助けて!
という叫びを不特定多数の誰かに発信したとき
声をかけてくれる人はいるだろうか
偽善ではなく本気で
助けてくれる人などいないはずだ
あなた ...
あなたの住む街へ行こう
そう思う
そして
意図的な偶然で
何食わぬ顔をして
あなたに道を
尋ねるんだ
一緒にいることは
できないけれど
それでも
せめてわたしにでき ...
きょーも
会社でA型のおんなにいじわるされた
A型のおんなはなんであんなにいじわるなんだろう
かげぐちばかり
根に持つし
あやまったじゃんかあたしは
反省してませんけどそりゃ
小学校 ...
忘れるために
モノを捨てた。
そのモノがもってた想いは?
忘れるために
身を切り裂いた。
その罪はだれが背負うの?
忘れるために
街を出た。
それは誰の ...
ぼくら凡人はよくこんなふうに思う
世界は俺がルールの方がうまくいく
そんなことひそかに深刻に思ってる
トマトを食べる
赤いものでも食べて
気持ちを入れ直す
赤い ...
ぼくの仕事は“クローズ”といって、昼を終わらせる仕事です。
まず、太陽を海の中に眠らせます。
それには時間がかかるので、その間に子守唄をうたいながら星の準備をします。
月は、放っておいて ...
霧状に浮揚していた
掴みどころのない感情が
白い雪の下に沈殿していく
獣たちの目を避けて
二月の
星々の輝きが溶けていく
冷たい明けの刻
氷の群れが叫んでいる時刻
眠りなさい
...
冬はやっぱり
おこたがいいな
みんなが自然に集まって
他愛のない話をして
ねこもこたつで
丸くなるし
細い声で 途切れ途切れに口ずさむ
なんの歌だったか
視界が揺れて瞼を閉じた
金魚鉢に立つ波紋
いつまでもそこで眺めてる
廊下の途中うつ伏せで
素足の君は眺めてる
黙 ...
私の回りにはいつの頃からか風がまっている。
さわさわ、と。
流れるような風が舞っている。
しかし、しかしだ!
その風は私に、酷く無関心だ。
その風は私へ、酷く ...
舞台は 一つ
この火宅 娑婆世界の巡り にて
台詞は 一つ
私は意志する
友だちとの何気ない会話 なごむ
阿修羅のごとく キーボードを打ち
投げ出された本の ページ ページに
...
浮遊するデバイスを跳びこえて
赤青白のケーブルを駆け抜ける
明滅する二進法と
変換される思考と
踊るビットの配列で
最短経路を突き破れ
浮沈するルートの迷宮を脱出しよう
スイッチ ...
また朝か
誰か
わたしの心を動かしてください
何かせずにはいられない
ホットライン
ニュースを時々録画する
あちらこちらから断られる
もうオーラだけでわか ...
ひとつ目の少女が横転する
と
黒髪は素早く泥に犯されて
地にほど近い
割れ目から飛び出した鳩 が
小さく口づけをする
とすぐに
爆走する機関車群
崩れ落ちたレンガの墓標
の蔭を
...
意を決し
送信するも
返事みて
壁 的にする豪速死球
目に入る光が痛い
頭が痛い
満員のバスが痛い
英語の文章80近く
地下鉄の加速度にちぎれてくシナプス
そんなロジック
駆り立てて
研ぎ澄まして
吐き気がしそうなくらいの眩しい反 ...
ヒビの
まつりの
ちょうちんの
蛇腹の影を指先で
破って遠く青色に
逆回転した明るみの
正午、
南中した太陽に
気を失うほど目線の重なる
白い顔
白い顔
...
銀色の電車が水の中を走って
クレイジーパターンの看板
ヘッドライト電灯に炙りだされた
乗客たちの吐く息は白く
白く浮かんでから固まって落ちる
カランと音を立てて
真っ赤に錆び ...
久しぶりに、雨が降っている。
冬の冷たい雨は、無口なのに妙に音が響いて、私たちはいつも黙ってしまう。
二人は、何の変哲もない夫婦である。
面白いことと面倒くさいことが順繰りにやっ ...
僕は靴磨き
貴方を輝かせるための存在
足元に跪いて
泥まみれになりながら
僕は照明係
貴方を輝かせるための存在
誰にも見えない場所で
汗まみれになりながら
不平等な世の中
平 ...
リズムを上手い具合にはずしながら
ボタンを素早く全てはめ終えて
彼女は微笑みをもって振り向いた
時間をうまくつかまえられた例は無かった
今夜は初めて定刻通りにコトがすすんだ
彼女の時間を ...
