{画像=080726153050.jpg}
手帳をいっぱい持っている。
このリングノートも扉のところに3つの住所が書いてある。
入っているカバン毎に、
引き出しから入れた雑多な順番に出て来るメ ...
南の低いところに
朱い月がまんまるく
すこし離れて花火の明滅
幼な子に花火について語る
それは物足りないリレーのようだ
ベランダから花火を見つめている
わたしの ...
個人的な
音がする
かえると蝉は
よく似ている
未来にむかう追憶は
朝なのに黄昏ている
個人的な
音がする
かえると蝉は
よく似ている
きっとみんなトイレのコックを握ってんだ
いつでも好きなときにそれをひねって
水をじゃーじゃーたれながし
そんなのの餌食になっているのさ今日も
何を叫ぼうとも届かないのなら
何を求めようと ...
つめたい手には
ひとのこころのぬくみが宿ると
いつかだれかに聞いたから
わたしはこの手の
ぬくさを
恥じる
あこがれや
ねがいはなぜに
こころをつめたく
...
彼がやるのは衆勢に網をなげること
粗い網目の投擲部隊
撒き餌を大魚が食いさらい
ガハハ大漁じゃあ!
と彼は酒を飲む
雑魚は網目をすり抜けて、
沈殿した海底でこぼれた餌をたべている。 ...
無数の
とがる
痛み
その
記憶
の
うずきを
かさねられた
豊穣の
日が
咲く。
ヒナゲシの 輪郭描く 白昼夢
蒼ざめて 空に映るは 日輪草
木々の葉が 静まり汗が 流れ落ちる
鏡中に 呼吸を失くし 汗ひとつ
ぴらんぴらん
ちらんちらん
きらんきらん
ガラスの
ちいさな
鐘の音。
缶。
けりっ☆
コロコロ
ころころ
ゴロゴロ
ごろごろ
…
カランっ☆
君の、いろ
僕の、いろ
貴方の、いろ
私の、いろ
いろんな、いろ
重なる
溶けあう
すてきな、いろ
銃声が鳴り響いたもんだから
運動会でも始まったのかと思い
颯爽とクラウチングスタートを決めたんだ
だけど走ってきたのは兵隊さんで
銃口をこちらに向けるもんだから
慌てて草群に逃 ...
暗がりに線の生きものがいて
音を切る円を描きながら
向かいあい 抱きあい
離れてゆく
陽の鱗が
じっとしている
割れてはそそぎ
鏡を反す
水音に挟ま ...
乱れたシーツに
打ち上げられたのは
僕だけだった
散らばった鱗を
キレイに片付けた君は
もうコーヒーを香らせている
カーテンから漏れてくる
光の海蛇を蹴飛ばしながら ...
待ってる間に熟成された葡萄酒
底無しのglassに注ぐ
私の葡萄酒が零れちゃう
眠れぬ夜を越えて
透り過ぎる
まだ知らなかった場所が
あるような ...
私はお菊人形
白い面(おもて)に紅をさした唇
長い髪を粋に結い上げ
ハイカラな着物をまとった人形
自分で動くことはできず
いつでもご主人さまの
...
経験値が足りない
敵を倒せない
経験値が足りない
呪文を唱えられない
経験値が足りない
宝箱が開かない
経験値が足りない
海を渡れない
経験値が足りない
あなたを守れない
...
{dl}
{dt}佐々宝砂 [23:50:10]{dd}おそうじごくろうさん
{dt}佐々宝砂 [23:50:55]{dd}あえてこっちの部屋に書くが、私は今夜怒り狂っている
{dt}佐々宝砂 ...
夏が
色をうしなって
いきます
羽衣を着た
あの人が
人であった頃
眩しく
消えていきました
白く輝く
光のまま
焼き尽くされて
まだ
ここにいます
汗をかいたので
洗濯して
ベランダに干す
ここは海が近いから
命の
匂いがする
書店で本を開いても
どれも白紙なので
選択は
できなかった
もう
言葉などいらな ...
献血を断られた日の空は青
音楽と詩とその他すべてを愛する人達へ
君達の未来は暗いかもしれない
音楽はすでにくだらない
産業ロックラップもどきに踏躙され
詩はすでにエンタメ小説へ取り込まれた
けれどもきみと
ぼくが生 ...
