背中が無防備すぎるから
思いっきり蹴りたくなるんだ
気持ち良さそうに伸びをするから
ボディーがガラ空きだぜって
思いっきり殴りたくなるんだ
平手打ちで頬にもみじ作りたいなぁ
死角か ...
詩のなかでは
ほんとうのことを言おう
どうしていつも
口を出ることばは
わたしをうらぎるのだろう
わたしからとおざかるのだろう
つたえようとするきもちから
どんどんどんどん
つ ...
朝がきてカーテンは色思い出す見えてくるもの見えなくなるもの
朝ざらざらと溶けた髪窓を開け枕に落ちた砂を払うよ
あなたのことを一晩中考えた魔物のような雲が出ている
定時どおりにくる ...
(ベートーヴェン
最後の弦楽四重奏曲、第十六番
三楽章によせて)
土にもどったといったところで
だれも
これがあのやわらかな若葉だったと
気づくものはいない
虫の寝床となりな ...
愛。それは多分に、
漠然とした表象の言葉で
ありのままの語彙ではない
――と誰かが云い
するとたちまち花は萎れた
漆黒の森に谺する
狼の吼える声におびえ
かよわき詩人らは外界を忌 ...
打ちのめす
あなたの言葉聴いている
知らん顔して
咲いてる白梅
心の底の声を
君は聞こえるかい?
手を伸ばせば
助けてくれる。
世の中はまだまだ
捨てたもんじゃない
生きる事を大切に
人に心を与える楽しさ
優しさを取ったら
何も残らない
...
手を叩いて
足を鳴らし
体をねじり
のびをする
この世に愛が
あるのならば
私に下さい。
愛の孤児
この世に恋が
あるのならば
私に下さい。
恋の孤児
俺達の恋が
たった今終わるとしても
海は死ぬまで海なのさ
恐ろしいほどの盗品が
今朝も浜辺に打ち寄せる
宝のようにそれは
ゴミでもあり
生きざまでもあった
8月の太陽さえ迎え撃つ照明弾が脳を真っ白に染めていき成り行きを見守っていたオーロラがその輝きを潜めても
butという接続詞がとても嫌いでBecauseの後にクリアな透明が取り戻せ ...
僕は知った。
独りだと気付き、震えてしまうことを
寂しさっていうこと。
僕は知った。
ただもう釈然とせず、仕様もなく傷ましいことを
悲しみっていうこと。
僕は知った。
心臓が押しつぶされ ...
ムーミンといわれれば
確かにそうだけど
クロネコが
座ってるようにも
見えない?
あなたは笑って
あたたかいうちに
召し上がれ、と
砂糖を差し出した
では
頂きます
形
壊れないように
そっと ...
ふたりが消えてしまっても
誰かが伝えてくれる
瞼を閉じたらそれが合図だよ
このままでは居ることができないから
忘れるために出かけよう
降り出した雨
僕たちの膝下が見えなくな ...
すべてに○をつける
自分に関わる
すべてにでかい○をつけて
眺めたり撫でたりしてみる
眺めたり撫でたりしたあとは
かたっぱしから
憎んだり殺したりしてみる
憎んだり殺したりし ...
マスマイ
マスマイ
ナリマスマイ
生キテユカネバナリマスマイ
ツラクテ
ツラクテ
悲シクテ
詩ヲ書キ
絵ヲ描キ
泣キナガラ
マスマイ
マスマイ
ナリマスマイ
生キ ...
「嘘をつく
唇からクラッカー
弾けるように
笑いながら
ついた嘘は
服に降り懸かる
染み付いて
取れない
匂いのような」
(なぜ嘘が
必要なのだろう
嘘を求めていれば
...
繊細な冬よ
通り過ぎる季節よ
今なお届かぬ想い
遠ざかって行く夢
それでも 諦めないのは
春の訪れを知っているからなのだろう
無知ゆえの絶望
何度も口にした言葉
...
夜の街を自転車で疾走する。
有り余った体力と
塞き余った気持を抱えて
私はひたすら疾走する。
消えかかった住宅街の街頭も、
パチンコ店のケバいネオンも、
コンビニの普遍的な明かりも ...
山と谷がある
山と谷はあそこに置いといて
柿がある
落ちて腐って
真っ黒に
傷んだものは忘れて
冷えたソリがある
雪が はよ来い
...
そびえる山の向こうの山模様
鳥、または忘れられた鳥
珠玉、飽きられたそれ
怪人たちの忙しい、何も起こらない毎日過ぎ過ぎる 怪奇の
背中まわり込むまでの歩行と ...
