花びらが、ひとつふたつと去っていく、梅がしりぞき舞台は春に

起きぬけに「おやすみなさい」言う君へ春といっしょに僕も近づく

青空のパレット鮮やか黄緑にうすもも混ぜて春色の君

そう ...
なーんも見なきゃいいんだよな

全部見きるなんてムリだから頑張ってた勉強も辞めてみよう


私が好きなこと全てにおいて一番カッコいいやつを作ればいいんだ

私が一番カッコいいと思っ ...
ぼくの隣
静かなきみのポケットに
たぶん幼い
春が来ている

手を入れれば
指先に形のない手触り
必要な幸福は
それで足りる

春になったら
そう言い続けて
ぼくらは今
何を ...
警告するように
何度も何度も
繰り返していた

触れば広がる波紋が
君の顔を歪ませたんだ

想いは届かないね
けして開かない扉

頑なな僕の心
孤独な君の涙


零 ...
おぼろな 三月

見晴らしのいい 場所で
遠く 帝都を仰ぎ見たくなる

両腕を広げると
風に 翼

東京タワーまで
フワリ フワリ 飛んで行けそうだ

春 霞
飛行の航跡に
...
相変わらずわたしは荷物が多い

どこかからどこかへ、なにか必要なものを、過去になった場所から現在生きている場所へと運んでいる


大変に邪魔な荷物と夕暮れすぎの中央線。

昔々にオーダー ...
型破りの性格も

意外ともろい

パイのようで


十円玉は丸じゃなく

横からみたら

長方形だって

国語の先生

言ってたっけ


大きな体の

おっちゃ ...
蘭が咲いている

甘く魅了する
香りをふりまいて

重い花をたらしている


キミに触れたのは
いつだったんだろう

最後にキミに触れたのは

もう
触らないでというなら
もちろん

キミの香りがする ...
電車の好きな少年だった


窓のそとを
いつも景色を走らせていた
乗客はいなかった


やがて彼は
景色のなかを走った
走りつづけた


いくつかの景色をつなぐと
電車にな ...
柱研がれて朝焼けの六対になる

思い出の本に無くした腕の跡

肺に達する狐を揺らして教会に行く

重い気泡徐々に浮上し階下で弾ける

熊の手を熊から降ろす階段長い

だれもかも老い ...
5階、風通しの良い2LDK

ベランダ、部屋より広い

目一杯、布団干す

風、まだ寒い

窓、開け放ち

掃除機、舞う埃

御膳、気合いを入れて作らねば

午後、何よりも ...
深夜のファミレス
ドリンクバーで耐える
眠気覚ましのカフェオレ
机上に散らかる
ミルクと砂糖
ノートと空論

誰かが笑ってくれればいいな

不特定多数の笑顔の為に

誰かが笑って ...
悲しい、だとか
辛いだとか そんなこと想ったって
いくら願ったって 帰ってこないものは 帰ってこないのだと

気付いたのが遅すぎて
どうせなら
こんなに泣きはらす前に気付かせて

...
一寸という距離を、一寸という距離に任せれば。
一寸という定められた袋小路を徘徊するだろう。
いびつに整えた瞳たちは等しく観止められるだろう。

一寸という距離を、頭陀袋に放り込んでゆけば。
...
女が白い喉首をそらして
紅茶を空ける
カップは長くいつまでも口唇とふれている
瞼は閉じられて
なかなか開かれそうにない

テーブル、
無防備な左手の指の間をくぐり抜けて遊ぶ風 ...
別れるたびに思う

また幸せにできなかった

それどころか

離れることで気楽になるほど追い詰めた

そのたびに 寂しい人生だと思うんだ


意味もなく「頑張んなきゃ」とつぶやい ...
いらないものはいらないのと
私はいつからこんな色に
綺麗な羽をつけてみたって
薄汚れてしまうだけだから

求めていた愛情はきっと偉大で
積もり積もったそれは手が届かない
あなたに近づく前から感じてた

これ以上近づいてはいけない事を。



あなたに近づくことは わるい事

大切な人をめちゃくちゃにしてしまう事

大切な人との約束を破る事

...
その能天気な声
できれば二度と聞きたくない

開口一番閉口せざるを得ないほど
無残にも引き裂かれたのは
一時と言えども夢見た優しさで

ショッピングモールの喧騒で
知ることはないだろう ...
かつては、大手菓子メーカーがフランチャイズ展開を
していたハンバーガーショップ。今は、身売りされて、
櫛の歯が抜けるように店舗が減っていることが、イン
ターネットで紹介されている。(もちろん公式 ...
きのう
生きている友に手紙を書いた
行かなかったけれど
忘れたわけではないと

