スイートピー (門出)
予感の種は忘れた頃に発芽して
思いがけない場所に花を咲かせる
淡い花びらのような羽を広げた
君を笑顔で見送れるだろうか
スノー ...
始まることのない夜と
故に来ることのない朝が
裏側の世界で目覚める頃
静かな雨に、私は鳥のように濡れて
争わないということは、何も得ないことだと
誰かが唱えていた
それなら、私は全裸で ...
夕暮れが迫っていた
そして女は急いでいた
夜ノ森が始まってしまう、まもなく
日が沈む、まだ田園地帯から出られない
カラスがダーツのように空を飛び
夕日のど真ん中へ突き刺さる
雲は水面を ...
世界へと落ちていく空
滲む照明
薄明かりのアウトフォーカス
緩む身体
意識はただ温もりに溺れ
遠い耳鳴りと感じているのは
あれは
海鳴りではなかったか
夜の砂浜に座り込んだこと ...
森を探していた
いつも森のある辺りを
手探りで
人の皮膚は
思ったよりも広大で
地図を持たずに歩くことは
意外と困難で
まだ幼かった
少年が
少女に触れてしまった
は ...
そう うつ そう うつ そうそう うつ
私のネジは100本位抜けているんですか?
そもそもメインCPUがぱっぱららりぱっぱ?
私 笑えてる?
私 笑えてる?
私 笑いません。
そう う ...
081206
奇人変人北鎌倉に月が出た
訳の分からないことをつぶやいて
人が穴から顔を出すのを
モグラモチのように叩き潰す
これで5人目だと
...
レスポール 叩きつける
マーシャル
ズタズタになるまで
合わせる チューニング
針の穴 鍵穴
本当だ
雨が降っている
暗い夜道が暗くて
怖い雨が降っている
雨だ
何が…何だった…
そうだ
リアリティ
白い霧のような
人の形だった
何が起こった…
黒い雲が
湧 ...
ミルクホール
生温かい
むせ返るような 喧騒
人々は
輪になって
互いの顔を眺め
口を動かし
耳をそばだてる
ミルクホール
夕方は寂しい
暗くなるとき
暗くなった ...
彩鮮やかな記憶たちを
宝物のように閉じ込めても
いつか色が褪めてしまうだけなんでしょう。
みなみの風、稜線のむこうから白のむれ
あなたは北から
奥そこ、しずかな砂のうえにからだをおいて
あと三日ほどねむって
ちいさい時分にみた夢を思いだしている
しろく、生あたたかく
とおく ...
星も出ない夜、
寒さに静まり返り
冷たさだけが
消えた街灯の下に
佇んでいる
よる、
眠りに付こうとする
皺だらけの手が
手を伸ばすと
両の肢がでる
大地は俟っている
...
隙間のうたが家をなぞる
屋根を除き暗く浮かぶ
金と緑 水と水
互いを招く 打ち寄せる
棄てられた庭
蔓が壁に描く大木
雨の音 波の音
色の音 鎮む音
遠 ...
金曜の夜
僕は誰かを探しに行く
誰もいないその街へ
つめたいビールが飲みたくて
土曜の朝
知らない誰かと眠ってる
眠りから覚めれば
またひとりぼっちになるから
夢を見つづける ...
何度 歌を歌い
何度 母の料理を食べ
何度 人とせめぎあい
何度 ギターを弾き
何度 傷つき
何度 ダーツをし
何度 本を読み
何度 病を得
何度 詩を書き
何度 人と愛し合ったろう ...
今の俺は弟が怖い
何故かって
分かんない
タロイモ先生は
被害妄想だと言う
液を飲めと言う
1日2回までいいと言う
飲んでも怖いのは変わりない
ほんとは一人暮らししたい
お金 ...
諦めなければと、思いながらも
わたしはこの椅子に腰掛けたまま
忘れなければと、思いながらも
わたしは開かない扉を見続けている
ひざを小さく折りたたんで
ひざを抱えて
寒いわけではな ...
もどかしい
を詰め込んだ袋の
チャックをしめると
パンパンに膨れ上がって
風船のように
とんでいってしまえばいいのに
なんて
なげやりなことを思う
どんなにむずかしい問いであれ
...
塩っ辛くて脂ぎった毎日を
和らげてくれるおにぎり娘
人生の食卓はバランスが難しくて
日替わりメニューに戸惑っていた
だけど
ふたつの味がよく会っていたから
なんとか丸く収めてゆけた
...
生まれてくるってつよく感じるんだ
すべての困難を乗り越えさせてくれるぐらい
いっぱいの勇気をくれる
真っ暗な空に星のひかりをくれる
枯れた地面に雨をくれる
すべての子ども達に雨をく ...
るるるるる
るるるるるるる
るるるるる
崩壊するる
保育園のオルガンは息があらい
足踏みがねばついている
牛乳をこぼした
園児は花とともに卒園して
入学する前に死んだ
夜のこ ...
