さあ
一歩前へ

春風がそう言いながら
桜の花びらを携えて
背中をそっと押してくれた


さあ
踏み出そう
生まれる時に
聞かれました

青 黄色 オレンジ 桃色
さまざまな色が地上にはあって
人はみな生まれる時に
一色を選ばなくてはならない

私は答えましたそれなら
赤がいい

産道 ...
鳥籠の中 鎖に繋がれながら自由を夢見るいけない小鳥

ある時神は鎖を外した

いけない小鳥は飛び立った

無我夢中に飛び続けた

花を知り

星を知り

雨を知り

そして ...
すてきな言葉がかきたいと、そう思ったのです。
できることなら絵をかきたいと、思ったのです。
すばらしい日々は、あふれているのです。
でも、それは、ありふれてはいないのです。

光にあふれ ...
灯りは星のひとつひとつ
身動ぎしない風景の
その一個となって
孤独と添うには
十分な夜である

静まり返る街角の
路地の向こうから
細く聞える口笛は
独りの耳にも届いて
胸をふるわ ...
             08/04/01




高速道路の下にも
桜が満開
できるだけ遊ばなくては
どこでもごはんは
売り切れるから
三時のおやつは
ゴム消しがいい
...
山の上から若い霧が
街におりてくる
(それは若さ特有のかたまりとなって)
涙、汗、いや、
朝露
歩道橋の手すりは濡れて、
神社の境内のベンチも、通勤前の車も
新鮮さそのものとなって
工 ...
口許から思わずこぼれそうになった思い出を飲み込む
誰も拾ってくれないから
こぼれてしまったらいなくなってしまうような気がして
いなくなってしまうような気がして
あわてて飲み込んだら
なん ...
まもなく夕焼けが訪れる
傾く陽射しが街を玉子色に染めると
空の木々の道路の色が深くなって
陰影を纏いながら豊かに発色するのだ

 図書館で見かけた風景学の本が気になって
 娘のミュージカル ...
「さようなら」と転校する君
好きだよと言えずの初恋思い出になる


間違えて入った教室で着替えする乙女の姿しばしとどめん


喧嘩ばかりする娘(こ)が下駄箱に入れたハートのショコラ
直 ...
ひと折り ふた折り 届くと いいな・・

だれかのためなんだけど
だれのためでもなくて たぶん あたしの

折り返しては 悩んでみたり
振り返っては 折り成してゆくよ

あたしに

...
あいつには なにかしてやりたくなるんだよな

あいつになにかしてやるのは俺ってのがいいのかな

好きなのかな そうじゃないといいな

携帯もつと話し掛けたくて切なくなるんだよな

ただ ...
私から流れ落ちる涙は君にとって涙ですか

それともただの青い雫ですか

透明な水ですか

しょっぱいんでしょうか

甘いんでしょうか

味わってみたいですか?



根拠の ...
ここに居るよ

ここに居る



あなたが否定する

僕だけど

僕自身も否定する

僕だけど



...
月曜日
地面に並べられた各種弾頭のことを考える
打ち上げられたスペースシャトルの存在を信じながら
リリシストたちの高い志をリスペクトし
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような空気の中を ...
どうしたんだい、そんな呆気に取られた顔をして
あぁ、これかい?
そうか、君たちには翅が無いからもの珍しいんだね

陽光に映えて七色に輝く翅。
僕のは、誰のよりも綺麗だって
友達からも評判な ...
きみの持つ柑橘系のやさしさがあたしほんとは好きだったんだ

気まぐれに教えてくれる真実にどんな他意があるのか見せて

名字じゃなく名前で呼んでいいよって言われただけで口笛だね、春

ぎん色 ...
右には 点目にゃんこ
左には 点目ぶたさん

問:これらの ぬいぐるみに 囲まれていると
幸せなのは さて 何故でしょう?

回答率2人中2人 正答率100%

答:お前が 点目ふかふ ...
ドロップの缶をゆすると
世界がひっくり返るような音がして
ハッカ味が転がりでてきた
たいていこんな感じで
詩を書いている

これしかできないと思いながら
これすらできないと泣いて
...
ころしてみせろよぼくのこと!
なんて
エイプリルフールでもない日にかぎってうそをおもいつくんだ。
ぼくのあたまはいかれてるよ。
キルミー、キルユー!
そんなうたがきこえてきそうだ。
こ ...
その手を
きゅっとにぎってみたり

ちょっとだけ
きゅんとして泣いちゃったり

ちくちくするから
ちょっと傷つけてみたり

君を怒らせたいんじゃないんだよ?

