晴れたアラスカの空の
北極星を中心に星が回り
山並みの上に
オーロラが棚引く
昨日の 中継録画映像だけど
雑踏に美人みつける時雨かな
満月のしたで
とぼとぼとメールを見やる
いま妹と一緒にいるんだ、
月を見ていると、
顕微鏡をのぞいている気がした、
そんなことが綴られていた
月以外は夜の空だった
...
あっさりしたCDプレイヤーはどうかしら?
ねえねえ、君、いくらだい?
今にも崩れそうな掘建て小屋が並んだその影で、
俺は何かを埋めたようだ。
俺の意志から離れてしまったように上下運動を ...
かじかんだ
影
のびてゆく
くもりの朝
影
のびてゆく
きみはうちへ帰る
ぼくもうちへ帰る
かじかんだ
影
のびてゆく
くもり ...
あるようで、なにもないから
あるような気がすることは確かめられない。
勘違いはこわくない
一律平等の前提がこわい
分からないはこわくはない
正直ものは嘘つきだから ...
涙グミ
口に入れたら
腹をこわさなかった
きみを泣かせて
どうする気もなくて
涙グミ
食べるしかなかった
夜のした
橋のうえ
きみが傾く
ぼくが傾く
着心地のわるい
服がだまりこむ
逃げ場もなかった
あれはいつの日か
夜のした
橋のうえ
きみが傾く
ぼくが傾く
着心地のわるい
...
鋭角な影を
こころに差し込む
きみを写す
痛みを押しのけて
あの光のなかに
ぼくらはいない
あの影のなかに
ぼくらはいない
鋭角な影を
こころに差し込む
きみを写す
痛みを押 ...
ぼくはきみの
ひかりの駅でなかった
それがばれないように
セックスした
せつない言葉を言わせ
ぬくもりの中で暴れた
記憶は
愛よりも
永遠なだけだ
ぼくはきみの
ひかりの駅でな ...
華やぎなさい、
ささやきに
背中は砂なのでしょう
どうしたって、もう
無音でいられずに
並ぶのでしょう
嘘でも良いではありませんか
道なき道があなたです
そ ...
湿る度の、音
響いたあとの名残は、
何かしらのかたちで
沈んでいく
(奥底で
(深々と眠りつつ、
震える指先は
鼓膜をなぞりながら
(呼吸を、
ひらめいて ...
生活するのでキョウインを始めた
サクジツまでのコロモ
満月を迎えたロウヒ家(オマエ)
格好の良い靴を履き
ヒトデの脳で知識のさんご礁を這ったか
今宵、ヒ ...
くずれおちて 波に
さらわれても いつか きみの渚に
ながれつき たちあがる 砂の城で
愛のために そして死のために
おなじひとつの 星座をうたう
この急な坂道をあがったら
あなたがいるっていうんなら
わたしは
全力疾走で駆け上がろう
転んでも
擦りむいても
泣かない
そして
颯爽として
あなたのまえに立つんだ
も ...
だいじょうぶ こわくない
連れてきた痛みを解き放とう
ここでいま ひかりになる
その瞬間を記憶に刻もう
失っていないよ
すべて手に入れていた
だからやすらかに眠ることができる
あ ...
愛、だとか
そんな意味のわからないものより
今
あなたとふたり
繋いでる手の、このぬくもり !
そういったものたち を
大切に
大切に
していきたいと
わたしは常日頃 ...
乾いた目覚めに粉々になりそうな朝、
ぎりぎり折れない体を運んで、
そしてわたしの学生時代を知らない人々に囲まれて
考えることを忘れようとする
笑うことに努めようとする
上手に謝れ ...
あなたの肩にもたれかかった ら
ぱたり という音を立てて
あなたは倒れてしまった
とても軽い音だった
ソファの上に静寂が流れる
誰もいない
わたしひとりがここにいる
現実 ...
文庫本のページで挟んで潰したわたしのうた
小さくて
みじかい
誰にも聞かれずにおわった
おわりがあるからよかった
イヤフォンでせきとめられた
音楽が出口をもとめてい ...
キャンディチョコレートの包み紙が
ふうわりと積まれて
白いテーブルの上で
落ち葉みたいにかさかさ動く
禁止されてはいないのに
たばこもお酒もたしなまないのは
...
それなりの
背丈と重みとがあるわたしに
自動扉は開いてゆく
容易に
開いてくれることが
当然でなければならない、と
わたしもすっかり
慣れてしまって
背後で閉じられる
自動扉 ...
