{引用=
(光を常に浴びて変われ
きみという緑の輝きの)
(そのうすい葉脈のすみずみまで満たせ
それがたとえ何かを)
}
おぼろなる
季節は過ぎて
五月
つつ ...
何一つありませんでした。
「はい」という相槌を打ってはみたものの、何かが通ったことは認識したものの、そして「はい」の後に何かを通したことは認識したものの、わたしは何一つ言葉を伝えたことはありません。 ...
例えば
それは真っ黒な海に広がる
一滴のミルク
ゆるゆると広がり
消えて行くのか
それとも行かないのか
海の広さを
図りかねている
年月よりも尚
重い枷があるのだとして
そ ...
平日の昼間から僕のアドレス帳に登録されている人間たちに片っ端から
「雲を見に行こう」とメールを送りまくった。
来てくれたのは友人の一人モモサキだけだった。
彼はメールの一時間後、ピストル ...
ボクの今が、
うすまるのは、
あるがままをなくしてしまったから。
それに、
うすまっていく自分を見てしまうのは、
つらすぎるから。
浸れる映像を探しに毎晩リモコンを押しつづける ...
向精神薬なんて、鍵のひとつじゃない
ドーパミン
セロトニン
生まれもった病気のふり、やめろよな
あたしの未来になにをするんだ
医者やインターネットの
あたしペイ ...
さみしいものが
さみしいものと
こすれあう
すると なぜか
うみは ひろがる
なみは ひくいまま
たよりなさげな
しっぽでも
つなご
ひねりだしたって
しょっぱい ...
となりの貴方を想う
その顔。
そんな顔の
過去の自分が
懐かしくて――
1つが2つ
増えていく気持ちを
僕は縮められないでいる
それは距離のように それは遠ざかる
受け入れれば 受け入れるほどに
一つにならない
それは分離しているということ
増え続ける ...
現状取り急ぎ報告いたします期待はずれでした
それはもう期待はずれでした知らなかった頃に
戻りたいの多くの者が申しております何かの事故で
あって欲しいとも申しております裏側を覗く者もおります
足 ...
{ルビ山菜=やまな}摘み 岩清水にて 菜を洗ひ
水小屋入りて 蒸し煎じする
トントンと 微かに叩く 音すれど
何人おらず 風の{ルビ音=ね}なるか
煎じ薬 竹筒詰めて 持ち帰る
真暗 ...
花火 のよう
ではなかった
燃え上がった炎
お互いのいのちを
内側から削り合って
混ぜ合わせた粉に
火矢を放つ
一瞬の火花の中
求め合い
探り合う
薄い皮膚だけ保たれて
...
一。
「もう攻撃しないでください。」
とプラカードを持ったマスクメロン怪人が、駅で攻撃されている。あんなプラカード持たなきゃいいのにと思うけれど、マスクメロン ...
夕方
ベッドで
横になっている
台所からは
母の立ち働く
音が聞こえる
サクサクいう
包丁の音
ガスレンジをつける
チッチッという音
何か炒める
ジャッという音
...
なんて
青い
空なんだろう
なんて
心地よい
春風なんだろう
美しき木々
遥かなる山
この世界は
美しさに満ち満ちて
気怠い午後さえ
まるで
アクセントのようで
なんて
素晴らしき
この世 ...
自分の身勝手から
すべてに放り出された男
孤独と挫折を繰り返した
男の左手首には
すべてを終わりにしたかった
一本の深い傷跡がある
何も聞かず
何も言わず
後ろから ...
春の雨花開かせるボタン押す
薫風に背中押されて季節リレー
葉桜に吹き付ける風緑色
ある友は
繰り返し押し寄せる
夜の暗闇に闘い疲れ果て
自らの命を絶った
ある友は
不条理な世の濁流に流され
無情な職場から
解雇通告を受けた
ある友は
老い ...
アスファルトの上に
放置された猫の遺体を
夏の陽射しが腐らせる
数百年昔
同じ場所で戦があり
斬られた鎌倉武士の遺体は
掘られた土の穴に埋められた
やがて季節は巡り ...
ハス
ガマ
ヒシ
ホテイアオイ
ジュンサイ
カナダモ
キンギョモ
アマモ
目に見えない
役目
誰も知らない
生態
世の中には
説明できない
けど
大切な事があ ...
フレンチトースト作って
コーヒー入れて
タバコを吸って
くつろぐ
夜香木の芽が
吹いた
挿し木をして
初めての夏
ターザンが
ホオオオホ
アーアアー
飛びついてきた。
...
絵里子は石垣に崩れ落ちた。
街は皆殺しにされた。
絵里子は落ちた。
愛もまた、絵里子と同じだ。
攻め立てられ、落ちた。
愛も、絵里子も同じだ。
唐突に攻められ、驚きとともに、
...
