カイザーに抱かれてどんな春見える
金色の眼にたつたひとつの草餅よ
グラウンドに落ちて雫のやうである
黒パンを食ってペニスが立ってゐる
春空を無類の馬鹿が支配する
いつまでも君を好きじゃだめですか。
ずっと片想いしてちゃだめですか。
君に出会って芽生えた気持ちは
抱きしめて欲しいじゃなくて
抱きしめたい。
必要としているじゃなくて
必要とされたい ...
目を閉じれば
貴方はそこにいる
目を開ければ
貴方がそこにいる
目玉焼きの匂い
コーヒーの香り
トースターの音
洗濯機の音
朝日がまぶしい
カラオケ行って
ランチ食べて
...
もしも 僕の片手にあるコップ一杯の 血液で
君の寿命が延びるって言われたら 喜んで
手首差し出せるかな 冗談だよ 半分だけ
もう半分は 君の願い
その半分が 僕の本気
同情 買う ...
流線 閃く 遠く こだま
君は 光速で 思い出に 褪せる
届きたくて 伝えたくて
泣いた 想い 弾かれ 消えた
浮かべる 願い 込めた しゃぼん
風に まかれ 弾け 消えた
瓦 ...
タモリさんがサングラスを外して
ニュースの現地リポーターへ転向した
昼の番組はロウ人形で声は出ている
万事不都合は消えていた
そうですね、
そう言えばうちの九十になったお ...
冬の雨と強い風は
春が来る予告のようで
哀しくなるね
春より冬が好きさ
オルゴールの似合う季節
私の指先が赤く染まる
今夜もお父さんが焚く
甘いお香にくすぐられながら
目を閉じる ...
目が覚めると
あたりは墨汁をぶちまけたようで
青はかすかな光を投げていた
体がとてつもなく重い
重力の法則でも変わったのか
それにこの気だるさ
身体の隅々まで
毛の一本一本にまで染み付い ...
人が多いと感じました。
けれど、その内の一人でした。
子供がうざいと思いました。
けれど、僕も子供でした。
どこかへ行きたいと思いました。
みんなそうなのかも、知れません。
...
目を覚ませばそこに 新しい朝が来る
昨日までの嘘や穢れを忘れた
永遠というものが もしもあるのなら
今この時刻(とき)を止めて
繋いでおきたい
これから歩く道は あなただ ...
傘を持っていたけれど
わざと濡れて帰りました。
一片の隙間も残さずに
体中がぐっしょりと濡れて
重たくなりました。
見えていますか。
濡れるのはイヤじゃないって
自分に言い聞 ...
壊れた光を抱き
小さな別れが灯り
足もとに背にまとわりつき
押しのけても押しのけても
指が沈むほどやわらかな
淡くやさしいうたを唱う
ひとつはひとつだと言う
それでも ...
宵の群青
まぁるい月に
控えめな 冬の星
薄い 雲は
氷の飛礫
凛とした
空気の冷たさは
春めく景色に
待ったをかけて
早咲きの花々を ...
涙声の 嘆願を
蹴り飛ばされて
冷たい雨の中 駆け出す
闇夜の繁華街
僕 が 愛したい
あの人は もう いない
だったら いっそのこと
おちるところまで
おちていけるところまで
...
待合室の本棚で
文脈が所在なく足を抱えている
現代の錬金術師が白衣を着込み
セロトニンとドパミンを調律する
部屋の隅々まで描いた木は私は統計になる
意識が目の裏と舌の上で目まぐるしく動き
...
ナメクジにキラキラの道誘われて
雨の日は憂鬱。って言っていいよ
骨一つ拾われもせぬかくれんぼ
落とし穴せっかく掘ってまた君か
よそ行きの顔のチャックが開いてます ...
空中に浮かんだ花を掴みたい無理して夢を壊してみせて
顔の無いひととたくさんすれ違う朝のホームに溢れるひかり
階段があるなら上がる本当は下っているとわかっていても
...
(おおい)
鳥たちよ
銀鼠の朝に踊る鳥たちよ
何故そんなに楽しそうなのだ
おれはこんなにも憂鬱であるというのに
この旋回には意味があるんです
あなたには理解できないでしょうけど
...
雨の音と
エアコンの音が
重なりあう
夢の汀
目を閉じると
海が見える
砕け散る
水晶の波
泡立った
真珠の泡
深い深い
青に吸いこまれて
夢か
現か
深い夜の
反対側では
きっと
誰 ...
