哀しいことが

あったら

詩にすればいい


迷うことがあれば

詩にすればいい


減入る自分を

詩にすればいい


それを読んで

誰かが助からなくても

いいんだよ



それを

...
お元気ですか。
庭で椿の花が咲きました。
大きく口を開いた虎の舌。
あんまし覗き込んでいたので
ぼとりと花が落ちたのにも気がつかない有様です。

お元気ですか。
昨日の雪は解けています。 ...
大掃除の手始めに
なんとなく僕の部屋ということになっている
西向きの洋間
に置かれたまま整理していなかった
書類領収書請求書レシートパンフレット新聞記事コピー
などなんやらかんやら
雑多な ...
かもめよ、教えてください
埠頭をかすめて海に消えたひとりひら
海雪の行方を

海峡の雪雲に隠れたプロキオンだって
待てば姿をあらわすでしょう
その、抱く思いに揺れていたとしても

...
 
やさしい眠りが
速度を上げて
朝の向こうへ離陸する

夢の中
街はまだ目を覚まさない
けれども電車は
定刻どおりやってくる

お雑煮を
まだ食べ終えてない人が
白組、白組、 ...
夜の片隅は 窓際に満ちていて
澄みわたった天空のオリオンと
交差しています

歴史の流れを彼なら
知っていると、したら、
交差する窓際と宇宙の果てに
言葉に似たものがあると、したら、
...
裸見て笑う山見て初湯かな
裸あまた見て山笑う椿の湯

まるさんかく女体百態つばきの湯
満ちて堕ちて残る輪郭つばきの湯

垂乳根の銀杏の気根のような乳
吸い物椀二つ伏せたような満ちた乳
...
1枚の紙がたくさん集まって段ボールが出来てるんだよ
薄い紙1枚じゃ支える事ができないから

いや
薄い紙1枚でも心は支えられるんだ、心は
あと間接的に身体をもね

でも
モノは紙1 ...
 
 
 大人は道化師のふりをして、子宮を配る。子供たちが記憶の中に、ゴムの匂いを思い出してることが、不思議でたまらないのだけれど、避妊された(あるいは否認された、風船からこぼれてしまった、命のは ...
人が愛し合い
自然が呼吸して
生き物の掟を守り
季節がめぐる

自然は完璧を要求しない。
自然は程程で止める。
自然は優しい
自然は正しい

信じる事を止めないで
必要の無いと思 ...
ちょこっとだけだけど。

前に進んでみた。

自分で進めなきゃ、僕の時計が動かない気がして。

時計の電池が切れるのが速くなっても。

たいして差はないはずだから。



かち ...
れっきとした おばあさんになってしまいました。いったい
これまで わたしゃ なにが身についたんでしょうねぇ。え、
なんですって ごめんなさい ちかごろ めっきり みみが
とおくなりましてねぇ。そ ...
一人ぼっちに なりたい なりたいって言ってた
私がついに一人ぼっちになった
二人でいることのわずらわしさばっかり
わかったつもりでいた私が一人ぼっちになった

そう思うとこの町は ...
五年前のあの日のように 
神戸港の広場で 
石段に腰かけ 
体を反らし 
旅先の空を仰げば 

ふたつの雲は 
互いにゆっくり 
近づいて 

( 異なるものは些細なことで 
( ...
変化のなかに

充満する声、声、声、

それは真理とか、

法則だとか、

唯一だとか、とそう呼ばれ

立体を超えた次元に浮かんでいる


いっぱい買ったら気持ちよかろ

...
神戸港の 
ポートタワー展望台へ上る 
エレベーターの中で 
チケットを財布に入れたら 
納まりきらず 


 「 人 
   0円 」 


とはみ出した字だけ目に入った 
...
近いことは似ていることじゃないよ
目盛りは人間がつくったものだ
でもアナログって素敵だと思う
そことそこの間。そのくらい!
そしたらきっとあなたは、感覚をうけいれる。
離れているのに似て ...
祖谷は山里 遠国(おんごく)なれば
都恋しと 思いがつのる
星がざわめき 眠れぬ夜が
幾夜続くか 鉾(ほこ)杉よ


祖谷の男子(おのこ)は 豪気な者よ
破れ衣を 身にまとえども
山に ...
オリオンが
その名前を残して隠れ
朝は針のような空気で
小鳥の声を迎えうつ
わたしは
昨日と今日の境目にいるらしく
まだ影が無い

