こんなにも
心が翻弄されるのは
貴方の言葉だから
魚たちよ
今年も申し訳なかった
ボクは
お前たちを傷つけ
時には
お前たちを奪うことによって
歓喜の声をあげてきた
来年も
きっと
お前たちを傷つけることによって
ボクは血の沸騰を ...
休日という空間に。
僕と言う固体が。
特に動くこともなくかといって空虚でもなく
ただなんとなしに呼吸を繰り返しては
ただなんとなしに歩を進める
繰り返される幸と不幸を謳うテレビ番組
す ...
雨の日
ぼくは変化する
感覚の順位が大きく入れ替わる
臭覚が敏感になり、視覚は大きく順位を下げる
いつもは感じなかった匂いを感じることができる
アスファルトが雨を吸い込む時の危 ...
お前の奥底で悲鳴を上げたおぞましい感覚の吹きだまり、沸き立つマイナスの腐臭を浴びながら幾時間が過ぎただろう…お前は歯の裏にこびりついた、些細な食物のかすのことばかり気にしてすべての ...
クリームソーダを注文すると
ウェイトレスは 少し
嬉しそうな顔した
昔の僕は デパートメントストアの屋上に行く
そこで 必ず クリームソーダ
注文して
その透明な緑の泡 ...
Thinking time.
悩んで、迷って
成長する
でもね
YESやNOで
分けられない事がある
証拠や根拠が
なくても、
それだけが
全てではないのです。
物より
...
テストに明けて
仕事に終わる
早い1年だった
短い1年だった。
楽な1年だった
楽しい1年だった
皆に感謝
守られて、癒されて
言葉に生き
言葉に助けられ
言葉を感じ
言 ...
花が咲く頃
にわかに、雨の降る頃
私達
また会いましょう
気がつけば
優しい命に守られていた
夢は近く
本当に、ここにいた
...
ゆるくカーブする 地下道
湾曲する照明に 視線は導かれていく
低い天井の通路は ときどき分岐する薄闇から黒い人影を吐き出している
揺れながら近づいてくる人の視線は
私の背後
どこま ...
その光、希望
この体を照らすことがなくても
輝きをやめず
そこに落ちていてくれるのなら
あたしはそっとすくいあげよう
そして砕いてしまおう
粉々に砕いたその光
粒子状になったその光
...
息を吐く
真新しい白が
光を抱いてキラキラと
唇に溶けた
寂しさを消すように
この掌を差し出すと
綿毛のように柔らかな白が
指先を凍らせて
まつげにとまった
笑い声は幻想のなか
となりに風が並 ...
王子様が手にした
世界の終わりの記憶は
国中を巻きこみました。
王子様が出した命令に従って
暴徒化した住民達は
隣の国を滅ぼし
やがて大陸へ
そして世界中 ...
重い身体を引きずって
けだるい空気を身に纏う
手の届かないものを愛して
非現実的な歌を歌う
僕の太陽
僕の慈しみ
何処を探しても見当たらないから
雨上がりの重苦しい雲が垂れ込めて
...
パンの人がいた
とてもやさしい人だった
パンの人は毎朝耳を焼かれ
いい匂いをさせて目を覚ます
家族をやわらかく包みこみ
ひとときの幸福をもたらしてきた
パンの人はどこか淋しい ...
幾分か前に
脂ぎった雨が降りまして
それからはにょきにょきと
灰色の筍が伸びるようになりました。
ニョキリニョキリニョキ
ニョキリニョキリニョキ
筍どもは馬鹿なので
見境もなく密 ...
赤や黄色の粒は
振動で波を起こし
リュートの正しさみたいに回っています
地軸に掴まってごらんよ
頭の先がちりちりいうから
そうやって星を捕まえるんだ
ひいらぎの葉が示すとおりに ...
午前中、こどもと明治神宮の宝物殿の前にくりひろがってる芝生へ。
いろんな鳥がいました。
うわあーい。
場所としては苦手ですが、鳥はすきです。
そういうのを気にしないで、鳥をみて ...
夜の白い闇の中
そこだけ明るい連翹の枝の下で
心を硬くして人を待った
凍てつく指先を
小さく回して
少しだけなつかしく人を待った
何もない闇の切れ目から
騒がしく雪は躍り出て
...
見知らぬ男が映っている
頬杖をついて
眉を動かせばそれを真似る
雨が真横に流れていく
薄暗い壁紙の町
今は車内の方が明るい
どちらにせよ寒い
短慮な決着をつけてきた
悪 ...
生まれ変わったら
私、アメーバになる気がするの
そう言ったら
友達、笑ってくれたから
ミジンコになってよ
そうお願いしたら
友達、満更でもないみたい
そのあと
二人して ...
僕らの乗った客船は軋みながらも
概ね順調に航海をしている筈だった
海は時化ていて甲板には
出られないけれど
船の中に必要なものは揃っていたから
退屈はしなかったし
取りあえずは安全/安 ...
