080513
たいこがとんとん
鳴っている
たいこはとんとん調子よく
とことこ トコトコ どんどこどん
空の財布を拾ったと
虚ろなセリフをはさみ込 ...
わたしの棲む場所を流れる川に
水はない
誰かが
橋の上から捨てた言葉を
灰色のさかながついばんでいる
*
夏の暑い日、わたしは
忘れてしまいたい過去の過ちと ...
これから
ぼくは笑うことなき人生を
きみは泣くことなき人生を
魚が潜って行く絵だ
深海ではないような気がする
かと云ってこの頭の中だけではないのだ
大きな
魚ではない
小さな魚の大群でもない
どちらかと云えば弱者でありたい
大義名分 ...
同じもの、きみと
わたしとの、
きみのように
あることと、わたしのようにあること
の、
彼女のように、包絡して
いく、
刈り取られた、夜夜の
同じものが、きみときみの
わたしに、 ...
手首のそれらは
恰好の題材となったことだろう
吐き気をもよおしながらも
最悪という名の底からすくいとることを
忘れてはいない
口をつぐむしかなかった
振る舞いに不協和音が混じってい ...
午前3時のオルゴール
ぜんまい仕掛け
午前3時のオルゴール
涙で濡れた
午前3時のオルゴール
ぜんまい仕掛け
午前3時のオルゴール
...
080513
水色の空に雲が流れ
時間が止まっているようにも見える
体育館では
子供たちが遊んでいる
にぎやかな声に
忘れかけた記憶 ...
080513
悠久の平和を願う
すべての人が
戦うことなく
幸せに過ごせますようにと
若い人たちが考えて
憲法の柱にしたのです
しかし
有給の平和と聞 ...
{画像=080513015507.jpg}
春が過ぎて、
夏になった。
けれども同じように、
ぼくの目蓋は痙攣する。
ひくひくと
嗤うような調子で、
ぼくの目蓋は痙攣する。
ひくひくと ...
埃に塗れたガラスに映る
くたびれ果てた繕い笑顔
二日酔いで始まる月曜日
やるべき事が頭を巡る
子供の声とエンジン音とが
交互に僕を追い越していく
皆一様に行くべき場所へ
望む望まぬの ...
その夜の悲しみは
液状をしていたので
私の輪郭が
どんなに複雑な形をしていようが
細部にまで浸透してしまうから
やりきれない
こんなことなら
笑える似顔絵でも
描いて行ってもら ...
大根と鶏肉と豆乳
パーツだけ言われてしまうと
美味しそうではなく
ただの食材
鶏は皮を取り除き包丁で粗めにたたく
お塩とお酒とかたくりを軽くまぶす
なんて言ったり
大根は ...
アルバム一枚聴き終わるほどの時間を
通勤のために毎朝費やしている
青になっても進まない渋滞に
眠気とイライラが化学反応起こしている
社会人として駆け出しだった頃は
携帯電話片手に運転して ...
にごり水のすきまには
とてもせまい空席が
すみわたる空の波の間で
ゆりかごのように待っている
にごればにごった水のまま
にごる理由もわからずに
残されたその空席を
赤子のようにゆら ...
昼間は耳の裏がやかましくて困る
私は昨日洋式トイレで尻子玉を抜かれました
My small ball in buttocks was pulled out by Western-s ...
素足に若草
浅く緑の
木々は萌え
目眩するほどに
花曇りの日なら
なおのこと
生まれたてのそれらは
やわらかに躍る
耳に愛しい鳥の名を
春になるたび
あなたに訊ね
匂い淡しい ...
自らの縁において、きみは
もっとも
われに返らされて、自己の
もとに戻っている、あらゆる外に
むかって、あらゆる外
から
解放されるように
きみのようであったら、彼女の
ように、包絡
していく
わたしの
ようであったら、夜に
彼のように、
そうあるかもしれないきみが、包絡して
いく、
数々の
星々
...
狂ったような人
そう見えるわたくしの目
素直になるのはどちらか知らぬ
心情を吐露したらお終いです。そうです。
それが示しているのだってそんなものじゃないの
遠回りはめんどくさくないか
知ら ...
君がいてくれるなら
君が幸せでいるなら
それだけでいい
少し 泣いたら
また がんばろう
夕暮れの風
優しく涙をかわかし
傷を癒してくれる
{注紅の葉=くすのきの新芽}
散り始めた うすべに
まぶしい{ルビ緑=あお}
春はいつのまにか来て
いつのまにか去っていた
悲 ...
