触れた肌が冷たくて
聞こえた声が痛すぎて
触れる度
聞こえてしまう度
少しずつ距離をおこうと思った
白地に赤いラインの入った靴を履いた君は
黄金色したシャツを着た君とは遠くかけ離れていた
...
秒針の一周で
思い出すこと

君の瞳
君の笑顔
君のくちびる
君の言葉
君の仕草
君の指先
君の髪の色
君の肌の色
困ったとき見せる君のさみしい目
ふくれっつらしてほんとにふく ...
人間 の 脳 は
ラジオ の 送受信局 だ
公的感情 が 私信 の
媒体 なのだ


すると 水の摂取量 の 水素と酸素 は マグネシウム が 液温を上げない 重すぎた 戦闘作戦の長期的な ...
都心の環境に適応した結果なのか
ビニール傘を主食とする
巨大なナメクジが発見された
乗用車にひけをとらない大きさ
そんなナメクジの駆除にのりだした一家は
土曜の夕方から準備を始めた
マカロ ...
季節のせいだろうか
皮膚がうろこみたいに剥がれてゆく

少し前まで自分の一部だったものが
まるで別の存在に思えるのは
過去の自分を愛せず
そして許せないのと似ている

(あるいは受け止 ...
 
台所を
なぜわたしらは
台所と呼ぶのでしょう

そこに立つ
人にはそれぞれ
名前があったから

わたしらのため
台所にも
人とおなじ
名前がありました

真夜中
誰も ...
神様がくれたまなざしで
12月のキャンパスはやわらかにぬくもる
ATMの順番待ちにいらいらする必要も無い
足元に立ってた草は
きっと一生待たなきゃいけないんだから

何のために花は咲くんだ ...
仕事で生傷絶えないから
ぶつけたり引っかけたりの痛みは、いつの間にか無視するようになった



他人に抱く、からだの芯を抉る痛みは
あとどれだけ経てば無視できるのかと


そんな ...
古い古いソウルミュージックが
ラジオから流れはじめたその夜の
23時
僕は窓をあけ、風を誘い込んで
ノロノロと車を走らせる
マービン・ゲイ そしてマイケル・ジャクソンを口ずさみながら
誰か ...
最近何故か 
夜の道で 
片目のライトで走る車を 
よく見かける 

日頃の僕が片目でしか見えてないのか 
最近出逢ったひとは片目の女なのか 
どちらの暗示にせよ 

人は誰もが両手 ...
 無論、俺はそんなものにイエスと言うつもりなどない、それは例えばお前が周到な手段を用いて懐柔しようと目論んだところで同じことさ、並べ上げただけの言葉は不快感すらもよおす、だけど俺は並べ ... 上司の言葉に傷ついた先輩が 
辞表を出そうとしていたことを 
打ち明けられて 

床に広げた模造紙に 
クリスマスツリーの絵を描きながら僕が 
見上げた先輩の背後にぼんやり浮かぶ
十字架 ...
ひらひらときいろいイチョウが日を反射いねむりできない{ルビ理由=わけ}がわかった


言葉なく歩き続けるふたりにはたかーい空に消える足音


くしゃくしゃと音をならしてできあがる風がつくっ ...
僕は
夢の中では
孤独に感じない
そこにいるのはいつも
たったひとりの僕なのだけど

靴やカバンの革だった
赤や黄色などに
入れ替わる景色の色たちに
夕べ見えたのは焦げ茶色

現 ...
とうの昔に
ほろびていたのかも知れない

ほろびという言葉は



まっすぐに立ち上がること

それを叶えた
わずかなものたちのいどころを
陸とよぶ

だから
陸 ...
断崖絶壁で 愛の告白
見事に
願い叶って 投身自殺
するくらいなら
痛み堪えながらでも 片道切符
私 くすぶっていたいわ
桃色の魔物に
常々 襲われていたいわ
なんて厭らしいかしら
...
哲学者は手首を折った
色という概念を忘れようとして
僕は我慢する
排他的なその花瓶の輪郭は
多大なる想像を用いてぼくに砕かれる

涙せよ
涙せよ、と繰り返す脳内の信号は
僕の思うすべて ...
黒猫は
夜を切り取って
産まれました
それなのに
それなのに
夜に呪われていました
星たちは嘲笑い
月には嫌われて
何の意味も持たず
ただ、居場所を取ることを
罪だと感じて
そこ ...
空に平行線をさがしてみます
飛行機雲も虹も
いつか山の端と交差して
対角は等しいのです
さっき雲の切れ目から
幾筋もの平行線がさしていましたが
やはり水平線と交差して
錯角は等しいの ...
献身
この意味を知ってる君はあまりにも大人びていて
献身
を求められ続けてきた君は あまりにも哀しい瞳をしていて
献身
この意味道理にしか生きられない君はとても儚くて
献身 この意味を知ら ...
終わってしまったはずなのに
密閉した重い蓋の透き間から
かすかにに甘くたちのぼる


