舞い落ち
  葉は積もり
  こころを埋めた



  暮れゆく
  一日の影に
  君が身を沈めた



  滲んでゆく
  闇の水底へと
  引きず ...
未だ見えない光の先で
君が泣くのを待っていた

密かに、ひそやかに。

独りきりではとうてい
飲み下せないだろうから

何が悲しいとか
どうでもいい愚問より

秘かな涙の粒が
...
 
そのひとの
エタニティという香水の
匂いが好きだった

あまい匂いがしていた
君といる時はいつまでも
永遠だと思っていた

エタニティは
永遠
という意味であることを
その ...
わたしは嫌いじゃないよ
その顔
最後の手がまったくのブタでも
潔くカード場に出す
あんたの顔
すごくスッキリしているもん
確かに
賽は投げられたかもしれない
それでも
最後の結果を見 ...
方眼紙を見すぎてこんなことを考える。

真っ白な原稿用紙のマス目を歩いてゆくのが生活だと仮定して、その淵に立ったときに「とりあえず」と大声で叫ぶと、オセロみたいに白いマス目が黒にひっくり返る。まば ...
天上から
見下ろしていりゃ
そんなにエライのか
見下ろして
笑って
屈託なく
罪の意識もなく
笑いやがって

俺を奪って
程よく
一瞬で焼けない程度に
熱せられた
コンクリー ...
透き通る水のように
この空っぽの躰を抜けて

記憶と意識よ
土に還れ

夜明けが不安をかき消すなんて
曖昧な理屈は捨てて
目を見れないなら
せめて その声だけでも


間接 ...
ピンポーン
とチャイムが鳴る
あなたの顔を思い浮かべる
シャワーを浴びたばかり
少し濡れた髪を
わしわしと
拭きながら玄関へ向かう

早いね。
そうでもないよ。
左手でタオルをわし ...
いつかおまえの胸もとに流れた歌のことを思い出す、たとえばとある冬の
心まで凍てつくような寒い寒い夜中のこと
くすぶるだけのストーブ、空っぽのキッチン、それでも
あの時お ...
なんだかな

考えを整理してきれいに進める人は

頭いいなって思うよな

別にたいした仲じゃないけど

あの人の未来図には あたしゃ入ってないんでしょうな

べつに寂しかないさ た ...
もっと殴ってもいいよ
痛いけど大丈夫

あたしだけだもんね

あたし、あなたの特別だもんね



これってきっと愛だよね
舞う、

それは、かすかに穏やかで
重力と風をさらう

そして、アスファルトへと帰るまで
溶けては消え、溶けては、


あたりは、
そうそうと時をつなげている、師走
風を分けて走 ...
体の奥深く生まれた言葉は
喉の狭い部分を通り抜けるとき
どうしてもバラバラになってしまう

だから舌先で整えて
元の形に戻そうとする
欠けたパーツも見つからないまま

伝えるんじゃなく ...
西高東低の天気が続く

晴れのち曇り
夜には雪になるでしょう

浮かれた音と光が乱反射
鈍色の空は静かに押し黙ったまま

泣いても、いいんだよ

ひとりごちる唇は自由だ
右 ...
伝統芸能や慣用表現「火付け役」が戦争にかかる膨大なコストが認可される多少用法が異なっていることもある
観察や実験が果たす役割も限定戦争のKiSwahiliは2005年の初期の火に音楽コンテンツを供給 ...
山火事でもなければ
原っぱなんてどこにもなかった
照葉樹や広葉樹の
極相林ばかりの土地だった

だけど
クリやクルミやドングリを貯えながらも
一年のうちいっときだけ味わえる
甘やかな赤 ...
六月の空だったろう、と耳の後ろが云う
否 冬だったろう、ひんやりと肌が伝える

カルキ水に浮いていた


たちこめていたのか?
彼の頭頂部に咲きこぼれたという 青い花を思っていた
遠く ...
おいらは
旅に出た
行く宛てもなしに
町を出た

キバナコスモスが
咲いていた
陽だまりの中
一人花壇に
腰かけた
気持ちよかった。

空は快晴
シャンソンを
歌った
世 ...
NOと言われ続けてきた
YESと言われたくて生きてきた
でもふとYESに囲まれてる奴を見たら
やけに淋しそうじゃないか
YESってむなしいものなんじゃないか
そこで俺は今まで言われてきたNO ...
散らかった部屋に
見つけた
思い出のカケラ

