汗をかいたグラスに、こはく色のグラデーション。色彩
ゆっくりと・・・・沈んで、しずんで、いる。向こう側の見えない
夏の灯・かげろうの夕がた、
コンビナート、それに至るまで
の地平線、待ちくたび ...
響いているのは雨音
夜が深くなると
それはいつか
遠い海に似てさざめき
わたしは
波に洗われたひとつの貝を思う
ところどころが欠けた貝殻は
すこしの闇を内包しており
誕生からずっと ...
(カワセミ!カワセミ!)
木々の重なりの一番深く
真っ暗な沢の灌木で小さな光を見つける
ポストの底に忘れ去られた手紙のように
思い出せないのに忘れられない
ちいさな鳥の形を
手 ...
うまく舞い上がれないボクは
がっかりして
ただっぴろい草原でふて寝をしていた
しばらくすると
とりさんがふわふわと舞い降りて
ボクの前まできた
そのやわらかい羽でふわふわとあおぎだした ...
沼に沈み
泥を愛した
苦しく重いこころを
抱きしめたまま
窒息する森
痺れた月光
吐き出せない砂利のように
時の流れが喉に詰まる
翳りの中の黒い影
どこにもいけずにたゆたって
...
ボクらはお茶をわかして
お菓子の交換をしました
冬のある日
おねえさん達の
おしゃべりは
永遠の謎です
http://www2.bbweb-arena.com/banzawa/02 ...
円型劇場を模した半円状の空中庭園
切り取られた空も等間隔に並ぶ樹木も
思わせぶりだけど何の意味もなくて
ただ造形の美しさだけを求めたもの
こんなところで超芸術に出会えるとは
それが証 ...
上を向き 合わない色の 遠い空
気球の人よ 風よ吹け吹け
人ひとり 何様つもり へんな色
夜明けを告げる コケコッコー
立ち読みの 男が並ぶ コンビニで
コーヒー牛乳 ストロー付けて ...
言葉(コト)撰びの哀しみの後(ノチ)たまゆら 冷えびえと定着し難き陰画
また来む日とうそぶく夕暮れ 在りし日の潜像しんしんと濃くなる
思いきって 原生林から抜け出せますか
にびいろの四次元で
がんじがらめにされてても
コスモスとの 感応はありますか
ぬくもりが失せてしまった ...
雨に濡れた
青桐の
新芽のみどり
雨粒一つ一つの
音の輪郭
季節外れの
冷たい風と雨粒を掌に
雨音は
変奏し続けるだろう
古い端切れの
ほつれた
一本一本の糸の
誰かの記憶のよ ...
オブラート越しの太陽は、微笑むこともなく、泣くこともなく
初夏の陽気だと告げられた皐月上旬
見た目よりもぬるい朝は、パーカーを置きに帰る気力をも奪っていく
パーカーにモッズコートを重ねたゆる ...
私の詩のホームページ「ばんざわ くにお の詩のページ」の紹介です。
このホームページは私が発見した「WEBを使用した詩の新しい表現方法」を
紹介するために2008.1.1に開設しました。
新しい ...
考えて、あなたが今できることを
教えて、あなたの考えていることを
譜面に その考えを書き起してみて
解かりやすく、もっと、解かりやすく
信じないで、目に見える総てのものを
受け入れないで ...
つい
これがまた
癖のように
パソコンの
スタートボタンを押して
それで何かが
始まるような
気分でいる
画面の陰に
立ち上がる
1匹
なにも ...
その事柄
その子と殻
立方体の中へ
閉じ込めた
立方体の中で
羽化する
その子
その事柄
過ぎれば殻になるだけ
立方体の中には
羽化した事柄の
殻だけ
転がっている ...
君のこと
大好きだから
そんな
君の言葉が
つらい
理想ばかり
追い求めても
実現させる
力などなくて
今日も
ただ想うだけ
...
あのね、もう少しであたし死ぬの。
そんな事言ったって死んだりしないけど
ただその言葉だけで死んだ気になりたい
嘘吐きなあたしの胸のうちは
どす黒くて意地汚くて
そんなあたしのこと ...
幼い頃に描いたフラミンゴの親子は
最初から最後まで綺麗なピンク色で
6と4の形をしていた
あれは間違いだと知った今でも
フラミンゴはピンク色のまま
美しい脚で佇んでいて
{ ...
「やっぱ無理だわ」と言って長女はブラウザを閉じた。
「音声だけなら大丈夫じゃない?」と次女。
「いや、それでもダメだった」
「なんで無理なの?」と三女。
「いやなんつうか、分かんないけど無理」 ...
時雨れて 灯る
電飾の街に
密かに流れている 音楽
それぞれの想いに
灰にむせぶ
軒の低い 並びに
人 人は傘に身を寄せて 通り過ぎ
雨足に歩道は すっかり
足音と ...
