いい夢
いい夢
小さな目
見ている
先には
空の雲

いい夢
いい夢
小さな手
吹いてる
鍵盤
ハーモニカ

いい夢
いい夢
何の夢
今は
お休み
ぐっすりと
...
昼食を終えた 
車椅子のあなたを 
ベッドに寝かせ 
おむつを開けば 
あふれるほどの排泄物 

「先輩ちょっといっしょにお願いします」 

腕っぷしのいい先輩がやってきて 
拘縮し ...
生きるという事は死を目指すという事
生きているから死ねる

死は僕たちに何を齎すのだろうか
朽ちてゆく内側、精神は侵蝕されて
過去の出来事に微笑み
懐かしい声に腕を伸ばす

気付かされ ...
かくれたり
ゆっくりゆっくり
すすんだり
あなたになりたい
かたつむりさん



「きのうより
きょうはきれい?」
葉の上の
かたつむりに聴く
紫陽花のはな



泣き ...
僕は机の前に正しい姿勢で座っている。
君が解答用紙を回してきたので受け取る。前髪の伸びすぎで鼻から上がよく分からない担任教師が言う。
「時間は無制限だからじっくり考えて答えなさい。」
僕は ...
距離を測れ、


幼さに比例して。




息を保て、



情熱の続くだけ。







過ぎていく月は

もう満ちない
抱きしめてやると

思ったよりも簡単に

くずれるときの声を出した

髪の毛から

あまい胡瓜の香りがする

たがいの爪で

たがいの肉にわだちを描いた


俺は十八だっ ...
なみだに暮れる

きみは宝石さ

きみは乱れる

僕はふしだらさ


(晴天のした)

ほんとうの気持ち

(こわかった)

伝えられないから


しあわせならいい ...
街道の植物と

雑居ビルとのあいだを

雨上がりの

ひんやりとした橙のなかを

昔の

小学生のころの

社会人四五年めの

きみを追った

なにもかも成功した

...
天国には行きたくないな
規則が厳しそうだから

天国には行きたくないな
真面目なだけで面白くなさそう

良い行いをした人だけが
天国に行けるという
心の中身はどうなのか
...
この広野の緑
太陽と空

黙ったままでこの手で触れられそうな
あれは黒雲 これは白雲

青空の透明な胸から
まるで物語のように
ナイロン糸で吊るされた 雲の形態

君に確かに語って ...
真っ白になりたいから
ゴシゴシゴシゴシ
汚いものを洗い流した

真っ白になりたいから
ゲロゲロゲロゲロ
汚いものを吐き出した

真っ白になりたいから
プースカプースカ
汚いものを放 ...
不思議なことに気がついた
今日はお昼にスパゲティを食べた
コンビニで売ってるやつ
海老とホタテにだまされて
生パスタに踊らされて

やっぱりコンビにはコンビにクオリティなんだよ
ホタテは ...
僕は椅子に腰かけ
四階の窓から
町の景色を見下ろしていた

窓枠の中では人や車が
あらゆる方角へ規則通りに行き来する
木々の枝葉は透明な風に揺られ
ビルは巨大な存在感で立ち尽くしている
...
ふくろうを売りに来た人は
中年の腹が出た女だった
彼女のお腹の中には
不満や悲しみや欲望が
脂肪の姿をして蓄まっているに違いない

ふくろうなんて飼えません
と断ると
玄関に置いておく ...
愚痴や泣き言を言うつもりはないけれど
一つ、また一つと 朝な夕なに
不意打ちを掛けて棘を持った出来事が
半ば憂さ晴らしのように突き刺さってくる

梅雨の無いはずの北海道の
濡れない程の霧雨 ...
―あたためますか?


コンビニの店員から言われた。


恋をあたためてくれるなら
それはどういうものなのか
...
               080616




牢屋があったんだよと
声がして
電車の床も明るくて
地下の大地を
ゆらゆらと
隣の町に急ぎ足
からころからころ
駒下駄で
真っ青な血脈の層が 極限のうすさではりつめ
未到の境地が 静脈を経過しながら
うつらうつらと沈静していき やがてそらへと
暗く澄んでゆくのです。

架空層の仄暗いうちがわにある
華の蒼 ...
べろんべろんに酔っ払い 
狸のつらでゆれる地面を千鳥足 

今夜の{ルビ塒=ねぐら}のねっとかふぇの 
個室のドアを開く 

うつむいたスタンドの頭に 
貼られたシールに書かれた
「 ...
私をこの場所に向かわせるもの。ということを考えてみました。表現。表すこと。現れること。

一青窈さんの、コンサートに行きました。「ハナミヅキ」や「もらい泣き」など、バラードの得意なアーティストさん ...
 プランターに大根が育つ
 セッセと蟻のように虫を爪弾きした成果だ
 その蟻も我が物顔でプランターに通う
 家に入れば味噌汁が待っている
 買ってきた大根の味噌汁
 母が汗水たらして買っ ...
「ひつうち」



午前二時三十九分、
携帯電話が鳴った
たまたま傍にいたので
素早く出ようとした
それより前に電話は切れた
着信履歴には
音声不在着信/非通知設定
と表示されて ...
 
