シロ、


あのひとはいつも
わたしをシロってよぶ
ほんとうのなまえじゃない
なんでかはしらない

いつのひだったか
わすれてしまったけど
なんでシロってよぶの、
そうき ...
キコ、あの頃みたいに
カッターナイフ遊びがしたいよ


廃校の裏に捨てられた注射器に
ためた雨水を夕陽に透かせば
遠い異国へ運んでくれる
琥珀色のモルヒネになったね
キコ、無人 ...
職場の前にある信号は待ち時間が長くて
目の前で赤に変わってしまうと本当にゲ
ッソリする。それは僕がせっかちだから
というわけではなくて走行車両がなけれ
ば赤信号を冒す奴も現れるくらいに。(
...
山に行きたし
機会なく
雪が山に積むごとく

想いの程は
積みゆきて
腹が立つなり腹が立ち

せめて淡雪
消えるなと
祈るばかりか年の瀬に
気のせい
今夜通る車はみんな
君の車の音にきこえて
今度いつ遇えるのかなんて
手帳を見たりする
そんなことしてる自分が
嫌になる
世の中には
もっと私をしあわせにすることが
いっぱい ...
空ではなくて
そこにある月

その月をとって

暗くなくて
明るくない月

鳴かれるのではなくて
鳴く月

木から木の実を集めるように
川から魚をすなどるように
空からとって ...
ガラスを吸って
墜落した
ひな雪

ブランと降りた
眼が
かかと見上げてる

時を割る氷
血脈に浮かべて

月の光に
波とかざす
あそこで膝を抱えてポンプのように口から単語を吐き出す
マーライオン気取りに絆創膏を貼ってやりなさい
ほら詩はくわ詩わくちゃ
冷静ではいられないインクジェットみたいな気分で
それでも努める無表情 ...
初雪
ふわりと風にのって

初雪
木々に街に
静かに降り積もる

初雪
この想いも
隠してくれるなら

初雪
胸の奥の哀しみをも

白く白く
優しく消しさってくれるなら
赤く染まる唇に 君は何をあげようか
鮮やかな髪で 顔を隠して
その笑みは僕以外 見せないで
揺れる瞳に映る 牙が眩しい
狼だって恋をする 愛を知る
束縛の熱に己を奪われる
その相手が君だっただけ
死ぬ ...
ドタンと、26時くらいに編プロ時代の僕が帰ってきた。着の身着のまま10分くらいでシャワーを浴びると、パジャマも半端に裏返しつつ、脱衣に被り、敷いてあった枕と布団を越えた。飛びスッ、と位置だけは、細い体 ... これはテストではない
完璧を要求されない。
手を放した空気風船
くさいアドバルーン

控えめがいい
周りが評価してくれる。
自分の仕事をして
黙っている。

愛が欲しければ
くれ ...
世界最後の夜
街は人であふれてた
同じように涙を流す人たちがいたり
あくまで平静を装う人たちがいる
いつものように約束をして別れたり、
今夜は一緒にいようとたたずむ
家族だったり、恋人たち ...
「子供の頃に書いた作文
 未来の夢を書いた作文
 そんな心を何時になっても
 忘れないで」

うーっわうーっわうーっわうーっわ

生まれて初めてやったモノマネは
スト2のキ ...
赤い唇 乱れた吐息
離れないで まだ淋しいから
色づいた頬 潤ませた瞳
動けなくなる 今が狂おしい
愛しい傷跡に舌を沿わせて
艶めいた声に身を投げ出そう
このまま傍で熱を感じて
揺らぐ水 ...
風が凪いでいる。
コーラを飲んでいる。
おたまじゃくしを殺している。
ミッキーマウスが笑っている。
ペプシを飲んでいる。
卵が割れている。
模造刀を握っている。
ベースギタ ...
飯島愛が死んだんだ。
何人かはAVを持っていて、
何人かはAVを見直して、
何人かはAVを仕舞って、
何人かはAVを棄てて、
飯島愛は見直されたり、
世話をしたり仕舞われたり棄 ...
中空の細い運河を
小さな郵便船が遡ってゆきます
あれには僕の手紙も乗っている筈です
誰に書いたのか 何を書いたのか
とうに忘れてしまいましたけれど

