しまった
せっかくペヤング作ったのに
お湯を捨てきれていなかった
ソースをかけたら、底にスープのように溜まってしまった
完全に湯切りできたと確信していたのに
ゴ〜〜〜〜〜ル!と思ったらオフサ ...
眠りをすり抜けた昨日の喪失は
ぱらり、
白いお皿への林檎と一緒に
落下して
静止する





ぱらり、ぱら、ぱら、手の平から
白いお皿へと、剥いて ...
「きみがしぬのをまっていたんだ」

そういうときみはほほえんだ。
うん、きっとぼくはしってた。
きみがしぬこと、ぼくがしぬこと。
いつかすべてがきえること。
おばえたての
春の言葉で
風が僕に話しかける

まだ少し
電話越しの声で

からだの輪郭が
白くフェードアウトしている
嘘つくことを知ってた
笑うことを知ってた
そうやって
まわりを誤魔化してた
独りで泣いて
たくさん泣いて
もう涙も出ない

君を失って

世界に色がなくなった

あんなにキレイ ...
雪のない窓辺に指で描いてた心の傘揺れ揺れて泣く


水色の雨桃色の春橙の朝銀色の海辺の記憶
?.

埋め尽くされている
埋め尽くされている

混沌の中で
バラとシマウマとミトコンドリアの死体とが持ち上げている
その全てを白い肌の中で殺し、生かし、踊っている右脳の中で


...
ぼくはもがいている
部屋の中で
どうしようもなく
ぼくはもがいている

窓の外には
四つの季節が通り過ぎる
今日は風が強いから
またひとつ季節が過ぎるだろう

ぼくはもがいてい ...
信じることは生きること

わたしは信じる 愛を
わたしは信じる 情を
わたしは信じる 熱を
わたしは信じる 血を
わたしは信じる 液を
わたしは信じる 体を
わたしは信じる 育を
わ ...
ペニスを写メしたり

おっぱいを写メされたり

いつもそんなことは

始まりのときの微熱だね

すこしずつ知り合ってゆけば

男はしつこくなってゆくし

女は理性的になってゆく ...
壮大な大地に根をはり
幾通りの風と
幾重もの雨と
幾千もの時を折り
四季を労い
生命を見届け
雲に平和を
星に安らぎを
月に癒やしを
それぞれに祈りを捧げ
老木は
廻る刻みの光と影に
こんこんと沸き立 ...
この世のすべてについて、
水の押し殺した笑い声
世を見る森、骨、

私たちはそれらの上、
摩天楼の狭間、血管
すり抜ける波、

それらはすべて私たちの中、
望むもの、止まらぬ心臓、
...
丸みの無い水平線の向こう、
空と海の境界が
白く曖昧になるあたりで
春、が転寝している


寒気から噴き出した風が止み
陽の降り注ぐ砂浜には
くろい鳥のような人影が
水面に微笑み ...
夢屑になるように

はじけ飛ぶ泡のように

淡く思いを膨らませる

するとはじける赤い実が

まるで海の夕日

沈む太陽の背中に

浮かぶ満月のような心

泳ぐように流され ...
僕の訃報が届いた
過去の僕から僕宛に
確かに僕は死んでいた

魂を添付して返信すると
僕は静かに目を覚ます
とても狭いところ
近くでお経の声が聞こえる
一枚の写真のなかで私
笑っていた
卸したての制服は似合っていないし
表情もなんだかぎこちない

引越しの準備とかで慌しい最中
久しぶりに開いてみた
アルバム
こっちへ出てくるときに母が ...
こんなに胸がきょう
せつないのは
わたしだけなのだろうか

春の前ぶれの雨が
まるで生まれたてのたまごのような
しろいふあんと
いたたまれぬきぼうと
あたらしいよかんと

蜂の ...
雨のリズム
秒針の鼓動
一定に停まる気配もなく
ただ無機質に

「只今、午後4時39分になりました」
電子音が遠くから聞こえる
見えるはずの海のむこうは見えない
もやがかかって曖昧に直 ...
「そんなふうに泣いて呉れるな」
首にまとわりつく女よ

愛しい、指に幾つもの接吻を
激しく華が咲く季節夜空
余計な事情と感情がなけりゃ幸福と
簡単に馬鹿に成れぬ

「貴様は何が1番好き ...
原理原則を持たない私は道に迷う
原理原則を持たない私は死ぬのが怖い
原理原則を持たない私は前言を撤回する
原理原則を持たない私は先が読めない
原理原則を持たない私は空気も読めない
原理原則を ...
そうやって