足で持ち上げ
タカイタカイをする
喜ぶ
前後左右に振る
肩車をして
走りまくる
手を持って
くるくる回す
くさいくさい布団で
指をくわえ
ウキワでヒマワリ
カタツムリを作 ...
悲しさや
つらさや
淋しさは
忘れたふりをしては
いけません
心の奥底に
オリとして
静かに存在しつづけ
爆発する日を待っているから
そのちいさな身体には大きすぎる
僕のYシャツを着ている君
窓に浮かぶ思い出は
あの日ならんで歩いた砂浜
せまってくる白線をとびこえて
水しぶきをあげてはしゃいでいた
いま
...
海岸で拾われてきた貝殻みたいに
居場所を少し間違えただけ
それがあるべきところから
遠く離れてしまうよう
「そう、まるで午後の雨のようね。」
と、あなたはつぶやいた
空の天井を落と ...
僕はガキだから
愛されたい
愛はもらうより与えるものであると
与えるほうがすばらしいと
与えれることは偉大だと
数々の偉人が語るけれど
自分で言っといてなん ...
あわれな魂
ひきずるオマエ
断言しよう
貴様はダメだ
口を開けば
うまくいかない
世間が悪いと
たぐりよせれば
すべて
己の弱さに
辿り着く
ころころと
名 ...
嫌いなもの。
この世で一番 嫌いなもの。
君を 待つ 時間
幸福なもの。
この世で一番幸福なもの。
君を 想う 時間
君を想いながら待つ この時間は
果たして ...
右肩を叩く理想は音符
左肩に寄りかかってくる現実は数字
ベッドの下には欲望の雑誌
頭に被るは理性の帽子
風が靡くだけで揺れる心よ咲け咲け
大志を抱えて出たはずの旅路
強 ...
ボクらの世界は相変わらず何も変っちゃいないさ
キミ、ボクの声がきこえるかい?
選ばれていったキミ、闘いの日々だというじゃないか
大丈夫か?体など壊していないか?
誰よりも強いキミのことだか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こはく色
唐草フウ
自由詩
3*
08/5/11 3:13
海と黄昏
銀猫
自由詩
19*
08/5/11 1:43
夜想曲( reverse )
たりぽん(大...
自由詩
10*
08/5/11 1:37
とりさんと空へ
ここ
自由詩
3
08/5/11 1:13
沈み
jin
自由詩
3
08/5/11 0:10
子供の家
ばんざわ く...
自由詩
6*
08/5/10 23:09
超芸術
kauzak
自由詩
5*
08/5/10 22:59
ペンタブで描く
西日 茜
短歌
1*
08/5/10 22:56
写真へ
フクスケ
短歌
0
08/5/10 22:52
愚問
信天翁
自由詩
1
08/5/10 22:45
雨音
フクスケ
自由詩
2
08/5/10 22:45
期待外れの曇り空
chick
自由詩
3*
08/5/10 22:43
詩の新しい表現方法の紹介
ばんざわ く...
おすすめリ...
5*
08/5/10 22:28
閃光/トワイライト
aidani...
自由詩
0
08/5/10 22:24
ブラインド・タッチ
伊那 果
自由詩
2
08/5/10 22:12
茜事
蓮華
自由詩
0
08/5/10 21:48
片想い
春日野佐秀
自由詩
4
08/5/10 21:46
追憶
ひめと
自由詩
1
08/5/10 21:45
フラミンゴ
士狼(銀)
携帯写真+...
5*
08/5/10 20:20
詩のボックスオースティング三姉妹
キリギリ
自由詩
2
08/5/10 20:17
雨に煙る 街 街
アハウ
自由詩
5
08/5/10 19:46
子供
ペポパンプ
自由詩
6*
08/5/10 19:28
ふつふつと
舞狐
自由詩
5*
08/5/10 19:17
「Yシャツと君と、君のちいさなお願い」
ベンジャミン
自由詩
7*
08/5/10 18:54
紫陽花を待つ
しろう
自由詩
2*
08/5/10 18:51
駄目なんですよ、もうこんな歳なのに。
短角牛
自由詩
1
08/5/10 18:14
あわれな魂
udegeu...
自由詩
0*
08/5/10 17:55
キライなもの。
ウデラコウ
自由詩
3*
08/5/10 16:06
タンポポ
山崎 風雅
自由詩
3
08/5/10 15:55
シリウスの海
西日 茜
自由詩
10+*
08/5/10 15:25
4966
4967
4968
4969
4970
4971
4972
4973
4974
4975
4976
4977
4978
4979
4980
4981
4982
4983
4984
4985
4986
4987
4988
4989
4990
4991
4992
4993
4994
4995
4996
4997
4998
4999
5000
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6.63sec.