チェーンがディレーラーをすり抜ける音
始まりのいつもの儀式
数秒間の加速のあと静かに静止する
制動機の動作確認、これも儀式
そして百メートルごとの加速機を通過しながら
...
鳥が眠る夜
翼だけ空を飛ぶ
よく見ると
腕も混じってる
人は夢の中で
空を飛ぶ
大好き
大嫌い
別れたくない
別れよう
友達ならずっと一緒に居れるんだよと言うキミ
キミとはずっと一緒に居たいけれど
出来れば恋人のままがいいなぁなんて
...
壁のむこうから恋人同士がぎゃーぎゃーわめいてて
こっちは南Q太とか読んでる
このひとの描くおんなのこみたいのと付き合いたいです
現在
現代の若者は個室持ち けど
安もんばっかでいちいち壁 ...
ぼくが
何かを書こうと捻り出す文字も
誰かが造ったモノで
ぼくが
何かを伝えようと搾り出す言葉も
やっぱり誰かが造ったモノで
ぼくが
納豆食べられるようになったのも
彼女が ...
日が経つにつれて、図書室に差し込む日の光も随分とやわらかくなってきた。
なのにあの娘の顔はだんだんかげってきている気がする。
いつも空にいちばん近い席に座る子。
本を読むときだけは、緑色のメ ...
クロスロードで おまえは悪魔と取引した
おまえのブルースは オレの魂を穴だらけにする
メンフィスからミシシッピーまで 綿畑のすべてが
おまえの深く深くつながった係累の
血と汗と歯軋り ...
切り取っては
別の空に貼り
せわしく曇り
鴉は鳴る
こわがりな子らのための菓子
運び馳せるものの頭上に
爪と牙と花の午後
交わることなく生き急いでいる
水の ...
どうしようもなく大切にしてきたわけでないけれど
大人のポケットは暖かく
そこにしまわれていたのです
そう、
大勢の人と話をしながら
少しずつ自分を失いながら
久 ...
尾の長き生き物らしい。寒さとは
爪並べ指を揃へて朧かな
春の月唐突に死の淵に浮く
{画像=080302220223.jpg}
ぶくぶくぶくぶく
ぶくぶくぶくぶく
風呂は大きい。
ぼくは魚になって
夜中の風呂場に泳ぐ、
ぐうたら魚。
体にもんもんができて、
ぼくはいっ ...
早春 せせらぎが白昼の形式に挿入されている
のさ
皮膚に嗅覚をはたらかせると
柑橘系の香料のにおいのするあなたよ
身体を重ねて両手を握りあえば
言葉の裏側を逆さまに歩いてい ...
カウ・ボーイがあたしに言った
「忘れ物だよ」
あたしは
忘れたんじゃない
わざと置いていったのだ
もう
いらないから
「よかったら
あげ ...
皿の上に不恰好な卵焼き
違うようホットケーキだようと
いもうとがきゃんきゃん吠え立てている
味は悪くないぞいもうとよ
頭を撫でてやると
子供じゃないんだからと言って
手をぽんと払われた ...
ほんとはね
こんなふうに困らせたいわけじゃない
あなたの そんな顔を見たかったわけじゃない
傷つけたかったわけじゃない
こんな顔して会いたかったわけじゃない
もう 優しい言葉をかけるのは ...
ほら
夢が
零れて
あんなに
海にまで
映りこんで
眠る人々
煌めく街々
夜明けまでは
まだ
まだ
風に吹かれて
散り舞い
降りやまぬ塵
塵は
つもり
やがて
土に
風に吹かれて
散り舞い
降りやまぬ塵
どこからか音がしている
いまから探しにゆくんだ
ぼくらがはぐれた場所を
孤独がしみてくるよ
バイク、トラック、バス
クルマなのかどうか
どこからか音がしてい ...
午後十一時四十五分
きらきら星がひかる
ひんやりみそ汁みたいな匂い
外灯に白く彩られて
自転車がすぎてゆく
きみも誰かとそうか
午後十一時四十五分
き ...
もう二度と
会えなくなるひとなんて
ほんとうにいるのだろうか
この有限世界から
ぼくらはなにを失うというのか
慟哭の朝の光に
普通の日々が重なってゆく
もういちど問う
もう二度と
...
