近頃、世の中すっきりしないことばかり
それなのに火に油を注ぐように、また一つすっきりしないものが現れた
「糖質ゼロ」
どこがすっきりしてるんだ? 俺はちっともすっきりしない 釈然としない
糖質 ...
可も無く不可も無く
右も無く左も無い
優も無く劣も無く
上も無く下も無い
望んだ物に評価など付けられない
この俺たちが目指す吹き溜まりは
ある意味
個としての希望で
...
窓ぎわに置いてある
ビー玉がたくさん入ったグラス
月の光を受け止めて
ワタシの濁った目の中に
七色の光を運んでくる。
キラキラ キラキラ
グラスを動かすと
違うキラキラ ...
線が、みえました
線が、みえていました
「ここからはいらないでね」
そう
いつでも
めにみえないかなしみ、というやつは
そこら
ここらに
ころがっています
...
開かれ行く道を見ている
その空白を
その荒れ地を
その土ぼこりを
空白の上
冬枯れの青い空は広く
この空白が埋められるには
まだ暫くの時間が必要に見える
空白の背景に埋もれる高 ...
偶然そこを通りがかった
空気の分子を押し退けて
鉄の日除けと私の肩は触れ合った
思いがけない邂逅に
声をあげ 日除けは歌う
それは初めての声 初めての歌
これに応えて 肩も歌う
それ ...
浅い春だから
吐く息はわずかに白く
見上げてため息をつけば
ひとり六分の月
面影というにはまぶしすぎて
思い出というには遠すぎて
もう歌わないと決めたうたをつい口ずさむ
もう ...
女の職員さんを寝室のある総長室に呼び出して、お酒を飲んで、音楽をかけて、英語で「あなたは寂しいはずだ」と言って抱きついた…。
こんなおもしろい人が大学の総長をやってていいんでしょうか。
Y ...
かつて
私は詩人と呼ばれたが
いまはまったく書いていない
詩をつくらなくても
平気だ
いつまでつくらなくても
この先も平気だろう
なぜなら
いま私を詩人 ...
にちぎんのそうさい、ぼくなんかどうでしょう
なりたいんですけど、につぎんのそうさい
せっちゃんがラジオで今夜そういいました
にちぎんのそうさいになったら一万円さつをすりまくります
そし ...
ぴったりと 綴じるのはいいけれど 6センチ 中身も一緒に厚紙切れば
ずっとずっとって、うわごとのように恋繰り返す君と。
ただ繰り返される単調なリズム、僕のうた、届いてる?
確かな約束を即物的なもので補うのは簡単、と僕は言う。
君の指、耳、赤銅の煌めき。
嬉 ...
耳の隙間を縫って
りぃんと響く音
とても遠くにあるようで
とても近くにあるようで
嘆く声と笑い声
誰もが耳を傾けるのは
偽りの眩しさが差し込む
重さの無い物語
誇張と顕示が彩っ ...
まだ木蓮の蕾はろうそくのようだ
満員電車をおりて駅からでると汗は
まだ浅い闇の風に体臭をうすく匂わせた
いとなみはやわらかに撫でられている
爽やかな夜に
春の夜に
...
綺麗な丸い月
さえぎるものはなく
その光は二人を照らす
冷たく澄んだ風が
強く吹いても
繋いだ手は暖かく
しっかりと絡まって。
久しぶりの太陽と
あなたからのメールは
暖かい。
呼び出し音
ドキドキの時間
君の声
こぼれる笑顔
内緒話しのように
囁く君の声が
可愛くて
たまらなく好きだ。
「 はい 」
穴だらけのわたしはもう
この一言があればいい
今まで
たった二文字が言えず
眉を{ルビ顰=しか}め、頭ばかりで
あなたとわたしの「正しさ」を
{ル ...
いきをとめた
ときの
ちんもくのなかに
ながく、とじこめた
ひどいこと
ゆるしたくなんか
なかった
ゆるしたくなんかなかった
なにも
なにも
...
猫が
大丈夫ですと
鳴いている
本当は
大丈夫じゃないから
泣くのに
犬が
わからないと
吠えている
本当は
わからないことは
何もないのに
みんないつか
子供 ...
なくした言葉がいくつかあって
それを、また
見つけだすのにあたふたなんかして
正しい言葉
わからないんだ
ぼくは
言葉は無力だと知っていて
それで ...
隙を見せないように頑張って睫毛をあげる
こわい人の目を真っ直ぐ見つめられるようにラメ入りの525円のシャドウを塗ってライン引いてマスカラを塗る
安い色のついた爪で威嚇する
5センチのウェッジソー ...