胸の底 荒野の地中から
かぐわしい薫りはゆるゆると漂い
真夜中の片すみにうずくまる



そ ...
あなたはずるい
いつも
あたたかくて
明るくて
みんなに求められている

でもわたしはいつも
寒くて
真っ暗で
独りぼっちで夜の町を照らしているの

でも
こうして私が輝いてい ...
アウディーでルート246を
南にひた走る。
ジャズピアノを隣に乗せて
ベースの船に乗る

何もかも忘れて
Tea for two を歌う
心が落ち着き
時はゆっくりと流れる。

人 ...
コオロギの 声につつまれ いい湯だな
コオロギの 声につつまれ ポッカポカ
コオロギの 声につつまれ 夢心地

草の原 生命かがやく 虫の声 
虫の声 生命みちゆく 草の原

秋雲も 晴 ...
瓦解
瓦解
がらがら
がかい

俺の野望
がらがら
がかい

俺の希望
がらがら
がかい


瓦解
瓦解
がらがら
がかい

俺の自信
がらがら
がかい

...
あっと気づいたときには
避けようがなくて
エンドルフィン働いてくれたのか
やっと死ねるのかなだなんて
奇妙な喜びに背筋ぞくぞくしたのだけど
むりやり右折してきたクルマに衝突した瞬間
...
渇いた世界にドライな人々
友情や恋心にさめた暁
他人に無関心を決めこんで
そのくせかまって欲しくて
涙で誘っても
あとに残るは後悔と自己嫌悪

頬をつたう一筋の涙
うつむいてこぼれた涙 ...
あなたに見つめられて色づきました





あなたを求めて降りてきました





でもあなたは私を踏みつけてゆきます





良いのです





...
教師は数を数えるのが得意
白い飲み物を毎日飲み込み
わたしたちの背は伸びきった

うららかな春の日
校舎は燃えあがり
煙にまかれながら
わたしたちは長い脚で
できるだけ早く歩いた

...
口紅であなたの背中に翼を描いた

真っ赤なラインと白い肌が美しい
口紅なんかじゃなく
もっと消えない色を刻み込みたい
あなたは私のだって証拠を

気付いたあなたに 落ちないんだからやめて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
12月のゴツゴツとした床bucco自由詩208/12/4 9:28
秒針の一周でuminek...自由詩17*08/12/4 8:13
点描《81》柴田...自由詩008/12/4 7:05
お父さん…マカロニサトタロ自由詩5*08/12/4 2:41
うろこタマムシ自由詩10*08/12/4 2:11
台所小川 葉自由詩108/12/4 1:57
そっと青の詩人自由詩1*08/12/4 1:22
ずきりリュウセイ自由詩0*08/12/4 1:12
月光ドライブフミタケ自由詩8*08/12/4 1:07
(無題) 服部 剛自由詩308/12/4 0:53
子供だろうが大人だろうがそれが持つ意味はわりと同じことだホロウ・シカ...自由詩1*08/12/4 0:46
背後の声 服部 剛自由詩108/12/4 0:45
あきの午後にうみとゆう短歌4*08/12/4 0:01
小さな窓の中K.SATO自由詩1*08/12/3 23:55
きれいなうろこ千波 一也自由詩5*08/12/3 23:43
自堕落真珠ここあこころ自由詩1*08/12/3 23:16
蝶が見る夢アオゾラ誤爆自由詩808/12/3 23:14
黒猫xxxxxx...自由詩008/12/3 23:05
そらに、へいこうせんたりぽん(大...自由詩6*08/12/3 22:33
献身fuji自由詩008/12/3 22:27
センチメンタル渡 ひろこ自由詩17*08/12/3 21:00
太陽と月HAZIME自由詩108/12/3 20:34
ペポパンプ自由詩5*08/12/3 19:42
秋〜冬 いろいろguchi_...俳句108/12/3 19:08
瓦解+clapp自由詩008/12/3 18:31
閉ざされたひと恋月 ぴの携帯写真+...18*08/12/3 17:42
湿り百瀬朝子自由詩0*08/12/3 17:16
「落ち葉の想い」広川 孝治自由詩208/12/3 16:46
スクリプトふるる自由詩308/12/3 16:34
_fuchsi...自由詩208/12/3 15:08

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