いくぜー!
オーイェー!
男らしさを見せてやれ
強い自分を見せてやれ
疲れを知らず
責めて責めて責めまくり
額に汗して踏ん張る
どこからでもかかって来い!
罵声を浴び
蹴飛ば ...
友達には言えない愛の言葉
あなたとの
出会えるのも
たぶん
もう
カウントダウン
いつも聞かされる
あなたとあいつの恋愛話
それは
僕が前に進めなかった
あなたからのペナル ...
振られても振られ続ける宿命か?
我侭な君にお仕置きする子猫
浴槽のなかで
泣くと
温まった頬よりもっと
熱いものが滑る
首筋をかすめて鎖骨へ
塩を含んだ水滴が落ちて
水に溶けてゆく
こうしていると
かなしみはまた
薄い皮膚を通 ...
君が手に引かれるままに
ここに来るまでのことを覚えていない
余所見ばかりして 少し眠っていたのは
良い道だと称えられていたから
手が離れてしまうことなんて恐ろしすぎて
そうやって守っているも ...
マトリョーシカの
ながした涙は
乾いてのぼっていった
風が吹いている
虹のむこうに
見上げる
雪のあいま
ひらめく桜のあいま
海のつづきに
***青い星の歌によせて*** ...
漕ぎ出す手は 不完全
オールを持つ手が震えてる
手が痛いよ もう傷だらけだ
暗い暗い 先が見えない水平線
君のほうが重傷だ なのに まだ舞台は続く
MISERY 泣く子はだあれ
終わら ...
毎年、節分の時期が近づいた頃
駅には近所の小学生の作った『鬼のお面』が飾られる
"上手な子"の作品が選ばれて飾られる
自分の作ったお面が飾られる子供は
近所の おば ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
晴れたアラスカの空の
SILVER...
自由詩
1
08/2/2 22:32
時雨
A-29
俳句
1*
08/2/2 22:28
満月のしたで
吉岡ペペロ
自由詩
3
08/2/2 22:20
みつあみをしたばけねこに
榊 慧
自由詩
3
08/2/2 22:05
影
吉岡ペペロ
自由詩
0
08/2/2 22:02
春沙汰布団で想うこと
猫のひたい撫...
自由詩
1
08/2/2 21:55
涙グミ
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/2/2 21:44
橋のうえ
〃
携帯写真+...
0
08/2/2 21:41
光影
〃
携帯写真+...
3
08/2/2 21:40
ひかりの駅
〃
携帯写真+...
1
08/2/2 21:39
盲目
千波 一也
自由詩
4*
08/2/2 21:21
胎内帰還
山中 烏流
自由詩
6*
08/2/2 21:15
生活の海
西日 茜
自由詩
5*
08/2/2 21:06
そろもん(絆の歌)
みつべえ
自由詩
7
08/2/2 20:51
この急な坂道をあがったら
風音
自由詩
3*
08/2/2 20:32
ひかる傷
ゆうと
自由詩
2*
08/2/2 20:13
あなた、わたし、ふたり
ゆず
自由詩
2*
08/2/2 19:41
茄子とひき肉のカレー
______...
自由詩
0*
08/2/2 18:28
うたかた
ゆうと
自由詩
3*
08/2/2 18:24
100%グレープ
______...
自由詩
2*
08/2/2 18:21
チョコレートは優しい
〃
自由詩
0*
08/2/2 18:18
自動扉
千波 一也
自由詩
4*
08/2/2 17:55
★*+☆:☆*※★
ペポパンプ
自由詩
5*
08/2/2 17:44
友達には言えない愛の言葉
夢乃 綴喜
自由詩
1
08/2/2 17:22
宿命
夏川ゆう
川柳
0
08/2/2 17:01
飽和
銀猫
自由詩
16*
08/2/2 16:40
遠ざかれ
九谷夏紀
自由詩
1
08/2/2 16:21
空に
ましろ
自由詩
3*
08/2/2 15:53
クロール
電脳ノコギリ
自由詩
0
08/2/2 15:47
紫鬼のお面
北大路京介
自由詩
15*
08/2/2 14:58
5053
5054
5055
5056
5057
5058
5059
5060
5061
5062
5063
5064
5065
5066
5067
5068
5069
5070
5071
5072
5073
5074
5075
5076
5077
5078
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
加筆訂正:
自己暗示
/
ゆず
[08/2/2 18:28]
最終行、やっぱり必要がない気がしたので消しました。
6.34sec.