鳥たちは渡りをする
翼があるので
北から南へ
冬から春へ
ゴイサギたちは
昼から夜へ
いつの頃からか
五位の位と夜目とを得て
ゴイサギたちは
夜に漁る
語彙とか
語意 ...
緑に溶けよう
空へ還ろう
小さな蟻の亡骸
土に還るまで
あと、何時間?
緑へ溶けよう
空へ還ろう
緑のお洋服を着て
うつ伏せに寝転べば
土の匂いが身体中を駆け ...
お前の這う地べたを
はるか高みから見詰めている
雑踏、
誰も私なんか見ていない
お前の這う地べたを
はるか高みから見詰めている
蟻よ、
お前は私を見てはくれな ...
大学の友達とスキーに来ていた
中学の頃は滑れなくていじめられたけど
大学の友達は下手でも平気だと言ってくれるから
自分のペースで滑ることができた
練習のためにみんなと別れて
初 ...
空は青くなかった
よもぎをもいでおばあちゃんにあげると
緑色の団子をつくってくれた
おいしかった
風の音が邪魔をしていた
小野くんはズル剥けだった
佐川急便のふんどしを触る ...
神様を探しにいきませんか
願いごとはたったひとつ
この恋をかなえてくださいと
風のにおいが好きで
水のおんどが好きで
土にふわりからだをうずめ
空には目を細めて頬を染めて
青いこ ...
揃いの浴衣 鼻緒の赤
ミルクの河に浮かぶ きっと螢
源氏と平家が 仲よく飛び交うなんて
霊的な 絣の紺みたいです
(アトミックボムのランドマーク
鐘楼流し と間違えた外国人の夫婦の涙 ...
今、今、今、今、今、今、 今、今、今、
1つ目
は
い
つ もの電車
車能 ...
死んだわたしの
腐りかけた体に
たくさんの赤ちゃんが
やってくる
死んでぶよぶよに
腐りかけた体を
舐めて
舐めて
穴をあけて
ちゅうちゅう
ちゅうちゅうと
吸ってくれる赤ち ...
ジョギングをして
白 い 息
...
姉は鏡を持って出てきた
お母さんは?
と聞くと
買い物に行った
と言った
彼女は看護士をやっていて
だから、医者とは絶対に結婚しないそうだ
まだ、結婚に可能性のある姉が
希望をひと ...
080625
(ろくろの革を膨らます)
騰貴マネーが
ブリリアントな
ダイアモンドを
投げるのだとさ
どこでと問えば
とろろとろろと
...
それって大した問題じゃないけれど
ピアノが弾けない
ほ の音も ろ の音も知らない私は
いいいー と口ずさんでは
猫を踏んでしまった男の歌が
倍速で流れる
頭の中
やっぱりピ ...
公園の木々は
真っ黒な影を映しだし
セミの鳴き声が
コンクリートに反射する
コンビニまで全員ダッシュ
ラーメン屋から野球中継が漏れてくる
この汗は熱気のせいじゃない
自分でもよく ...
地球テスト
蓄積、蓄積、一気に出した大地の声
竜門山の断層帯で地球がテストする
恐竜時代からずっと活動していたから
知られていないとか
ただ気付いていないとか
...
ありがとう
僕らの朝食
光あふれる幸福な食卓に
小型の爆弾は落ちた
ばらばらになって美しく輝く体を
ひとつひとつ拾い集め
元に戻していく
どちらのものかわからないところは
昔のよう ...
午前中 やるべき事を済ませたなら・・・
軽い昼食と読み止しの本が本棚から取り出され・・・
午後は街に出る
見慣れた商店街
人通りが心もち多いのか
気候が良い分 空気と肌の触れ合いを楽 ...
一日が何事もなく過ぎていくその日その時感謝があふれる
きみの空に悲しみの雨が降るとき
ぼくは傘になろう
きみの空を晴れにすることは
出来ないかもしれないけれど
せめてきみのそばにいて
雨が止むまで
虹のような
笑顔が戻るまで
少し精神を病んでいるように
いつも 奇抜な化粧をし
当時 流行していた黒尽くめの少女
あたし
ダンサーになる為に上京するけど
あんたの歌が
あたしの住む街でも聴けるかしら
くねく ...
寝苦しく目覚めた朝に夢うつつ
激しく窓をたたくたたく雨
雨音を思えば雨が支配する
人を思えば雨の一日
アンブレラ覗いた瞳くぎづける
すれ違いざま舗道の ...
何枚の
扉を開けて
行けばいい??
