きのう ころんでないたこと
もう わすれてしまってる
あんなにいたかったのに
ひざすりむいたのに
ぼくらは
つまづいたりころんだり
たちどまったり
ふりかえって もどっ ...
君の右眼は
スピードメーターになっていて
時速はいまや
300キロを超えようとしている
そんな夢を見て目覚める
とりわけ悲しい夢でもないが
涙を流す理由は充分に内包していると思う
...
死にたいって思うことは
悪いことじゃあないよ
ほんとに、ほんとにさ
つらいときはしょうがないんだ
そういうときは
誰かそばにいてくれるといいんだけど
なかなか、うまくいかないもので
...
携帯電話があるので
ぼくはいつでもきみと
繋がっている
きみを想うとき
携帯電話がなる
ひとりで寝付きの悪い夜
暑くて眠れない夜に
携帯電話がなる
想う暇なく
声をき ...
いつも
笑っている
彼の
物憂げな
横顔
冷たい
雪の降る
夜に
舞い降りた
空気のように
流れて
溶けて ...
「新体操の3人組はケンタでお昼を食べてた」
君はあった事実を淡々と話したようだけど
君の顔が曇っていたように見えたのは
僕の思い込みだけが原因だろうか
新体操を選ばすに演劇を選んだ君
...
つまんねえ
つまんねえつまんねえ
モニター見た
煙に巻かれた
吐き出した
吐き出された
あんたのゲロまみれさ
あんたもゲロまみれさ
つかよ てかよ
不随意も輪廻だ
ゆってん ...
空調の音
がやが やしている)
誰かの寝息
がやが やしている)
肌擦りあう音
がやが やしている)
光に塗られた影
がやが やしている)
耳鳴り )
精神に 吹く風 ...
工場から
つきでている煙突のむこう、晴れ
遊歩道のまばらな緑
もうちいさな虫たちの活発さを
しぜんにみつけられる
ジャムが空に流れ出す地熱のせいで
電車 ...
行き詰まったあなたは
歩きたいのに、道がないのですか
それとも
道があるのに、歩きたくないのですか
わたしは
そんなあなたの、道標 ...
色とりどりの
小さなラムネみたいな
味だって
悪くない
ほんのり
甘くて
でも
これは
魔法の薬
ちゃんと眠りに
導いてくれる
ラムネみたいに
甘い夢を
見せてくれる
わけではないけれど
時間という単位も
人間が考えたものだから
流れてるような気がしてるだけで
それはお金のようなものではないのか
お金を借りたら少しだけ
時間ができたような気がして
貸してくれたその人と ...
彼方にいる、きみは
夜、
あらゆる
ことが
あるうちに、目は見ることを
やめて、
いま
きみがいるここで、失われたひとつの
もの、それを失ったのはふたり
だった、もういっぽう ...
「みんなですごした日々を
ずっと忘れずにいよう 」
卒園式の子供等は
体育館に大合唱を奏でる
心を震わせ見守る
若い母親達のすき間から
カメラのレンズは
{ルビ吾子= ...
日曜日の淵に立って
顔が鏡の男と出会う
僕を知っているか
男は問う
男の手を引いて
僕たちは日曜日の淵を歩く
君はどうして僕を知った
僕は首を振る
そろそろ帰らなければいけない ...
投げつけていけ、きみの
死を、
まだとじている傷に、
きみが
われに返っていることを
憎むために、
しっかりと、どれだけ
殺しあっていた
か、
分からないまま、頬ずりする ...
例えば、階段の塗装の匂いや空の高さで
なんとなくひとりだと強く感じても、
世界の濃度があがっているから、
少しきみが近いような気がして
マーブル模様の空を見上げる。
「この空は君 ...
もう会うこともない
君がくれたボールペンだけが
この手元にある
君は自らが去る前に
どんな思いを顔に浮かべ
商品棚から
このペンを手にしたのだろう
これからの日々を ...
もしかしたら
病気で半年前に退社した
若奥さんのUさんは
日々ずっこけるこの僕を
きらいじゃなかったかも?と
今さら思う
僕は特別Uさんに
ホの字だったわけでもないが
...
子の心親知らずして竹の秋
オレンジの腹を見せ飛ぶつばくらめ
どこの子のために舞うやらこいのぼり
木漏れ日の零るる如く竹の秋
あなたはわるくない
そう、悪くない
突然の告白も
そう悪くない
私はは言わない
何にも言わない
愉しんじゃわない?
ここで善いんではない?
誰も見てない
判官びいきの都合で
方眼い ...
