今ここに僕がこうして生きるのは垂れ流された奇跡のせいだ



 玄関に白熱燈が灯ってる家のつもりで待ちます君を



 苦しさを必死に証明してるのは強くなるのをサボりたいから

...
たった
一つの愛しみを
抱いて
思うところを
見つめ
寄りそう人の
片時


ほほ笑んで
いる
貴女の
握りしめた
左の手の
小さな 小さな
種に
なりた
...
真ん中に
青いターコイスの入った
銀の十字架

ペンダントになっている

もらったプレゼント

自分が十字架を
しょってるのが
やっとわかった

十字架はふたつもいらないと
...
彼女はそう言った

彼女とは、あたしで、アタシは彼女で

頭の中がぐるぐると 彼女がそう言った、と 言った


お風呂の中でインスピレーションが強くて、湯気と香りが
よけい そうさせた ...
   書いては消し、
   書いては、
   消し、


   夜 、
   に書いた手紙は朝にもういちど読みかえしてみよといいます、
   雪は残らずとけてしまった、私は雑 ...
小さいときの彼は
割と人見知りのほうだったと思います
竹棒の先に白墨挟んでね
線を引きながら道を歩く
不思議とそんな遊びに熱中するような子でした
長々と続いた白線を振り返って
嬉しそうでね ...
華やかなファンファーレ
消えてゆく紙テープ
ふり返ればだれかの足跡が
僕らの歴史をじゃましているのだった

生きているのに目標が必要だということは
呼吸をするのに目標が必要だということ
...
球形のケーキの上には
おおよそ海、あるいは緑
そしてかわいい人形たちがいくつも乗せられて
でっかいナイフで八等分
中から苺ジャムがあふれ出て
人形たちの形相は一変
重力のままに
神様のお ...
高校時代
必須科目だった世界史の授業
窓の下ばかりを眺めていた
私たちが入学した数ヶ月前に
新校舎となったその高校は
全ての教室が一面に並んでいて
その窓の下には
大きな駐車場がただ広が ...
 
1996年
 
わたしの空は黄土色
 
乱れた線でつないだ電柱にもたれかかる緑
縁取った空気に殺意すら覚える吐息の反抗
 
 
1996年
 
嘘を血で丸めた
 
家の前 ...
柔らかにけぶる
薄紅の桜が散って
山はもう
青一色のパレット

あぜ道の黄が
私の目を焼いて
畑の菜の花は
もう直視に耐えない眩しさだ

圧倒される
やさしさのカケラもない季節
...
夜伽無精卵温めをり立ちいづる半音階の夢

橋懸りに若き裸身ありて放火の予感にさいなまれ
夜のとばりが下り
霞みたる白い満月
時間が止まる
カエルがはねる

コップの中の氷
コニャックが入っている。
アルコールの
歪んだ世界

後輩を思う
只一つだけ
残せたもの
...
貴方を思うほど
胸が痛い
貴方を感じるほど
胸を締付けられる

くわえたボールは
エサと交換
へいのへい
愛嬌と交換

波のような山脈
苦楽を共にして
生死を共にする
自然な ...
女の墓は 
只無言に土を塞ぎ
幻の日々はすでに 
墓石の下に葬られ 

男は墓に 
只うな垂れて 
生きた屍の心の闇に 
灰の雪は降り積もり 

雲の流れる
空から落ちてくる   ...
僕が詩に手をつけるなんて何年ぶりだろう

俺の詩は横書き、と決めたあの日が網膜の2mm先にある

どうでもよくないことがどうでもよくなった

                 苦しみ!!! ...
昨日夢で見た
女の子は死んでなんかいなかった
それが夢だったから
愛は溢れて
溶けてなくなった
それは夢じゃなくて
だけどあの人はもう映っていない
この瞳に100の顔を
焼き付けてやる ...
ララバイの音にかかる虹の向こう側
踏みもしない舞踏にみるその土地に
わたしは夢をみていたことがあるの

