小さいながら我が家の庭には
大きな松の木が植えられていた
初夏の頃には松ぼっくりをつけるその木は
祖父によるとヒマラヤスギという種類だそうで
松ぼっくりのできる杉ということが
当時の私にはと ...
僕の声は届いているのでしょうか。

愛や夢や希望を、いくら声に出しても。

どこにもカタチはなくて。

空気中を浮揚して。

どこにも収まらず、何事もなかったかのように。

消えて ...
コロンと鳴った 耳の下の方で聞いた
なんで気が付かなかったんだろう
ハネた髪の毛が鏡に映ったりして
食パンの焼ける匂いを嗅いだりして
振り向かなかった 振り向かなかったんだ


行ってき ...
即効性のあの薬がさ


なにより
馬鹿売れしてる時代



ボサッとして
ゆるゆる効いてくる君の声はさ


あんま届かないんだ
見落とされちゃうんだ



だけどさ
...
あの日と同じ月を見上げて
「1年前と何も変わらないね」
と君はいうけど

今はほら、
君の髪型が変わったじゃないか
綺麗な空模様に
お気に入りの曲
かけがえのない笑顔達に
大切な人の温もり
目の前に広がるいくつもの未来

それだけで十分に
幸せなはずなのに

いくら煙草の煙をすりこめど
一向に埋 ...
枯れ木が暴風に凪

湿った木々が凍り付く夜に

彼女は静かに
静かに

ねぇ、
凍え死んだ彼女の心
僕は暖めたかった。
そう、
濡れて震え、発熱した頭のなかで
僕は正気じゃない ...
 
箱庭の蓋が
ぴったり閉まらない

出会った頃は
普通の箱と蓋だったのに
一緒に暮らしてると
角が立ってしまうこともあるから
そのせいかもしれないわねと
妻はまるで
人ごとのよう ...
ハンプティ・ダンプティが
公園の芝生で柔軟体操をしていた
何の比喩もいらないから
一日中雑談だけをすることにした
TOPIXとDOWとNASDAQの値動きについて
あいつもずっと笑わない ...
看板のでっかい豚こっからも見えてつい笑ったよここだよここだよ

ばかでかい笑った豚の看板が見えたらそこですブッチャータケウチ

タケウチの店内放送曲豚のリアル鳴き声から始まるブヒ

語 ...
             090108



ミズーリー州を
ミシシッピー河が
とうとうと流れてゆく
流れていくのは水で
河ではないと
理屈をこねる
ぼくたちの前を
気をつけをし ...
音波が空中を飛び交っているのを
二枚におろされた俺は見た
腐る憧れと嫌悪の中間地点で
空がビリジアンに染まるのを

ニルヴァーナが無性に聴きたくなる
夜が老いていくのが
半身獣にはい ...
雪の降る夜は多分
ぼくはまだ いつもどうり
さびしさと わずかばかりの
うそのきぼうと ほんとうの
あたたかさ (あるいは
ほんのりと残ったもの)

つきぬうすっぺらい
そら うすっぺ ...
湾岸の廃倉庫にある
錆び付いた二重らせんの外階段は
ほころびた日の影を登らせるだけとなり
月はオセロの相手をしてくれないから
時の番人は銅鐘を叩く度ごとに
旧く歌い聴かされたシークエ ...
うらぎりものはだれだい
ちょっと頭脳が混乱気味
ゅうよのないギロチン刑
うまい話にワケはアリだ
にげる事もできずにいた
むしょうに涙があふれて
ちっぽけな自分の人生を
ゅっくり振り返って ...
ああ、雨リア
風を吹いてゆけ雨リア

泥だらけの足は
土の匂いは
毎朝欠かさず
しみこませているよ

長いということは
古いということともちがう
近いということは
親しいというこ ...
ケータイ電話をぎゅっと握って

世界中のお金の流れのことについて考えてうつむいてばかりいる

自分が毛穴から出した空気について考えたりしないのはアホだからなのか

鳥がどうろをよこぎってフ ...
土を掘り返して
魚を埋めたら
指の木が生えて来て
わたしを捕まえようとする
季節は春で
びゅんびゅん伸びる指は
わたしの喉元を締め上げた
どうしたらいいんだろう
土を掘り返して
せめ ...
望みを下さい。
希望を下さい。
夢を下さい。
自慢させて下さい。

無視しないで下さい。
大切にして下さい。
話を聞いて下さい。
笑って下さい。

愛を下さい。
有名になって下さ ...
 
