人差し指と親指で輪っかをつくって
なにに見える?
かね?
おっけー?
そうだね
そんなもんにも見える
そいつを俺は
親指の角度をすこしずつ手のひらへ
ずらしていって
満月から
半月 ...
するどいエンピツ
つきささない
とがったじょうぎ
なげつけない
ノートにすうじをならべてみて
ほらここから
せんそうのはじまり
てきはあいつだ
けしごむとばせ
ひ ...
家?
賃貸、もちろん。
車?
たまにレンタカー借りるかな。
金?
ちゃんと返すよたぶん。
映画?
シネコン行くくらいなら家でDVD。
昔はよく行ってたけどな ...
朝の街は風が強い
友は今日だけのことと笑ったが
夜明けを知らないその朝
やはり風は強いのではないか
夜の街も風が強い
髪が乱れされて舞い上がる
灯りが明るく
またぼんやりと平然と雑 ...
初恋の人に似てたらそりゃぁもう
チラシ持ってお一人様は断頭台
布団から足が出ているよ啓蟄
さくらさくら青い青い青いさくら
カレーより大きいスプーン隠し持つ
...
誰か、知りませんか。
私のこと。
いつも顔を見せてくれなくて。
いつか鏡を見た時、あまりにリアルで。
その中の私は、薄笑いを浮かべて、
動き出しそうで。
怖かった。 ...
瞳
あなたの瞳は
今まで
何を見て
誰を見て
何を感じ
誰を愛してきたのだろう
今僕を見ている
その瞳は
僕に出会う前は
誰に
どれぐらい
優しさの瞳を
向けていたの ...
五月の陽気の中に
風に薫る葉末の声を聴く
陽光に照らされた風が
頬を優しく撫ぜる
永遠に解けない謎
私の中のダブルスタンダード
太陽に照らされて
融かされていく
ここに生あ ...
出口は
何処ですか。
踏み込んだ時は自分の意思だったのに
どうしたらいいのかわからなくなって
欝 うつとした思いは
右と左の間
お腹と喉の間
たぶん
心のあるあたりに積み重なって
なにをするに ...
窓辺に香る黒いグラジオラス
いつか見た記憶のようだった
車のライトがフラッシュバックのように
無言の部屋を通り過ぎてゆく
雨夜の帰り道
突然君にくちづけた
あのあたたかい
湿った ...
チューリップが咲いている
この間の春の嵐には
少し苦しそうに
揺さぶられても
泣かずに咲いていた
チューリップが咲いている
何もかもを飛ばして
破り取っていった
この間の春の嵐に
...
きみとともに、暗く
彼女が
受け入れている
こと
むこうへ渡すこと、越えていく
ものが、あると
ない
ということが、
きみとともに、暗く
彼女を
受け入れていた
...
水銀の光の一粒が
横へ横へと動いている
ゆうるりと回転し
他の光をかき分けている
てのひらを巡る
遠いみちのり
つもるうつろ
熱の轍
まるめられた透明が ...
ずっと遠くのほうで
唯一の隣家が肉じゃがを煮込んでいる
においと音
ガスくさいラインカーを引きながら
反対側へ反対側へ
たぶん、海があるはずだから
と
いつかあなたはいうだろう
さみし ...
どろどろの浅い眠りのなか
わたしは
魚になって
汚水を泳ぐ
人間になって
包丁を研いでいる
鳥になって
雨に打たれて
犬になって
うなだれる
夢と現実が
錯綜する
明かりなんて
どこにもな ...
出会いは…実際おぼえていない(笑)
いつの間にか出会って
いつの間にか仲良くなった
出会ってから7年?8年?
という年月が過ぎたと思う。
いろいろあったね。
散々我儘言って聞い ...
いつものように
バスを待っていたら
象がきた
大きな耳のようなドアから乗る
いつもの道を
いつもどおり走っている
だが停留所が
いつもとちがう
パンパス三丁目 オアシス北 ...
How does it feel? だなんて
そんなこと言わないでくれ
四面楚歌を詩に和えて
僕はボブディランを泳ぐ
言葉遊びでニヤついて
スネアの音で浮ついて
どこへも行かず
...
全てを吐き出してしまった
何かが身体を這い出す感覚
これから何が僕を締め付け
殺しにかかるか分からない
泣きたい場所は何処か
本当とは何か分からないが
必要なものだ ...
君は 必死にボートを漕ぎ進んでいるんだね
でもボートは後ろ向きで前に進むんだ
いつか必ず 大きな船で舵をとるんだよ
あなたはいつも 牙を剥き 鋭い爪で私を威嚇 ...
庭に植えた柿の種は
その後
いっこうに音沙汰がなかった
毎日欠かさず水をあげたのに
うんともすんともいわなかった
ひょっとしたら
間違えて王冠を埋めたのだろうか
上下さかさまに植えて ...