星の肩で目を覚ますといつもの青空は遠く
悩みごとはレモンのように溶け
わた ...
頑張ってない
そんなぼくだって
ほら、

頑張り方がわからない
そんなきみだって
ほら、


生きてる
手だって動くし
感情だって揺れてる


頑張っていない人なんかい ...
 残酷なまでに美しいこの時を

 君よ わすれないで
きみに語りかけるとき
には
きみに何を伝えたいかのかしか
必要ない

ぼくは
愛しているのだと
伝えるのに
ぼくのきみに対する愛の
大きさについて語る

どこまできみを愛していて ...
この栓を抜いたら
この水は死ぬ
この栓を抜かなかったら
この水は死ぬ




私には関係がないことなので
チェーンにかけた人差し指をくっと曲げて
生まれる音をききながす


...
僕とあなた。。。


一つ一つ
難問をクリアーにしていこう
一緒に手を繋いで
三歩歩いたのだから
たった
三歩
だけど
一緒に歩こうと決めた
小さな石なら
蹴飛ばして
大きな ...
まともな感覚
正しい事は正しい
悪は悪と言い切り 思い切る

感覚が狂わされ
魂がギタギタに切り裂かれている

善良な魂 保つ者よ

テレビを静かに 消せ

音に飢えたら ベート ...
その花は
すっくとたっていた

しなやかに
凛として

あてのない
散歩に出た
私への

まるで
道標のように

「こんな風に
生きてごらん」
花は
そう囁くかのごとく

その花は
すっくとたってい ...
 
嫌なテスト
 
辛いマラソン大会
 
怖い孤独
 
 
 
そんな事を思っていた
 
 僕の青春時代
 
 
 
逃げ場の無い辛さや、
 
行き場の無い恐怖
  ...
車に跳ねられ
長時間の手術を終えた後 
息子が横たわるベッドの傍らで 
涙を堪えながら母は 
布団の脇にこぼれた手を 
握りしめる 

消灯時間を過ぎた夜更けにも 
闘いの後の休息に瞳 ...
出発進行でしゅ。
とうしゃん、早く押しなちゃい!
お空も飛ぶんだから、ちゃんとブランコしてよね!

かあしゃんは、貼り紙しなしゃい。
『イケメンさん、拾って下さい。』
きよし、お願いします、って書くの ...
閉店間際のスーパーマーケットで、私は大いに焦ってゐた。買はねばならないものがあったのに、どうしても思ひ出せないのだった。ほどなく、客もまばらな店内に「君が代」が流れ始める。君が代?

肩を叩かれ振 ...
明るすぎる午前五時のお部屋の中で
動かない時計が微かに鳴いたような気がした



わたしは声もたてずに泣いていて
壊れた人形のように抱かれてる
時も止まりそうなこの部屋で ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
垂れ流された奇跡河原いさの短歌4*08/4/21 23:28
むすんで ひらいて 春の陽よ ひより自由詩18*08/4/21 23:15
@ペンダント貴水 水海自由詩008/4/21 23:07
おもしろい、映画を見つけたの自由詩008/4/21 23:00
ひかり石畑由紀子自由詩22*08/4/21 22:02
熱情六九郎自由詩4*08/4/21 20:14
フランクフルト号、大暴走/082ピッピ自由詩208/4/21 19:57
苺ジャム的被害/007自由詩308/4/21 19:57
脳裏にガムが貼り付いて自由詩508/4/21 19:56
1996ゆるこ自由詩308/4/21 19:47
春の日亜樹自由詩208/4/21 19:36
夢の浮橋フクスケ短歌108/4/21 19:25
夜のとばりペポパンプ自由詩4*08/4/21 18:33
思うほど自由詩5*08/4/21 18:31
墓石ノ目服部 剛自由詩108/4/21 18:04
鬱病についてNOEL自由詩3*08/4/21 17:40
瞳の外側そらの とこ自由詩1*08/4/21 17:32
somewhere over the rainbow逆島夢子自由詩2*08/4/21 17:09
頑張り方を知らないぼくらのためにゆうと自由詩5*08/4/21 16:28
春、葬送ニシオギユウ自由詩108/4/21 15:36
テーマREMING...自由詩508/4/21 15:09
ごぽっ因子自由詩6*08/4/21 14:32
僕とあなた。。。夢乃 綴喜自由詩108/4/21 13:16
縫合するアハウ自由詩8*08/4/21 11:41
道標風音携帯写真+...4*08/4/21 11:30
【時】sayuri自由詩208/4/21 11:02
Maria 服部 剛自由詩7*08/4/21 9:47
のりものしげ携帯写真+...108/4/21 9:45
閉店間際三州生桑自由詩108/4/21 7:18
病床ロリータ℃。自由詩108/4/21 5:58

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加筆訂正:
宇宙ノ木 /服部 剛[08/4/21 10:21]
最後の連を直しました。  
7.33sec.