おとーさんは海老を食べない

なので生野菜とアボガドだらけの

冷製カッペリーニになってしまう


文句もいわず食べているおとーさん

ほんとうは何が食べたかったのか知らない

...
この世の終わりのためにことばをえらぶ


宇宙に架かるブランコに乗って星くずを撒き散らしながら
ことばはひろがる


ドアをあける世界がまたひろがる宇宙のドアをあける


よく見れ ...
なつが好きなきみ
なつが好きなきみと
コカ・コーラを買って
はるの海に行く




あいにく雨模様で
なみは
テトラポッドを
ひっくり返そうと躍起

...
きみを解消するためにわたしは旅に出かけて
わたしは解消されずに
きみを見た
目を見た
髪を見た
口を見た
わたしは解消されずに
きみの足元を見た
足跡がないのを見た
もう一度
好きだと言わせてくれ

もう一度
好きだと言ってくれ

叶わぬ願いは
無表情にして
重く のしかかる

やがてまた
絶えがたきを知り
再び まやかしを求め
心 ...
  婚約式が終了した。

  かたおもいではじまったわたしの恋が、

  あなたには不本意ではじまった、わたしたちの関係が、

  結婚へと向けて後戻りはできなくなった。

  あなた ...
さみー
オレンジジュース飲んだらさみー
そりゃ外でオレンジジュース飲んだらさみーかー


スーツを着た男たちが「誰にしようか誰にしようか」と悩んでたので僕が「じゃんけんで決めたらどうですか」 ...
石井が死んだ
石井が死んだ

あの夜 僕と石井と巻田と藤原と4人で
火を囲んで はしゃぎあった

深夜の公園
ごおごお 燃え盛る炎を囲んで
いろいろな話を      した
グラビアア ...
今、僕は寒さに震えている。





後ろから声が。
「こうだい君」

僕が後ろを振り向くと、日本人ではなさそうな少女がこちらを見てニヤニヤしている。

「誰ですか。こうだい君っ ...
とりになって
きえる







あわく
はかなく
しんでいく

ぼくはそこで
つばさをすてた
月からの 乾いた風が
鉄とコンクリートの都市を吹き抜けて

切れるような触角のガラスに映ると

天界と砂漠のような大地が
暗い夢のように結ばれて

解くことができない 
幻影が月の雫 ...
  

お祝いに
山羊をつぶした
生まれたときはとても可愛い
しろだった

誰ともなく唄い始めたのは
誰かを忘れないためかもしれない
誰かを忘れるためかもしれない

とても可愛い ...
抱き寄せて、

そうやって愛されたいの、

めちゃくちゃにして、しばって、

そうやって愛されたいの、あなたに、


人は信念とともに若く疑惑とともに老ゆる
すぐれた創造力たくまし ...
破壊の途上の

解体現場が

夜を迎えている

声のない断末魔

それは空虚な惨劇だ


肉体も精神も

過去も未来も

そんなの関係ねえ

物質化された

いま ...
窓際 春のはじめの陽に
鉢植えの花が咲いてゆく
緑の葉が孔雀のようだ
朝と昼と夜が流れている

その少し離れた台所の隅に
チューリップの造花がある
流し台のガスコンロの近く
ひそりと赤 ...
雨が降る
重く沈む大地
佇む電柱のむこうに
荒れた風景がひそんでいる
降り続く雨に
思い出が
霞む
やむことのない
雨音の隙間で
ひっそりと
時が無言でいる
今が幻のようだ。
...
地上に足を着けたことのない鳥が羽おおぴらげて
大空を自由に飛び回ろうと羨ましくないんだ

どんだけ自由だ関係ねえって泣いても
食うもん食うために生きるそんだけのためにも
閉じなきゃならないも ...
鏡は知っている、として
おまえはどうなんだ?

生きているのか?
魂を病んでいるのか?
つるりとした風の肌触りに身を震わせているのか?