君を探す


君を憎むふりをして

君を嫌うふりをして

君の影ばかり
追っている



恨んでいるから
忘れられないんだと

都合のいい
この解 ...
さよなら
さようなら

この病院とも
さようなら

血だらけのわたしを
丁寧に親切に
手当てしてくれた
看護士さんたち

見えないところで
支えてくれた
看護士さんたち

...
証明できたら信頼されるの
いつもみたいにふざけ合えるの
冗談で取り繕ってみせた雰囲気は
一人になると嫌悪して
言葉に立ち始めた角が疲弊させていく

肩は不確か
いつもの場所よ ...
光の裏に氷があり
曇の奥へ
曇の奥へ
小さく水を点してゆく


陽の下の雨
雨の下の夜
夜の下の背
水みちる背


応えないものに囲まれ
ゆうるりと夜に気づいてゆ ...
朝が更けてゆく

アフリカの太陽が

この街に

遠い音楽のように照りはじめる


ビジネスマンもウーマンも

スターバックスの紙袋抱えて

仕事場までの獣道歩いてる

...
お父さんが

お酒を飲んでは

こんなこと言ってた

使命の多い奴ほど、

苦労するもんなんや、


男を好きになって

いつも会いたくなってしまって

だけど男は

...
淋しさやスズカケノキの鈴の空 ああ 山崎ハコ! 素晴らしすぎる!

どーしよう。ヘッドフォンが頭からはずせない。もう三日、朝から晩まで聴きっぱなし。

納期が。納期が迫って来る〜!

よし、三時間ぐらい一緒に唄おう。
...
 天空がようやく白みはじめた夜の終わりに、緩やかな砂丘を白いターバンを巻いた少年がただひとり美しい装飾の柩を背中にのせたアジア象をつれて歩いている。沢山の花たちで飾られた柩の正体はけして定かではないが ... 怖いなら
窓を開けて

透き通った空を
思いっきり吸い込んで
流し込んでごらん

銀河を

君の中が
ぱちぱち煌めいて
君の脳は
くすぐったくなって

そうしていつの間にか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
失敗作新守山ダダマ自由詩108/3/11 2:59
本当の林檎A道化自由詩808/3/11 2:56
いつかすべてがきえることゆうと自由詩1*08/3/11 2:05
フェードアウト小川 葉自由詩108/3/11 0:52
モノクロほのか自由詩4*08/3/10 23:58
からあずアイバ シュ...短歌308/3/10 23:58
死。私が見たのは、エチカ自由詩4+*08/3/10 23:44
くるくる回る、季節の終わりにゆうと自由詩1*08/3/10 22:53
信じることは生きること相良ゆう自由詩1*08/3/10 22:37
モーティブ吉岡ペペロ自由詩208/3/10 22:22
春を乗せて見崎 光携帯写真+...2*08/3/10 22:05
相対路守 緒世留自由詩108/3/10 21:43
湘南、春の片隅で銀猫自由詩12*08/3/10 21:39
人魚と書いて叶わぬ恋と読む風景くま自由詩008/3/10 21:23
Re:小川 葉自由詩2*08/3/10 21:07
引っ越すひと恋月 ぴの自由詩25*08/3/10 20:45
春の前日ふぁんバーバ...自由詩3*08/3/10 20:30
別れの手前 止まない音緋月 衣瑠香自由詩9*08/3/10 19:25
着物の襟を蝶澤自由詩008/3/10 19:14
一元論者への抗弁六九郎自由詩008/3/10 19:11
もしかしたらみなみ。自由詩108/3/10 18:48
退院風音散文(批評...1*08/3/10 18:32
「不確かな肩」菊尾自由詩408/3/10 17:58
ひとつ ひらめき木立 悟自由詩108/3/10 17:48
アフリカの太陽、ニューヨークの吉岡ペペロ自由詩408/3/10 17:44
スニーカー・ブルース自由詩008/3/10 17:37
冬空A-29俳句2*08/3/10 16:46
仕事が手につかない散文(批評...2*08/3/10 16:29
虚偽と忘却のエピソードatsuch...散文(批評...9*08/3/10 16:22
こわくないよ萌歌自由詩108/3/10 15:53

Home 戻る 最新へ 次へ
4995 4996 4997 4998 4999 5000 5001 5002 5003 5004 5005 5006 5007 5008 5009 5010 5011 5012 5013 5014 5015 5016 5017 5018 5019 5020 5021 5022 5023 5024 5025 5026 5027 5028 5029 5030 5031 5032 5033 5034 5035 
8.83sec.