隠さなくてはいけない部分まで
「さらけ出さなくてはいけない」
そんな強迫観念に囚われている
行為、
とそうその情みたいな哀れみみたいな
そんなやつがこうやってあわさって
夜な夜な繰り返して ...
故郷の中学校に
古墳があった
体育館に
おばけが出ると噂があった
体育館の中央に
バスケットボールが置かれた
バスケットボールは動かなかった
先輩たちが
見に来るんじゃな ...
管制官、飛びます、どうぞ。---------------そう残し春のブルーと着床をした
「あー、ごめん。2008年マイドラマ第一話で君、もう死んでるから」
寂しげな水 ...
ぼっかり空いたこころの隙間に
あなたの優しさが忍び込む
そのひとに騙されているのではと
友達は忠告してくれた
仮にそうであったとしても
構わないと思ってしまうわたしがいる
ひとの弱 ...
薄っぺらい夢を宝石のように抱きかかえて
空虚な真白さに目は眩む
振り返ればそこに横たわっているような気がして
そこに居たのは誰だったのか
人に会わなければ理性は保たれるか?
...
海のおもてはエメラルドグリーンで
絶えまなく変化する指紋のように見えた
そこには
際限のない虚無や希望の陰があった
際限のない快楽や絶望の放光があった
届くことのない ...
自宅から追い出されるようにして、予備校の自習室に行く。
テキストとノートを開いて、ノートにテキストを重ねて隠した部分に漫画みたいな目を描く。
いっぱい描く。
目が、というより目を描いてる自分が気 ...
きょうもまた
むごたらしくも
花が咲き
そして散り
音もなく
忘却はととのえられ
かるくなって
飛んでいき
あしもとのごみは
せわしなく
掃き集められ
きよめられて
そうしてく ...
なんだかむしゃくしゃして
自転車と一緒に飛び出した
雨なんか降ってきてそれでも懸命に足動かした
何があっても君のことばかり 考えてたよ
どこで道を間違えたんだろう?
あのとき ...
例えば僕に
とんでもない不幸が襲ったとして
これはこれは
誰よりも辛いことだ。
そう思いかけたとき
となりに倒れている男の子が見えた。
その子は僕に
不幸も幸福も
比較すれば常 ...
階段をふみはずしたとたん
ガラガラと足元からくずれていく
ころがる立方体
白い平面につぎつぎと映る画面
バラバラになったコラージュのような
アナタの顔が散らばる
ダウンロードしよう ...
潔く
呼ぶ名前。
連絡、くれたら嬉しいです。
アナタを想い出すと
その留守録の
ハスキーな声を思い出す。
ハンサムな彼女。
弱さと強が ...
営業の途中
ビルの谷間から空を見上げてしまうのは
あのころ空に向かって投げたボールが
いまだに落ちてこないからだ
夏の高校野球のサイレンに
空襲警報より
怯える
キャッチボー ...
僕の頭の上に
女王様が巣をつくった
重みに耐えていると
紅茶の良い香りがする
きっと紅茶を飲んでるんだろう
「まあ、きれい」
きれいなものは誰が見てもきれいだ
僕はずっと
死んだ ...
何かが転がっていた
転がってきた
柔らかい何かを踏んだ
羽だらけの塊
小さな翼なのだった
踏んだのか
踏んだのか
振り返り見て見ないようにする
人通りの多い階段脇
誰も
立ち止まら ...
出口に中指を添え
Tシャツとジャージ 石鹸に座ってよろめく
壁を蹴ると滲む 気化した感情
昨日の雨は冷たかったが
雨上がりを見逃してしまった
窓を打つ音は
雨後雨と報じる
曇りガ ...
現代詩フォーラム創作系スレッド「○現代詩フォーラム短歌部○」の「第6回 短歌祭」は参加が31作品と、盛況でしたね。
色々読ませて頂いて、すごく面白かったです。
せっかくなので、短歌祭に参加された方 ...
春、という実感もないまま
海を泳ぐ
わずかに持ちあがった
二の腕から滴る光に
戸惑う
掻き寄せるものは
どれも曖昧な痛みばかりで
だいじょうぶ、と
支える声は
生え変わったばかり ...
誘ったわけじゃないけど
そうなったらいいなって思ってた
そう思っていたらそうなった
それだけで満足だったので
それ以上のことはなにも
いらなかったのに
あなたは
いろいろなものをくれよう ...
メイクにケチつけるあいつを殴るため婚約指輪はめ直すのよ
剥ぎ取った「あたしの分身」付け爪をくれた遊女よ幸せであれ
いつだって死ねるもんねと青酸を首にぶら下げ はや五年経つ
...
