今、触れた、君の唇は
悲しい味がした (苦くてしょっぱくてすっぱいんだ)
今、触れた、君の唇から
だらりと舌が伸びる (嫌いならほえてよ)
お菓子をください
笑っちゃうようなお菓子
...
キャラメル一粒の幸せを
あなたの心は
誰によって覆われているの
魅力のあるあなたなら
きっと
沢山の人に
幸せを与えているのでしょう
その心を少しだけ
私にください
すべて ...
お金持ちのたつや君が 家族ですし屋に行った
でもそこのおすし 回って出てこないんだって
きっとお金なくて 回る機械買えないんだろうな
そんなすし屋に行くたつや君の家って
ほんと ...
お金持ちのたつや君の家で
生まれてはじめてカニを食べた
で 分かった
カニってカニかまに似てる
カニ食べたことあるのって おばさんに聞かれたから
いつも食べてます って答 ...
詩も政治も
感傷な詩も書くけどネットでも叫ぶ
国際緊急救助隊を受け入れよう
いつか他の災難に手を差し伸べるように
問責を断固支持する
小学校耐震法案を作ってよ
たとえ、道のりがどんな ...
甘い甘い過去の細工すかして何がみえる
べたついた
喫茶店の濡れたストロー袋と下品なガムシロ
実力は中の上
ちゅうのほっぺに
ペリカンの中で待つ54歳の
水のにおいがする ...
鏡に映るのはどんな顔?
寝癖をジェルで整えて
冷たい水で眠気を覚まして
ネクタイを強く結んで
勢い良くドアを開けよう
少し斜め上を向いて
お陽様とにらめっこして
こ ...
それは儚さを連れて・・・
感情を越えて向き合う
『無』の世界で、
どこまで愛せるのか。
経験も役立たない
その瞳も、その声も。
どちらが先に逃げ出すだろう
思いを ...
わたくしはきくのはなびらをかおっているのだった
霊園を照らす光に透けて
ただよう無修正の遠声はいつまでも増幅し
ゆくえ不明の足許を念じる
目的地はとうに過ぎた視線
まなざ ...
ニュースも見ない
気晴らしのバラエティーなどもってのほか
パソのスイッチは錆ついて
空を ほらこのとおり見上げて
小鳥の声が存在感を増し
たまの音楽はクラッシック
ベトーベンにフォーレ ...
ただ僕ひとりの身を
猛獣と寒い夜から
守るためだけに
僕は僕の命を
燃やし尽くしてしまった
でもこれから芽吹く
僕の命は君のために
火を放とう
湿気た僕の命じゃ
小気味良い音 ...
かなしい色を
しているね。
六月の空を蹴飛ばして
そう言った君の台詞は
何処までも
何処までも
ブルーな、
理由も知らずに
...
息を止める
薄く広がりゆく世界
油膜の浮いた
美しい世界
僕は睡魔と闘いながら
クダラナイ言葉を零している
コポコポと鳴る携帯
水没して窒息して
できれば海の近くに住みたかった ...
きみがいたところ、そこには
いまでは
言葉がある、
あるはずだった言葉に
ついて、話していた
夜をすぎて、きみはどんどん重くなっていった
この夜は
これまでのどの夜よりも
きみ ...
金魚になるのは
おとなになって初めてです
金魚の糞みたいに
いつもお母さんにくっついていたので
彼女は金魚ちゃんと言われていたのです
そんな話をしたら
さっそく金魚ちゃんと呼ばれてしまいま ...
天空から地表にまで続く螺旋階段を一段一段辿って下る。
錆びた鉄版にしか見えない踏み板は、実際、電気の通う生きたシステムである。
また一歩、寒、と音を立てて爪先立つ。すると踏み板に若草色が灯る ...
好きって言って
大好きって返ってくると
ちゅーしたくなる
同じベクトルの上にあって
加速しあう鼓動
世界のすべてが橙に染まり
この世ではないまでに
あなたの顔も
わたしの指先までも甘く
飴色の光の一部なのに
すべてはあたりまえの日々の一日の
夕暮れに過ぎないのに
記憶のひとつに ...
夜の空が皮膚のようにめくれていくのをみている
地平線に
ゆれている骨たちのあかり
ふさふさの影
それぞれのドアの鍵が存在する
接触したいだけの数の
不安と安心が
便器の中の ...
噛み合うことのない歯車のように
孤独は在り続ける
カラカラと輪っかの中を駆けている
小さな身体を懸命に動かしても
輪っかは空回りするだけで
前に進むこともなく
ただ同じところを回り ...
今日も今日とて後指
布越え皮膚越え突き刺さる
それでもおとんに比べたら
こんなの痛くも痒くもねぇ
隣のばばぁは喧し屋
ぴいひょろぴいひょろ鳴き渡る
お前は何も知らんだろ
少しは嘴閉じ ...