夜
目が覚めて
胸がちぎれてるんじゃないかと
思った
なのに
体はなんの異常もないし
胸もちぎれてなかった
本当にちぎれていたら
少しは優しさに触れたろうに
何かが
桜の木にぶらさがってる
よく見るとそれは
何か、というよりも
転勤してきた
部長さんであることかわかる
かわいそうに
あんなにあかく染まって
誰もが桜だと思う
帰り ...
ことばとかことばとかことかことばとことばかことことばとかこことかことばことかばとかこことかかことことばとかことばかとかことばとばかことかことばとかばとかことばとかことかばとことことかことばとかこことか ...
あなたは変わらず
ぶっきらぼうで
歯に衣着せぬ物言いが
むしろ心地よい
十数年ぶりに席を並べて
仕事をする
あの頃とは
立場も背負っているモノも違うけど
変わらぬことに ...
記されないように
ささやく言葉が
ブランコを揺らすから
さがしている
鎖のゆがむところを
あなたの手が
握りしめている場所だ
視線がある、猫の
滑り台の上で
力 ...
ざくり、ざくり、という音で目が醒めた。
白い壁紙が窓から入る柔らかな光を映している。
わたしは朝一番の仕事を思いだし、慌てて起き上がった。
枕元には、寝る前に見なおしていた写真が散らばってい ...
あのひとの背中
やさしい口調
あたたかなてのひら
あの大きなこころ
思い出すだけしか
できなくて
夢のなかでさえ
会えなくて
空だって
青いはずなのに
叫びたい怒鳴り散らしたい殴りたい泣きわめきたい君に会いたい
デリケート割れ物注意めんどくさい
夜風このままわたしを連れ去れ
世界には星の数ほど男がいて
通じ合うのは ...
ごらん
空が青いのは
海が青いからなのか
それとも空が青いから
海が青く見えるのかわからないだろ
正直そのどちらでもなくたっていいくらい
確かにそのどちらでもないのかもしれないし
そ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
俺とおまえの間には、月しかなかった
水町綜助
自由詩
7*
08/4/25 19:04
さんすうせんそう
そらの とこ
自由詩
10*
08/4/25 17:52
借物の世界
六九郎
自由詩
2*
08/4/25 17:47
風の日
よしおかさく...
自由詩
2*
08/4/25 16:49
無題
しみまん
川柳
2*
08/4/25 16:45
創書日和「神隠し。」
狠志
自由詩
1
08/4/25 15:31
瞳
夢乃 綴喜
自由詩
0
08/4/25 15:26
薫風
渡辺亘
自由詩
2
08/4/25 15:22
どうしようもない
瑠音
携帯写真+...
2
08/4/25 13:59
くちづけ
石瀬琳々
自由詩
7*
08/4/25 13:46
チューリップ
小原あき
自由詩
10*
08/4/25 13:09
trans-sending
こもん
自由詩
4
08/4/25 12:35
ひとつ ひらく
木立 悟
自由詩
6
08/4/25 10:07
その料理の材料
Hitots...
自由詩
1
08/4/25 8:43
それでも朝は来る
風音
携帯写真+...
4*
08/4/25 7:19
ラブレター
桐野晴
自由詩
0
08/4/25 6:36
マンモス
yo-yo
自由詩
9*
08/4/25 6:21
LIKE A ROLLING STONE
NOEL
自由詩
0
08/4/25 3:30
僕は詩が書けない
ゆきのかけら...
自由詩
1*
08/4/25 3:12
シナモンロ-ル
COCO
自由詩
8*
08/4/25 3:08
種
アンテ
自由詩
5
08/4/25 2:51
夜
REMING...
自由詩
5
08/4/25 2:45
花見
小川 葉
自由詩
2
08/4/25 2:21
こことかことばとかばなのかばのことばかのこことかことばとかば ...
太郎本人
自由詩
12
08/4/25 1:50
再会
kauzak
自由詩
6*
08/4/25 1:32
そして僕はもう一つの窓を開ける
たりぽん(大...
自由詩
3
08/4/25 1:12
さくらのくに
雨傘
自由詩
2*
08/4/25 1:01
鈍色の空を
風音
携帯写真+...
2*
08/4/25 0:57
私こんなにも好きだっ短歌
木屋 亞万
短歌
4+*
08/4/25 0:50
「空と海の調和」
ベンジャミン
自由詩
6*
08/4/25 0:44
4988
4989
4990
4991
4992
4993
4994
4995
4996
4997
4998
4999
5000
5001
5002
5003
5004
5005
5006
5007
5008
5009
5010
5011
5012
5013
5014
5015
5016
5017
5018
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5020
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