ひんやりとした透明な砂漠を
彷徨って ...
頭の中は海のようで

たくさんの言葉が泳いでいる

言葉は魚

釣竿を垂らすと

たまたま言葉が一匹釣れたりする

その言葉を餌にまた別の言葉を釣る

その繰り返し ...
冷たさは
ただただ
待つことのみを
与えられた苦痛に

新しい形を迎えた


そうきっと、
誰の目にも
留まらないほどの


小さな小さな
ハモニカを手にした
躍動感!
頬を強く叩くために
雨は雪になったのです
賀露港にたたずむ
漁船のランプを揺らして
海を越えて雪が来ます

  耳をふさぎ目を閉じると
  遮蔽しきれないものが
  肌の上でぴりぴりと ...
笑いは
何万キロ遠く


走っても走っても
近づけないと
おもったら

ミリ単位の
かんちがい。


少し後ろに
あったのに


たくさん走ったから
もうひとかけらも ...
望みがかなった

それなのになぜ
ふたりなのか


思い上がりか
錯覚か


音をたてない波に
すばらしい
楽しみかたがある


おわり。

雨にたたずむひとがいた種を蒔き。
私は今どうしようもなく空虚な心
境だ。空の暗さにただ身を沈めた
い。恐ろしく空虚だ。しかし、こ
の恐ろしさもまた 空虚。
生存して居るうちに云えば時は ...
ひとつところに立って
夢をみている
春の夢をどうして
春を知らぬあなたに伝えようかと

しらじらしく足元はうろついて
煙のように立ち消えていく
春なんてあったの、どこに、なんて

...
貴方の心‥

静謐で柔らかな“白”に
冷たい孤独の“黒”が
いくつも
突き刺さってるみたい‥


貴方の“黒”を掴み取って
ガリガリと
噛み砕いてあげたい‥


切れた口 ...
黒檀の便器などで有名な木工職人は今日も

繊細なディスクグラインダー遣い

ディスクグラインダーの刃はすごく堅いせんべいで出来ています

職人はそれが原因で二度離婚しています
びよんびよんと超弦理論は
輪ゴムみたいなものらしい
指と指とにひっかけて
長さを変えて鳴らしてみよう
{引用=いくつかつなげてあやとりしたり
ゴム跳びなんかもしてみよう}
M&Mがチョコレ ...
無意味と独創
のあいだに立っている

冬の小鳥の
さえずりを演繹したら
おだやかなわたしがいた

ひとりで
ひとりの救いを確立するための
戦いがはじまる

寒くなる
寒くなれば ...
あんたは豊かになるため
何を燻らせ
何を吐きだし続ける
螺旋階段の真ん中で
上と下
二か所に出口がある
檻の中で
いつまで座り続ける
行動が停滞しているから
意識が混濁する
マリフ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
サボテンゆうと自由詩1*08/12/28 0:08
キコねことら自由詩908/12/27 23:25
1分45秒kauzak自由詩2*08/12/27 23:22
祖谷山賛歌  (山恋し)青い風自由詩0*08/12/27 22:59
セイナルヨル蒼木りん自由詩008/12/27 22:39
Cry for the moon, その月をとって海里自由詩1*08/12/27 22:00
舟シャリン砂木自由詩4*08/12/27 21:25
頭の良い人たちのせいで痙攣する204区内キリギリ自由詩008/12/27 21:19
それは初雪のように風音携帯写真+...308/12/27 19:59
Red hood little girl&wolf愛心携帯写真+...5*08/12/27 18:54
真っ白氏K.SATO散文(批評...008/12/27 17:51
愛さずにはいられない!ペポパンプ自由詩4*08/12/27 17:50
ソウゾウ戒途自由詩108/12/27 14:51
もう眠らなきゃ虹村 凌自由詩2*08/12/27 14:20
狂愛マーメイド愛心自由詩4*08/12/27 12:48
オ=タマ=ジャック氏殺害虹村 凌自由詩2*08/12/27 12:17
AV自由詩1*08/12/27 12:08
忘却プロトコル塔野夏子自由詩7*08/12/27 11:38
言葉の海ろくましん自由詩2*08/12/27 9:01
関心かんすいこのえ自由詩008/12/27 8:35
冬の航跡たりぽん(大...自由詩208/12/27 8:29
ちびっこ・かけっここのえ自由詩108/12/27 8:29
花冠は胞子でできている自由詩108/12/27 8:23
こしごえ自由詩4*08/12/27 7:15
はるのゆめれつら自由詩5*08/12/27 5:57
MONOCHROME HEART夢月自由詩208/12/27 2:52
せんべい11000rpmサトタロ自由詩3*08/12/27 2:38
スーパーストリングスの鳴らし方海里自由詩1*08/12/27 0:52
冬眠伊月りさ自由詩4*08/12/27 0:33
螺旋問答秋也自由詩1*08/12/27 0:32

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