さあその手で優しく限りなく柔らかに私に永遠の眠りを与えて欲しい。
緩やかに訪れる悲しみに私は目を閉じるからその顔を最期に見るの
は貴方であって欲しい。咎人の私が赦されるのは貴方の優しさに触
れた ...
ぎいぎいとわめくな、うるさい。世の中には思い通りに行かない事も在る。それを知れよ。頭の悪い人間の声を聞いてると苛々する。洗練されてない選ばれても無い只のゴミを口から垂れ流している。頭に響くのは遠くの鐘 ...
釣りを始めたのは小学三年生の時だった。
父親の会社の裏にある岸壁でコノシロやらニロギを釣った。
元々、網で魚を取ったり水棲昆虫取ったりすることが好きだったので、この新たなる漁法の存在はたちまち私を ...
ねぇ そうなんだろう(知っているよ)
指を一本絡めて泣いた
あの日死んだあの暑さを思って
ちぎったあの日は
いつまでだって箱の中
ねぇ 知っているよ(そうなんだろう)
君の ...
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鳴いている
鳴いている
あれは赤ん坊ではありません
あれは 初夏を迎えて
どうしようもなくなった
あれは 猫ですよ
家々の窓 ...
どうすればいいんだろうね、エコって
あんまり難しい事は分からないけど
プラスチックのリサイクルは余計な石油とエネルギーを使うし
生ゴミばかりではゴミ処理の時に燃えにくいらしく
無駄なエネル ...
静脈を流れていった
幾度かの夏がありまして
網膜に棲みついた
((ただそれだけの))海があります
無人の駅舎―――ああ、思い返せば
入り口でした この仕掛け絵本の
...
金属ブラシで懸命にこすって
庭の水道で洗い流すと
スコップも裁断ばさみも
見ちがえるようにきれいになった
せっかく用意したリュックには
けっきょく
詰めるものがなにも思いつかない
縁 ...
それいゆは 金ぴかの花をにぎったまま
道草 食べて暮らせば どこにもたどり着かないで済むと言った
それを言うは 他にはもはやだれもいなくなった
世界は枯れてしまった ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ビスケットボール
そらの とこ
自由詩
7*
08/6/27 17:18
キャラメル一粒の幸せを
夢乃 綴喜
自由詩
4
08/6/27 15:24
お金持ちのたつや君の話で分かったこと
small ...
自由詩
2+*
08/6/27 15:12
お金持ちのたつや君の家で分かったこと
〃
自由詩
1*
08/6/27 15:09
詩も政治も 四川大地震への献詩3
里欣
自由詩
0
08/6/27 14:30
ぬるくミルク
ともちゃん9...
自由詩
6*
08/6/27 14:26
顔
1486 1...
自由詩
5*
08/6/27 13:16
片隅のあたし
Izm
自由詩
2
08/6/27 13:05
命日
こしごえ
自由詩
6*
08/6/27 12:15
試みられた生
アハウ
自由詩
7*
08/6/27 9:35
灯火
かいぶつ
自由詩
1
08/6/27 8:20
六月のブルー
黒子 恭
自由詩
1
08/6/27 7:01
マチャンダラ
kauzak
自由詩
5*
08/6/27 6:35
word
こもん
自由詩
9
08/6/27 6:33
金魚すくい
yo-yo
自由詩
5*
08/6/27 5:49
文章表現をもっと自由に行いたいんだ
影山影司
散文(批評...
4
08/6/27 5:07
→
もち子
自由詩
0
08/6/27 4:12
夕暮れ
小川 葉
自由詩
4
08/6/27 3:38
かなこ
モリマサ公
自由詩
8
08/6/27 3:18
「ハムスターと僕と」
ベンジャミン
自由詩
7*
08/6/27 2:18
赤紙破れ
治
自由詩
1*
08/6/27 2:12
【 あなたのその手でどうか私を。】
三上あず
自由詩
1
08/6/27 1:55
【やさしく絞め殺すように】
〃
自由詩
1
08/6/27 1:51
釣りの進化を肌で感じて
北村 守通
散文(批評...
1+*
08/6/27 1:40
suicide dream
三上あず
自由詩
1*
08/6/27 1:18
猫
beebee
自由詩
7*
08/6/27 1:06
エコ イスト
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/6/27 1:02
仕掛絵本
Rin K
自由詩
33*
08/6/27 0:52
小道
アンテ
自由詩
6*
08/6/27 0:45
サンサーラ
あすくれかお...
自由詩
2*
08/6/27 0:32
4900
4901
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4918
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4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
6.15sec.