幻のような季節が終わり、ポッカリ穴があいてしまった。

クツシタに。

近頃は夜よりも昼のがよく寝れる。

それは夜更かししてるから。

眠るのも仕事。
誘われるままにね。
  「記憶」

見上げれば青空

小さい頃の記憶にある
かつての夏の日差しのように
気づかぬうちに過ぎてゆく
何かがわたしの背中を押している

  「今日」

自分のことでいっぱ ...
溺れる姿に溺れているだけ
両の手足をへし折って
ひざ下の失望に溺れる

ぷかぷか浮き始めるその前に
そっと抱き上げ
かわりに暗く深い本音を沈めた

やさしい眼
やさしい耳
やさしい ...
風のなかに紙をつくって
まとりついた髪を嫌って
高い音を出す高い音を出す

かあのなかで指へなだれて
走ったなかで血を流して
かたい音を出すかたい音が出るはず
すべてを失って夢の平の元に
真っ直ぐに流れむ体
あたたかい鼓動 あたたかい無になる
咽喉が溶ける にゃくが沈む
絵はうつむく 目はへかれる
唾は青く涙は青く
何故行きている
寒く 歩く 熱く 
上の人が重く 壊れる
脳で考える

...
恐る恐る結んだ声が
誰の目にも止まらなくてよかった
途切れそうなほど小さく続ける
名前のない歌
明日になったら忘れられる歌



身体の内側を洗うように
想いを言葉にぶちまけても
...
ホテルをでてお台場を歩いた

東京タワーが中途半端な距離だ

自由の女神の模型が

寂しさをだいなしにしている

フジテレビってこんなもんかあ

すし好をよこめにビルに入る

...
みのもんたは昼から

朝にも来たもんだから

俺のなかにも溜まってゆく

そこらがタモリとは違う

朝はやくしか

働いてたらテレビは見れない

みのもんたが

苦しいとき ...
いいよ、のお風呂にゆっくり足から浸かる
肩まで浸かったら目を瞑って
旋毛も濡らしてもう何も聞こえない
あさがきました
ふゆの
あさがきました
どおりで
さむいとおもったわけだ

*

さむいから
さむいので
あさをむかえることにしました
でもやはり
さむかったのです
それ ...
真っ暗闇で、

深呼吸して、

耳を澄まして。

最初に聞こえた声、

たぶん、

好きな人。
驚愕が飽和した視点について。



常にマスクをしている少女がいる。彼女は、カサついた頬を風にあおられながら、息を殺して川辺の茅の中に紛れている。
はじめは花粉症だった、が、気付けばもう長い ...
勤務地      地球    
勤務曜日・時間  応相談
採用予定人数   一名
勤務期間     長期歓迎
待遇       交通費支給 社員登用あり 制服貸与
資格       未経験者 ...
ひざからしたはスネだらけ
ひざからうえはモモだらけ
スモモモモモモモモノウチ
スモモモモモモモモノウチ
かたからつづいてウデだらけ
かたからつたってワキだらけ
ウキウキ スルノモ イマノ  ...
あなたは教室で
いつも頬杖をついていた

窓から外の景色ばかりを眺め
それ以外はすべて
無関心のように

頬杖をつくあなたは
とても大人びて見えた
同い年ということが
信じられぬく ...
  波紋のようなさざなみ雲が続く空

    遠く見上げて君を想う

    静かな秋の夕暮れ

    歩き始めた 踵から 

    窓辺の白熱灯 

    ふ ...
私は私という個人
私という集団
私という交差点の
私という雑踏

私の往来から
私を見つけ出そうと
私が手を伸ばせば
全ての私が邪魔をする
私の手は振り解かれる

やがて私の歩行 ...
町田はタマネギだ
幼稚園の年少組だった私は
引っ越す前日になって
狭い庭の片隅に
茎を伸ばしはじめて食べ損ねた
タマネギを埋めたから

改札を抜けると
思い出の場所など
思い出せもし ...
まだ大好きです アナタのことが
出会ったときからずっと見つめてきました
 
まだ忘れられません アナタのことが
長く一緒にいられるようにと頑張ってきました
 
まだ心に住み着いています ア ...
頬に静かに触れる
今にも壊れそうに見えるのでしょうか
触れられただけで崩れそうになるのに
冷たさの残る
彼の手のひらで
私はようやく立っていられる
耳、額
まぶたを閉じて
唇、首、肩、 ...
流れついたものが内に秘めた記憶に感応するように見えてくる形がある
それを現実の世界に引き上げることだけに誠実にノミをふるってきた人
立ち上がる形は僕の解釈なんていとも簡単に呑み込むように静かで確固 ...
最上階をつなぐ
青空に囲まれた渡り廊下の牢獄で
海は光の園として佇んでいた
飛び降りた花壇は足の骨を突き刺し
逃げ出した屋上では太陽に押しつぶされた
校庭にはもう誰も見えなくて
校門をでて ...
コンテを
やっとにぎって
色鉛筆
つかんで
ちいさな
ちいさな
キャンバスに
なんじかんもかけて
きみがくれた
ぷれぜんと


手術の日から三年
かたつむりのように
きみは ...
血液は旅をする
一生の半分は心臓を目指し
残りの半分は心臓を懐かしむ
何周も何周もするのだから
何度も何度も繰り返すのだろう

プールの前に体温を計る
血液が今、何を思うのか
知るため ...
秋空に
死のようにビールをのみほせ

おばあは杖つき
ひたいに手をあて
昨夜の枯葉を 掃きなぐる

とんびは横切り カラスは火を噴き
仕出し弁当
湯気立つやかん

空の屏風に飛行 ...
姉さんの
制服の胸のあたりが
丸いかたちをして濡れていた

その日は
雨が降ったわけでもなく
ただ姉さんは
少しだけ遅く帰った

姉さんの
こどもの口に
はじめておっぱいを挿入す ...
ガスバーナーみたいな空が
起き抜けの太陽に点火したら

ぼくらの一日はまた
こんがりと色付いていく
からからと 転がるかなしみだけが
音を立てていました

きのう 死んだ心がまた生き返ろうと、棺の蓋を叩いて
その音がまたからからと音を立てました

耳を塞げどその音は耳の中からするものです ...
私の生まれるべく世界はきっと

此処なんかじゃないわ


ロボッター


消えていく電子回路
刻んでいく時計の針
狂っていく秒針の妃

{引用=もう、疲れたのよ}

泣 ...
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_自由詩008/10/31 3:50
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