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手帳をいっぱい持っている。
このリングノートも扉のところに3つの住所が書いてある。
入っているカバン毎に、
引き出しから入れた雑多な順番に出て来るメ ...
南の低いところに

朱い月がまんまるく

すこし離れて花火の明滅


幼な子に花火について語る

それは物足りないリレーのようだ

ベランダから花火を見つめている

わたしの ...
個人的な

音がする

かえると蝉は

よく似ている

未来にむかう追憶は

朝なのに黄昏ている

個人的な

音がする

かえると蝉は

よく似ている
きっとみんなトイレのコックを握ってんだ
いつでも好きなときにそれをひねって
水をじゃーじゃーたれながし
そんなのの餌食になっているのさ今日も

何を叫ぼうとも届かないのなら
何を求めようと ...
つめたい手には
ひとのこころのぬくみが宿ると
いつかだれかに聞いたから
わたしはこの手の
ぬくさを
恥じる



 あこがれや
 ねがいはなぜに
 こころをつめたく
  ...
彼がやるのは衆勢に網をなげること
粗い網目の投擲部隊

撒き餌を大魚が食いさらい
ガハハ大漁じゃあ!
と彼は酒を飲む

雑魚は網目をすり抜けて、
沈殿した海底でこぼれた餌をたべている。 ...
無数の

とがる

痛み

その

記憶



うずきを

かさねられた

豊穣の

日が

咲く。
ヒナゲシの 輪郭描く 白昼夢



蒼ざめて 空に映るは 日輪草



木々の葉が 静まり汗が 流れ落ちる



鏡中に 呼吸を失くし 汗ひとつ
ぴらんぴらん
ちらんちらん
きらんきらん

ガラスの
ちいさな
鐘の音。
缶。

けりっ☆

コロコロ
ころころ
ゴロゴロ
ごろごろ



カランっ☆
君の、いろ
僕の、いろ

貴方の、いろ
私の、いろ

いろんな、いろ

重なる
溶けあう

すてきな、いろ
銃声が鳴り響いたもんだから
運動会でも始まったのかと思い
颯爽とクラウチングスタートを決めたんだ

だけど走ってきたのは兵隊さんで
銃口をこちらに向けるもんだから
慌てて草群に逃 ...
暗がりに線の生きものがいて
音を切る円を描きながら
向かいあい 抱きあい
離れてゆく


陽の鱗が
じっとしている
割れてはそそぎ
鏡を反す


水音に挟ま ...
乱れたシーツに
打ち上げられたのは
僕だけだった

散らばった鱗を
キレイに片付けた君は
もうコーヒーを香らせている

カーテンから漏れてくる
光の海蛇を蹴飛ばしながら ...
  待ってる間に熟成された葡萄酒
  底無しのglassに注ぐ
  私の葡萄酒が零れちゃう

  眠れぬ夜を越えて
  透り過ぎる
  まだ知らなかった場所が
  あるような ...
 私はお菊人形

 白い面(おもて)に紅をさした唇

 長い髪を粋に結い上げ

 ハイカラな着物をまとった人形

 
 自分で動くことはできず

 いつでもご主人さまの

...
経験値が足りない
敵を倒せない
経験値が足りない
呪文を唱えられない

経験値が足りない
宝箱が開かない
経験値が足りない
海を渡れない

経験値が足りない
あなたを守れない
...
{dl}
{dt}佐々宝砂 [23:50:10]{dd}おそうじごくろうさん
{dt}佐々宝砂 [23:50:55]{dd}あえてこっちの部屋に書くが、私は今夜怒り狂っている
{dt}佐々宝砂 ...
 
