冷蔵庫を空けて見つけた
ゆずこしょうの賞味期限が
淡々と時間の経過を伝える
そんなに僕は好きではないのだ
ゆずこしょう
きっと風味は損なわれたろう
きっと、なら 逆に ...
時の道がふたつに分かれていて
彼がこっちを彼女がそっちを
行きます
それまでは何年もずっと一本道
だったので
彼らはお互いいろんな夢を
語りこれ以上ないまでに
理解し、彼 ...
きみの声のトーン柔らかさに
きみのデニムのエプロン姿に
きみの前髪が片目にかかった長い髪に
この春も中ごろの
夕方から夜にかけての
高田馬場のとある
オープンカフェの
...
風に乗せて飛ばす花びら
薄紫色の想いを込めて
勿忘草の空へ問いかけるの
憶えているかしら 花の色
風も季節もあの頃のまま
ただあなたの心だけ変わったの
ねえ時を止めて
おとぎ話をこわさな ...
たくさんの
小さな花
どれもみんな
上をむいて
咲いていて
私も
上をむいて
歩こ
上をむいて
歩いて
いこう
右手の痛みが引っ張るように
左手にも痛みが走った
クマみたいと言われていたのに
もやしみたいになってきた
もう随分と床に立ってない
もう随分と走ってない
飲みたい時にどこでもあ ...
「あなたにしかできないことがあるので
どうかいっしょにきてください」と
いきなり見知らぬ紳士に呼び止められた
物騒な犯罪やらも頭をかすめたけれど
「ほら あそこです いそいでください ...
ロッキングチェアに座る
クラシックを聞き
うたた寝
風が気持ちがいい
前は一面
麦畑、青い穂
犬とじゃれる弟
芝生の上
植木に水やり
芝刈り
青臭い匂い
サマーチェア
...
baseballは楽しくやらなきゃ
お レフトスタンドに素敵なlady
僕のloveをプレゼントしよう
カモン ピッチャー
気楽に行こうぜ
take it easy
お ...
柔らかな夜に静かに落ちる
真っ白なシーツは柔らかく
おやすみなさい子供達
白い卵の割れる朝まで
おやすみなさい子供達
砂で海を
中和できますか
青で水色を
中和できますか
さみしさには孤独
私は黙る
何時間も何時間も
ずっと黙る
フラスコの水 そそぐみたいに
時間を私たちに{ルビ ...
好きだなと思って近付くと
大体嫌いになる 痛い痛い痛い
好かれて近付かれると
大体嫌われる うへひょうへひょうへひょ
で?
多面的な球体
積み木のように重なっては崩れる
市販のパズルのよ ...
泣くなら泣けばいい
新しい物が生まれる時
一人の男が死ぬ 少年
揺らがない様に 後退りなんて出来ない
地震が人を壊し
壊れた人が地震で治される 治外法権
天井はぶち抜けだ
指先は折れ曲が ...
夜死ね
瞬くシャーベット
人間の不在
都会の星
( )
言葉にならない言葉
格好つけても括弧つけなくても
結論は一緒
君が人の事を思って泣く度に
手は届かないストレスス ...
いざないを一瞥して口先でいなしてしまうあなたの瞳は
目の前のディスプレイより遥か遠くを見ていて
ひどく抽象的な確信を備えた奥の奥で
ごくたまに確信を分けてくれる
そんないつ留ま ...
どこに押し込めておけばいい
この想い 形作る
口から吐いた言葉は嘘に変わる
どこに私はゆけばいい
この願い 型に嵌まる
生きる場なんてない、ただ泣きじゃくる
音の無い森でケモノ ...
誰も知らない塔の最上階に
僕たちはいつもいた
その部屋は『時間の部屋』と呼ばれ
窓からの景色は
天も地も人も時間も
すべてが見渡せた
僕たちはいつも3人で
僕は皆から『過去』と呼 ...
幼い僕には無理だった
瞼を開けると其処は闇で
誰も居なかった
管を身体中に通されてから
やっと世界が見えてきたんだ
見慣れない天井を見つめ
まだ見ぬ両親を思う
(きっと優しい人達だろ ...
母の日に花束を送ろう
生まれて初めての花束を送ろう
一人暮しの寂しさも
一人暮しのやすらぎも
なにやら輪郭のつかめない愛情も
きっと仕送りの一つなんだろう
だから
...
モーツァルトの流れる
米国領の
朝方みたいな夕暮れを歩いた
ひとは街を創ろうとしている
感情を調節する
ひとは街を創ろうとしている
ショッピングモールの
...
ぼくの人生
バッハ作曲
名曲のスケッチ
きみの人生
バッハ作曲
名曲のスケッチ
祖父母たちのこと
ぼくの孫たちのこと
過去と未来のこと
ぼ ...
