あっ、白と黒の木製の板が水色の雲に吸い込まれていく
ぱらぱらばらと何の脈絡もなく、雲に、空に吸い込まれていく
僕はこの板に掴まって空へ行かなければ
僕はこの板に掴まれば空へ行 ...
寂れた湖畔の
倒壊したコテージの物陰でぼくは死んでいる
キッチンから
浴室へ続く
通路があったあたり
サギのように伸びて
ぼくは
死んでいる
...
ひどく疲れているときに舐める塩は甘い。
{引用=つまり愛とはそういうものです}
最近、体が重くなった
癖がひとつ増えたから
街中では
がちゃがちゃと
大人たちが
癖を重たそうに
引きずりながら
歩いている
誕生日にひとつ
プレゼントされる ...
離陸し続けることが唇のためになるんだよと
伝達された日の午後にみんな消えました
あれは号令だったんです、滑空
退廃なら
ぶっ壊してこい
{引用=
--もうじき-嵐が--るの ...
七夕に 曇り空みて もの悲し
七夕や しあわせ願う 天の川
七夕や 願いに満ちて 心澄む
七夕や 願いに満ちた 空あおぐ
七夕や 祈りに満ちて 厳かに
七夕に 心に満ちる 願いかな
七夕や ...
さざんか (ひたむきな愛)
ぎこちない言葉をどんなに重ねても
降り積もっていく紅には追いつけない
つないだ手と手のささやかな温もりだけが
行間に溢れる紅を伝えようと ...
http://www.mumeisyousetu.com/maturiyohe/maturiyohe.html
手の平に咲く模様 まるで雪が爪立てている
合わした唇 遠く透明おくす
眠たい火けど 眠たい涎
眠たい過去 眠たい過去
ヒモは死んだ方がよく聞きがいい
カツカツと鳴るウインカー
中央道
八王子、第一インターを降りたとこで
無作為であるはずのその音が
ラジオCMのリズムと重なる
続く曲は
クロマニヨンズ『スピードとナイフ』
スピードの ...
それはそこらへんに咲いている花のような存在だ
泣きたいか?
泣くがいい!
笑いたいか?
笑えばいい!
どうしてそんなに
個性を無視するのか?
どうして感情を隠すのか?
そして人の心も無視する。
大人ぶって
本当の気持ちを ...
雨が降っているから電車は動かないという。
見慣れぬ駅を出てすぐに私は自転車にまたがった。
多少の雨など気にしない。雲の流れは速く速く。
ペダルを強く強く踏みその速度を追い越すように。
晴れ間を ...
約束の場所へと一歩、二歩
忘れた時間に隠してた
ためらいがちな瞳を見たよ
あの道をたどりながら一歩、二歩
迷い疲れたならば
今度は逆に誰かの手を引いて導いてみようかな
キミの真ン中 ...
司会の僕が「2部のラストはこの人に登場してもらい
ましょう・・若き詩人の星・児玉あゆみさん」と名前を
呼ぶと、「笑いと涙のぽえとりー劇場」に初登場の児玉
さんは詩と朗読について「詩は(難しいと ...
081226
1939年製の並四ラジオをレストアし
ケータイ化も出来たので
朗読イベントの小道具に試用した
お客様は好意的で
耳を澄まして聴いて ...
詩人とは・・・
夜風に哀しく{ルビ項垂=うなだ}れる
名も無き
独りの草である
詩人とは・・・
哀しみの野へと分け入る少年の
蒼い背中に慰めの音色を贈る
竪琴奏者である ...
行き場を失った恋心は
深夜の丁寧な掃除夫の持つ
{ルビ箒=ほうき}と{ルビ塵取=ちりとり}によって
ゴミ袋へ、葬られる。
その美しさでこの目を{ルビ晦=くら}ませては
いつだっ ...
だいじょうぶ
最近よくおいしいものを食べるんです
白っぽい天気が続きますが
舌のうえは賑やかで、
くすくすと
口の中で笑っています
私の隣にあなたは居ませんが
生きる行為が好 ...
狭庭の片隅に
妻のみつけた
秋海棠
病院の片隅に
ひそと咲いてた
秋海棠
あのころは幸せの
風が吹いてた
秋海棠に
大きな金属加工工場の鋼鉄音がケタタマシく鳴り響く中、私は比較的早い起床時間を迎えた。昨日はどういうわけか非常に眠たく、PM 9:44ごろに完全に眠りについたのが原因だろう。私は目覚めも少々心地よく、普 ...