一度きり
いくつでも
そうして世の中が奮いにかかる
掴み取ったのはいくら?
起きてみたら夢だった
起きてみたら夢だった?
当たり前のことじゃないか
善い仕事
悪いひよこ ...
過ぎてみれば早い事
今は兎に角長いけど・・・。
歩き疲れて一休み
そんな疲れてないはずなのに
気持ちばかりが急いていた
目を閉じたら
そこには夜がまっている
また閉 ...
登ったら下る
人はずっとてっぺんにはいられない
それでも人は登ってく
そこに山があるのだから
気持ちも一緒
高ぶったら今度は落ちる
落ちたら今度は上を見上げる
そこ ...
今日から明日明後日へ
先は長く途方もない
不安だけが襲い掛かる
僕らは今しか見えないから
恐怖し逃げたくなる
逃げない人は悩んでる
答えなんか見えなくて
導き出せも ...
感覚
時が経つと薄れゆくもの
片目を閉じて過去を取り出そうと
点滅する記憶に合図を送る
庭に咲く朝顔を摘み
瓶に入れる
反射する青い光
色水を作り
窓際に並べて置いておく
部屋中が夏色に染まり
いつのまにか
私にさえも夏が宿る
どうしょうもなく渇いてしまえば
身軽になるものだというように
からから笑いながら波打ち際の
空き缶の口元を叩く
浜辺の砂
※
昨日までわたくしは海の中におりました
かつては地 ...
私と一緒に生涯を共にする貴方よ
あなたを愛する欲望が寝る前に激動の猛りとなって私を震えたす
ちぎり、だ。
結婚式で神に誓う必要がない揺るがない愛でてを繋いで生きていこう
今も未来も貴方と共に変 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼくのリングノート
beebee
自由詩
19
08/7/26 15:23
花火について
吉岡ペペロ
自由詩
3
08/7/26 15:17
かえると蝉
〃
自由詩
2
08/7/26 15:15
コック
naru
自由詩
0
08/7/26 15:11
つめたい手
千波 一也
自由詩
10*
08/7/26 14:33
甲殻花火static tactic
さかまき
自由詩
2
08/7/26 14:04
薔薇
Etuji
自由詩
2
08/7/26 14:03
夏
結城 森士
俳句
1
08/7/26 13:15
ひんやり
長谷川智子
自由詩
2*
08/7/26 13:09
…。
〃
自由詩
1*
08/7/26 13:06
いろ。
〃
自由詩
1*
08/7/26 12:59
赤色夜叉
1486 1...
自由詩
5*
08/7/26 12:14
輪郭
木立 悟
自由詩
4
08/7/26 11:35
人魚
nonya
自由詩
8*
08/7/26 11:18
「葡萄酒」
白い羽根
自由詩
0
08/7/26 10:00
お菊と清十郎
星月冬灯
自由詩
3
08/7/26 9:17
LV.1
かいぶつ
自由詩
5
08/7/26 6:57
リアルタイム会議室ログ7月26日〜突発句会・番外萬草庵〜
くしゃみ
散文(批評...
1+*
08/7/26 4:21
白い夏
小川 葉
自由詩
1
08/7/26 3:55
言葉などいらない
〃
自由詩
9
08/7/26 3:53
無題
sunaos...
川柳
1*
08/7/26 3:04
音楽と詩とその他すべてを愛する人達へ
haniwa
自由詩
1
08/7/26 2:50
薄い摂理
m-rod
自由詩
0
08/7/26 1:33
歳のせい
Taka★H...
自由詩
0
08/7/26 1:17
よくわかんねぇや
〃
自由詩
1
08/7/26 1:15
下手糞
〃
自由詩
0
08/7/26 1:13
melt
青鈴
自由詩
1
08/7/26 0:40
夏色
暗闇れもん
自由詩
2
08/7/25 23:54
「砂の記憶」
ベンジャミン
自由詩
11*
08/7/25 23:47
ちぎりが絡まる身体の熱よ
くま出没
自由詩
1
08/7/25 23:38
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
7.34sec.