カレーを食った後飲む珈琲白猫と目が合い午後の静けさ
田舎郊外の空き地に
パチンコ屋が建った
また建った
今度はフィットネスが建った
あそこにも建った
葦の原には
ヨットハーバーもできるって
もう
石拾いをする洟垂れ小僧 ...
前略、DEVOを聴きながら
うつむいた冬の溜息
遠くでおはよう 太陽がそっと包み込む
荒れた喉に あぁ風邪をひいてしまったなぁなんて思っていると
置き薬のセールスマンが ...
銀閣寺遊侠伝(その一)
けちなやくざと
笑うがいいさ
強きを挫き
弱きを助く
そんなそんな俺なのさ
ぐれてはずれて
十五十六
入れた刺青
将棋の王将
そんなそんな俺だよ
...
ひかりがひかりに逢えるように
そうであったうたに戻れるように
ひかりがひかりになれるように
そのままの水を飲めるように
足にからまるまだらな音
消しても消しても残 ...
こうるさいわたしの
心の中で
ランダム再生してもいいくらい
あなたはステキ
夢の無い子供が
夢の無い大人になった
夢の無い人生
そこは荒地じゃなくてお花畑
とりあえず平和
平和が一番 ...
間違いだらけの手紙をひとつ破いた
本当のことばかりかいてあったけれど
まっとうな手紙を一枚書き上げて
僕の本当の言葉にしてみました
秋のない国は落ち葉をおとして
紅くそまった山の地面は湿 ...
冬晴れや半袖姿のお年寄り
まだまだと思っていても春近し
葱洗うだけでも香り部屋に散る
郊外地ー、吹きさらしの原っぱ。
トランペッタみたい。
クラクションを鳴らし合うトラック乗りたち。
そういうのって格好いい。
ーよう!
そんな風に、
この詩も君に読んでもらいたい。
いつだって、独りきりで
帰り道は夕陽が優しく背中を
なぞって影を伸ばしている
道端に咲いた赤い花を
持って帰りましょう
母さんが、喜ぶはずだから
笑顔は想像出来ないけど
両手に抱えて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君が悪いんだ
朽木 裕
自由詩
4*
08/1/31 23:33
ほんとうのことを
ふぁんバーバ...
自由詩
8*
08/1/31 23:25
朝がくる
肉食のすずめ
短歌
0
08/1/31 23:17
レガートのための覚え書き
美砂
自由詩
3*
08/1/31 23:14
愛なき殺戮
atsuch...
自由詩
6*
08/1/31 22:09
白梅
風音
短歌
4*
08/1/31 21:51
目を閉じれば
ペポパンプ
自由詩
7*
08/1/31 21:44
ロンリーボーイ
〃
自由詩
4*
08/1/31 21:43
盗賊
小川 葉
自由詩
2
08/1/31 21:25
篝火
エスカルラー...
自由詩
4*
08/1/31 21:01
諸事文‐未来
一道岳
自由詩
1
08/1/31 20:42
ロールシャッハ
風音
携帯写真+...
5*
08/1/31 19:48
「奥へ」
菊尾
自由詩
0*
08/1/31 19:37
クロール、おそらくは過酷な
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
08/1/31 19:35
マスマイ
三州生桑
自由詩
2
08/1/31 18:54
嘘つき小唄
木屋 亞万
自由詩
0
08/1/31 18:41
星
山崎 風雅
自由詩
1
08/1/31 18:38
アルカリ電池
夢幻
自由詩
2
08/1/31 17:32
幽日
ヨルノテガム
自由詩
1
08/1/31 14:51
変身
〃
自由詩
3
08/1/31 14:39
冬季昼食
A-29
短歌
1*
08/1/31 13:24
盗賊
AB(なかほ...
自由詩
5
08/1/31 12:57
冬の日
深 緑
自由詩
1*
08/1/31 11:17
銀閣寺遊侠伝(その一)
生田 稔
自由詩
3
08/1/31 10:34
ひとつ しあわせ
木立 悟
自由詩
7
08/1/31 9:53
ランダム再生
チアーヌ
自由詩
2
08/1/31 8:34
手紙 1
sk
自由詩
0
08/1/31 8:03
春近し
夏川ゆう
俳句
0
08/1/31 7:50
出来ることなら、こんな風に
プテラノドン
自由詩
2*
08/1/31 7:05
孤独の花
AKiHiC...
自由詩
3
08/1/31 5:41
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
7.1sec.