたびに思う
また幸せにできなかった
それどころか
離れることで気楽になるほど追い詰めた
そのたびに 寂しい人生だと思うんだ
意味もなく「頑張んなきゃ」とつぶやい ...
いらないものはいらないのと
私はいつからこんな色に
綺麗な羽をつけてみたって
薄汚れてしまうだけだから
求めていた愛情はきっと偉大で
積もり積もったそれは手が届かない
あなたに近づく前から感じてた
これ以上近づいてはいけない事を。
あなたに近づくことは わるい事
大切な人をめちゃくちゃにしてしまう事
大切な人との約束を破る事
...
その能天気な声
できれば二度と聞きたくない
開口一番閉口せざるを得ないほど
無残にも引き裂かれたのは
一時と言えども夢見た優しさで
ショッピングモールの喧騒で
知ることはないだろう ...
かつては、大手菓子メーカーがフランチャイズ展開を
していたハンバーガーショップ。今は、身売りされて、
櫛の歯が抜けるように店舗が減っていることが、イン
ターネットで紹介されている。(もちろん公式 ...
きのう
生きている友に手紙を書いた
行かなかったけれど
忘れたわけではないと
きょうは異常乾燥注意報が出ていて
どこかの土手が延焼したと
広報が単調に喋っている
どうせ誰かが消す ...
繕っても繕ってもほつれてゆく
こたつぶとんのはじっこの糸のような
きみのことばに耳を傾けている
そとはつめたい雨
ポストに届いたばかりのハガキには
あと三十分で春がきます と
楽観的な文字 ...
{画像=080307003733.jpg}
翼もないのに太陽に近づいたので
どこにも行けなくなってしまう
尾根伝いにやってきた
自分の足跡をふりかえる と
笑い出しそうな風が耳元でさわぐ ...
アメを転がす
回転する中身は
洗濯機を
思わせる
温かい波の
中にいる
滑らかであった
表面が液に
溶かされ
かわいげのある
チクチクが表れる
しばらく舌で
ざらつきを ...
毎日働いてると
なかには
いろんなボールを
投げてくる人もいる
前のぼくなら
しかめっ面で
乱れ飛ぶボールをそのままに
取ろうともしなかった
これからのぼくは ...
リンゴ飴を買いました
冷蔵庫に入れて12日間
まわりの飴が溶け始めたのに気づいて
口の周りにベタベタ
たくさん飴を付けて食べました
突然思ったんだ
これは、血かもしれない
そ ...
4年は乗っているバイクのNランプがつかなくなった
あれ?と思っていたらブレーキ灯もウインカーも
つかなくなってしまった
バイク屋のお兄さんが云うには
何処かの線がぷっつり切れているらしい
...
バナナが自ら皮を脱いで
バナナはバナナであろうとする
それを口がおいしそうに食べて
口は口であろうとする
その様子をじっと見ながら
目は目であろうとした
庭に出ると
鼻が ...
著者より
相手の立場に立ってものごとを考える。ということは、よりよい人間関係を形成する上で非常に大切なことである。しかし、こういうことは日ごろから意識しておかないとできないものであって、時とし ...
打ち出でてみればそこは青く
ウミネコが謳い白く泡だつにぎやかなオモテだ
楽園だなあと思うオレ
「ようっ」と挨拶交わしてくれるじゃないか
嬉しいじゃないか楽しいじゃないか
...
その夢の中で、私は、高校生だった。
実家の近所にある野球グラウンド、に(今はもう、住宅地になってしまっている)
クラスメートの男子が集まり、*野球のようなゲーム*をしていた。
*野球の ...
私は今 何がしたいのだろう
教えてくれと言っても
俺の周りにそんな先生いるわけでもない
ただ 想像の世界でしかない夢を見ているだけ
私は 何なのだろう
あなたは教えてくれ ...
蝋燭の火だって簡単に消えます
少し前見た景色も、こんな色をしていたかな
真っ暗な街に起きてしまったのは、どうしてだったかな
貴方の無臭さを考えてみる
作り物のような指で別の肌を触る ...
朔太郎さんよ
あなただけだ 分かってくれるのは
誰も僕の気持ちを分かってくれない
なにを話しても無駄だ
あいつらは僕のことを馬鹿にするが
馬鹿なのはあの汚らわしいあいつらの方で
それ故に僕 ...
雨水の日の夜、眠りに落ちようとしていたら、部屋の床から正体のない桃色が霞のように立ち上ってきました。それがそのまま微細な粒子になって天井へ上り、逆さに降り積もってゆくのです。
花のような匂いがし ...