 
 
 
玄関を覗くと
見知らぬひとが
まるで、見知らぬひとのように
寝そべっていて
会釈で挨拶を済まし
扉を開くと
そこには黒い影だけが残り
あとは色だけだった
 
...
失敗しなくちゃ分からないこともある
そんな日だった
至らない自分が悔しくてどうにも疲れる

鉄の心のつもりが
決壊しそうなのを
必死で補強してる

変わり映えのしない
どちらかといえ ...
零れ落ちる砂を拾い集めて
4文字の言葉を呪文のように
何度も何度も繰り返す

砕けた砂時計
戻せない時間
後悔だけが積もってゆく

季節外れの海に来て
浜辺をひたすら歩 ...

むかぁし
学校帰りに
知り合いになった猫が
そのまま家についてきて
とても愛らしい顔した
上品な
そして礼儀正しい
奴だったのだが
家で大目玉食らって
知り合った場所まで送り届 ...
「目的のために手段は選ばない」
のか
「手段のために目的は選ばない」
のか
どっちがどっちだったのか自信が無い

結果が全てなのか
結果より過程なのか
どれほど考えても分 ...
(サンタマリア)

あなたが女神だと
何かの本で読みました
あなたが女神でなくとも
その名前はきれいだと思いました

(サンタマリア)

いつか人は人の汚れにまみれて
いくつかの罪 ...
ふしぎな
ずっと
ふしぎな

きみのあくび、つたわると
こっちまで弱いんだ
あくあくあく

 (うさこちゃんのだきまくら・・・)

アンテナとおして
でんせん
リラックスの色水 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夢見る小鳥プル式自由詩1*08/6/16 22:54
不思議な風 服部 剛自由詩408/6/16 21:43
生to死AKiHiC...自由詩108/6/16 20:38
曇り空ユメサキハル短歌1*08/6/16 19:28
「問題文」菊尾散文(批評...008/6/16 19:04
この恋桜瀬ろろ自由詩3*08/6/16 18:40
いまも何処かで吉岡ペペロ自由詩1708/6/16 18:09
伝えたい自由詩008/6/16 18:08
五反田をあるく自由詩208/6/16 18:06
GO TO HELL1486 1...自由詩1*08/6/16 17:50
大きな雲の切れ間からアハウ自由詩2*08/6/16 17:18
純白かいぶつ自由詩108/6/16 16:08
あまりにも無駄な逡巡相良ゆう自由詩1*08/6/16 15:27
許容かいぶつ自由詩208/6/16 15:11
ふくろうと胡蝶蘭小原あき自由詩10*08/6/16 15:07
牡牛座O型六白金星板谷みきょう自由詩0*08/6/16 14:21
ある日の手記より・・・mokomo...自由詩3*08/6/16 13:34
小伝馬町あおば自由詩1*08/6/16 12:26
時の青玉こしごえ自由詩3*08/6/16 10:26
「 ふれてください 」 服部 剛自由詩708/6/16 9:52
伝えたいという気持ちuminek...散文(批評...9*08/6/16 7:42
食す時には思わないdoon自由詩4*08/6/16 2:56
「ひつうち」ソティロ自由詩3*08/6/16 2:39
山中 烏流自由詩4*08/6/16 0:14
弱さ蒼木りん自由詩5+08/6/16 0:12
砂文字1486 1...自由詩4*08/6/16 0:01
迷子北村 守通散文(批評...508/6/15 23:44
エンスージアストmaynar...自由詩008/6/15 23:36
「サンタマリア」ベンジャミン自由詩3*08/6/15 23:13
ふしぎなでんせん唐草フウ自由詩6*08/6/15 22:50

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加筆訂正:
「 ふれてください 」 /服部 剛[08/6/16 19:24]
9〜11連を推敲しました。 
雨女/yo-yo[08/6/16 12:29]
いちぶ修正しました。
「 ふれてください 」 /服部 剛[08/6/16 11:21]
一部推敲しました。 
8.71sec.