夏が
色をうしなって
いきます

羽衣を着た
あの人が
人であった頃

眩しく
消えていきました
白く輝く
光のまま

焼き尽くされて
まだ
ここにいます
 
 
汗をかいたので
洗濯して
ベランダに干す

ここは海が近いから
命の
匂いがする

書店で本を開いても
どれも白紙なので
選択は
できなかった

もう
言葉などいらな ...
献血を断られた日の空は青 音楽と詩とその他すべてを愛する人達へ
君達の未来は暗いかもしれない
音楽はすでにくだらない
産業ロックラップもどきに踏躙され
詩はすでにエンタメ小説へ取り込まれた
けれどもきみと
ぼくが生 ...
一度きり
いくつでも
そうして世の中が奮いにかかる

掴み取ったのはいくら?
起きてみたら夢だった

起きてみたら夢だった?

当たり前のことじゃないか

善い仕事
悪いひよこ ...
過ぎてみれば早い事
今は兎に角長いけど・・・。

歩き疲れて一休み
そんな疲れてないはずなのに
気持ちばかりが急いていた

目を閉じたら
そこには夜がまっている
また閉 ...
登ったら下る
人はずっとてっぺんにはいられない
それでも人は登ってく
そこに山があるのだから

気持ちも一緒
高ぶったら今度は落ちる
落ちたら今度は上を見上げる
そこ ...
今日から明日明後日へ
先は長く途方もない
不安だけが襲い掛かる

僕らは今しか見えないから
恐怖し逃げたくなる
逃げない人は悩んでる

答えなんか見えなくて
導き出せも ...
感覚

時が経つと薄れゆくもの



片目を閉じて過去を取り出そうと
点滅する記憶に合図を送る
庭に咲く朝顔を摘み
瓶に入れる
反射する青い光
色水を作り
窓際に並べて置いておく
部屋中が夏色に染まり
いつのまにか
私にさえも夏が宿る
どうしょうもなく渇いてしまえば
身軽になるものだというように
からから笑いながら波打ち際の
空き缶の口元を叩く
浜辺の砂

  ※

昨日までわたくしは海の中におりました
かつては地 ...
私と一緒に生涯を共にする貴方よ
あなたを愛する欲望が寝る前に激動の猛りとなって私を震えたす
ちぎり、だ。
結婚式で神に誓う必要がない揺るがない愛でてを繋いで生きていこう
今も未来も貴方と共に変 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ぼくのリングノートbeebee自由詩1908/7/26 15:23
花火について吉岡ペペロ自由詩308/7/26 15:17
かえると蝉自由詩208/7/26 15:15
コックnaru自由詩008/7/26 15:11
つめたい手千波 一也自由詩10*08/7/26 14:33
甲殻花火static tacticさかまき自由詩208/7/26 14:04
薔薇Etuji自由詩208/7/26 14:03
結城 森士俳句108/7/26 13:15
ひんやり長谷川智子自由詩2*08/7/26 13:09
…。自由詩1*08/7/26 13:06
いろ。自由詩1*08/7/26 12:59
赤色夜叉1486 1...自由詩5*08/7/26 12:14
輪郭木立 悟自由詩408/7/26 11:35
人魚nonya自由詩8*08/7/26 11:18
「葡萄酒」白い羽根自由詩008/7/26 10:00
お菊と清十郎星月冬灯自由詩308/7/26 9:17
LV.1かいぶつ自由詩508/7/26 6:57
リアルタイム会議室ログ7月26日〜突発句会・番外萬草庵〜くしゃみ散文(批評...1+*08/7/26 4:21
白い夏小川 葉自由詩108/7/26 3:55
言葉などいらない自由詩908/7/26 3:53
無題sunaos...川柳1*08/7/26 3:04
音楽と詩とその他すべてを愛する人達へhaniwa自由詩108/7/26 2:50
薄い摂理m-rod自由詩008/7/26 1:33
歳のせいTaka★H...自由詩008/7/26 1:17
よくわかんねぇや自由詩108/7/26 1:15
下手糞自由詩008/7/26 1:13
melt青鈴自由詩108/7/26 0:40
夏色暗闇れもん自由詩208/7/25 23:54
「砂の記憶」ベンジャミン自由詩11*08/7/25 23:47
ちぎりが絡まる身体の熱よくま出没自由詩108/7/25 23:38

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