責めないで。えー。けー。AK。AK。と彼女は言った。
水しかいない生き物をのードーでー。んでんに。の。と彼女は言った。
島の杉が軋み次第、森を出ます。と言ったのはヘリコプターの操縦士。
遠くのス ...
わたしは握りつぶしたあなたの手を
離れていかないうちにキスをして
目だけで愛しているのだと云うけれど
あなたの中で生きているのは耳だけ
本当は全身でわかろうとしていることを
知っているけれど ...
あなたの
シッカロールに
なりたかった


やさしさは
海のさざなみのようなもの
あるものでなくて
ただよい
気がつくもの


傷つきやすい肌に
ちょくせつ
ふれられない気 ...
気がつくと見下ろす先にいいようのない雰囲気をまとった二人の男女がいた




彼は五円玉(みたいな形の銀貨)を手にとってそっと、
でも大胆にその{五円玉=銀貨}を抱きしめた

隣でその ...
九や十 短歌を詠まば けらからと 泥濘尽きる 我が健やかさ


噂する障子の陰に潜み立ち耳目を塞ぐ我が健やかさ


仏くれば頭を垂れむ イエスくれば頭を垂れむ 我が健やかさ


眠 ...
「私のこと、本当に。好き?」

聞かれたら

抱くたびに気持ちいいのは本当
でも、肌を重ねるという儀式のつじつまあわせしてるんじゃないか
とか思っても口には出せないから

「・・・・・ ...
どうしていつも、こんなになってしまうのだろう
考えてみても、こたえなどでないのに

とりとめなく散らかったこの部屋
買い散らかした モノたち
統率の取れない コトバも思考も
みんなみんな  ...
繁り翳りめくるめく道のり
憂い喜び混ざりこころ濁り
淀む水鏡の我、乱れ暴れ割れても
親しく愛しい嫌悪、溺死に至らず
其れ、黒い魚の如く横たわり
嘔吐限りなく、行路腐り

逃れ隠れ爛れ落ち ...
すがすがしい
晴れの日に
散歩に出る。
花が咲いている

ひなげしの中にオレンジ
ツツジの中に赤
薔薇の中にピンク
キンギョソウの中に黄色を見る。

浮かれて庭木の前で
立ち止ま ...
ゲームがしたい
手料理が食べたい
話がしたい
テレビばかり

父ちゃんも母ちゃんも
いつもいない
日本語が上達しない。
一般常識を知らない。

いつも外食
その後はカラオケ
人 ...
坂の向こうの景色が見たい。
違う何かが、そこにあったらあったで、
なかったらなかったで・・それでいいんだ。

だから君は全力でペダルを漕ぐ。
吐息がハッキリと見えるくらいに、前を見てる。
...
 夕暮れ近くになってムーフールーが海を見たいと言い出して、海に行くことになった。海辺の街とはいってもこの坂の家からは、海はすこし遠い、なので車で行くことも考えたが、思い ... 一歩ごとに浮き沈み
左目は左足を追ってはもどり
原の左半分を見る


下だけが明るい道
上だけを聴き歩む
鳥が落ちては消えつづける道


これがのぞみ これだけがの ...
向かい合わせで最後の言葉
吐息と共に涙もきっと
君の横をすり抜けてゆく
こんな日も今日だけ

同時に背中を合わせた二人に静かに風が吹いた

たとえ二人が振り向かなくても
今日も変わらず ...
まだ何も終わっていない強がれば僕らは夢に飢えてはいない



青白い五月朝方ふりつづくこころの雨と冷たい茶髪



ころがればもうどこまでもころがればじぶんが地球になるよた ...
そのまぐわいは
なまぐさく
なつかしむようなシグナル

やまのほうへいくとね
わたし
どうしても
あの
ぐうともりあがった
さんちょうにむかって
いかなきゃならない
いかなきゃな ...
 
 
 
手を伸ばせば
いつでも届く距離に
君はいたはずなのに
僕は結局、何も出来なかったんだ


気付いた時には
お互い全く
違う所にいた


もう、逢うことも無いかも ...
隠しているの
それでも心のどこかで気づいてほしかった

自由の裏の孤独

 
叫んでも  空気と化して
        誰にもとどかない    

それでも
  気づいてくれた
...
{引用=(身体がふたたび目覚めはじめる)}

窓の内側
さわやかな風が
やわらかいレースの
カーテンをひるがえす
初夏のひかりが
まぶしすぎた

屋根の上
反射する水面の
ゆれる ...
{引用=

「落ちるほどの恋」

きみが、きみが
目の前から消えない
つなわたりみたいに
ふらふらしてる
落ちてしまったら
きっと元には戻れない




「溺れるほどの恋」 ...
すすまない
空の向こうに
つながない
星の瞬きがおりました
わたしは、
柔らかい草に寝ころんで
それを眺めつつ

星色の鈴の首輪を着けないで
どこかへ去った猫については
悔やむこと ...
シャワーの雫を身に纏ったまま
きみが沈み込む瞬間を眼中にパシャリ
飲まれないように椅子に体を締め付けて
成れの果てについて考えるうちに
求める