太古より繰り返す冬の日
あたたかい巣箱から
掴み ...
脅えて震えるココロ
鳥籠に入れた


もう誰からも
傷つけられないように

もう誰からも
優しくされないように‥


朝になったら
綺麗な水をあげるよ
泣かないでおくれ‥ ...
人の気持ちに過敏になって
自分の気持ちに鈍感になって
それでいいの? って誰かが言った
自分の中から聞こえてきたので無視をした
きみはひどく咳き込み
すぐに踞った
今日は風がつよいね
手をつないで
髪を
なでた





すきだよ


あまく
湿った声は遠く
いつも
おびえているみたいだった
...
かじかむの夜のすみっこで
たき火を思う指に皮を抱く
ひざが指だった
氷のような でも 押さえていた

僕は幹を見た
未来に青むプラスチックに
僕を霞の僕に作りあげようとした でも
すべ ...
ただ、ぎゅっと

握り潰してくれるだけで良い。
歴史は何故本を読むとわかるのだろう。
歴史の本を読みたい。
いろいろな謎がある。
本を書いていく人が何かを告げる。
「ここには何があるのだろう。」
いろいろな本を買って自宅に持ち帰る。
い ...
かつて
「不幸の手紙」チェーンの途中に
ちょっと独特の
クセ字を書く人がいたらしくて

書き写されるうちに
不幸の「不」の字は「木」ヘンになり
不幸の「幸」はツクリの「奉」になり
いつ ...
なにも考えぬ様になったら、手首を動かそう ララバ ラタバ ララパ なぜ空白を空く
デンダルマタイヨウ 時間は夕方
みぞれきすに死んじょう 赤く過ぎる焦げないやいよ
赤く過ぎる焦げないやいよ 

慎重わあ
上をみる時下を忘れる事勿れ 下をみる時上を忘れる事勿れ しかし下をみるとき下を見ず事勿れ 君の事は少ししか知らない

でも
夜の揺れる星空や
冬の匂いを感じると
なんでか君を思い出す。

難しいね。たいみんぐ。

切ないね。たいみんぐ。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
救世詩北斗七星自由詩2*09/1/4 23:30
虎と椿亜樹自由詩009/1/4 23:18
大掃除の手始めにkauzak自由詩3*09/1/4 23:16
立待岬たりぽん(大...自由詩609/1/4 23:03
やさしく眠る/急いで起きる小川 葉自由詩4*09/1/4 22:25
ノクターンを聴きながら、 さくら自由詩9*09/1/4 22:18
女体百態小池房枝俳句309/1/4 22:03
日曜日夜、家族の夕食後セルフレーム自由詩2*09/1/4 21:41
サーカス小川 葉自由詩209/1/4 20:39
HOPEペポパンプ自由詩3*09/1/4 19:48
TIME。狠志自由詩109/1/4 18:22
冬のこだま(十九)信天翁自由詩109/1/4 16:21
ひとりぼっち瀬田行生自由詩1809/1/4 14:25
港の囁き 〜 神戸港にて Ⅲ 〜 服部 剛自由詩309/1/4 13:21
樹陰に吉岡ペペロ自由詩209/1/4 13:11
いのちの値段 ー 神戸港にて Ⅰ ー 服部 剛自由詩109/1/4 12:28
アナログの世界を愛してくださいsk自由詩009/1/4 12:04
祖谷山小唄青い風自由詩2*09/1/4 9:34
ふゆの背中銀猫自由詩21*09/1/4 6:01
鳥籠の中 ①夢月自由詩009/1/4 3:23
自問イチムラ自由詩509/1/4 2:35
破瓜は絞首に似ているアオゾラ誤爆自由詩13*09/1/4 2:31
カモメK.SATO自由詩409/1/4 1:47
消滅いのせんと自由詩4*09/1/4 1:45
木を使って家を作る。寝る話。自由詩009/1/4 0:44
あふれてありふれるべきもの海里自由詩309/1/4 0:00
鏡だるま十二支蝶自由詩0+09/1/3 23:58
とろとろーる自由詩009/1/3 23:54
梅干し自由詩209/1/3 22:51
おもいおもいこころゆくま...自由詩3*09/1/3 20:50

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