春酔
酒仙酣臥夢還天
独酌沈吟不可眠
美酒美人春一夜
詩人血涙酔千年
春酔
酒仙は酣臥して天に還るを夢む
独酌 沈吟 眠るべからず
美酒 美人 春一夜
詩人の血涙 酔 ...
10日後
私はあなたに会いに行く
ええ、もう決めたの
だって約束したじゃない
10日後
私はあなたに会いに行く
なによ、もうチケットとっちゃったわ
今更言い訳しないで
...
地球のてっぺんから
百万発のロケット花火を飛ばして
高原でバーベキューなんかやってるような
さわやかな連中を追っ払ってやりたい
乱暴な音楽が流れ始めたら
ちぎれるほどめちゃくちゃに頭を振って ...
初夏の陽射しまぶしく
自らに課した
我が人生の一大事
聖書 日蓮御書 紐解いて
お二人とも簡素な比喩に秀でておいでだ
明かりの比喩 二つ
明かりを持ってくるのは、枡 ...
2年前
れんげ畑で
転がって泣いた
早朝
空と
れんげと
私だけ
ただ
心が痛くて
叫んでいた
自死
火葬
もう
二度と会えない
いま
れんげを
亡き友に
捧げる
小さな王冠を
薄紅色の王 ...
酸素を吸っているよ
少女が酸素を吸ってるよ
少年も酸素を吸っているよ
酸素を吸ってるよ
酸素を吸っているよ
酸素は どこからくるのだろう
酸素は いつまで ...
傷があるんですと
ナポリタンを体中に塗りたくる
血にもならない やけに薄いオレンジ色で
むしろ夕焼けなんですと
ひき肉やパスタを弾いて
トマトソースの部分だけ残す
ミートソースの間違え ...
生きると死ぬの境目を生きて
それとは関係のないところで死んでいるのは僕だ
大きな箱と小さな箱
小さな箱を大きな箱に入れて二つとも持ち帰るよ
どこか空っぽだ
空っぽが充満してる
...
おれ達は絶対零度 マイナス180℃の世界だ
終わりから数えた方が早い
今から断崖絶壁に飛び降りた方が早い
俺たちは真夏の太陽
咽喉がカラカラで砂漠を歩き続けても
ずっと追いかけて来る ...
それがどうした
どうもしねぇ
どうもしねぇけども
気になった
それは何だ
それが何か分かっていたら立ち止まらなかった
通り過ぎた
頭が理解して処理した
白と黒の世界で納得した
灰の中 ...
わたしの愛はあなたの頭上で青く輝く
クリスタル製 箒星のように
わたしの髪の先まであなたに染まって
あいたくなければ、わたしはあなたを越えることもできるのよ
わたしの髪に誓って
...
オレンジに闇が曳かれ
精神のカルテ
群青に染まる
僕らかけがいのない宙
地球での
それはお話しか
死ぬまで
生きているのか
オレンジに闇が曳かれ ...
この詩はいいな
栞を挟んでおいてじっくり読もうお茶を飲みながら
後で
しばらく前から
こそりと胸の奥で隠れて
それを書けそうな気がしている
この期待だけで書いてきたんだ
紙の ...
消防署の隣に
積木で家を造りました
小さな家でしたが
お祝いにひとつ
ほおずきを添えました
出会ったときには
もう家族でした
料理 塗料 におい
あとずさり あとずさり
ただ目に入るだけの曇
はじまりそうで終わる夕暮れ
水たまりも風もないまわり路
低いざわめきのあつまりが
ざわめき以外を持ち上げる ...
暑いのきらい いら
汗かくのきらい いら
残りひとつ
いら 三つで
あのひと爆発
扇風機にあーってやって ほう
かき氷で頭きーんってさせて ほう
残りひとつ
ほう 三つで
あのひ ...
都会の大通りに面したアパートのベランダは
驚くぐらいに黒い砂埃に塗れている
5階にでもなれば鳩まで糞害をもたらす
煙草を吸わない僕の部屋に君がいる
朝になるとこっそりベッドを抜け出し
黒いベ ...
一面に広く冷たい月の砂丘を
春先の空に見つけること
教えてあげたこと
知ってほしくなかったこと
手紙を一枚だけ書いて
そして出 ...
何故か哀しみ溢れる色
世界は卵の内にある
遥かましろい天上に
緑のひとが出口へ駆ける
「非常口」の表示はあり
いつかあそこに罅が入り
殻の割れる終わりの日まで
人々は{ルビ永遠=とわ}を知らず ...
