あいつはどこに行ったんだろう
僕は虚空にむかって尋ねる
あいつはどこに行ったんだろう
モデルガンは相変わらずにこりともしない
あいつはどこに行ったんだろう
...
枯れはてた屋上。
フェンスすれすれに、
ジェット機が飛んで行くのが見える。
君臨する夜に向かって、
いい加減に手を振った。
握り潰すように
掌にはスプレー缶があった。
それで
夜から色 ...
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=99852
「美しいミサイル」 いとう
自分の感覚や言葉、理論、知識・・・宗教や思想でもいい。それらを総動員し ...
稲川方人の「気風の持続を負う」(一九七七年)はちょっといい文章だ。荒川洋治の「技術の威嚇」(同年)への反論という体裁をとっているが、稲川の詩の書き手としての侠気というか使命感というか、論理を越えた真 ...
落ち葉起きくるり廻りて倒れけり
2008年1月某日
雪模様の曇り空
LARKの箱みたいな空の下
いつもの道を逆方向へ曲がり
果てしなく果てしなく進む その先、海
道路標識はややこしくっていけない
→(こっち)海、とか ...
おじいさんが
ランドセルを背負って
元気に登校していく
おじいさんは
まだ三時間目なのに
給食を食べる
お父さんは
車輪のない自転車で
道なき道を
どこまでも走 ...
行方不明の水色の風が
春まだ遠い空気に紛れて
時々吹いてくる錯覚にとまどいます
行方不明の水色の風が
どこで吹くのか
それはまだ分からないのです
けれど
...
世界との関係交渉の最も基本的なものは触れることである。
触れること、すなわち接触することは関係交渉の根本であり、私たちは接触することなくしては他のあらゆる存在との関係を持つことはできない。
触 ...
探していた
おだやかな光を
逢いたかった
カンヴァスを破って
手を、そっと
輪郭のない夜だから
影もなくて
震えを数えていないと
ここがサヨナラになる気がした
風の硝子越しに ...
青く輝く南の海
ぼくはそこで産声をあげた
一つ目小僧のぼくだけど
太平洋に抱かれて
ぐんぐん ぐんぐん育ってく
大きくなったぼくは
アジアへ旅に出るのさ
ポッケにいっぱい
キャンデ ...
お兄ちゃんがまた
女の人に振られてしまったよ
かわいそうに
死んでしまいそうに落ち込んでるよ
幼いころから
おっちょこちょいな人だったよ
がまんしてればよいものを
いつもちょっとかた ...
吐く息は白いのにどうしてこんなに胸の中は悪意ばかり黒い。
ぷちぷちを潰しながらぷちぷちに潰されているよな午前三時。
殻で笑ってぐつぐつと割れないよう ...
批評祭ということらしいので参加させていただくことにいたしました。いくつ投稿できるかは分かりませんが、できるだけ書ければと思っています。よろしくお願いいたします。
さて、これから書き始める ...
おきにいりのブラのホックにはふれさせたことがないの
まだ だれにも
そのさきに何があるのか
だからわたしはまだ知らないんだけど
蒼い景色か はやりの色か はたまたよぞらの黒か
きみの好き ...
いつかのふゆのはじまりの日
一人 漂うような面持ちの彼女は
白く塗られた、どこでもない場所に立ち
満月の空が落ちるのを、待っていた。
(雪が、
(降っていたか ...
ルーズな踝はいつのまにか姿を消し
タイトな紺色が街を闊歩する
こんな横並びを欲する時代だからこそ
曖昧なままでは許されないと言わんばかりに
膝上近くまで引き上げられた紺色に感じる息苦しさと ...
つめたくてつめたくて、それでも、ひとりで
素直すぎる君 遠くからだけ旗を振ってる
近づけない
つなぎたいつなぎたい、ゆび、解かして
かさねあう心臓 くるしい
しんじられないまま、知らない ...
永遠を誓い交したあの夜の月とか星が証人となる
彷徨える歩道の隅に咲いている名前なき花世間を覗く
湿度は低く
強い風が首筋から熱を離れさせていく
所在無いまま白い月に見透かされている
打ち解けたい内緒はもう何も無い
君の匂いが鼻先を掠めて
話し始めた頃のことを思い出した
...
横を向く指
くちびるの指
そっと押し分け
舌に触れる指
いつまでもいつまでも散りながら
消え去ることのできないもの
奥の奥にある赤いまたたき
にじみつづける音のかたち ...
