気前のよい兄貴のようで
ぼくはまた
例によって
半日を先生と過ごす
おやつを食べながら
いろんな話をして
アニメのビデオを観る
ぼくが気をよくして
喋りすぎると
先生のノ ...
狼
それにしても狼
曠野を駆ける全能の捕食者
我々の祖先たる狼
その誇り高き彼らが
牙も毛皮も持たない猿のなり損ない共と
なに故友好関係を築いたのか
俺にとっての永遠の謎の一つ
信じた ...
今日あなたがしてたこと
ハッピーターンを人に配った
僕のターンが回ってきたよクルリと回って一回くだいたハッピーターンをかみくだく
僕はよくばり
ハッピーセットをほうばり
...
午前二時ほどになると
私は解放を許され
意の赴くままに翔べるのです
見慣れた街の尾根をちぎり
おもむろに景色は擦られて
ノスタルジツクな小旅行
海の見える場所まで退屈しませ ...
あめがふる
あめがふる
ぱらぱらと
かさにのる
あまつぶが
こぼれて
みずたまりが
できる
どんよりとしたそらに
うかぶぼくのかおはうつろ
あかいかさだけが
げんじつみを ...
青を求めていた
触れられるブルー
違う、滑り台は派手な赤
玩具みたいで少し残酷な
違う、雲梯はテカテカ光る緑
同じ緑なら地にへばり付く
違う、ジャングルジムは酸っぱい黄
見て ...
( 駅を降りてあなたに会いに行く
草切れだらけの細い道を )
石に刻まれた文字は失っている
それは削り取られた石屑の体積
こなごなに飛散した言葉の
名残のように鋭く尖って傷付ける ...
かえるがなくから かーえろ
夕暮れあぜ道 帰り道
日なたのにおいと土のにおい
からだにまとって
家路を走る
きょうはたのしかったね
あっという間の
夢みたいな一日は
ま ...
遠ざかるたび変化するサイレンは君のメールを追いかける鼓動
夜の街の赤色灯に冷蔵庫思わず開ければ鰯と目が合う
波長ならもつれてからめて捨て去って眠れる夜のそんな誘惑
博多駅解体進む塀の中青と黄色の重機四つで
いつも優しそうに
見つめてくれる瞳
いつも
愛しそうに
水をくれる彼女
庭に咲く黄色いタンポポ
いつも一緒だった人はどうしたの
そうか
また旅に出たんだ ...
静かにリンゲル液漏れ出で発熱する自画像
漏斗に浸水して饒舌やみぬ鴕鳥の如きソフィスト等
本の隙間から
ふとした時間の割れ目から
長くあけることのなかった引き出しから
ふいにあの頃のあなたが顔を出した
懐かしさに時間を忘れ
あの頃の自分になってしまう
...
鍵の開く音がして
夜空に取り残される留守番の少女
今日からきみも
誰かの探し物になってしまうんだね
小さなポケットつきの
コートを羽織っていこうとすると
また
ちゃりん、という音で
鍵 ...
ウインドウショッピングの延長線上で窓の向こうの鏡に映る遠ざかる君の姿を
ただ見つめてる
まるでドラマのワンシーンみたいに距離感のうつろなスローモーションにスタッフロールがながれるのを
(キャ ...
文字盤はそれぞれの時を刻む
でも歯車は繋がっている
君とはそんな風でありたいと思うんだ
手を握りしめる
懺悔でなく
まして後悔ではない
荒れた手を
その皺をつたう
しみる年月を
ただ握りしめる
切実にもつよく
握りしめる
細い手を
よわよわしい時を
迷妄のはての
...
いつも
笑顔でいたいと
そう決めたなら
決して泣かないように
そのかわり
一度決めたなら
最期まで笑いぬけ
すべてのことを包み込んで
心のうちにしまいこんで
簡単にあきらめる ...
電車の影 追いかけて
走っていた あの冬
桜の木に芽吹いた心
いつのまにか
花開いて 散っていたよ
君に出会えて よかったよ
今なら思える
君に出会えて よかったよ
本当にありがと ...
あの、ね
君の語りの中にはいつも海があって
壊れた砂時計が海岸線を塗りつぶしている
波はいつの間にか言葉になって
こだまする、喉の奥
赤いうさぎを抱いた少 ...
誰も死んだりしないように
狭い部屋のベッドの上でうずくまって願う
煙草の煙が太陽の光をまっすぐな筋に変えて
僕の心に突き刺さっている
誰も死んだりしないように
うずくまって願う
自分を ...
目を閉じて
貴方の顔を触れる
貴方を感じる時
貴方の匂いがする
頭が良いと分かった時
楽しくて笑ってばかりいて
顔を見ているだけで面白い
自然を感じる時
貴方がボケる7秒前
...
