明日、ね。
もし約束があったんなら
これから眠くなっても、
天までかかる梯子登って
気づかないうちに
君の隣にいるからね
振り向いたら
石像
とりあえず
夢
混乱してます
そ ...
蹲る人がいる
外灯に照らされる
忘れられた石が
暗い道に耐えている
重い屋根の向こうに
ゆっくりと日が昇り
外灯が姿を消すころ
蹲る人は
石から
蕾へと
その内実の
姿を変えてゆ ...
やるせなさ瞳は映すとおい窓
夜は流れて青いノクターン
駆けてゆく白い足首白い影
心に落ちる雨だれを聞く
思い出す人の涙を黙りこむ
肩の重みを別れのゆう ...
五月の地表を離陸したこいのぼりたちは
太陽から吹いてくる風を上手い具合に活かして
素晴らしいスピードで重力圏を離脱した
それはこいのぼりたちにとって
反乱であり革命であった
こいのぼ ...
先週の
日曜日は
長崎駅まで
1人で
買い物に
行って来ました
アミュプラザに
行って来ました
とりあえず
お昼まで
少し
時間ありましたので
いろんな店を
歩いて周 ...
3月も
早いもので
半ばになるね
最近
自分のことを
もっと
もっと
知りたいという気持ちになってます
来年から
私は
通信制の
高校へ
行きます
まだどこになるか
...
この世の中に
相手にされずに
不幸にならずに
この世に
家族として
愛される者として
幸せになるものとして
生まれてくる
それが
子供なの?
私は
生きることも
夢見る ...
手回しオルゴールの上で踊る
少女の足をへし折った
あれは頑是ない狂気です
誰でも一度は
覚えのあるもの
一度は通った道ですので
大人は皆
子供の遊びに寛大です
けれど忘れちゃなりま ...
今まで歩いてきた道のりは
華々しいことなんか
なんにもなくて
ずっと思い描いていた
理想の自分
それは、もっと
でも
そうやって歩いてきた道のりが
わたしそのものなんだ、と ...
オレンジの雲をかじる
甘酸っぱい空気を冷やして飲んだ
気流が発生する前の
静かに流れる朝は鳥の声に押されて
ようやく白い地を染める
地球の回転は空の綱引き
勝ち負けのない勝負は ...
薄く繋がる皮膚の下に
どこまでも空は広がっていた
その空の下には
同じくらいの大きさの街があった
その街で確かにわたしは
皮膚の持ち主だった
だから夕べ
知り合いの人たちに
なるべくた ...
放課後になめたあの子の笛の味思い出させる
食堂のカレー
雪合戦
逃げるあの子の盾となり冷水滴る色男かな
「待っててね」げた箱の手紙持って行った校舎の裏で
ひとり凍える
...
鳥になりたいと思った
そしたら
鳥になった
はばたくと
風はいちまいの紙だった
会いたい人がいる
その街だけが
記憶のかたちをした白地図
飛ぶ。
風には声もあ ...
今までたくさん口にしてきた
「ありがとう」
これからも言うでしょう
色々な心を込めて
人は感動をする動物だから
「ありがとう」
って言葉が大好きで
私も
「ありがとう」
が大 ...
夜道、歩いた、月明かりはなくて
ぽつぽつと刺さる雨音だけは聞こえてた
僕はもう出て行った今、僕は自分だ。
孤独を気取って歩く夜道に本当の自分がいた気がした
「ファイティングポーズもとれ ...
泣きたい夜だってあるの
一緒に居てもね
すごく淋しいときだってあるの
そんなときは
わたしに背を向けて寝ないでね
本に夢中になって、わたしをほったらかしにしないでね
...
だるまさんが転んだんだよ
土産物屋が潰れたその日に
七色の光を放ちながら
きわめてゆっくりとね
それを見ていたバター犬が
マーガリンを舐めすぎて死に
舐められすぎたマーガリンは
全身 ...
階段を駆け上がってゆく
短靴達のその軽やかな感嘆なしに
私は見る事も 言う事もできないだろう
彼らは見るに違いない
色水に浸されたかつての営みを
緑青の淀みを 泥拭われた黒耀石を
そし ...
リセットと書かれたインターフォンを押す顔も知らない恋人の笑み
はじまってしまう毎朝第一話今日も繰り返しましょう昨日
着実に春は予感を追い越して気づけば葉桜ばかりの恋 ...
・
痣のある猫がいて
部屋の中に僕といる
・
ベランダで風に
煙草を吸っていると
くるぶしに柔らかい体が触れる
・
敷きっぱなしの布団に座 ...
窓が要る
水平に広い大きな窓が
それよりまた少し広い麻のカーテンも
それから終わらない午睡
愉しいゆめ
{引用= (放っておいてね)}
カララ・・・ ...