君と初めてキスをした 瞬間の風の におい
君と初めて腕を組んだ ボクの足の 歩幅
君と初めてあんみつを食べた 時の 周りのカップルたち
べつに君以外の何かを思い出そうとしてるわけじゃない ...
鉄鉱石の蜜が街に溢れるころ
虫は人の文字の中で
急激に羽化を始める
かじると化学物質の味がして
その年はひどくうがいが流行った
水は水を乾かし
水は水を空席にする
証言台に立った女 ...
かわいい海が沈んだから憂鬱にも火が灯る
めらめらと燃える物欲しそうな目で5歳児が語りかける
お断りしましょうの歌が流れるコンビニエンスで
父さんは醤油を万引きした
本当はレジの女の子を強姦 ...
ああ嫌だ嫌だ
因業だ因業だ
こんなに晴れて空気の乾いた日には
きっとまた降って来なさる
かさかさかさかさ嫌な音立てて
お役所を
お済みになった
お役人様が
夥しい数の
お役人様が ...
短歌。刻一刻と色を変える空に寄せて。
・朝焼けに浸すこの目に映るもの あなたと共に眺められたら
・紺碧を切り裂く白い蚯蚓腫れ あの飛行機は何処へ行くのか
...
角砂糖ひとつ、つまんだら分かった
冷めたお茶の底にもうひとり
わたしがいるの
少女は集合体で出来てる
丸いもの、赤いもの、風きり羽根のコレクション
もし彼女の身体を裂いたなら
...
遠くに浮かんだ憧れを
指を咥えて見ていても
訪れること無い幸福は
舌を出して飛んでゆく
路面に映る人影の
胸に{ルビ嵌=はま}った丸い水鏡は
誰もいない夜道を往く
独り ...
カレー専門店で千何百円のカレーを食べた次の日に、三百円のちょっと高めのレトルトカレーを食べたんだけど、どっちも同じくらいうまかった。でも、おすし屋さんで食べる一皿千何百円のマグロと、コンビにのすしを ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水の空席
あおば
自由詩
2*
08/5/13 11:21
〃
望月 ゆき
自由詩
49*
08/5/13 10:14
さよなら
REMING...
自由詩
3
08/5/13 9:51
イクトゥス
よしおかさく...
自由詩
6*
08/5/13 9:10
envelope
こもん
自由詩
3
08/5/13 7:45
あいつ
FUBAR
自由詩
8*
08/5/13 5:32
午前3時のオルゴール
山崎 風雅
自由詩
4*
08/5/13 3:37
水の空席
あおば
自由詩
22*
08/5/13 2:41
空席
〃
自由詩
1*
08/5/13 2:11
猫の目
beebee
自由詩
17
08/5/13 1:44
二日酔い
松本 卓也
自由詩
4
08/5/13 1:14
水の空席
RT
自由詩
10
08/5/13 1:10
日々の食材
maumi
自由詩
0*
08/5/13 0:41
Bitter days
1486 1...
自由詩
2*
08/5/13 0:21
水の空席
小川 葉
自由詩
4*
08/5/13 0:18
ハクチューム残響英語
木屋 亞万
自由詩
0
08/5/13 0:11
春おぼろ
LEO
自由詩
10*
08/5/12 23:57
_
こもん
自由詩
3
08/5/12 23:53
envelope
〃
自由詩
3
08/5/12 23:38
一方向ちゃん
ののの
自由詩
0+*
08/5/12 23:29
悲しい嘘はもういらない
春日野佐秀
自由詩
2
08/5/12 22:41
夕暮れの風
〃
自由詩
1
08/5/12 22:36
メモリーダイジェスト
もこもこわた...
自由詩
1*
08/5/12 22:18
水の空席
たもつ
自由詩
4*
08/5/12 21:56
主観ジナビア午前2時
キリギリ
自由詩
1
08/5/12 21:29
天、下られよ、我等が上に
六九郎
自由詩
2*
08/5/12 21:28
色を変える空に
相田真理子
短歌
1
08/5/12 21:25
少女の行方は知れない
ミゼット
自由詩
0*
08/5/12 21:25
暗夜の道
服部 剛
自由詩
2
08/5/12 21:20
ぐぐ
風船6号
散文(批評...
1
08/5/12 21:05
4963
4964
4965
4966
4967
4968
4969
4970
4971
4972
4973
4974
4975
4976
4977
4978
4979
4980
4981
4982
4983
4984
4985
4986
4987
4988
4989
4990
4991
4992
4993
4994
4995
4996
4997
4998
4999
5000
5001
5002
5003
8.86sec.