今日はポイントデー
ついつい買い過ぎちゃったみたい
殺傷能力は一人前よ
エコバッグからネギ。
月イチの被害者
ニュースでよく見る殺人事件みたい
生まれくる尊さも知らないのよ
無残に割 ...
それに名前をつけるほど俺は暇じゃない、そんなものは勝手口から外に放り出してなかったことにしてしまえよ、そんなもののことをいつまで気にしているんだ、トウヘンボクめ
気にしなくちゃいけないも ...
君と僕の
柔らかすぎるところは
交わりやすくて
忘れているわけじゃないけれど
柔らかすぎるがゆえに
止まることができなくて
傷ついたと言われるまで
君に言葉を投げてしまう
...
マリンスノーがよく見えるあたりの海底で
お腹の膨らんだ妊婦みたいにこう シムスの体位で横たわって
プランクトンの死骸が積もりゆく音や
深海の常闇から伝わる冷えた音を聞きながらまどろみたい
...
昔の恋人と同じ部屋にいる
もうキスの柔らかさも
胸の感触も
はっきりとはしないのに
好きだった気持ちだけ覚えてる
なかなかきついもんだ。
縁を切った仲間のブログ ...
080422
懐中電灯に照らされた
懐中物を盗まれた
泥棒よけの電磁波は
人畜無害だと
家々に立ち寄って
説明して回る
懐中電灯の電球を
LED ...
080422
共通の
共時性の意識が腹の皮膚に触れて
張り付いてコバンザメになった
食いつかれて痛がる子供らは
悲鳴を揚げながら陸に上がるのが
...
グッバイベイビー
きみはまだ
そこにいるのかい
トンネルを抜けると
そこは
まだ雨が降らない
東京駅だった
高層ビルが
山のように建っていて
お洒落だった
遠くの景色が霞 ...
夜。インスピレーションは
夜降る
インスピレーションは突然降る
頭のてっぺんに星が落ち
星が頭に刺さる
朝。今日もワタシは目が覚める
頭を振って
先へと急ぐ
今日道は前に無 ...
我慢してたけど
とうとう声が出た
ぐーとか、うーとか
声が出た
お昼の間
ずっと我慢してたから
何年も
ずっと我慢してたから
いつも見慣れてる
君たちの写真
ヒラっ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
漢詩 春酔
三州生桑
伝統定型各...
1
08/4/22 18:52
10日後の行き先
友子
自由詩
1
08/4/22 18:47
流れ星降り注ぐ静かな夜に革命がはじまる
大覚アキラ
自由詩
7+
08/4/22 17:23
聖書と日蓮御書は・・・・
アハウ
自由詩
4*
08/4/22 16:05
れんげ
風音
携帯写真+...
2*
08/4/22 15:33
酸素を吸っているよ
北大路京介
自由詩
11*
08/4/22 14:46
風景に消える心
狩心
自由詩
3*
08/4/22 13:55
グリッチ
白井陽介
自由詩
0
08/4/22 11:22
右往左往
狩心
自由詩
4*
08/4/22 10:20
循環
〃
自由詩
1*
08/4/22 10:19
terrapin
逆島夢子
自由詩
1
08/4/22 9:44
僕らかけがいのない宙
吉岡ペペロ
自由詩
9
08/4/22 9:42
神の下で詩のワルツを
よしおかさく...
自由詩
2*
08/4/22 9:02
グッバイベイビー
たもつ
自由詩
7*
08/4/22 8:55
ノート(夜とかわき)
木立 悟
自由詩
2
08/4/22 7:25
ごしんせつ
FUBAR
自由詩
4*
08/4/22 5:24
黒いベランダ
智哉
自由詩
1
08/4/22 3:55
真空の
鎖骨
自由詩
5*
08/4/22 1:46
緋
ゆきのかけら...
携帯写真+...
4*
08/4/22 1:45
卵
服部 剛
自由詩
2
08/4/22 1:39
月イチの被害者
相羽 柚希
自由詩
2*
08/4/22 1:37
それにそれはあっという間に思い出したというだけのものになって ...
ホロウ・シカ...
自由詩
8*
08/4/22 1:27
諍いのあとで
kauzak
自由詩
6*
08/4/22 1:12
逃避夢
明楽
自由詩
1*
08/4/22 1:05
不眠症
短角牛
自由詩
3
08/4/22 0:52
解説
あおば
自由詩
4*
08/4/22 0:44
共時性
〃
自由詩
2*
08/4/22 0:32
グッバイベイビー
小川 葉
自由詩
7*
08/4/22 0:31
ソラカラ
nenene
自由詩
1
08/4/22 0:00
写真
多久蘭乱
自由詩
0
08/4/21 23:56
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