行けるとこまで
行ってみようよ
0からのスタート
お巡りさんも
振り切って
走れ
この途が果てるまで
0からのスタート
スピード上げて
しっかりハンドル握って ...
いたい
と 君が言って
いたい
と それを何度も
くりかえすうちに
いたい
は ちいさなけものの形になって
遠くへ走 ...
すこし寒い朝と
すこし寒い夜と
あなたはそれでいいと
あなたは言うのでした
かなしみはどこにもないと
よろこびの逆はきっと
いつか色あせてし ...
人が生まれる
前のことを
死んだ
とは言わない
人が生まれて
生きたから
死んだ
と言うのだ
今日も定刻通り
汽車が来る
ぴかぴかひかってるなにか
あれは、ほし
まばたきをした
きみがいた
まばたきをした
きみがきえた
ぜつぼう/きぼう/ぜつぼう/きぼう
めをしろくろさせている
そして ...
地平の果てまでも
永遠に続くような 街並み
今日も 曇天は目配せする
低い土地に
風はゆっくり 堆積して 吹きだまる
喫茶の二階から
試掘のパイプを繋ぐ
今 過ぎていった ...
暗闇から
ドアを探して
向こうは
光に溢れ
ドアを
開ける
支度は
出来てる?
逡巡しながら
わたしは
ドアの外を
見つめる
外は
光に溢れて
冬も末耳底に生える幻想詩
障るなら茸と共に眠りゃんせ
寒からば七輪焚いて戸閉めして
...
ねむいのか まぶしいのか
わらいたいのか よくわからない
とにかく目を細めて見ている
爪は色を置いたよりも
きれいな色を
しているし 空も意外と透明度の少ない
くっきりとした色をしている
...
人は
外界の未知なるものを
素晴らしいと感動するが
自分の体にある
内側の未来を汚らわしく思う
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
軌道エレベーターに乗って、
たりぽん(大...
自由詩
6
08/3/3 0:38
空を飛ぶ
小川 葉
自由詩
2
08/3/3 0:09
大好きな 矛盾点
ともちゃす
自由詩
0
08/3/2 23:28
ゆらゆら
れつら
自由詩
3
08/3/2 23:18
All of you
Honest...
自由詩
3*
08/3/2 23:14
ぼんやりと、僕は想う
はるこ
散文(批評...
1
08/3/2 22:17
ブルース
いねむり猫
自由詩
1
08/3/2 22:13
午羽
木立 悟
自由詩
1
08/3/2 22:13
ポケット
mayaco
自由詩
0
08/3/2 22:07
寒さとは何か
右肩良久
俳句
4
08/3/2 22:07
真 鯉
beebee
自由詩
1
08/3/2 22:01
せせらぎ
右肩良久
自由詩
1*
08/3/2 21:47
乾いた風が
風音
自由詩
17*
08/3/2 19:42
ホットケーキ日和
橙煙
自由詩
11*
08/3/2 19:41
ほんとはね
くるす.wh...
自由詩
2
08/3/2 19:35
夜景
風音
携帯写真+...
1*
08/3/2 19:18
風土
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/3/2 18:59
どこからか音がする
〃
自由詩
3
08/3/2 18:56
三月一日の夜
〃
自由詩
0
08/3/2 18:53
朝の光
〃
携帯写真+...
5
08/3/2 18:52
0からのスタート
風音
携帯写真+...
1*
08/3/2 18:40
けもの のけもの
Utakat...
自由詩
5
08/3/2 18:28
しあわせ
草野春心
自由詩
2
08/3/2 16:56
汽車
小川 葉
自由詩
7
08/3/2 16:30
まばたき
ゆうと
自由詩
2*
08/3/2 16:27
曇天の街で
アハウ
自由詩
3
08/3/2 16:22
支度
風音
携帯写真+...
0*
08/3/2 15:51
吹く風々
鎖骨
川柳
0
08/3/2 15:43
雪のはら
よしおかさく...
自由詩
2*
08/3/2 15:12
【 エゴ 】
豊嶋祐匠
自由詩
2*
08/3/2 15:11
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7.54sec.