風と雪が一体になって
すべて吹き去ろうとする
なんて
東京の人は信じないだろな。
こんな初めての日はすごく嬉しい。
秋田での出会いや繋がりや見聞きした全ての出来事も
消えてしまうだ ...
2.現代詩の記号論的分析
2.1.記号論の基本
表現が内容を「意味する」という関係が成立しているとき、その表現はその内容の「記号(サイン)」であるという。たとえば「猿」という言葉 ...
1.序論
本稿では、現代詩を記号論的に分析しようと思う。だが、そもそもそのような理論的分析には意義があるのだろうか。理論的分析に対するひとつの批判として詩学屍体解剖説を取り上げ、それがどのよう ...
アイスコーヒーを注ぎいれた グラス
暖かな部屋
午後の陽射しは
読み止しの本の名は
『ルネサンスの占星学』
人が ぱらり ぱらり 行き交う
食器が カチ カチと音を立てて
動 ...
もう疲れたよ、終わらない迷路
ずっとおんなじことばっかり考えてる
毎日なんにも進歩がない
『もう忘れた?』『やめよう』『でもやっぱり』『ごめんなさい』『でもやっぱり』『好き?』『本当は』『い ...
ナポリタンロマンス
ペペロンチーノスパイス
混ぜあわせた君が大好きさ
子どもみたいに夢中で頬張るよ
汚した口元は
君が拭いておくれ
君に呼吸をプレゼントしたい
酸素! 凍結!
熱次元のネジ巻き飛行機械
バッサ! バッサ!
落下する卵 割れる風船の寝息
面倒見のいいお婆さんの手が
背中から張り紙を滑り落とした
あと、そ ...
手を叩いて
空を見上げて
バイクの後ろ青い頃
手を叩いて
夕暮れ公園
歌を歌って日暮れごろ
手を叩いて
グラスを割って
涙も滲む漆黒のころ
...
心の水が
ポトリと落ちる
疲れているのかな
冷や汗かいている
ジャズのベース
バスドラムが
癒してくれる
ハートに響く
バーンアウト症候群に
なろうとも
死力を尽くして
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
知らんぷり
草野春心
自由詩
1
08/1/25 0:45
廃墟と出逢う
プテラノドン
自由詩
3
08/1/24 23:29
批評祭参加作品■「美しいミサイル」 いとう
たりぽん(大...
散文(批評...
3
08/1/24 23:25
批評祭参加作品■気風は断絶したか?
岡部淳太郎
散文(批評...
3*
08/1/24 23:09
落ち葉
A-29
俳句
1*
08/1/24 22:53
海猫交友日誌
朽木 裕
自由詩
2
08/1/24 22:51
足りないもの
小川 葉
自由詩
3
08/1/24 22:21
水色の風
mayaco
自由詩
1
08/1/24 22:01
接触
相良ゆう
散文(批評...
0*
08/1/24 21:38
雪彩画
Rin K
自由詩
30*
08/1/24 21:23
台風
高嶺 遥子
自由詩
0*
08/1/24 21:17
お兄ちゃんへ
ふぁんバーバ...
自由詩
9*
08/1/24 21:16
「 悪意。 」
PULL.
短歌
2*
08/1/24 20:52
批評祭参加作品■詩投稿サイトについて
2TO
散文(批評...
3
08/1/24 20:15
イエロー・ブルー
春日
自由詩
3*
08/1/24 20:03
「ライン」
灯和
自由詩
7*
08/1/24 19:30
ルーズアンドタイト
恋月 ぴの
自由詩
19*
08/1/24 19:05
明日のゆび
唐草フウ
自由詩
4*
08/1/24 18:53
彷徨える
夏川ゆう
短歌
1+
08/1/24 18:35
「貴空」
菊尾
自由詩
0*
08/1/24 18:14
花と花
木立 悟
自由詩
3
08/1/24 17:38
暴風雪
ましろ
自由詩
5*
08/1/24 17:13
批評祭参加作品■現代詩の記号論2
葉leaf
散文(批評...
5*
08/1/24 17:03
批評祭参加作品■現代詩の記号論1
〃
散文(批評...
6
08/1/24 17:02
器の笑い
アハウ
自由詩
5
08/1/24 16:22
愛して愛して愛して
lazy
自由詩
8*
08/1/24 15:19
君ってスパゲティ—
青の詩人
携帯写真+...
3
08/1/24 14:08
ネジ巻き飛行機械
狩心
自由詩
3*
08/1/24 13:35
幸せなら?
猫のひたい撫...
自由詩
0
08/1/24 13:04
水
ペポパンプ
自由詩
5*
08/1/24 12:38
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
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5.16sec.