悲しい歌は
歌う事を禁じられている
いまは
そんなまばゆき時代らしい
分類して片付ける事を得手とする
訳知り顔たちの
摩滅してゆくカレント
時代という名の
光と影が彫刻した悲し ...
生理を迎えたときのように
始まりを得たのに何かを失った気がするのは
まぼろしだったらよかったのに
{引用=
紺色のプリーツスカートを下ろす
布と肌が擦れる音がする
それでも無音 ...
好きなクスリ それはキス
リスクを背負っても
クスリをあのこに飲ませたい
咳の止まらないあの子に
その為には
口移しでクスリを
飲ませたい
えっ
キスしたいから
そう
...
ラブ&ピースなロックを叫ぶ奴らを蹴飛ばして
そいつらの口の中に靴下を詰め込む
親のスネを齧りながら「原発いらねぇ」って言う奴らを殴り倒して
そいつらの口の中に靴下を詰め込む
ハンバーガーを食べ ...
乾かないTシャツ残して出かけたら今日はいちども猫に逢えない
セーターの襟首ざっと引き上げて毛糸の匂いの世界にいるよ
パジャマから追い出されてる春だからはだかんぼうで抱き ...
言葉なんて要らなかった
準備なんて必要なかった
そこで見た
新緑の美しさと
太陽の優しさを
全身で受けた高鳴りに
静寂があれば
それで、それだけで
好かった
+++++
わたしは
さみしいので
ご飯をよそった
@ぴこぴこぴこぴこ+@+@
立ち上る湯気の向こう側に
わたしの言葉の
羅列
...
「びょ」の濁点と突破する感じを残しつつ「みょ」と合わせることで
愛らしさを表現する。彼女の喘ぎ声は簡単に言えば「あふん」だけど
正確に言えば最初の「あ」に濁点を一つだけ加えて「ふ」には半分に
割 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カウンセリングの先生は
REMING...
自由詩
3
08/4/27 4:01
愛する者と愛される者
六九郎
自由詩
2*
08/4/27 2:18
今日の出来事
さわ田マヨネ
自由詩
1+*
08/4/27 1:07
空蝉
白井陽介
自由詩
1
08/4/27 1:00
雨にぬれる
ゆうと
自由詩
4*
08/4/27 0:29
色鬼
木屋 亞万
自由詩
2*
08/4/27 0:25
海に続く道へは、もう
たりぽん(大...
自由詩
4
08/4/27 0:10
暮色
明楽
自由詩
3
08/4/26 23:37
イマージェンシー
アイバ シュ...
短歌
1
08/4/26 23:35
福岡交通センタービル5Fからの眺め
A-29
短歌
1*
08/4/26 23:18
@たんぽぽ
貴水 水海
自由詩
4
08/4/26 22:59
我と汝
フクスケ
短歌
0
08/4/26 22:05
現実
舞狐
自由詩
3*
08/4/26 21:57
扉の日
君の、
自由詩
3
08/4/26 21:40
キャスト
もこもこわた...
自由詩
1*
08/4/26 21:34
クロノグラフ
ネット詩の悪...
自由詩
1
08/4/26 21:25
握りしめる
Etuji
自由詩
6
08/4/26 20:52
決心したなら
春日野佐秀
自由詩
1
08/4/26 20:35
はるか〜愛しい君へ贈る歌〜
〃
自由詩
1
08/4/26 20:28
あの、ね
Rin K
自由詩
38*
08/4/26 19:34
誰も死んだりしないように
虹村 凌
自由詩
10*
08/4/26 19:22
貴方に恋する7秒前
ペポパンプ
自由詩
5*
08/4/26 19:06
霧の向こうに
餅月兎
自由詩
4
08/4/26 19:05
nostalgic
春日
自由詩
5*
08/4/26 18:59
好きなクスリ それはキス
夢乃 綴喜
自由詩
1
08/4/26 18:54
ソックスチェーンソックス
虹村 凌
自由詩
1*
08/4/26 18:30
snap
westne...
短歌
3+
08/4/26 18:24
無言もまた情緒
見崎 光
携帯写真+...
3
08/4/26 17:34
デジタル
伊那 果
自由詩
2*
08/4/26 17:05
文字アック埋める宇宙。個性のキンダーガーデン
キリギリ
自由詩
1
08/4/26 17:04
4986
4987
4988
4989
4990
4991
4992
4993
4994
4995
4996
4997
4998
4999
5000
5001
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5004
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5006
5007
5008
5009
5010
5011
5012
5013
5014
5015
5016
5017
5018
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5022
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5026
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