今年は俺にとって最悪の年だった
忘年会とは俺のような人間のためにこそあるべきだ
本当に心から切実に年を忘れたい人のためにあるべきだ
でも俺は一度も忘年会に呼ばれない
自分で開こうとしても誰も集 ...
じれったい指先は
弾くように
摘むように
ただ
じれったいままに‥
すぼめたくちびるで
痺れるような
熱い吐息
私の瞼に
そっと そっと
押し当てて欲しいの‥
...
1日遅れのクリスマス
もうツリーも片されちゃうんだ。
真夜中の真っ暗な公園を歩く
イルミネーションの消えた街で
メリークリスマス…なんて呟いてみる。
どこかの宗教の誰かのハッピーバー ...
夕刻
ケンタッキーに並ぶ何人ひとかたまりの群れ
その横を通り過ぎる地味なカップルが濡れ
平日のシェイキーズで濁った目をしてピザを食う人達や
同じような目をしてスーパーの惣菜 ...
風が強くて
きみがくれたシュシュと共にあたしの長い髪を揺らした。
新宿のイルミネーションは
前を歩くふたりを包んでいた。
つい今まで
別れ話をしていた ...
眠れない夜がしんどくて
噂の狂犬をしばく事にしました
みんなで力を合わせて
平和に飼い慣らされた 僕達は
戦う前から負け犬でした
死にぞこないの狂犬は言いました
「逃げろ!」
...
頭が九つある竜の川の河口を抜けて
地図で見れば尾びれのような東尋坊に
ガス欠間近のバイクを止める
どこかの船越に追い詰められた犯人が
たどりつきそうな見事な崖だ
ドラマではほとんどの犯人が泣 ...
いつからだろう僕のからだには
アルファベットと数字が記されている
いくつめかの恋をした時に
恋人により偶然見つけられて
それからすぐに彼女とは別れた
とても怖がりながら僕のもとから去っ ...
ベットの上で外の様子をうかがった
街は未だにクリスマスムードが漂っている
サンタさん
今年はこんな高価なものは入りませんでした
私が欲しいかったものは
街のイルミネーションより温かく輝く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「終焉」
散布すべき薬...
散文(批評...
1
08/12/26 23:27
そして枯れた花を
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
08/12/26 23:04
甘い塩
亜樹
自由詩
1
08/12/26 23:01
癖
小原あき
自由詩
14*
08/12/26 22:36
破水!
しもつき七
自由詩
19+
08/12/26 22:07
七 (2003.7)
guchi_...
俳句
0
08/12/26 21:00
花言葉四行詩 <9>
nonya
自由詩
5*
08/12/26 20:23
祭夜へ
白井明大
自由詩
2*
08/12/26 20:16
透下
十二支蝶
自由詩
0
08/12/26 19:29
クラクション
m-rod
自由詩
1
08/12/26 19:24
フフ
十二支蝶
自由詩
0
08/12/26 19:19
仮面舞踏会
ペポパンプ
自由詩
2*
08/12/26 19:14
[夢合わせ〜二夜]
東雲 李葉
自由詩
0
08/12/26 15:11
瞬きはしない
BOOKEN...
自由詩
0*
08/12/26 15:08
「不思議の国のアリス」に尽いて 〜児玉あゆみ・覚書〜
服部 剛
散文(批評...
2
08/12/26 13:27
R305
あおば
自由詩
6*
08/12/26 13:08
詩人とは・・・
服部 剛
自由詩
5
08/12/26 12:57
花とゴミ屑
〃
自由詩
2
08/12/26 12:47
まいにち
あとり
自由詩
1
08/12/26 8:48
秋海棠の唄
生田 稔
自由詩
3
08/12/26 8:01
宇宙の朝食
散布すべき薬...
散文(批評...
1
08/12/26 3:16
忘年会
新守山ダダマ
自由詩
2
08/12/26 2:32
そっと そっと‥
夢月
自由詩
2
08/12/26 2:16
一等星
相羽 柚希
自由詩
1*
08/12/26 2:13
明日は好きな人と一緒にご飯を食べよう
udegeu...
自由詩
2*
08/12/26 1:38
冬恋
高杉芹香
自由詩
2*
08/12/26 1:21
罪と罰
光井 新
自由詩
6*
08/12/26 0:54
R305
木屋 亞万
自由詩
3*
08/12/26 0:49
R305
小川 葉
自由詩
4*
08/12/26 0:46
クリスマスプレゼントの返却願
緋月 衣瑠香
自由詩
4*
08/12/26 0:37
4654
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4674
4675
4676
4677
4678
4679
4680
4681
4682
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4686
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4689
4690
4691
4692
4693
4694
7.07sec.