名前など 関係ないわ 字があれば
あなたの想い 伝わればいい
匂いとか 囁く声も 二次元で
横スクロール 上には行けない
なんとなく ただなんとなく なんとなく
ああなんとなく なん ...
080516
偶然と書いて
ぐうぜんと読ませる
ぐうぜんが生まれ
ぐうぜんが目覚める
ぐうぜんが欠伸をする
起きろ!
朝だ! 起きろ!
...
目を覚ますと
ベッドの上にいた
白いシーツがどこまでも広がり
睡眠中
あつくてはいだのか
山のように連なる毛布から
上昇する太陽が
まっすぐわたしを照らしてる
もう三日歩い ...
息つぎは上手じゃなかった
あるものないもの欲しがって
白く滲んだ指の隙間から
空をめがけて投げてばかりいた
例えば優しくしたくって
だれかに優しくしてほしくって
地球が ...
風のバラ
とはわたしの愛した詩人
の五月
をうたう冒頭のことばだ
しかし
肉厚の花びらをかさね
内部へ密度を増す花は
きみに似合っていない
むしろもろい花弁に
あざやかな色彩で
緑 ...
短歌。音を奏でる楽器と共に。
・初めてのトランペットは鳴らねども 初恋の音は高らかに鳴る
・黒白の鍵盤並ぶピアノ弾き この思いにも決着つける
・打てば鳴り響き ...
初めは小さな湧水だった
流れの始まりは
始まりの音
川の変奏へと
流れる川の音を
聴いていると
行く先々で
音が変わる
一人
佇んでいる
二人
柔らかなやり取り
...
少年が瞬きをする間に
世界は始まって終わった
髪の長い女の睫毛の下には
よく潤った泉がある
古くから伝わるやり方で
劇場の赤幕を閉じた
背中を丸めた老人が
その前で立っていた ...
大雨で
強風で
桜の大木が
折れる。
栄枯盛衰
古いものはすたれ
新しいものが
栄える。
若者は
老人を
馬鹿にする
何も知らずに
カッコをつけ
人を傷つける
...
男には戦わなければいけないときがある!
男には自分の強さを証明しなければいけないときがある!
男には暴力に訴えなければならないことがある!
男には心に浮かんだ疑念を振り払う必 ...
まるいかたち
ぱすてるなおれんぢ
やらかくはねて、すいてき
ゆびで
かるくつぶすことも
くちびるで
つみとることも
わるいこ、にしない
やさしさ
...
思い出がスライドしていく
綺麗な言葉でくるまれて
一点の曇りもなく磨かれて
愛しているよと
愛していたよと
優しく思いを投げかけるばかり
君の瞳の中でも
あの光景は映 ...
ぼくが
わるかった
あやまっても
なおらない
きずもある
せめて
うらんでは
くれないか
そのかちすら
ないらしい
ばっしてさえ
くれなかった
ろうをつくって
...
葉っぱたちのとがったきっさきをさっきから風がはげしくゆらして
じべたに並べられた各種弾頭のことを考える
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような中を
ゆっくりと自由に空気を押しながら
あたしは記 ...
大地、大豆を生み、大豆、豆乳を生み、豆乳はきめ細やかな穀物として、その子、湯葉と豆腐を生む。そして僕らは豆腐の気の遠くなるような清らかな白みを思い知るだろう。うんざりとする白さ。ため息の出る白さ。しっ ...
たべかけの
チョコレート
に
蟻が寄っている、よよよ
ろ
たべかけのひとかけら
蟻の
所在地は
調べ
られません ペロペロ
スティックつきのチョコレートに
のりかえた 洗濯物 ...
朝
まだ冷たい風に吹かれ
空を見上げたら
白い風船が
力を使いきり
はらりはらりと私のもとへ
糸の先には
まあるい花の種
育ててみようと思いたち
長旅で疲れたであろう種 ...
トレイシー、君は薄弱なる山椒魚。教育を存分に施され、踊る間もないほど気違ひと戯れる。
散切り頭のサムライと白眉の秀才とを比ぶれば、畢竟古語辞典の中のをかしと成り果つ。
接吻の味はアスファルトよりも ...
ある日めんどりは思いました
どうしてわたし
歩いているのかなあって
ためしに羽ばたいてみたけれど
やっぱり重くて飛べなかった
もう何年経つかしら
最近は疲れちゃって
毎日卵は産めないわ
...
夢を、見ていた・・・
貴方が好きだと聞かせてくれた形に髪を結おうとする夢
けれど幾度と無く結っても解けてしまって形に成らない
――つまり、そういう事
私が彼に愛される事は無いのだと ...