アリクワナイ【蟻食わない】:アリクイの中で突然変異によりごくまれに生まれます。生涯何も食べないので生まれてすぐ死んでしまうんで、未だに誰にも発見されていないんです。
ベータヅカイ【ベータ使い】 ...
あなたの傷を数えてあげる
いつ傷つけられた
どこで傷つけられた
誰に傷つけられた
僕も同じだから
なんとなくわかるよ
でも
明日の朝日を見てごらん
美しい
輝く光が
...
僕の肩の小さな傷口から
じわじわ痛みがひろがってきます
いつついたのか
どうしてついたのか
君を失ってからのような気がします
君が側にいるのが
当たり前だと思っていた
...
君の誕生石の指輪と
赤いバラの花束を持って
必ず迎えに行く
信じて欲しい
送ってくれて
ありがとう
金曜日
君の部屋を訪れて
日曜日
こうして帰る
ロミオと ...
瞼から首まで、赤く咲く恋は、踏切の前で溺れている。
中脳の機能、眼球、信号機、青だから、君、白いスカートで。
「最初から感情なんて要らなかった」。後頭部からざわめいて、五月。
...
夜中に咲いている薔薇の下にはぶよぶよした肉塊があって
その血を吸い上げながら花が咲いている。
世の中にはオレンジや白の血の色をした生き物はいるが
空のような青色の血をした生き物は ...
080515
ゆるやかな坂を少し下ると
いつのまにか
なだらかな丘が出来ていた
防災無線のアンテナも立っている
狭い階段道を登り
...
とおくで声を聞いた、
少しだけ厚い雲の下
足を止めその先を探す
*
意味なんてなかった
ただ身体が伝えようと
やわらかな 部分に
{引用=ずっとずっと、とおくにいる ...
カメラに向かい
天気図を背にして
「午後から雨になります」
と伝え
小さく頭を下げ
辞表を提出し
その日の午後
先生は雨になった
それは小さな雨だったが
傘を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぶきようだったきみへ
青の詩人
自由詩
1*
08/5/16 3:20
速度
Tsu-Yo
自由詩
2
08/5/16 3:01
遺書への手紙
ゆうと
自由詩
3*
08/5/16 2:50
願いは一瞬で
REMING...
自由詩
3
08/5/16 1:55
風花(かざはな)
相良ゆう
自由詩
1*
08/5/16 1:51
選択する重さをまだ君は知らない
kauzak
自由詩
4*
08/5/16 1:29
あばよ(きもちわりぃ)
竜門勇気
自由詩
0
08/5/16 1:17
虚無の風
吉岡ペペロ
自由詩
0
08/5/16 0:28
アスファルトのにおいに巻きついて
Hitots...
自由詩
0
08/5/15 23:44
道標
Honest...
自由詩
0*
08/5/15 23:44
ラムネ
風音
携帯写真+...
10
08/5/15 23:43
人間の単位
小川 葉
自由詩
1
08/5/15 23:39
_
こもん
自由詩
4
08/5/15 23:12
羊飼いの目
服部 剛
自由詩
1
08/5/15 23:06
日曜日の淵で
なかがわひろ...
自由詩
2*
08/5/15 23:06
scar
こもん
自由詩
7
08/5/15 23:04
冷たい様な粉っぽいような、階段の踊り場の匂い
R
自由詩
2
08/5/15 23:03
道
服部 剛
自由詩
2
08/5/15 22:55
机上の地図
〃
自由詩
3
08/5/15 22:45
竹の秋
亜樹
俳句
1
08/5/15 22:32
ヨルダンの秘密
aidani...
自由詩
1
08/5/15 22:28
想物園
なかがわひろ...
自由詩
1*
08/5/15 22:28
@傷 Ⅱ
貴水 水海
自由詩
2
08/5/15 22:10
@傷
〃
自由詩
1
08/5/15 22:09
@ロミオとジュリエット Ⅱ
〃
自由詩
0
08/5/15 22:08
脳幹と脊髄さえあれば生命の維持は可能
士狼(銀)
短歌
7*
08/5/15 21:51
夜中の薔薇
亜樹
自由詩
1
08/5/15 21:23
防災無線
あおば
自由詩
5*
08/5/15 20:53
ひみつの散歩道
こゆり
自由詩
9*
08/5/15 20:43
水の空席
若原光彦
自由詩
12*
08/5/15 20:32
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
4941
加筆訂正:
ひみつの散歩道
/
こゆり
[08/5/15 21:16]
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5.94sec.