いろいろなgavagai
うさぎ名前だったり
うさぎ場面だったり
でもそのgavagaiというひとことは
いったい何語の何からやって来たのか
さんざん調べてみたのですがわかりませんでした
...
物心ついてから30年弱思ってきたので
そろそろ思わなくてもいいかな、と思い
最近は思わないようにしようと思っている

思い返せば私の思いはどうにも厄介で
健全な成長を阻害していたように思う
...
最初は
水溜まりだと思ってた‥


退屈だったから
爪先でツンツンって
遊んでたら‥

いつの間にか
小さな湖に変わってて‥


不思議に思って
水面を覗いたら‥

...
明けない夜に、いつまでも
遊びます

夢のように、仕事などなく
遊びます

時間の崩壊に誰も気付かず
哀れな永遠の労働者
そんなのには目もくれず

遊べる私は幸福に満たされて
明 ...
「まずは君に足りないものを補ってあげるよ。」と土星人が言ったが
「僕はこのままでいいよ。」と断りを入れ、スプーンでカップの縁のパイを崩した。
「せっかくだけど。」
だってこの“何かもの足りない” ...
何度聞いてもあきない
とりとめのないコトバが欲しい

全部あげる事なんて出来ないよ
だけど夜はまたやって来る

光が差すのを待っているんだ
探し歩くのも悪くはないけど
今夜はずっと ...
磨りガラスの向こうに凍り付いた心


石油ストーブで暖めれた気だるい教室


叫びたいほど美しい日常が
壊れていく夢を私は見る
お箸方面が右で、お茶碗感覚で左だから。

じゃ、ボク帰るね。
毎日晴れているので洗濯物が
たまらない
のどが
かわく
かわいた
くちびるがひかる

世界中の初恋よ、叶え
一定の速度で落ちる
しなやかな着地

生まれてからずっと
プールで泳 ...
なんでもない日
君と一緒の
特別な日
星降る夜

チョコレートケーキ
食べて
シャンパン飲んで
楽しく話す

ワルツを踊り
ビリヤードをして
お互いに
プレゼント交換をする。 ...
昔の騎士さんはさ

王様に剣を捧げて

忠誠を誓ったらしいね

だから僕も

君に捧げて誓うよ

剣はないけど心を

忠誠ではなく愛を
ほとんど水平に近い角度で
やっとその星をとらえたことがありました
あと三日で見えなくなるという百武彗星
あれはアトランタオリンピックの年でした
宇宙にいくつも弧を描きながら
あなたの天体望遠 ...
 「ショートレビュー・サンデー」略称SRSの年末版です。
 2008年の印象にのこった現代詩フォーラム内の詩をふりかえったり、つれつ
れとおもったことを書きます。


 2008-02-08 ...
抱き締めたい
抱き締めたい
あなたを抱き締めたい
それだけのことがどうしてこんなに難しいのか。
未だ、保守的な自分が嫌になる。

孤独をおそれず思うままに泰然と生きられたら
わたしは後悔せずに生きられたろうか。


いや、ただわたしは
ボンヤリ生きてきただけなんだろう。

...
夜空を見上げていたんだ

真っ黒な夜だよ

幾千の明かりが灯った
クリスマスツリーの上
巨大なビルとビルの間の
ちっぽけで 真っ黒な夜空だ

星が一つだけ瞬いていた
明るい星だ
...
冷凍庫に食パンを入れることにした
食べきれなくなったからではない


ごみ箱以外で、誰の目に触れない場所で
賞味期限を大幅に延長するためにだ


生のままでは持て余してしまう
その柔 ...
  錐のように
  喚く、
  夜の生きもの。



  空気の上に
  声の先を、
  突き立てる。



  黒いアパートが
  整列して、
  街。


...
 
水色の目で見つめられると
溺れそうになる

その海を
器用に泳ぐことが出来たのに
今は浮き輪と
シュノーケルが手放せない

また振り向いて
見つめてる
なにか用事があるの
...
これが何本目だったか
数えるのは野暮と言うものだ
どれだけ飲んでも酔えはしないで
こつこつと刻む夜が在る

一日中雨が降っていて
何時間寝ていただろう
疲れはまるで取れないが
もう既に ...
鳥取の冬雲が北風に迷っています
今日は大潮だというのに月が
複雑にからまっているのです