風船を手放すように
詩は一人旅を始めます
心を込めて
願いを込めて
形を成した丸いかたまりは
風に揺れながら
雨に濡れながら
貴方の元へ泳いでいきます
昨日は赤い風船を飛ば ...
ある日
壁の向こうは不思議な国で、僕は確かここで生まれた。
真っすぐなものは何一つ無くて温い空気で生きている。
パパはこないだ死んでしまった。壁の向こうへ連れていかれて。
向こう側には僕ら ...
たくさんの人が祝ってくれるので
何かが始まったり
何かが終わったり
してしまうのかと身構えた
わたしは臆病なんだ
何も起こらないようなので拍子抜けだ
新聞紙がいくつも折り重なり
幾度 ...
白いチョークで
ポケットいっぱいの
言葉をおぼえた
おさない遊び
二本の線を引きながら
公園をよこぎって
道路をまたぐ
景色がだんだん小さくなる
電車のように
かたこ ...
私は生きているらしかった
時計が回るのをただじっと見つめて
ご飯を食べるのも忘れ
私は下校のチャイムが聞こえるのも忘れ
泣いてばかりいた日々の中で
鋭敏な空気の中に孤独を感じ ...
数々の選択肢がまずまずの免罪符を呼び起こす
あんたがアンチじゃマッチポンプすらも完封だ
愛無き世界? 才無き瓦解?
曖昧な解体じゃ毎回まいる結果散財
もっか、啖呵切るは『良い』が ...
口移しで味わう毒薬は
最高の甘い蜜です
死は虚無ではなくて
現在ある心を
開放
するだけ
赤が弾けた口の中は
迸る憧れで充ちて
滲む視界の中で
ようやく捕らえたキミ
優しく私を ...
夕陽が僕をマッチにする
もうすぐ君が帰る
足をすっと擦って灯す
僕を灯して、夕焼け
君を待つ
空の
高架下のピアノの下
ストレートの風が駆け上がる
シャツの中を駆け上がる
緑の思い葉が揺れながら海
夢見てる海
ピアノは相変わらず同じ曲しか
トラトトトン タ ...
なにげなく偶然に
となりどうしになった、名前
お互いブランコだなあって
思った、夜
こいでるスピードもたぶん違うし
わたしは何かとものを言いたがるから
足でとめて また土をける け ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無名の人
西日 茜
短歌
6*
08/5/16 22:09
ぐうぜん
あおば
自由詩
11*
08/5/16 21:52
長い朝
小川 葉
自由詩
4
08/5/16 21:41
かなしみにしずむ
春日
自由詩
8*
08/5/16 21:27
五月
音阿弥花三郎
自由詩
1
08/5/16 20:29
音を奏でる楽器と共に
相田真理子
短歌
0
08/5/16 19:54
野川
フクスケ
自由詩
5*
08/5/16 19:39
幕役
小禽
自由詩
2
08/5/16 19:31
若者
ペポパンプ
自由詩
6*
08/5/16 19:26
勝って兜の緒を締めよ
六九郎
自由詩
1*
08/5/16 18:54
あんず
山中 烏流
自由詩
5*
08/5/16 18:31
スライド
相田真理子
自由詩
1
08/5/16 18:31
【ろ】 ろう
RT
自由詩
1
08/5/16 18:22
夏至
モリマサ公
自由詩
28*
08/5/16 17:44
豆腐
鈴木陽
自由詩
0
08/5/16 16:49
ペコ
友里納
自由詩
1
08/5/16 16:33
通過
舞狐
自由詩
7*
08/5/16 16:18
トレイシーといふ超人
蘆琴
自由詩
1
08/5/16 16:11
はばたくめんどり
チアーヌ
自由詩
3
08/5/16 16:04
叶わない夢
ユキムラ
自由詩
0*
08/5/16 14:20
風船
1486 1...
自由詩
8*
08/5/16 13:18
『魚の目』
東雲 李葉
自由詩
2*
08/5/16 10:37
伊達めがね
よしおかさく...
自由詩
3*
08/5/16 9:59
母語
yo-yo
自由詩
7*
08/5/16 6:25
明日が嫌い
doon
自由詩
3
08/5/16 4:53
宇宙
影山影司
自由詩
0
08/5/16 4:47
楽園−エリシオン−
AKiHiC...
自由詩
2
08/5/16 4:14
マッチ
ふく
携帯写真+...
4
08/5/16 4:12
高架下のピアノの下
〃
自由詩
2
08/5/16 3:43
ぶらんこ
唐草フウ
自由詩
11*
08/5/16 3:29
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
4.99sec.