本当は
こう言い ...
こころを

やすませること

こころを

りかいすることが

できるのは

じぶんだから

じぶんのおもうように

やってみる

それだけで

いいちりょうができる ...
 

 一線を引き続ける僕らの鉛筆が迚も長いことを全部夕景のせいにして、要らない考えを消去しなければ。こんな小さな東京でどうして君には遭えないんだろう?僕は馬鹿に冷静で、狂うことすら覚束ず、右手の ...
 壁
 のひび割れを
 空がうつろっていく
 に
 なりたい
 あるいは気付いてほしい
 私の複眼で
 午前二時に佇む九段の鳥居は灯りを探し
 一千里先で蛇が
 黒光りをもって抜け殻 ...
病的な匂いの卵白は

百合の雄しべの腐った蜜

盲目の犬を追い駆けて

ママとはぐれてしまったら

アルペジオの森の迷子

隙間の子供達が影造りをしてる

お腹が空いたら宝石菓 ...
星の軌道に名前をつけた。

どうせならと、綺麗に並べた。

きのう、きょう、あした。

まぁそんな感じに。



確かにあるのは、いまこのとき。

そうやって、刹那的、享楽的、 ...
ぬるめの春が小田急線に乗って列島を劈く
彼女は大手企業で既に泣きを見ているようだ
引っ越したばかりの十四階の窓から
見える桜は咲いているかのように笑う
そして僕は山積みにされたかき氷に
白い ...
ぼふ と
心臓と咽喉と腹とを天井に向ける
今 ナイフが落ちてきたら
まァ 痛いだろうな

きっと 流れる血は血ではなく
どろりとした タァルのようなものだろう
きっと つんと厳しい鉄の匂 ...
君の、記憶の色をたどり始める


少し暖かくなってきたね、と
それでもふたり半分ずつ
かさなりあって歩いた

はや足のきみに
半歩だけ遅れる、わたし

つないだ手と手


暖 ...
ひどく病んでいろづいた花は
あたしをただ焦がします

鮮 烈 、

ほんとうはいらなかった
べつにどうでもよかった





曖昧なものは
曖昧であるうちは永遠です
曖昧 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
さあ!舞狐自由詩4*08/4/3 6:43
色色色の渦まきび自由詩108/4/3 6:04
「自由」COCO自由詩3*08/4/3 3:02
おなじ白い紙、だけどちがう。ゆうと自由詩2*08/4/3 2:10
風の人LEO自由詩6*08/4/3 1:29
さくら祭りあおば自由詩5*08/4/3 0:51
桜/to the seaプテラノドン自由詩108/4/3 0:45
「こんな日はくまちゃんに会いたいのに。」rabbit...自由詩10*08/4/3 0:40
玉子色に光る街/風景学の本を借りてkauzak自由詩4*08/4/3 0:40
初恋紅林短歌208/4/2 23:44
おりがみ ひより自由詩9*08/4/2 23:42
詩日記−変な悩み−4月2日短角牛自由詩108/4/2 23:39
自己愛ANA自由詩108/4/2 22:51
カクニン、カクシン。蓮未自由詩008/4/2 22:23
チベットに自由を!!モリマサ公自由詩1108/4/2 22:23
おとぎ話ひよ子自由詩108/4/2 22:21
グレープフルーツ・デイズ春日短歌3*08/4/2 22:12
高確率アザラシと戦...自由詩4*08/4/2 21:47
ドロップnaru自由詩708/4/2 21:06
ロックンロールにくちづけを!ゆうと自由詩1*08/4/2 20:56
退行心ゆきのかけら...自由詩1*08/4/2 20:55
こころびょういん自由詩2*08/4/2 20:49
ポワソン・ダブリル殺人事件雨を乞う自由詩4*08/4/2 20:15
 跳躍鈴木自由詩308/4/2 19:25
過呼吸ワルツかるび自由詩108/4/2 19:01
惑星の軌道計算にまつわるひとつの考察。那人自由詩2*08/4/2 18:51
スプリング・ロールピッピ自由詩108/4/2 18:01
休日の昼雨徒 鞭自由詩108/4/2 17:14
桜、道しるべこゆり自由詩9*08/4/2 16:29
鮮烈因子自由詩6*08/4/2 16:19

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