 私の言葉は上手でしょうか
 そんなことよりも伝えたいことの、
 たとえば月の輪郭を
 なぞる指 ...
親指を蜜柑に差し込むと
右手から全身に流れてゆくメロディがある
皮から弾けた汁は、血液をオレンジ色に染めていき
弾ける微炭酸の気泡が、心臓の凝りをほぐしていく

蜜柑の房の皮を八重歯で裂くと ...
生温いコンソメスープを湛えたプールに
丸ごとの白菜と一緒に浮かんでいます
プールサイドでは画家が筆を走らせています
キャンバスとこちらを交互に見つつ
トレビアン!と叫んだりしています
葉巻を ...
猫と幻は相性がいい
何もないところを
よく見つめたりしているのは
何かをそこに
自分で描いてみているのかもしれない

抱き上げて覗き込む目の奥行きは
頭の大きさの何倍も深くまでありそうで ...
額縁に収まるその絵は 
四角い顔のあぱーとの 
二つの小窓が黒目のように 
展示のガラスの前に立つ 
私をじっと見つめます  

隙間無く 
{ルビ犇=ひし}めき合って 
...
小学校四年生の娘と姪っ子は
互いに追い駆けっこをして
おじいちゃんちの六畳間を回る

クルクルクル クルク ル

いつ果てるともなく回り続ける
ように笑顔に笑顔を重ねて弾ける

そ ...
耳をすませば
私の聞きたかった音が訪れる
自分の生きるリズムが回復する

聞こえる

私を 遠く 遠く 連れ去る音
私は なによりもその音をたどって 旅していたのだ

高原の森の中で ...
There is no name
そこには何もない
温かみも
何も

雫が滴り落ちていく
砂の上に
引き寄せなられていくように
惹かれるように

雫は時々
透き通った ...
暴れ走る稲妻の背中に跨り
その鬣(たてがみ)を掴み
空を駆け抜け大地を蹴る

旅人の話に
少年は目を丸くした


溜め息の葉や迷いの蔦が
生い茂る
空さえも覆う ...
もし 
どうしても 
涙を振り切れない時は 

地球の上に 
短い二本足で立つ 
亀となり 

小さい両手のひらを 
頭上の空に向かって 
ひらいて 
硬い甲羅の空洞の 
底の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Gavagaiを探して海里自由詩108/12/22 22:35
_キリギリ自由詩108/12/22 17:46
雨の日に‥夢月自由詩208/12/22 17:26
不夜城の姫夜恋自由詩108/12/22 17:01
スワロフスキーの夜エスエル12...自由詩108/12/22 15:46
声で鳴るBOOKEN...自由詩4*08/12/22 15:28
月曜に見る夢シャツ自由詩208/12/22 15:13
わかるね?BOOKEN...自由詩2*08/12/22 15:08
世界中の初恋よ、叶えともちゃん9...自由詩608/12/22 13:34
A merry Christmasペポパンプ自由詩2*08/12/22 13:06
中谷 カイネ自由詩008/12/22 9:51
星の岬yo-yo自由詩10*08/12/22 6:11
ショートレビュー・サンデー 3 年末版 露崎散文(批評...308/12/22 4:32
抱き締めたい。リュウセイ自由詩108/12/22 2:39
美しき暴君自由詩008/12/22 2:21
メリークリスマスrabbit...自由詩13*08/12/22 1:40
食パンを冷凍する夜に僕の耳に聞こえてきたラブソング智哉自由詩2*08/12/22 1:27
夜の生きもの草野春心自由詩308/12/22 0:59
海辺にて小川 葉自由詩308/12/22 0:55
白い月松本 卓也自由詩408/12/22 0:40
月の輪郭、風の影たりぽん(大...自由詩19*08/12/22 0:30
スウィートミュージックは、時々、熱くなる。木屋 亞万自由詩1*08/12/22 0:15
モデル稼業サトタロ自由詩2*08/12/21 23:59
マヤーとマーヤー海里自由詩308/12/21 23:40
待ちびと服部 剛自由詩408/12/21 22:52
永遠とはkauzak自由詩4*08/12/21 22:49
聞こえるいねむり猫自由詩108/12/21 22:48
Water瀬田行生自由詩108/12/21 21:49
旅の始まり北斗七星自由詩1*08/12/21 21:46
亀のさけび 服部 剛自由詩108/12/21 21:08

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加筆訂正:
月の輪郭、風の影/たりぽん(大理 奔)[08/12/22 8:01]
誤字訂正、若干推敲しました。
5.48sec.