ごめん
いま
ちょっと
さびしい
ぼくは
いつだって
ずるいやつ だ
いつだって
そういって
にげて
にげて
けっきょく
なんに
なるの
こ ...
恋は夢のようだ
行き場のない電車は
どこから来たのか
窓が濡れている
扉から未確認人間の群れ
黒いリキッドとして流出
その中をさりげなく
歩いてくる恋は
目の前を通り過ぎ
風景と同じ ...
こんな夕日が来ていた昨日
寂しく唸るのは風か 風なのか
掃き溜めに降りたくなかった小雪
冬に合わせて足も冷え込む
凍てかけた川を鷺が横切る
葉のない枝 ...
好きです。
嫌いです。
愛してます。
大切にします。
優しくします。
さらっとしっとり
うっとりしっくり
もちろん料理は手作り
毎日{ルビSURPRISE=サプライズ}の繰り返 ...
山の向こうに広がる街が
何処までも小さく
遠のいてゆきます
六甲山の只中を上る
ロープウェイは吊るされて
私は山間の上に
宙に浮いたまま立つように
地上で仰いでいた杉達 ...
六甲山頂にある
Cafeの窓辺に
限りなく優しい夕陽が
射している
すすき等は旅人の僕に
音の無い
親しげな合唱を奏でる
夕暮れのセピアを帯びた
窓の鏡に薄っすら映る ...
もし、詩を書くんなら今しかない・・・!
って思ってね
旅人の俺は今±0℃の六甲山頂の塔の上で
らがーびーるの空き缶を手に
凍てつく風に吹かれながら
真っ赤な顔を{ルビ嬲=なぶ}られ ...
一限目 美術
熟れすぎた柿の実のような夕陽が
じゅくじゅくと空を滲ませ
遠近法に習って雲は巣をはる
二限目 音楽
カラスの眼光から逃げるように
街の雑踏の中音を捕まえにゆく
アス ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
疾風
愛心
携帯写真+...
7*
08/12/31 21:20
魚たちよ
北村 守通
自由詩
2
08/12/31 21:00
あるチキンの独想
もこもこわた...
自由詩
5*
08/12/31 20:23
雨の日の楽しみ方
ろくましん
自由詩
1*
08/12/31 17:30
狂えないというゴキゲンな現象の中で俺は歯ぎしりをする、そして ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
08/12/31 17:22
クリームソーダ
瀬田行生
自由詩
10*
08/12/31 16:55
信じる
ペポパンプ
自由詩
7*
08/12/31 15:39
一年の終わりに
〃
自由詩
3*
08/12/31 15:39
無題
as
自由詩
3
08/12/31 13:49
午後の地下道
いねむり猫
自由詩
1
08/12/31 12:23
その光がこの体を照らすことがなくても
百瀬朝子
自由詩
0*
08/12/31 12:12
Ti Amo
見崎 光
携帯写真+...
2
08/12/31 11:41
ゴヒャクブンノイチ
セルフレーム
自由詩
1*
08/12/31 10:33
片恋
あきな
自由詩
5
08/12/31 3:38
パンの人
小川 葉
自由詩
2
08/12/31 3:06
雨後の筍
亜樹
自由詩
0
08/12/31 1:50
テレニコフ
ミゼット
自由詩
0*
08/12/31 1:12
聖地より
白井明大
自由詩
7+*
08/12/31 0:30
夜の闇の中で人を待つ
オイタル
自由詩
1*
08/12/31 0:10
創書日和【鏡】雨の窓
大村 浩一
自由詩
5*
08/12/31 0:09
Plankton Union
アヴィ
自由詩
4*
08/12/30 23:52
不安な航海
kauzak
自由詩
3*
08/12/30 23:17
ぼくはずるい
ゆうと
自由詩
2*
08/12/30 23:15
惷く
木屋 亞万
自由詩
1*
08/12/30 22:38
糸を紡いで張り巡らす冬来る(自由律)
KETIPA
俳句
0*
08/12/30 21:51
ラブレター
ペポパンプ
自由詩
2*
08/12/30 20:15
( 六甲山から夜景を・・・ )
服部 剛
自由詩
1
08/12/30 19:44
シリウスの瞳
〃
自由詩
1
08/12/30 19:19
六甲山頂で叫ぶ
〃
自由詩
1+
08/12/30 19:05
時間割
湾鶴
自由詩
4
08/12/30 17:12
4649
4650
4651
4652
4653
4654
4655
4656
4657
4658
4659
4660
4661
4662
4663
4664
4665
4666
4667
4668
4669
4670
4671
4672
4673
4674
4675
4676
4677
4678
4679
4680
4681
4682
4683
4684
4685
4686
4687
4688
4689
加筆訂正:
サイレンス
/
石畑由紀子
[08/12/30 21:55]
四首目微調整
5.77sec.