愛なんていらない
あなたの睡眠薬もっとちょうだい
トリップしたいの
人でなし
顔も見たくない
ちょっと何?
肩押さえないで
…
そこでキスする!?
ニホンノコト
カ ...
灯りを消して
毛布に包まりながら
朝、からいちばん遠い眠りについて
意識の上澄みに漂う
屋根を叩く雨は
僅かずつ肌に迫って
やがて水の中に
わたしを浸してゆく
雨音は
美 ...
終わりでも
始まりでもなく
ただ
膨らんだシャボン玉が
ストローから
離れるか
離れないか
そんな感じ
だから私は
ちょっとした揺れを
感じながら
静かに
...
三月とはいえ まだ雪の残る駐車場から
会社の玄関に入ると 大きなスーツケース
今日 帰国する中国の人達の荷物
十名の三年間 勤めた生活がまとめられてある
タイム・カードをおしてロッカーに行 ...
おもちゃが見えた時だけ、ハイハイができます。
口元に指を運ぶと、何も無いのに食べようとします。
よだれが大量過ぎて、泣き声がうがいになっています。
指をしゃぶる癖が、拳を食べる癖にランク ...
公園の桜
宇宙と相談する
僕は居眠り
夢を見てる
花が咲いてる
蝶々もいる
君は命を身篭る
もうすぐ春
宇宙の忘れ物
窮理の唄(その2)
ここに集まる皆の衆
さあさあ、今朝もまた言わん
良くぞ集うてくれたよぞ
窮理の唄のその謂れ
その続き、これから語りて進ぜよう
近江の国の東に
三神山という山あり ...
雨がふると
むかし行った遊園地の
メリーゴーラウンドをおもいだす
楽しみにしてたのに
その日は雨だった
かっぱを着て
長靴はいて
お兄ちゃんとふたりで
メリーゴーラウンドに何度 ...
一息ついた
まだ飯はこないので
目の前に置かれたメニューを見やり
何するわけでもなく
ぼんやり
時折、熱いお茶をすする
厨房の奥より
カラン
と音が響く
それもまた良し
...
偶然と
必然??と
そんなもの達が
集まって
今僕は
こうして
生かされている
幾度かの春を迎えてみたもののリセットした振りまだ知らん振り
あの晴れた日の出来事が第一話なら明日の朝は何話目かしら
手を引かれ新たなホームへたどり着くそれすら何度も忘れぬように
...
紅煉瓦ゆるく燃
祖は微睡むまま
故郷を疾走す
人の旅の永い事
記憶も既に廃れ
たが残る青さ
ほほえみを残す
黙祷やめ
鷲をかたどった壁のスピーカー
総統のくぐもった声が響く
はるかアンデスから届く寂しいその声
俺は目を開けて壁に並ぶ写真を見上げる
新しく、一番右に掛けられた男の顔
ともに ...
薄灰色の光の刷毛が
風にその身を任せつつ
穏やかならぬ面持ちで
水面の顔を撫でつける
緑の粒は苛立つ様に
発光体へと姿を変えて
身を震わせて踊りだす
憤怒と羨み そして奇妙な変拍子
...
メデジン・カルテル(麻薬密輸組織)の殺害されたボスであったパブロ・エスコバルの弟ロベルト・エスコバル(コロンビア人)は、罷免された大統領アルベルト・フジモリと、彼の元情報部顧問ブラディミロ・モンテシ ...
生まれて初めて恋を知った男が
生まれて初めて失恋をしたのも
当然のことだが今夜のことだ
彼は駆けてみた
走り去った白い軽自動車に追い付けるかと
車種はよく知らない
ただナンバーは好 ...
今日君が流した涙
心の窪みに溜まって
いつか差す光に照らされ
キラキラ輝くだろうから
言いたいこと
どれほど伝えられたのかい
聞きたいこと
どれだけ話してくれたのかい
今日は風がと ...
はやくこいこい、お月さま
なみだが落ちて、くるまえに
のにさくこすもす、やさしく手折り
いちりんわたす、ひとみはあおい
ろんきょをとわぬ、それは盲の
ははのそれにもにた愛であろ
...
小さな小さなあたしの手
何でも掴める気がしてた
大きくなったあたしの手
掴めるものが限られた
矛盾した世の中を
ねぇ笑ってんの 泣いてんの
感情さえなくして
きみはどこに立ってるの
...
雲の上で
誰か泣いている
その
降り注ぐ雨の下
泣いている人もいるだろう
雲の上で
誰か泣いている
誰にも気づかれることなく
誰にもなぐさめられることなく
ひだまりのように好きなのと
嵐のように好きなのと
歌人は高々うたってる
つまり
ただの私のままならば
「好き」の威力も弱いのかしら
ただの私の「好き」ならば
歌にさえも ならないのか ...