花の色を思い出そうとしていた
塗り絵のような感覚で
赤く塗ったけどしっくりこない
白く塗ったけど好きになれない
誰かが黄色だと言っていたから
試してみたけどなんだか違う
...
ひとつずつこぼしていった涙は
たいせつなものをうしなった数といっしょ
ねがいを届けたくて眠るときにいつも
ぎゅっと手をにぎっていたよ
そのうち、渡すから
取りにきておいで、必ず
たいせ ...
とどまるんじゃなくて、
そばにいる。
君が後ろめたさを感じずに
この世に生きれる理由に
僕はなろうかと思ってさ。
君の生きる理由が、
僕であってほしいなぁってさ。
見えない力を
信じるんだ
見えない力に
委ねるんだ
念じると
できないものが
できるようになる。
逃げてはだめ
口で繰り返し
口ずさむ
欲しいものを
請い求めよ!
ぎこちない鑿(ノミ)の跡の石仏を見て
「素朴」という言葉を捨てた
飢饉デ死ンダ者タチヘ
追悼ノタメ
目鼻立ちも定かでない
自然石のような石仏に
表情は要らない
飢エテ倒レタ者タチヘ ...
夕凪燃ゆる光の隙間
寝過ごした夢の途中で死んだ
黒猫拾ってきたよ
存在をかき消すように生きてきた
時折鳴るベルの音に自覚を
ああここに俺はいたんだ
早くそっちへ行きたか ...
朝日が
私を目覚めへと
追い出していく
小さな時のこびとたち
素早く 同じテンポで
かけめぐる
私の目の前へと
そして過去へと消えていく
星の記憶
月の夢
太陽のアルバ ...
屑鉄を集めるのに磁石を着けて歩く
夢がはっきりしていない子供も笑顔と
鼻水だけはあるように
鼻歌を唄いながら下駄を鳴らす
平穏の中に一喜一憂出来そうなことをキョロキョロ
いつも ...
貴方を愛してる
死ぬほど愛してる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゆずこしょう
さわ田マヨネ
自由詩
4*
08/5/8 15:03
彼のための形だったのに彼がいなくなった彼女の形は戻すのに一体 ...
REMING...
自由詩
4
08/5/8 13:34
恋の証
〃
自由詩
4*
08/5/8 13:11
リラの夢
未有花
自由詩
9*
08/5/8 13:02
上をむいて
風音
携帯写真+...
7
08/5/8 13:02
破壊悔知
maumi
自由詩
1*
08/5/8 12:55
「あなたにしかできないこと」
ベンジャミン
自由詩
8*
08/5/8 12:22
ロッキングチェア
ペポパンプ
自由詩
7*
08/5/8 12:15
ラミレス
山崎 風雅
自由詩
2+
08/5/8 11:15
おやすみなさい子供達
小禽
自由詩
5*
08/5/8 10:36
滴定曲線
uminek...
自由詩
9*
08/5/8 4:06
空想麻薬取締り係長事務次官
狩心
自由詩
1
08/5/8 3:48
振動に擦れる
〃
自由詩
0
08/5/8 3:25
だからきっと
〃
自由詩
0
08/5/8 3:01
「片思い」へ
ever
自由詩
1
08/5/8 2:49
ライアー
相羽 柚希
自由詩
0
08/5/8 2:48
時間の部屋
sekka
自由詩
7*
08/5/8 2:35
実験体
AKiHiC...
自由詩
1
08/5/8 2:16
母の日には花束を
短角牛
自由詩
3
08/5/8 1:21
群青ジュース
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/5/8 1:10
バッハ作曲
〃
自由詩
2
08/5/8 1:08
花の色
1486 1...
自由詩
1*
08/5/7 23:47
たいせつなもの、たいせつなもの
おるふぇ
自由詩
3
08/5/7 23:40
Stay
はち
自由詩
3
08/5/7 23:32
フォース
ペポパンプ
自由詩
8*
08/5/7 23:25
遠野
フクスケ
自由詩
0
08/5/7 23:10
raison d'etre
なかがわひろ...
自由詩
0*
08/5/7 23:06
朝日楼
春日野佐秀
自由詩
3
08/5/7 22:45
砂鉄の砂が落ちていく
maumi
自由詩
0
08/5/7 22:28
愛
流浪人
自由詩
0
08/5/7 22:14
4971
4972
4973
4974
4975
4976
4977
4978
4979
4980
4981
4982
4983
4984
4985
4986
4987
4988
4989
4990
4991
4992
4993
4994
4995
4996
4997
4998
4999
5000
5001
5002
5003
5004
5005
5006
5007
5008
5009
5010
5011
8.79sec.