透けるレースのカーテン揺れて
弦はさりげなく弾かれていく
庭から伸びる仲良しな枝の先
蓄えていく思いつきのメロディ
楽譜に記録する事をあきらめた少年
鉛筆を放り出してハミングする
息を ...
人間になりたい
そればっかりが頭をよぎり
そのたびに問いただす
明日さえ来なければ、
なんて思いもしない
しないけど
犬の湿った鼻が欲しい
猫の光る目が欲しい
鼠の小さな体が欲 ...
近づいてはみるけれどすべては許せない体育座りでまもる心臓
異物という有色世界に混じろうか溶けきらないでよハッカドロップ
終わらないはずのよるが終わるならあたしはきみよりもっと淋しい ...
このままじゃきっとダメになる
このままじゃきっとダメになる
そういう感覚を利用して
何よりもスピードを大事にしてみなよ
畑を耕して
種を撒くことから始めてみるべきだ
乾いた ...
この箱の色は メンソール
緑色とくりゃ メンソール
吸って スッとして
吐いて ハッとして
ニコチンマン ゴーゴー
ニコチンマン ゴゴゴー
...
{画像=080420120408.jpg}
救いのない旋律 / 救いのないコトバ
うつむいて歩くときの / 手のおきどころにこまる
あついコトバはなくて / 青くひかる煌めき
静か ...
百匹のトナカイ
百匹のトナカイ
五匹が雪の国のひとに
食べられました
九十五匹のトナカイ
二十五匹がライフルを持ったひ ...
革命家どうしの恋があった
恋は愛に変質していった
執着としての愛に
恋ごころとしての愛に
それは宝石のようだ
宝石の透明ないろをしていた
あきらめてはいけない
...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
稜線
uminek...
自由詩
9*
08/4/20 23:08
児
ののの
自由詩
0
08/4/20 22:47
思春期
さき
自由詩
3
08/4/20 22:24
や☆さ★し☆さ★
青木龍一郎
自由詩
5*
08/4/20 22:10
しょうがないさ
よーかん
自由詩
1
08/4/20 22:07
罪の色
吉岡ペペロ
自由詩
9
08/4/20 21:39
うすめる
唐草フウ
自由詩
6*
08/4/20 21:17
顔
xたろおx
自由詩
0
08/4/20 21:00
終壊
tatsuy...
自由詩
0
08/4/20 20:53
ノーギャラリー・ノーリアクション
キリギリ
自由詩
3
08/4/20 20:17
遠野拙歌
西日 茜
短歌
7+*
08/4/20 19:23
マグネシウム
こゆり
自由詩
7*
08/4/20 19:07
「 今日から強化人間弱化月間。 」
PULL.
散文(批評...
2*
08/4/20 18:56
台所の音
風音
自由詩
4*
08/4/20 18:41
素晴らしき世界
〃
携帯写真+...
4*
08/4/20 18:28
男と女
舞狐
自由詩
2*
08/4/20 18:24
春の雨
夏川ゆう
俳句
1
08/4/20 17:41
侍
服部 剛
自由詩
1
08/4/20 16:31
鎌倉の武士
〃
自由詩
0
08/4/20 16:03
水草
ペポパンプ
自由詩
4*
08/4/20 15:43
今日も雨
〃
自由詩
4*
08/4/20 15:43
華南
ブライアン
自由詩
0*
08/4/20 15:28
走れ青い鳥
木屋 亞万
自由詩
0*
08/4/20 15:17
暗がり
ブロッコリー...
自由詩
0
08/4/20 14:28
体育座りでまもる心臓
春日
短歌
4*
08/4/20 14:26
スポンジは雨のあとに出てくる芽のことを待ち侘びている
エスカルラー...
自由詩
7*
08/4/20 12:54
メンソールソング
caleha
自由詩
6
08/4/20 12:35
天聴(テンチョウ)
beebee
自由詩
7*
08/4/20 11:53
やさしい冬のはなし
森さかな
自由詩
3
08/4/20 11:43
宝石
吉岡ペペロ
自由詩
8
08/4/20 10:47
4995
4996
4997
4998
4999
5000
5001
5002
5003
5004
5005
5006
5007
5008
5009
5010
5011
5012
5013
5014
5015
5016
5017
5018
5019
5020
5021
5022
5023
5024
5025
5026
5027
5028
5029
5030
5031
5032
5033
5034
5035
加筆訂正:
マグネシウム
/
こゆり
[08/4/20 21:04]
2連目修正
屈折率
/
ブライアン
[08/4/20 15:17]
いろいろと
5.19sec.