「人間関係はゲームのようなもの」
と 言い切ってしまえるあなたに
手札を見せて戦う癖のついた
わたしは退屈ですか?
理由がどうの?
戦略?
テクニック?
そんなものは ...
手も繋げないふたりのため放つほうき星に気づけよ早く
「いま」という奇跡が途切れないように 句読点のない日本語で言え
10年後のぼ ...
もう何がほしいというでもなく
この手を伸ばしたところで
ただ風の音が吹き過ぎるばかりです
( 飢えた狼の輪郭は透けて・・・ )
「ここは、なんにもない場所です」
そう呟いて落とし ...
電話が鳴り続けている
僕は部屋に居ないよ
電話が鳴り続けている
誰も居ないよ ここには
電話が鳴り続けている
...
とろける舌先
めくるめく快感
貴方のキス
ずっとずっと好きでした。
苦しくて
切なくて
愛しくて
熱くなる
貴方の匂い
貴方の仕草
貴方の煙草
貴方の吐息
080301
バリンボリンと音がする
音がするので怖くなる
花火の値上げに
小麦粉値上げ
円い大豆も値を上げる
バリンボリンと音がして
高い高 ...
寒空に春が混ざりて生暖かい
巡る春目に見えるもの新しい
音たてて草も木も咲く早春よ
真白に染まる朝の光浴びて
穢れ無き優しさを持った貴女は微笑む
別れの朝に白妙という言葉を贈ろう
貴女はいつも優しいから
桜咲け
真白に染まる白日の中で
辛いときに手を差し伸べる貴女 ...
惑星 水脈 観世音
チーズ カタクチイワシ 明けましておめでとう
干からびる 夏の朝 みどり
ありがとう こんにちは ありがとう
振動 巡礼 盂蘭盆会 門柱 亀甲 惑星 惑星 惑星 惑星
干 ...
かろうじて保たれていた平衡が崩れてそれでも世界は終わらなかった
窓が開いている
閉じる
また開いている
閉じる
人は時々
開いてしまう
記憶の窓に閉じていく
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カイザー
右肩良久
俳句
0
08/3/1 21:57
だめですか。
こころゆくま...
自由詩
4*
08/3/1 21:57
夫
ペポパンプ
自由詩
6*
08/3/1 19:51
クォーター
蒼穹
自由詩
3*
08/3/1 19:13
しつ⇔そう
高島津諦
自由詩
1
08/3/1 19:05
隣日
ヨルノテガム
自由詩
3
08/3/1 19:00
春に殺される雪
蝶澤
自由詩
0
08/3/1 17:34
昼寝
fomalh...
自由詩
1
08/3/1 17:27
ひと。
狠志
自由詩
2
08/3/1 16:47
旅立ちの君へ
choco3...
自由詩
0
08/3/1 16:37
雨
由志キョウス...
自由詩
2
08/3/1 15:40
ひとり ともしび
木立 悟
自由詩
3
08/3/1 15:34
春の
李伍 翔
自由詩
3
08/3/1 15:13
清再愛一遍
〃
携帯写真+...
2
08/3/1 15:02
s
佐々木妖精
自由詩
6*
08/3/1 15:01
無題
しみまん
川柳
2*
08/3/1 14:50
如月銀河
本木はじめ
短歌
5
08/3/1 13:17
鳥による定立
餅月兎
自由詩
4*
08/3/1 11:21
海の汀
風音
携帯写真+...
8*
08/3/1 10:37
ゲーム・メイカー
衿野果歩
自由詩
2
08/3/1 10:35
神様に代わって、花束に代えて
メメズワイ
短歌
2
08/3/1 10:21
瀬者の伝言
服部 剛
自由詩
2
08/3/1 9:59
留守番電話
草野春心
自由詩
2
08/3/1 9:51
アンタッチャブル
ペポパンプ
自由詩
5*
08/3/1 9:14
バリン
あおば
自由詩
2*
08/3/1 8:01
生暖かい
夏川ゆう
俳句
0
08/3/1 7:37
白妙-貴女に贈る言葉-
相羽 柚希
自由詩
2*
08/3/1 6:18
カヌート/惑星
rabbit...
自由詩
5
08/3/1 4:56
循環夢
高島津諦
短歌
1
08/3/1 3:12
記憶の窓
小川 葉
自由詩
1
08/3/1 2:34
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
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5076
5077
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5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
5108
加筆訂正:
恋、あるいはイルミネーションみたいなの。
/
エチカ
[08/3/1 12:47]
ところどころ、修正しました。
4.88sec.