きょうは異常乾燥注意報が出ていて
どこかの土手が延焼したと
広報が単調に喋っている

どうせ誰かが消す ...
繕っても繕ってもほつれてゆく
こたつぶとんのはじっこの糸のような
きみのことばに耳を傾けている
そとはつめたい雨
ポストに届いたばかりのハガキには
あと三十分で春がきます と
楽観的な文字 ...
{画像=080307003733.jpg}

翼もないのに太陽に近づいたので
どこにも行けなくなってしまう
尾根伝いにやってきた
自分の足跡をふりかえる と
笑い出しそうな風が耳元でさわぐ ...
アメを転がす
回転する中身は
洗濯機を
思わせる
温かい波の
中にいる

滑らかであった
表面が液に
溶かされ
かわいげのある
チクチクが表れる

しばらく舌で
ざらつきを ...
毎日働いてると 
なかには 
いろんなボールを 
投げてくる人もいる 

前のぼくなら 
しかめっ面で 
乱れ飛ぶボールをそのままに 
取ろうともしなかった 

これからのぼくは  ...
リンゴ飴を買いました

冷蔵庫に入れて12日間
まわりの飴が溶け始めたのに気づいて
口の周りにベタベタ
たくさん飴を付けて食べました


突然思ったんだ
これは、血かもしれない
そ ...
4年は乗っているバイクのNランプがつかなくなった
あれ?と思っていたらブレーキ灯もウインカーも
つかなくなってしまった

バイク屋のお兄さんが云うには
何処かの線がぷっつり切れているらしい
...
バナナが自ら皮を脱いで
バナナはバナナであろうとする

それを口がおいしそうに食べて
口は口であろうとする

その様子をじっと見ながら
目は目であろうとした

庭に出ると
鼻が ...
著者より

 相手の立場に立ってものごとを考える。ということは、よりよい人間関係を形成する上で非常に大切なことである。しかし、こういうことは日ごろから意識しておかないとできないものであって、時とし ...
打ち出でてみればそこは青く

ウミネコが謳い白く泡だつにぎやかなオモテだ

楽園だなあと思うオレ

「ようっ」と挨拶交わしてくれるじゃないか

嬉しいじゃないか楽しいじゃないか

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
春といっしょに僕も近づくたにがわR短歌108/3/7 13:51
喧嘩売るならウソあげます。猫のひたい撫...自由詩008/3/7 13:33
裏木戸たもつ自由詩3008/3/7 13:16
臆病な僕は君を救えない御影自由詩008/3/7 12:31
弥生 三月アハウ自由詩408/3/7 10:39
あの日を暮らせば猫のひたい撫...自由詩208/3/7 9:00
アンバランスの方程式なきむし自由詩408/3/7 8:45
蘭が咲いている風音携帯写真+...1*08/3/7 6:30
電車yo-yo自由詩26*08/3/7 6:12
姪肉黒川排除 (...川柳308/3/7 4:18
白日夢(2LDK)udegeu...自由詩208/3/7 2:42
深夜のファミレス相羽 柚希自由詩4*08/3/7 1:59
オフホワイトくるす.wh...自由詩0*08/3/7 1:46
一寸という距離を。久野本 暁自由詩108/3/7 1:41
午後ヨルノテガム自由詩408/3/7 1:20
そのたびこのたびだれのたび短角牛自由詩108/3/7 1:10
それでも希望を崩せないでいるのは何かに希望を託しているからと。り。自由詩208/3/7 1:09
後悔shion自由詩2*08/3/7 0:58
もう終わった話松本 卓也自由詩208/3/7 0:58
大手資本から見捨てられたハンバーガーショップの話kauzak自由詩7*08/3/7 0:50
春の闇佐々宝砂自由詩608/3/7 0:42
はるのいと自由詩708/3/7 0:41
闇もまた遠く自由詩208/3/7 0:38
あめなめ木屋 亞万自由詩2*08/3/7 0:31
野球少年服部 剛自由詩408/3/7 0:20
縞馬(シマウマ)が走る風景市松 伊知郎自由詩108/3/7 0:20
点滅不全朽木 裕自由詩5*08/3/6 23:57
春のバナナ小川 葉自由詩108/3/6 23:48
「タシャノキモチ」Rin.散文(批評...19+*08/3/6 23:33
寝床の海西日 茜自由詩9*08/3/6 22:57

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