小さくただいま
ぱたんと扉を閉めて
電気もつけずにこっそりしている
そろそろと靴下を脱いで
もぐりこむ準備
少しアルコールのにおい
ねちゃったのかと寂しそうに
そうっとのぞき込んだから
...
眠れる彼に口づけをすれば
凍てついた私の身体は溶け出して
彼の中をゆらりと満たす
戸惑いにも似たうすべに色の吐息に
待ちわびた生命たちが歓喜する
みずみずしく謳歌する
すべてが覚醒をす ...
いつの間にか
昨夜の雨はあがり
小さな水溜まりには
薄い氷がはっていた
飴細工のように
脆そうなそれの上に
理由もなく
足を乗せてみる
みしっ
と微かな音を立てて
氷は割れた
...
この拳
空気の鏡にめり込ませた
英雄は、寂しいもんかい、
暗い顔をして笑ったのは
そうさ、
このおれさ
この拳
空気の鏡にめり込ませた
英雄は、 ...
息を吸う
それはいまから
深海に
深海に
潜るために使われる
だからいま
息を吸う
未来に
未来に
未来に会うために
息を吸う
...
街灯が芽のように生え並び
待っている
空が重なる
呼吸して嵩が増し落ちていく部分を確認する
向かいの歩道をおじいちゃんが少年のように走る
買い物籠の中身に手を遣ると何も掴めないことに気付く
...
芽
生命力
甘
幸福感
柔
含水力
香
安心感
苦
分解力
旬
熟しきっていない
成長過程にこそ
おいしさが
あんなに自分大人だと思っていたのに
気がつけば自分が一番幼稚になっていた。
布の上の鉛の絵
波に途切れ 文字になる
唱いかけ
波間の火を見
唱いだす
歯車の音がしている
陽の芯からの風にまぎれ
さらに さらに遠去かる
刺さることのな ...
13月でぼくは誰にもとらわれなくなる
13月でみんな狂い始める
13月でぼくは空想の宇宙で生きることになる
13月でみんなぼくの言うことをきく
13月は鳥と花が舞う
13月は月がきれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
そのたびこのたびだれのたび
短角牛
自由詩
1
08/3/7 1:10
それでも希望を崩せないでいるのは何かに希望を託しているから
と。り。
自由詩
2
08/3/7 1:09
後悔
shion
自由詩
2*
08/3/7 0:58
もう終わった話
松本 卓也
自由詩
2
08/3/7 0:58
大手資本から見捨てられたハンバーガーショップの話
kauzak
自由詩
7*
08/3/7 0:50
春の闇
佐々宝砂
自由詩
6
08/3/7 0:42
はるのいと
〃
自由詩
7
08/3/7 0:41
闇もまた遠く
〃
自由詩
2
08/3/7 0:38
あめなめ
木屋 亞万
自由詩
2*
08/3/7 0:31
野球少年
服部 剛
自由詩
4
08/3/7 0:20
縞馬(シマウマ)が走る風景
市松 伊知郎
自由詩
1
08/3/7 0:20
点滅不全
朽木 裕
自由詩
5*
08/3/6 23:57
春のバナナ
小川 葉
自由詩
1
08/3/6 23:48
「タシャノキモチ」
Rin.
散文(批評...
19+*
08/3/6 23:33
寝床の海
西日 茜
自由詩
9*
08/3/6 22:57
Mさん
戸森めめん
散文(批評...
0
08/3/6 22:55
通過
ark-ey...
自由詩
2*
08/3/6 22:52
夜の光の破片
蝶澤
自由詩
0
08/3/6 22:43
朔太郎さんへ
fomalh...
自由詩
2*
08/3/6 22:42
雨水の日の夜のこと
右肩良久
自由詩
2
08/3/6 22:25
おかえり
暗闇れもん
自由詩
3
08/3/6 22:14
眠れる彼の春
藤原有絵
自由詩
4
08/3/6 21:58
脆いもの
Tsu-Yo
自由詩
2
08/3/6 21:30
そうさ、このおれさ
吉岡ペペロ
自由詩
3
08/3/6 21:27
深海に潜る
〃
自由詩
8
08/3/6 21:26
薄暮
宮川
自由詩
2*
08/3/6 21:21
春野菜
こゆり
自由詩
4*
08/3/6 20:50
一文
xたろおx
自由詩
2
08/3/6 19:58
ひとつ はじまる
木立 悟
自由詩
5
08/3/6 19:26
13月
ゆうと
自由詩
2*
08/3/6 17:54
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5.54sec.