見つけなければ
良かった

後悔したって
今更、遅いね

そんなコトは
わかってる

君が笑って
つけ直してくれた
...
ちいさな町のあちこちに
狂ったような橙色のあかりが灯る 
天使がベッドシーンを覗く夜


(こんな粉雪の舞う晩は
殺人鬼がやってくるんだ
もろびとこぞりて唄いながら
殺人鬼がやってくる ...
(?)カラス

年末セールの字に
僕は目となり 毛皮へと歩くのでした
行き交う人々
電車の揺れは 暖かそうな
コート コートニーたち
カラスが裏側

があがあ

黒く
スピーカ ...
無邪気に笑い
あるがままに笑い
自分の思うままに悲しみ
ヒトを見ない 気づけない
それでもなお
傷つける

個性が溢れない
誰もが普通
隣を気にしている
そのくせに 誰 ...
寒くて凍えそうな
北欧のはじっこのほうのみずうみの湖面が
鏡みたいにつめたく凍って
そのうえを
女の子がひとりすべっていく
かわいらしいカーテンみたいな
スカートをひるがえし
髪 ...
ことしは山下達郎より

ジョン・レノンがよくかかっている

ジョンのほうが達郎より

世界観や祈りがあふれている

苦しいときこそ

そばにいるひとを感じていたい

この気持ち ...
静かな日
雨の海
庭の瞳
はざまとはばたき


銀と鉛
指ひとつ
滴のなかの
鉄 ひとつ


息の道に立ちどまり
手首を返し 風を離す
緑の陰の水が動き ...
あ、
雨の夕刻は
アスファルト状の黒いノートにおいて
ひとつぶ、ひとつぶ、別々の
無数の濁点だ、





雨滴、
雨滴、
黒く
滲んで
広いひとつの痣として ...
切り捨てた感情と
決意したこの思いが揺らがないように
高台の林に身を隠した
今居る場所が間違っていたとしたら
夕闇に干渉しないよう
視界を広げないように
赤い縄で指先を縛りつけ ...
耳が入ってくるまで 目を回ろう
こうしよう重みになれるまで 整ろう
人間百回なんてなれるかな 百階人間なんてなれるかな
人間百回なんてなれるから 人間百階なんてなれるから

きたなうくさき  ...
 
みんなにせめられている
ふつうなら
今にも泣いてしまいそうな
そんな君に
気のきいた言葉のひとつやふたつ
かけてあげられたのに

他人なら
他人だったなら
そんなもの
どうだ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
呼吸草野春心自由詩108/12/14 9:47
エターナルりぃ自由詩108/12/14 6:59
エタニティ小川 葉自由詩308/12/14 2:37
ポーカーフェイスのジョーカーへ秋也自由詩008/12/14 2:27
とりあえず、嘘猫のひたい撫...自由詩108/12/14 2:21
ダツは何故跳ねる?北村 守通自由詩108/12/14 1:34
JESUSIzm自由詩108/12/14 1:09
キャラメルミルクプリンパフェかんな自由詩6*08/12/14 0:57
いつかおまえの胸もとに流れた歌のことを思い出すホロウ・シカ...自由詩1*08/12/14 0:52
子供の頃の夜空はもっと夢みたいな色だった気がして。そんなベク ...短角牛自由詩108/12/13 23:56
訳わからんくて笑えることってあるよねーみなた自由詩108/12/13 23:29
雪のはじまり さくら自由詩17*08/12/13 22:45
再現力1486 1...自由詩2*08/12/13 21:52
不完全に解き放ついのせんと自由詩2*08/12/13 21:39
銅・クロム・モリブデン《81》柴田...自由詩108/12/13 21:33
縄文イチゴ海里自由詩308/12/13 19:39
シュヴェーベ杠いうれ自由詩408/12/13 17:39
本日は晴天なりペポパンプ自由詩4*08/12/13 17:07
イエス・ノー・アイ新守山ダダマ自由詩208/12/13 15:19
ボタンG☆彡自由詩208/12/13 14:29
クリスマス・ナイト自由詩4*08/12/13 14:16
今年もユニクロK.SATO自由詩508/12/13 12:55
子供瀬田行生自由詩408/12/13 12:50
チルアウトアヅサ自由詩6*08/12/13 11:56
クリスマス・ソング吉岡ペペロ自由詩208/12/13 11:30
木立 悟自由詩208/12/13 11:28
冬のカルテA道化自由詩1408/12/13 11:16
bucco自由詩008/12/13 9:24
十二支蝶自由詩008/12/13 7:03
僕らの海小川 葉自由詩108/12/13 4:03

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加筆訂正:
超百鬼夜行/北大路京介[08/12/13 18:59]
脱字を訂正
9.34sec.