プラスチックは
つながれておらず 長らく
鳴っていない ほこりをこぶった
寂しい電話機
ああ
最寄り駅から自転車なので
帰るのは大変だろう
汚らしいが 清く
縁に茶色が残ってい ...
神様はいじわるだ
いつも大切なことは教えてくれない
たすけて助けてと言いつづけても
いつも大切なときに助けてくれない
神様はいじわるだ
僕が愛をくださいと言ったら
与える愛だけ与え ...
正しいとか正しくないとかはあんまり重要じゃない。
気分か気分じゃないかのほうがよっぽど大事なんです。
1番良い方法が必ずしも自分の望む結果を招くとは限らないし。
って事はソレはそもそも1番良い方 ...
彼女は
やわらかい陽の中に溶けこみ
しだいにその存在が
透けてゆく
凪ぎの水面ような
ひっそりとした図書室からは
ときより遠慮がちに
ページをめくる音だけが聴こえた
それは秒針 ...
今春が来て
Keep on walking
20才の君は
笑ってくれた
自分を信じて
空にはばたいた
落ちる事を怖れずに
足をはなした。
これから色々なドラマが
待ち受けてい ...
家の中
黒い蜘蛛が
足元を横切って
その不吉さに
驚いたあたしは体の
バランスを崩して足をくじく
突然足をくじいたあたしに
驚いたのは黒い蜘蛛
四角い部屋のひとつのかどで
動きをとめ ...
ひとり夜を歩く
頭上には
ペガススの天窓
自分の足音が
なぜかしら胸に迫る
何を思えばいい
何を どう思えばいい
道は暗くしずかに続いている
心をどこに置けばいい
心をどこに ...
逆様に夢を見る
落っこちてきた太陽は
反対側の月に変わる
疲れ果てた雨雲を連れて
いつも途方もないものを予感させるんだ
ボクは少し戸惑っている
全てを話すにはあとちょっとだけス ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花言葉四行詩 <4>
nonya
自由詩
8*
08/12/6 8:38
冷たい鳥
智鶴
自由詩
2+*
08/12/6 3:43
「夜ノ森ってどこにあるか知ってる?」と、貴方は悪戯っぽく
木屋 亞万
自由詩
2*
08/12/6 2:22
緩む身体
kauzak
自由詩
3*
08/12/6 1:50
「夜ノ森ってどこにあるか知ってる?」と、貴方は悪戯っぽく
小川 葉
自由詩
3*
08/12/6 1:48
私は し が書きたい。
そらの とこ
自由詩
6*
08/12/6 1:22
「夜ノ森ってどこにあるか知ってる?」と、貴方は悪戯っぽく
あおば
自由詩
1*
08/12/6 1:19
君が夜
光井 新
自由詩
2*
08/12/6 1:13
言葉が一人で歩いている
結城 森士
自由詩
0*
08/12/6 1:03
ミルクホール
瀬田行生
自由詩
3
08/12/6 0:24
おもいで
リュウセイ
自由詩
0
08/12/6 0:15
(無題)
キキ
自由詩
6
08/12/5 23:56
球体
aidani...
自由詩
5
08/12/5 23:28
夜と歩み
木立 悟
自由詩
2
08/12/5 23:24
つめたいビールが飲みたくて
小川 葉
自由詩
4*
08/12/5 22:47
スティグマ
麻生ゆり
自由詩
4*
08/12/5 22:24
近況報告
じゅらいち
自由詩
2
08/12/5 22:18
身近な絶望
暗闇れもん
自由詩
1
08/12/5 20:38
ひと息
かんな
自由詩
5*
08/12/5 20:31
おにぎり娘
m-rod
自由詩
2*
08/12/5 20:00
太陽流頭
2012
自由詩
0
08/12/5 18:43
る
ともちゃん9...
自由詩
21*
08/12/5 17:53
18時への旅
K.SATO
自由詩
2*
08/12/5 17:12
It is love.
桜木 ハル
自由詩
0
08/12/5 17:02
みどりいろした
BOOKEN...
散文(批評...
0
08/12/5 16:26
昼色
湾鶴
自由詩
5*
08/12/5 13:49
今はばたいて
ペポパンプ
自由詩
3*
08/12/5 12:45
Ghost
百瀬朝子
自由詩
0*
08/12/5 11:30
ペガススの天窓
塔野夏子
自由詩
6*
08/12/5 11:08
灯りとサイン
BOOKEN...
自由詩
3
08/12/5 9:24
4677
4678
4679
4680
4681
4682
4683
4684
4685
4686
4687
4688
4689
4690
4691
4692
4693
4694
4695
4696
4697
4698
4699
4700
4701
4702
4703
4704
4705
4706
4707
4708
4709
4710
4711
4712
4713
4714
4715
4716
4717
加筆訂正:
スーパースター
/
K.SATO
[08/12/6 0:09]
あ
スーパースター
/
K.SATO
[08/12/5 10:58]
あ
5.56sec.