 
 
 
 
朝、起きて
小さなテレビの電源を入れて
布団から頭だけ出して
二つ三つフィルターをかけたニュースを見る
 
 
右手を少し伸ばせば蜜柑に辿り着いた
引き寄せ ...
ジャンプするときはいつか
分からないのに
控えた足どりで
ホップステップ、のループを
あなたも走っていますか。

一年が来てまた
リピート、あと何回も針の道を
針の跡を追われている
...
あの空は
ぼくたちにとってのどんな色で
何かを忘れないための色になったりするんだろうか?

つきぬける青に白い雲ひとつ

思いかえせば、
この変わらない空の下を
ながい間、 ...
鼻唄で世界を救えたら
僕ら
憎みあうことなんて覚えなかった
争い事が苦手な僕らは憎むことにしたんだ

心の中だけで繰り広げられる戦争に
僅か
疑問を感じ始めた僕ら
ふと耳を
ふと鼓膜 ...
名もなき時ジャズがきこえる。ろくすっぽなしともれむへん
激情の残骸が泣きながら遠く遠い夜を見つめる。
獣、ああ。青い空は黒くて、あいつのトランペットは昔から遠くまできこえてる。
宇宙は遠くて広い ...
まくらもとにくず
星柄の部屋

どこかで み/かけ/なく/なった
トマトのへた

なんて美しいパラパラ

対称三角形が重なりあって
カガミがつかれて よる

    かかる

...
きみとぼくはどうやら
寅さんとさくら 
みたいになれそうだ 

ほんとうは兄ちゃんな、  
おめぇのいうように 
「ケイアイ」されるほど 
キレイな人間でもねぇが・・・ 
...
憂鬱な駆け引きと緩慢なトラブル

計り知れない表情に翻弄される

確信を置き忘れたまま余計な事を探し回る

そんなコトに意味なんて無いんだって言い聞かせてタイマーを仕掛ける

自分 ...
ある ある 歩く
はら はら はらに
あるある歩く
はらはらはらに

まわりは180
君は106歳

まわりは180
106さい

ある ある 歩く
はら はらはらに
あるあ ...
わたしがてをひらいたらにじがこわれる
わたしがぐーうをひらいたらにじがかわれる
わたしがくうをひらいたらにじがこわれる
わたしがぐうをひらいたらやみがこわれる
冷蔵庫を開けたら風が腐っていた

耳を束ねる星 眩きを連なる星 言葉つまり
ンズンズする星

漆黒の闇から涙を流す
感情している

ンァサんぁざすンァサ ことばにしにくいくうき
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
六角の箱庭木屋 亞万自由詩5*09/1/9 1:03
Voice。狠志自由詩309/1/9 0:23
消しゴムを忘れた日の歌千月 話子自由詩7*09/1/9 0:13
白い息ローザ自由詩009/1/9 0:01
月灯りアズアミ自由詩209/1/8 23:48
風穴自由詩009/1/8 23:35
明日の吹雪さかまき自由詩009/1/8 23:14
六角の箱庭小川 葉自由詩3*09/1/8 22:59
無精卵しろう自由詩009/1/8 22:59
ミートショップタケウチ滝沢勇一短歌4*09/1/8 22:53
六角の箱庭あおば自由詩7*09/1/8 22:33
割れた片身しろう自由詩109/1/8 22:31
雪の降る夜にJTO自由詩009/1/8 22:05
スパイラルシークエンスしろう自由詩009/1/8 22:03
願い事の対価DJシャック...自由詩009/1/8 21:44
雨リア さくら自由詩7*09/1/8 21:04
ケータイモリマサ公自由詩809/1/8 20:09
土堀りチアーヌ自由詩409/1/8 19:30
下さい。ペポパンプ自由詩6*09/1/8 19:19
無理解山中 烏流自由詩1+*09/1/8 18:59
24/7の助走唐草フウ自由詩4*09/1/8 18:33
ぼくらわら自由詩21*09/1/8 18:11
鼻唄で世界を救えたら百瀬朝子自由詩3*09/1/8 18:02
わざわざややこしく書いて意味ありそうな感じに見せてる詩清水勇介自由詩109/1/8 17:11
★エロ本★さわ田マヨネ自由詩209/1/8 12:30
寅とさくら 〜旅の便り〜服部 剛自由詩009/1/8 11:09
シャッフルBOOKEN...自由詩0*09/1/8 10:31
無遠十二支蝶自由詩009/1/8 4:13
指ぐるみ自由詩109/1/8 4:03
三本世界自由詩109/1/8 4:00

Home 戻る 最新へ 次へ
4641 4642 4643 4644 4645 4646 4647 4648 4649 4650 4651 4652 4653 4654 4655 4656 4657 4658 4659 4660 4661 4662 4663 4664 4665 4666 4667 4668 4669 4670 4671 4672 4673 4674 4675 4676 4677 4678 4679 4680 4681 
5.35sec.