夜の話の内容は
ついていけない事だらけ
誰も咎めないもんで
周りを睨みつけては
黒く染まり根付かせて
またいつかまばゆいオーラを出せたらと
心の底だけで延々と反響させる
頭の中は自由 ...
私の身体は
ブリキのようにきしみ
もう一人の私が
背中にしがみついて離れない
心を
闇の鎖がしばり
壁の見えない
洞窟の中に立つ私には
消えかけたたいまつの照らす
貧しい灯りしか見え ...
庭に植えた橙(だいだい)を
隣のいい年頃の娘が じぃと見ていた
熱視線で家が燃えるわい・・・
と小声で冗談を言いながら
剪定ばさみを手に持って
「家のは少し酸っぱいんだけどねぇ」
と呼 ...
幸福な家庭が
幸福なふりをしたので
彼は家出した
そうすることで
ふたたび
家庭に幸福が訪れた
彼にも家庭があった
誰ひとり幸福と思わないのに
とても幸福な家庭だった
冬紅葉の点在する山深く
孵らない卵の無事を祷りながら
死んだ鳥たちが青い空から降りてくる
「きれいなからだの時にもっと」
「若い奴らの指は欲しがってばかりじゃ」
その朝に目覚 ...
一人ぼっちでないてたの。
じゃまには、なりたくなかったと。
だから、からだをすてたのだと。
一人ぼっちでないてたの。
「邪魔にならない=関わらない」
「関わらない=忘 ...
あなたの不在がもたらしたのは冬だった
酷く冷たい冬だった
雪が積もり空が閉ざされても
私は知っていたから
春が来ること
あなたじゃない誰かがもたらす春を
私は予感していたのに
桃 ...
世界がひっくり返る時とは
まるで
小さな針の痛みのようです
ぼくはその朝
君をなくしてしまいました
日めくりカレンダーを
破るみたいに
あっけなく
君は失われてしまいました
...
TVなんかをみていると、どうも生き物の価値と言うのは、賢さだとか優しさだとか可愛さだとか美しさだとか、そういったものであるらしい。
けれども私の短い生で、今までであった生き物の中、最も尊いと思えた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
守りたい。
日野 タマ
自由詩
0
08/3/21 14:53
蹲る人
Etuji
自由詩
1
08/3/21 14:35
春ショパン
石瀬琳々
短歌
4*
08/3/21 14:00
宇宙こいのぼり
大覚アキラ
自由詩
6*
08/3/21 12:43
先週の日曜日
妖刀紅桜
散文(批評...
3*
08/3/21 12:24
3月も早いもので半ばになるね
〃
散文(批評...
3*
08/3/21 12:15
少しだけ・・・。
〃
自由詩
2*
08/3/21 12:09
狂人
亜樹
自由詩
1
08/3/21 11:48
わたし歴史館
こゆり
自由詩
6*
08/3/21 11:37
「明け方の月はよく笑う」
ベンジャミン
自由詩
3*
08/3/21 11:36
さよなら
たもつ
自由詩
4
08/3/21 8:53
あの頃ぼくらはアホでした
紅林
短歌
4*
08/3/21 7:21
音信
yo-yo
自由詩
10*
08/3/21 6:33
ありがとう
cass
自由詩
2*
08/3/21 4:18
ポーズ
戒途
自由詩
1
08/3/21 3:43
わたしのわがまま
赤澤るろる
自由詩
1
08/3/21 3:40
プロジェクトDARUMA
セガール、ご...
自由詩
2
08/3/21 3:29
上昇
井岡護
自由詩
0*
08/3/21 2:12
【短歌祭参加作品】第一話たましいリセット水たまり新しい笛さよ ...
本木はじめ
短歌
12
08/3/21 1:49
生活の 静かな
水町綜助
自由詩
14*
08/3/21 1:11
カーテン
鎖骨
自由詩
1*
08/3/21 1:11
虹
くれいじー・...
自由詩
0
08/3/21 0:28
帰還
ここ
自由詩
8
08/3/20 23:57
ご挨拶
千月 話子
自由詩
10*
08/3/20 23:50
家庭の幸福
小川 葉
自由詩
0
08/3/20 23:31
鳥達の黄昏
ピクルス
自由詩
6*
08/3/20 23:30
ゆうれいソング
三奈
自由詩
6*
08/3/20 23:18
桃花水
相田真理子
自由詩
1
08/3/20 23:12
小さな針
由志キョウス...
自由詩
1
08/3/20 23:06
花は桜木と申しますが
亜樹
散文(批評...
2
08/3/20 22:49
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
5045
5046
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
加筆訂正:
さよなら
/
たもつ
[08/3/21 12:37]
加筆
わたし歴史館
/
こゆり
[08/3/21 12:35]
ちょっと修正
7.09sec.