眠るのが嫌なのは昨日の私を置き去りにしてしまうから
一緒に連れてってあげてよ、と理由付k
誰かァ
話そうよ
記憶化することに怯え、恐れ
忘れ去られることが悲しくて
雨の ...
さらり 落ちてく 雫
見えないけど しょっぱいな
春の夜更けに 声も出ない 君の肩
探しに行く
奥へと 蒼い海
甘えた指先に
花の調べと 温かな肌の
二人の未来は
楷書で描 ...
080326
懐中時計の
くさりです
懐中時計の
うらぶたに
小さな
値札をはり付けて
昨日の
価格を書き入れる
古道具の店先に
禿げた頭が
突っ ...
時間の音がする
何かと思ったら
雨漏りだった
いつのまに
雨が降ったんだろう
いつから人は
泣くことを覚えたんだろう
雨の旧道を走り去る
一台の車の
静けさのように
君のことを、書き表わそうとしてみたけれど
なびく という字が 書けないの。
ひだりての
おやゆびの
あかいあと
ふたつある
なんだろう
ふりかえる
おもいだす
ふときづく
あのよるに
そういえば
おしあてた
た ...
空席と指定席の区別はなかった。真夜中だった。
列車の座席の上を
紋白蝶が、泊まり歩いていた。
誰かが置き忘れた携帯電話が、
蒼冷めたシートに語りかけていた。
沈黙が発光していた。それから消 ...
青年が彷徨う場所はあのトンネルの中なのか
ド
と煤を擦り磨けとあるいは慎みふかく ロ
れ 石 ド
擦 ...
赤い鉄筋の橋をわたり
360度くるりとまわる
軸足がずれてよろけても
雨上がりの空は青い
駅前のカフェで
正面に座る人を見つめた
睫毛の長さと
指の節の太さ
あと首筋の香り
...
私はよくモノを書く
自分なりに
捻りを加えて
それでも最後は
伝えたい事を、
いわゆる「オチ」を付けて書く
「おまえのは、詩ではなくて小話のネタだろう」
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
成人幼女
ANA
自由詩
2
08/3/26 23:10
古事記
小川 葉
自由詩
1*
08/3/26 23:10
春のブルーと着床
石畑由紀子
短歌
6*
08/3/26 22:49
騙されるひと
恋月 ぴの
自由詩
23*
08/3/26 22:20
薄い膜、の幕
宵色
自由詩
0
08/3/26 22:15
蒼天と断崖
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/3/26 22:03
私より偉い
因子
散文(批評...
3*
08/3/26 22:00
飛散
岡部淳太郎
自由詩
8
08/3/26 21:44
君
はるこ
自由詩
1
08/3/26 21:41
幸せ
xたろおx
自由詩
1
08/3/26 20:57
コラージュ
渡 ひろこ
自由詩
15*
08/3/26 20:09
haー 華 ーna
Sa;
自由詩
0
08/3/26 20:01
夢の終わりから、ずっと
RT
自由詩
4*
08/3/26 18:02
景色
たもつ
自由詩
14
08/3/26 17:37
小さな翼
よしおかさく...
自由詩
8*
08/3/26 12:56
雨のち
佐々木妖精
自由詩
13*
08/3/26 12:16
第6回 短歌祭 のちょこっと感想
ふるる
散文(批評...
9*
08/3/26 11:23
春のクロール
佐野権太
自由詩
22*
08/3/26 9:34
ごめんね
チアーヌ
自由詩
2
08/3/26 9:25
アクセサリ
紅林
短歌
0
08/3/26 6:40
2008年3月26日水曜日 午前5時6分
無知アコ
自由詩
0
08/3/26 5:06
なみだ
sk
自由詩
1
08/3/26 4:55
古事記
あおば
自由詩
1*
08/3/26 4:35
時間の音
小川 葉
自由詩
4*
08/3/26 3:50
名前もしらない
因子
自由詩
1*
08/3/26 1:15
あかいあと
燕(ツバメ)
自由詩
0
08/3/26 1:11
彼女は言った、現実ってそんなんじゃない
プテラノドン
自由詩
2*
08/3/26 1:09
青春 I
井岡護
自由詩
1*
08/3/26 0:45
冷めたカフェラテ
naru
自由詩
6
08/3/26 0:39
私が書くモノ
Honest...
散文(批評...
4+*
08/3/26 0:37
4971
4972
4973
4974
4975
4976
4977
4978
4979
4980
4981
4982
4983
4984
4985
4986
4987
4988
4989
4990
4991
4992
4993
4994
4995
4996
4997
4998
4999
5000
5001
5002
5003
5004
5005
5006
5007
5008
5009
5010
5011
加筆訂正:
小さな翼
/
よしおかさくら
[08/3/26 13:03]
最終行を削除。
5.8sec.