君のココロに
たどりつくまで
到着♪♪と
思って君に
飛び付いた
薄い硝子の
扉があった
ぶつかった
硝子の扉が
砕け散る
...
ぼくはそう、
そのまんまでいるから
きみもそう、
そのまんまでいいのさ
そのなみだが
いつか希望に変わって
生きることにつながれば
いいなあと思うんだよ
きみには
...
今日は雨に打たれていたい
雫が胸の傷にしみるけれど
僕の心にへばり付いた泥を落としてくれるなら
我慢しよう
いくつ夜を越えたら
雨粒のような涙が
強さに変るのだろう
いく ...
私は嫌われることも多いのですが
不思議と私が好きな人でした
ビニール傘に落ちる雫を
楽しそうに見て
音を聞いていました
あなたの
一番の理解者
今はどこでどうしているので ...
私待ちきれなかったの
あの頃の情熱はもう私にはないけれど
あの頃のときめきは
今でも私の中に生きているわ
また私の好きな季節がやって来て
あなたと出会った頃を思い出したの
鮮やかな ...
私はそろそろ止みますが
キラリと光る私で
あなたを濡らしてしまいましたね
私と同じ色の涙が
滲んでいます
心がしくしくと泣いているのですね
まだ
頼りない心は
誰ともな ...
○
何処も廃墟ではない、寧ろ、廃墟のなか
で咲き匂う幼い花々の精気を感じている、
この夜に。満ちたり欠けたりを矢継ぎ早 ...
じっとりと
肌が焦れる
東京の夏を
恋しく思う
濃淡のない
一色の空に真っ白な
日本の雲を
恋しく思う
この街の人達は
すぐに暑いと言って
この街の人達は
夜 ...
湿り気を帯びた
黒潮からの風が流れくる
幾分か柔らかさを含んで
太平洋の西のはずれ 日本列島 梅雨
空気が清々しい 今年
寒暖の激しさは何処へ
二酸化炭素の濃度が増えて
肺が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゴイサギたちは夜に漁る
海里
自由詩
1
08/6/25 23:09
まいごの、まいごの
三奈
自由詩
4*
08/6/25 23:05
池袋がすきだ
因子
自由詩
0
08/6/25 23:03
スキー場
1486 1...
自由詩
0
08/6/25 22:49
煙突から煙が出ていた町
にゃんしー
自由詩
8
08/6/25 22:48
トード
〃
自由詩
2
08/6/25 22:46
螢祭りの夢
西日 茜
自由詩
8*
08/6/25 22:41
親指の無い学校
井岡護
自由詩
2*
08/6/25 21:58
たくさんの赤ちゃん
チアーヌ
自由詩
5
08/6/25 21:52
一詩言(ヒトシゴト)4
桜瀬ろろ
自由詩
1*
08/6/25 19:54
姉
小原あき
自由詩
20*
08/6/25 19:19
ビスケットボール
あおば
自由詩
7*
08/6/25 18:53
私はピアノが弾けない
そらの とこ
自由詩
11*
08/6/25 18:09
次の問題に答えなさい
つばくらめ
自由詩
4*
08/6/25 17:26
地球テスト 四川大地震への献詩2
里欣
自由詩
2
08/6/25 17:03
慰霊
たもつ
自由詩
18
08/6/25 15:47
私は確かに この地を歩み
アハウ
自由詩
5
08/6/25 15:39
感謝
渡辺亘
短歌
2
08/6/25 15:28
傘
ヒロシ
自由詩
2
08/6/25 14:54
金魚の思い出Ⅰ
板谷みきょう
自由詩
1*
08/6/25 14:48
雨、また雨
石瀬琳々
短歌
7*
08/6/25 14:25
君のもとへ
ユメサキハル
短歌
0*
08/6/25 13:28
一歩進んで二歩下がってもまた三歩進めばいいのさ
ゆうと
自由詩
1*
08/6/25 13:22
@銀の雨 Ⅲ
貴水 水海
自由詩
0
08/6/25 13:00
@銀の雨 Ⅱ
〃
自由詩
1
08/6/25 12:59
夏の贖罪ー告白ー
未有花
自由詩
11+*
08/6/25 12:58
@銀の雨 Ⅰ
貴水 水海
自由詩
1
08/6/25 12:57
振 動 (bibration)
るか
自由詩
5*
08/6/25 12:40
夏の渇望
もち子
自由詩
0
08/6/25 12:13
空気を吸う
アハウ
自由詩
2*
08/6/25 11:01
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
4941
4942
4943
加筆訂正:
次の問題に答えなさい
/
つばくらめ
[08/6/25 17:30]
一部修正しました
7.19sec.