ぼくは、運命だと信じ込んでいたけれど
きみは、偶然だとしか思っていなかったんだね
転がり と
あたるつぶて
見下ろし見えるのは
突っ立っている頭
頷かない頭が見返す
あぶりだす熱源の掟
ざわり と巡る血脈
口元に灯り始める気
転がらない
つぶて ...
ふと気づいたら、君は遠くにいってしまっていた
気づくのが遅かったなんて傲慢だけど
それを知った日から空は今までよりずっと特に感じるようになった
ほんの少しでも近づけるようにと
...
どうでもいいような
純情を
世界にまきちらしといて
それはないだろう
オレたちがいなくても
世界はまわると、知ってはいるけれど
世界がまわると、知ってはいるけれど
...
熱で味がわからない
浮かぶ綿菓子
ハッカばかりのドロップ
七色の飴細工
積もったかき氷にシロップ
夜空に金平糖
夢のような国にトリップ
熱で味がわからない
きっと、とびっき ...
川の水だらだら垂れ流し
みっともないくらい
あたしの住んでる川はこんなもんじゃない
もっとシャッキリしてて底が見えてる具合のいい川だよ
でも海に入れば一緒だね
川の上流れてく ...
私が「死にたい」というと
貴方は「みんな弱さを抱えて生きているんだよ」と言う
その意味が分からなくて
私はカロリーメイトを口に詰め込む
口の中で砂になっていくそれを
或いは砂にな ...
ウイスキーを飲む友人
ビールを飲む俺
何杯飲んでもケロッとしている友人
ジョッキで顔真っ赤っ赤の俺
ホッケを頼み
焼き鳥食って
から揚げ食って
余は満足じゃ
男同士水入らずで話 ...
春 巡り
今宵
浮かれた こころは憧れる
薄暗い空の果て
街灯のチラチラひかる
あの街に暮らす 人 人
人の影
宵宮せまる
路地の末
生ぬるい 重たい風が通り過ぎ
...
この空を
あなたにあげる
だから
最後に
ぎゅっと
してね
それから
お互い
忘れっこしようよ
「 1g 」 卑猥な界隈で 歪曲した幸い
裏路地のロジック トリッキーな取引
立ち込める黒い光 うらぶれた ...
詩を消費すると
詩ではなく死になるから
読んでしまった詩が気がかりだ
よく晴れた休日
スーパーマーケットに
たくさんの消費者がやってくる
裏口の方で
上司に叱られていたあの店 ...
春が黙っている
鳥の声だけが響いている
遠くで何かを売る車の音が聞こえる
ひさしぶりに二階の部屋に行った
冬が黙って死んでいる
そのあたりにも春が訪れている
踏み締める靴底の下に
草の命
流れ去る雲のように
一日が過ぎようとする時
時の重みの下に
群生の花
一日が
暮れてゆくやさしさで
満たされてゆく時
限りない
いとおしさで
今日を ...
鉄砲玉の家系です
誰も戻ってきはしません
吉野家へ行きました
思えばこれが東京の味でした
修学旅行の列から浸み出した
初めての味でした
今後戦争などというものへ辿り着く ...
春の風笛が鳴ったら合図です羽根を使ってダッシュしなさい
さようならちょーく・いす・つくえ・らくがき・あのひとのせき・あのひとのかげ
リセットボタンをガチャガチャ押しても散りゆく花片はもう戻 ...
僕が知りたいのは
CMの後に出される答じゃなくて
消費されていく新曲じゃなくて
僕が知りたいのは 僕が知りたいのは
作りかけてやめた
誰に送る宛てのなかった
...
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倒れ込む。 そのままに
ねぐらに眠り込む。 裸になり
頭から倒れ込み、突っ込む。壁に、住処に
ぶつけて星を飛ばす。 ぐしゃり ...
今夜もまた、ワインよ
いちにちの疲れ、オレにさしだせよ
おまえに
オレにしかできないこと、してやるから
めがね、はずせよ
それで、おまえは
ほんと、のはだか
...
春の日差しが温かい
もうすぐ
色取り取りの花が
子ども達の笑顔と共に咲き誇る
彼らの背負う
色取り取りのランドセルと
色取り取りの夢や希望が
春の日差しよりも
眩しく光って見える
...
明日の午前二時
天体観測に持っていくもの
ライトとポータブルラジオ、ノートと鉛筆、絵本、
紅茶の入った水筒とお菓子は500円まで、それから、
君は去年にも着ていた、あったかそうなブルゾ ...
神々の手が
大地に触れて
春が来る
木々は若葉を
そろりと取り出し
花々の
つぼみが色づく
息吹
いろとりどりの
鮮やかな季節が
やってくる
春が来る
...
願望と欲望の違いは知っていた
だから問わずに時間を越える
必要なものは何?