あぁ〜〜
あったかいあったかい季節の中
花畑に寝たい
そこで何を考えよう
日ごろの事は忘れて、
彼と手を繋いで居ることを思おうか
友達と手を繋いでいることを思おうか
幸せな話のことをおも ...
湿った夕べ
父の洋服をたたむ
生前の匂いは嫌いだったが
今では柑橘の香りの中で探してしまう
おいおい、そんなんじゃ
だめだろう
酒と、煙草と、スルメと、深夜
私が刻む単調 ...
さようなら 将来に死に装束を着せたすべての心臓たちよ
他人から見れば大したこともなく第一話ばかり毎週流す
分岐点で失敗→リセット…そういえばセーブした場所なんて ...
エルゼ、美しい人よ
お前は今頃遙か異国(とつくに)の
酒と水煙草の煙の香る市場を
鈴のように軽やかに歩んでいるのだろうか
お前の肌のように滑らかな陶器や
砂漠の砂の香る色鮮やかな絨毯
そし ...
騒がしい夜の端で
貴女は僕を静かに殺した
何かを祈るようなしぐさで
何度も何度も夢を閉じて
僕は貴女を愛していた
それが真実かどうかも
捉えられないまま
それなら、と
体温を想 ...
雨の降るのを感じるのは
傘を空へと押し広げる時
張り詰めた半球の帳
音響く球の内部から
滴の垂れる筋を
左手の小指で追う
乾いた小さな炸裂音と
風に乗る湿った臭い
濡れる風景の対比 ...
原始脳である赤の球体はモノクロームの格子柄の上にあって
意識化された恋人の象徴であった
多くは扱いを知らないで弄ばれて腐っていく球体
もはやグレイを帯び翻弄され暗闇に追いやられる
しか ...
一人の少女が
病室のベッドで
微笑みながら絵を描く
ちっぽけな命の花の
枯れる時が
すぐそこに迫っていることを感じながらも
カラフルな色鉛筆で
ひたすら絵を描 ...
宵闇に
月待ちきれず
三月の
舞い散る花びら
白き木蓮
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
かいわ・せりふ
紅林
短歌
0
08/3/20 11:11
雨のセレモニー
銀猫
自由詩
10*
08/3/20 10:47
流れゆく日々
こゆり
自由詩
4*
08/3/20 10:41
シェイシェニィソンウォッダリーウー
砂木
自由詩
3*
08/3/20 10:32
本能
しげ
携帯写真+...
0
08/3/20 10:28
宇宙の忘れ物
小川 葉
自由詩
1
08/3/20 9:29
窮理の唄(その2)
海野小十郎
自由詩
2
08/3/20 9:16
雨のコインランドリー
ふぁんバーバ...
自由詩
10*
08/3/20 9:15
飯
太陽の獣
自由詩
1
08/3/20 7:11
26
次元☆★
自由詩
0
08/3/20 3:57
【短歌祭参加作品】結局なんら変わらない日々
容子
短歌
4
08/3/20 3:05
あたたかい冬
夜恋
自由詩
1
08/3/20 2:28
円卓会議
六九郎
自由詩
0*
08/3/20 2:22
外堀にて
井岡護
自由詩
0*
08/3/20 2:07
事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道
atsuch...
自由詩
11*
08/3/20 1:20
かけるゼロ
智哉
自由詩
0
08/3/20 1:07
この雨上がれ
松本 卓也
自由詩
4
08/3/20 1:03
うた
昧
自由詩
0
08/3/20 0:38
真っ青な青と真っ白な白とその対比が僕を悲しくさせる
と。り。
自由詩
0
08/3/20 0:32
雲の上で誰か泣いている
風音
自由詩
7*
08/3/20 0:28
ラブソング
早帆
自由詩
2*
08/3/20 0:19
あったかい午後。かわらない午後
RURU
自由詩
0
08/3/19 23:50
一周忌
ゆるこ
自由詩
9
08/3/19 23:37
【短歌祭参加作品】メジャリカ・マジョルカ
ピッピ
短歌
19
08/3/19 23:00
エルゼの旅に寄せて
AKINON...
自由詩
0
08/3/19 22:42
メトロポリスに、独りきり
智鶴
自由詩
0
08/3/19 22:24
春サメタ散歩コウス
木屋 亞万
自由詩
2*
08/3/19 21:58
赤の球体
西日 茜
自由詩
2*
08/3/19 21:32
少女の願い
赤澤るろる
自由詩
0
08/3/19 21:23
〜 宵闇月下 〜
彌月
短歌
0
08/3/19 20:50
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