今日という日は
大して待ちも待たされもせ ...
雨戸の端っこで
なめくじがはっている

何が悲しいのか
やっぱり泣いているみたいだ

今日はせっかくの晴れ
君もそんなに泣くのはおよしなさい

でも
葉っぱの裏でこそこそ泣くよりも ...
軒並べ 間口狭いが 細長く
敷居積んでは 打水ピシャリ

おもて顔 作り笑顔に はんなりと
高い反物 そろばん弾く

白い頬 真紅の紅が {ルビ艶=なまめ}かし
夕暮れ染めて {ルビ俥= ...
少女のユメは、こんな天気の良い日にピクニックに行くこと。

前の日の夜に仕込んだライ麦入りの食パンで作ったサンドイッチと。

朝に入れたミルクたっぷりのエスプレッソを持って。



...
アイを愛してしまうようになりたいアツシは
織姫様なんかいるわけがないと思いながら
ふてくされながら毎日必死で生きてきた

電車の中で座り込んでは携帯を眺めて
飲み会の誘いを断っては
スポー ...
珍しいお酒を飲みに
いつもの2人が手を繋いで
街を闊歩しながら街を華やかにする

乾杯のビールにマカ成分が通常の約2倍入ってた
ウェイターさんが彼にそっと耳打ちを
彼女に聞かれた彼は半笑い ...
ねえ

あたしのこと

ちゅき






































かん ...
光は満ちてゆく
花のような小舟を浮かべて
ふたたびの光は寄せてゆく
まだ浅い夏の水際に


片足を浸して眺めるだけだ
ドアを細めに開けて
そっと知られぬように
飛び立つ小鳥を慈しむよ ...
ひののせ ひとのせ ゆまきせむ。
なかす むすしく やが

そちゅるせ をころせ をろこ ろこせ 
すちゅるな ひやに
くすみ せみかかられ。

いがり ららさ やられでは、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
再現ドロシー森をブレイクキリギリ自由詩208/5/6 21:51
距離湖月自由詩4*08/5/6 21:20
シッカロールふぁんバーバ...自由詩008/5/6 21:19
表と裏とその真ん中もこもこわた...自由詩2*08/5/6 21:11
わがすこやかさ高島津諦短歌0*08/5/6 20:35
沈む月もこもこわた...自由詩1*08/5/6 20:29
ロシアンルーレットいすず自由詩2*08/5/6 20:21
鬼火jin自由詩008/5/6 20:13
花の咲く時ペポパンプ自由詩7*08/5/6 19:08
Thirsty Thursday自由詩5*08/5/6 19:07
全力疾走山田隆自由詩5*08/5/6 18:43
「 ムーフールー。 」PULL.自由詩4*08/5/6 18:19
はざま(ひとつの笛)木立 悟自由詩208/5/6 17:24
追い風chick自由詩3*08/5/6 17:24
青白い五月本木はじめ短歌608/5/6 17:15
あおみどろミゼット自由詩0*08/5/6 16:01
君の隣蓮未自由詩108/5/6 15:46
自由流浪人自由詩408/5/6 15:27
青の深呼吸こゆり自由詩15*08/5/6 15:27
はじめてきみに恋をしたゆうと自由詩3*08/5/6 15:26
星座をつなぐものしろう自由詩4*08/5/6 15:26
今夜、2人のベッドでくれいじー・...自由詩108/5/6 15:22
「くもりのちなめくじ」ベンジャミン自由詩3*08/5/6 15:12
京町拙歌西日 茜短歌4+*08/5/6 14:43
妄想少女自由詩4*08/5/6 14:39
タナバタブルーくれいじー・...自由詩008/5/6 14:32
Happy Town自由詩008/5/6 14:30
き・ちゅ愛心自由詩4*08/5/6 14:29
水際、まだ浅い夏の石瀬琳々自由詩9*08/5/6 14:28
「日野々瀬、人乃瀬、血津、逝花瀬。」もしゅ自由詩1*08/5/6 14:14

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加筆訂正:
星座をつなぐもの/しろう[08/5/6 21:41]
ちこっと推敲。
『かのん、の』/川村 透[08/5/6 21:20]
朗読File upしたurlの変更
表と裏とその真ん中/もこもこわたあめ[08/5/6 21:15]
ちょびっとつけたし
はるかなるオーチャードグラス/石瀬琳々[08/5/6 14:34]
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6.06sec.