道標はあるのだから
手渡された地図は開かれない
知らぬ道なら楽しんでいこう
引き返すことなどないように
...
コーラを飲む娘の横で
携帯電話にテキストを打ち込む
ブラックダイヤモンドって知ってる?
娘から話しかけられても
テキストに気を取られて
生返事しかできない
ロビーのソファーに座 ...
アリははたらき者だって
みんな思ってるのかな
たぶんサボってるやつ、いると思うよ
えさをさがして歩いてるときに
まよったふりして
石のかげで休んでたり
けびょうつかって
すのなかでまる一 ...
眠る街を滑走する孤独
ひたすら消えたくてアクセルを踏む
周波数の合わない感覚
ここに僕はいない
いや、このせかい に
渇望感と少しの焦躁
命が巡る、人工的な光
ざらざらと乾いた口内 ...
寿司です
カウンターで寿司です
酢の匂い
きりっとやわらかい
食いもんの
わくわくする湿気
春の夜がスピンしている
既得権は
からだを支配する
...
どうか どうか 僕の手を引いて
ここから連れ去って 下さい
最初から居なかった
そう言えるくらい
何も残さないように そっと、
此れは僕の 思い出と欠片
指で触れると 溢れ出す
それ ...
鉄塔が暇をつぶしているのだった。愚痴をこぼす鳥ばかりだった。灰色というよりは銀色だと雲を羨む雑草に春が来ようとしているのだった。丘陵と呼ばれてもいつも誰も振り返らなかった。ひろい世界は渋谷駅に向かう途 ...
朝まで降下しています。馬は可哀想です。昨晩まで苦しみ抜いて、愛されました。火山が見えますか。恥をかいています。彼は眼が見えません。床に向かって何か書いています。撃ち落とされたのはあの馬でした。皆で介抱 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
勘違い
Honest...
自由詩
4*
08/3/16 22:54
影しぶき
砂木
自由詩
6*
08/3/16 22:09
想ふ
うたかた
自由詩
1
08/3/16 21:53
世界はまわる
吉岡ペペロ
自由詩
6
08/3/16 21:37
Taste of view
相羽 柚希
自由詩
4*
08/3/16 21:35
川の水だらだらたれ流し
因子
自由詩
6*
08/3/16 20:27
いきぐるしい夜
高島津諦
自由詩
2
08/3/16 20:26
下戸の俺と大酒飲みの友人
ペポパンプ
自由詩
4*
08/3/16 20:24
今宵 宵闇 宵宮に
アハウ
自由詩
3*
08/3/16 19:47
最後のプレゼント
風音
携帯写真+...
12*
08/3/16 19:20
1g
ae96
自由詩
4*
08/3/16 18:09
消費
小川 葉
自由詩
3
08/3/16 16:38
二階の部屋
〃
自由詩
4
08/3/16 15:04
一日
Etuji
自由詩
2
08/3/16 14:43
ora
佐々木妖精
自由詩
13*
08/3/16 12:16
【短歌祭参加作品】弥生、なごりは一瞬宝石の光るような
唐草フウ
短歌
11*
08/3/16 11:48
宛てのない手紙
caleha
自由詩
12*
08/3/16 11:09
倒れ込む。獣のままで
beebee
自由詩
6*
08/3/16 10:36
今夜もまた
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/3/16 9:56
色取り取り
桜 葉一
自由詩
1
08/3/16 8:05
手紙と星の話
かのこ
自由詩
3
08/3/16 7:09
春が来るとき・神々の
風音
自由詩
2*
08/3/16 7:05
回廊回帰
がんも
自由詩
2*
08/3/16 3:52
夜のコミセン/静かな待ち時間
kauzak
自由詩
7*
08/3/16 1:56
はたらき者
ここ
自由詩
8*
08/3/16 1:34
模索する深海魚
ゆるこ
自由詩
2
08/3/16 1:17
春の夜がスピン
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/3/16 1:09
もつれた思い
AKiHiC...
自由詩
2
08/3/16 0:32
低い丘
nm6
自由詩
8
08/3/16 0:01
手紙
順星
自由詩
1
08/3/15 23:51
5045
5046
5047
5048
5049
5050
5051
5052
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
加筆訂正:
ora
/
佐々木妖精
[08/3/16 14:20]
14時20分加筆訂正しました。
ora
/
佐々木妖精
[08/3/16 13:53]
3月15日13時53分加筆修正しました。
そら似(ver.2)
/
阿川守基
[08/3/16 12:25]
大幅に書き直しました。前に読んでくださったかたすみません。よろしかったらもういちど。
成長期
/
餅月兎
[08/3/16 12:01]
ルビをふりました
試される
/
餅月兎
[08/3/16 9:01]
加筆しました。
5.87sec.