無闇に齢ばかり食っていないで
答えを 落として ...
唇を湿らせて
湿らせるからまた
乾いていく
いつかひび割れて
また舐められる


口の上に鼻があるのは
どうしてなのか
口で味わうときに
鼻も恩恵を受けるためか
初めての口紅 ...
{引用=「すぱげてぃ」

 腹を空かせた男がレストランの前を通りかかった。
 陳列ケースに並ぶサンプルのスパゲティーが湯気を立てんばかりに輝いていて、その香りまでガラスを越えて届くかのようだ ...
その色
スカンジナビアの薔薇より
もっと赤い
沈み込むように
夜な夜な世界の果てまで
私のつま先から髪の毛の先まで
何も残さず
燃やしつくす



夢の砂漠は
いつか辿り着くと ...
石につまづき、転んで、
ひざ小僧を。  すりむいた


のど仏
般若心経など 唱えていますが



赤と白の組み合わせ、
猛スピードで通り過ぎて行く



ひざ小僧は。   ...
ある雪の日に手紙を出しに外へ出て 
すべって転んで骨を折ったヨシ子さん  
ケアマネージャーが入院先へ
見舞いに行ったら泣きべそで 
「アタシ馬鹿よね、おほほほほ・・・」 

折れた骨がく ...
スナフキン

買い置きのチョコレートが切れてしまって
買い足しに行かなければいけない
コンビニで立ち読みをしているスナフキンに会う
やあ、いい天気だね
一通り天気の話をすると
彼はまた手 ...
 英和辞書と歌詞を照らし合わせながら僕は「永遠の初恋」を知った。それは僕の「君」への想いを代弁してくれていて、高校生の頃に戻ったような気持ちにさせた。僕はいつも君と堤防を自転車を押しながら流れ行く川を ... 体のパーツを 四角い画用紙に敷き詰めて 新しい駅弁を作っている
髪の毛はスパゲッティ
腕はエビフライ
足は大根やら人参やら 和風の煮物
胴体部分はラザニア
爪や歯は 歯応えのある 沢庵や福神 ...
あのほほえみ あのやさしさを

忘れてしまうなんて 私は信じない

だってうたうこと 生きてゆくこと

教えてくれたのは あなただから〜♪



あの日

あなたの肩は震えてい ...
脳内アニメの僕にぶたれた
隣で笑う君が 羨ましかった
素直に笑えなくて こっそり泣いた

多分 気付いていたんだろう

原石なら転がっている 拾うのをためらっているだけ
万人の声は漂って ...
舌先で春を捜している
鳥居に差し込んだ陽光に瞬きを繰り返しながら
カタツムリがミシンの上で踊っている
風に乗った時計の短針を
追いかける人々の手にはハンマー

舌先で春を捜している
電熱 ...
月日を重ね
くたびれた場所

君が転校していった夏から
笑いの消えた空間

何故だろう
僕は足を踏み入れていた


懐かしさは記憶を再現し始めて
君と僕だけの遊びを
君と泣いたトキを
僕と挑戦したコト ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
冷製カッペリーニ西日 茜自由詩7*08/3/23 23:50
_渡邉建志自由詩508/3/23 23:42
海は雨で荒れているホロウ・シカ...自由詩3*08/3/23 23:35
_渡邉建志自由詩408/3/23 23:32
癒すJ.M自由詩1*08/3/23 23:23
婚約式の覚書逢坂桜散文(批評...808/3/23 23:19
寒い青木龍一郎自由詩3*08/3/23 22:27
石井が死んだ自由詩12*08/3/23 22:23
僕の名前は青木龍一郎って言うんですけど、そんな僕が軽い読み物 ...散文(批評...2*08/3/23 22:20
創書日和「鳥」ゆうと自由詩1*08/3/23 21:28
月と都市アハウ自由詩408/3/23 21:27
カニバリズムAB(なかほ...自由詩508/3/23 21:17
性の履歴書吉岡ペペロ自由詩308/3/23 21:08
解体自由詩408/3/23 21:04
花人形と陽砂木自由詩15*08/3/23 20:28
Etuji自由詩508/3/23 20:10
屑鳥—overcome yourself—片 一自由詩2+*08/3/23 19:35
ワンマン・シンジケート吉岡孝次自由詩208/3/23 19:11
寂ビル木屋 亞万自由詩4*08/3/23 19:03
露悪秋津一二三散文(批評...008/3/23 18:47
君に見せたい赤い花さき自由詩1008/3/23 18:37
アンビバレント日野 タマ自由詩108/3/23 18:09
桜の咲く頃 ーさようなら、ヨシ子お婆ちゃんー 服部 剛自由詩5*08/3/23 17:46
スナフキン/豪邸/カフェ/かなしみrabbit...自由詩11*08/3/23 16:58
First Love円谷一自由詩0*08/3/23 16:36
停滞する為のイベント狩心自由詩6*08/3/23 16:29
歌を捧げてSong I...自由詩008/3/23 15:57
天使の梯子蒼穹自由詩6*08/3/23 15:52
痙攣する舌先しめじ自由詩208/3/23 15:23
ひとつ、ふたり。見崎 光携帯写真+...108/3/23 15:21

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