削岩機の中に燃えいずる恋
溢れ出る太陽
ぴかぴかに磨いた靴に
鏡の残像を貼り付けて
急所に
君への手紙
抜け落ちた髪に
あの人への手紙
煎餅布団の硬さに
何度も寝返りを打つ朝だ
...
春は別れの季節です
わたしの家は洞窟です
今日のご飯はどんぐりです
カミツキガメに噛まれて
指の先っぽが紫色になりました
役場へはもう行かないの
役場へはもう行かないの
役場へはもう ...
あのね、さっき
この泥棒猫って
言われたのよ
古典的なセリフに
笑っちゃった
あなた
冬眠中ですか
(愛は、冬ですか)
寝息を立てる
かすかに開いた口から
舌を引き抜こうかしらと
...
***
ね
いつでも
月の引力の括弧内を慌てて移動して
ね
だから
季節風くらいでちょうどいい
もういちどの
ほんとうは
はじめから
...
(天井の氷がひび割れた
その底の底に わたしがいる 息吹きだけは浮き 消えて
それまでの距離には かなしみが詰まって
砂となって流れ 降る)
深いところでお会いしましょう
眠れ ...
もう今日終わるのか
今日が終わって6時間後くらいに明日が来るのか
今日と明日の間のその時間に名前はあるのか
その時間を太郎と名づけるのか
名づけた太郎を呼ぶ声があるとして
太郎は ...
「第一話・名もない色」と書いてみた。二年と五日前の扉絵
漁火というたましいに導かれ浴衣のうさぎ逃がすわだつみ
王冠を貝に譲ったソーダ水だまりこんでた午後がいとしい
消 ...
オウムの影に
愛想笑いを
握られた砂は
冷たく虚空
沈黙は耳に聞こえる
誰も知らない
オウムは電池切れ
前から嫌いな鳥だったんだ
充電器 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ZERO
新守山ダダマ
自由詩
4
08/3/19 3:49
So what?
maynar...
自由詩
1
08/3/19 3:49
七色ビー玉
赤澤るろる
自由詩
0
08/3/19 3:03
とおい、なつの
エスカルラー...
自由詩
14*
08/3/19 2:33
開かれ行く道
kauzak
自由詩
6*
08/3/19 2:06
ここにも
井岡護
自由詩
2*
08/3/19 1:44
浅春、深呼吸
たりぽん(大...
自由詩
9*
08/3/19 0:59
貴女は寂しいはず
A-29
散文(批評...
0*
08/3/19 0:42
草々
蒼木りん
自由詩
5
08/3/19 0:41
せっちゃんそうさいばんざい!
A-29
自由詩
1*
08/3/19 0:13
Amazon
西日 茜
短歌
1*
08/3/19 0:03
ポリリズム
R
自由詩
1
08/3/18 23:06
虚偽往来
松本 卓也
自由詩
0
08/3/18 22:48
春の夜に
吉岡ペペロ
自由詩
6
08/3/18 22:39
イブの満月。
空 春色
自由詩
0*
08/3/18 22:37
こんにちは。
〃
自由詩
5*
08/3/18 22:32
電池一個の賭け。
〃
自由詩
2*
08/3/18 22:26
「 鏡 」
服部 剛
自由詩
3*
08/3/18 21:51
あさ うたうけど ひとり
ホロウ・シカ...
自由詩
7*
08/3/18 21:18
大人びた動物
小川 葉
自由詩
3
08/3/18 21:08
返信
わら
自由詩
35*
08/3/18 20:54
社会的牝
因子
自由詩
1*
08/3/18 20:48
ミッション
狩心
自由詩
2*
08/3/18 20:22
本日の業務取扱いは終了DEATH
セガール、ご...
自由詩
3
08/3/18 20:09
君の舌の上にそっとネズミ捕りを掛けておきます。
RT
自由詩
2*
08/3/18 19:23
.о.
かたくりо
自由詩
1
08/3/18 19:19
しゅんせつ
唐草フウ
自由詩
7*
08/3/18 19:11
仮名「太郎」
tibet
自由詩
2*
08/3/18 17:53
【短歌祭参加作品】 ラスト・フェリー
Rin.
短歌
15
08/3/18 16:51
オウム
Roid
自由詩
2*
08/3/18 16:40
4983
4984
4985
4986
4987
4988
4989
4990
4991
4992
4993
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4995
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4997
4998
4999
5000
5001
5002
5003
5004
5005
5006
5007
5008
5009
5010
5011
5012
5013
5014
5015
5016
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5018
5019
5020
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5.29sec.