言ってしまった言葉は
私と一緒に辞書を引き、話し、
消えそうになりながらも
風呂の湯気に纏わりつかれて
額にぺたんと落ちてきた
心にもう一度生まれ変わると
頭でっかちのいやらしい私に
奴 ...
別れるつもりで
にこにこしている
もう愛していない
というよりも
最初から愛していなかった
謝っても仕方ないけど
それでもわたしは優しいから
「もう愛していない」
って
お話するつも ...
深い森から抜け出して もうすぐここから旅立つよ
夜に抜ける 風と潮の香りで 飛んでいく
深い夜の飛行船
蛍と共に舞い上がる
死ぬように眠ってしまった 子ども達も誘おうか
頬杖ついて ...
木立から湧き出る鳥たちを
眺めていた暖かい日差しを何度も
さえぎる影に飽きなかった三月の日は
あまり長くない
雨にかかる虹
のように見えるファントムでなくなった春が
そこまで来ている舌 ...
ロングコートのポケットに両手を突っ込み
ヒリヒリした寒気に急かされ散歩する
時々口元に手を当てて息を吐き
ひと肌の温もりを味わう
ふと思う
冬の息が白いのは
報われないまま死んだ誰かの ...
気まぐれ丸めて野良雪だるま家族をさがして彷徨い溶けて。
こんこん野良雪こんこん街に降れぼくの家族をつくっておくれ。
にゃーにゃーねぇねぇそこの三毛の ...
故郷離れ車窓に映る大都会
下萌や人に隠れて恋をする
雪達磨涙こぼして崩れゆく
どうやらそれは
ブーツキーパーというものらしい
ねこ鍋と聞いて
顔をゆがめたリリーのことを笑えない
迷った末に手にしたのは
大好きなキャラクターであるシルベスター
家に帰ると
かわい ...
時計の針が反転して
空に明かり射してくる
煌々と付けた蛍光灯眩しくなる
作られたその明かりに頼ってた10畳の城
電子機器に慣れすぎた時代で
僕の空はデスクトップの窓で
すっかり ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ああ、
李恵
散文(批評...
0
08/2/12 21:47
境界線
こゆり
自由詩
6*
08/2/12 21:21
虹と紙ヒコーキ
ふぁんバーバ...
自由詩
9*
08/2/12 21:08
忘れるため
xたろおx
自由詩
0
08/2/12 20:50
トマト
吉岡ペペロ
自由詩
3
08/2/12 20:48
クローズ
ゆうと
自由詩
1*
08/2/12 19:50
氷点下
乱太郎
自由詩
17*
08/2/12 19:26
冬はやっぱり
風音
携帯写真+...
7*
08/2/12 18:37
「廊下と金魚」
菊尾
自由詩
0*
08/2/12 17:49
酷く無関心だ。
雨霧
自由詩
0
08/2/12 17:31
生・死演戯
アハウ
自由詩
1
08/2/12 17:27
Network
由志キョウス...
自由詩
1
08/2/12 16:38
どちらかというと朝食はコーヒーの方がメインだ
よしおかさく...
自由詩
1+*
08/2/12 16:07
少女蜂起、その後
清岡拓也
自由詩
4
08/2/12 15:58
恋末
佐和
短歌
6
08/2/12 15:51
昼夜逆転
相羽 柚希
自由詩
2*
08/2/12 15:03
欠伸
水町綜助
自由詩
4
08/2/12 14:55
2005
〃
自由詩
4
08/2/12 14:52
ふたりのはこぶね
あすくれかお...
散文(批評...
2*
08/2/12 14:25
No place to run away
ピート
自由詩
0
08/2/12 13:46
彼女の時
よしおかさく...
自由詩
2+*
08/2/12 12:32
言ってしまった言葉は
〃
自由詩
1*
08/2/12 12:28
笑顔の恋人
チアーヌ
自由詩
2
08/2/12 12:20
深い夜の飛行船
どらちゃん
自由詩
1
08/2/12 11:51
果物
月見里司
自由詩
0+
08/2/12 11:47
想い
佐々木妖精
自由詩
7*
08/2/12 11:44
【ひとり短歌祭】「 ぼくは野良雪だるま。 」
PULL.
短歌
0+*
08/2/12 9:16
故郷
夏川ゆう
俳句
1
08/2/12 7:59
生平
FUBAR
自由詩
5*
08/2/12 6:40
日の出前AM6:00
相羽 柚希
自由詩
2*
08/2/12 6:21
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
5045
5046
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5.62sec.