その身を守る戒めを
守り続けた青年に似た
ひとつの砦がある年月に
新宿/小学校の窓ガラス
を
壊されたがっているようで
わたしの拙いピッケルが
亀裂を走らせたがっている
葉脈め ...
窓から首を出すと
「おはよう」も「おやすみ」も感傷しだい
自己犠牲な犬が明日へと走り抜ける二十九時に
眠らない太陽を眠れ
出口だらけの迷路で
みんな迷子です
終電が出発したら
それでも全部、扉を閉ざして
新宿駅の外観を知りません
面影すら忘れてしまったひとの
忘れもしない言葉
普通でいるために、目を閉じ ...
濡れたアスファルトの上
過去も未来も流れていく
反射して見えたのは
あの日の
小さな嘘だけ
温もりを忘れた右手が
所在無く揺れた
繋がれなくなった指先
ゆびきりは
も ...
怖いと瞑る眠る夢それは瞼をつぬぐ瞼の己
気になって仕方がない 皆輪になって気がしかたがない
魔法より耳より
いいんだよ明日こそ平っ子どうぞ
体重より体重が多い僕あん
耳の気持ちで その体重は何処へ吸い込まれていくの
内側か ...
言葉にすればもうすでに過去のこと
いいイメージも
どんなにステキな考えも
一体何をやっているのだろう
保存できないからこそ美しいのだとすれば
けれど僕らはその保存方法を知らない
それこ ...
闇の随にGet It On 髪をかきあげ さぁ行こう
先頭に立つ超百鬼夜行 妖気溢れて しゃなりしゃなり
異類異形の大魔神 束ね 艶やかに列島縦断Delight Night
脳内の映像 ...
荒地に花
荒心に愛
荒らしているのは
もちろんあなた
紅茶がぬるくて砂糖が溶けない
ぬるいままで わたしたち
ふわり ふわり
あなたのポケットで密航したら
見ちゃいけないもの
見えちゃったのよ
ふわり ふわり
...
地下鉄を乗り継いで煌めく世界へ
一年中冬が来ない賑やかな舞台へ
ここでは誰もが死んだ目をしている
銀色の太陽が魅せる幻覚に
心を奪われ踊り続けている
カウンターに群がる夜 ...
別れのない日などなかった
夢の覚めない日もなかった
真夜中の貨物列車の車輪の響きが
テノールのビブラートの余韻となった
日々に慰安が欲しいと言ったら
スプラウトは笑い、シルフが慰 ...
灰色のメビウスを/ねじれるままにチリチリと燃やし
きょうぼくたちは焚き火をした
冬の金網をぎゅうぎゅうと握ると
割とやさしげな声で鳴く
ミチルはミチタルに/過去をあげて ...
恋人への 贈り物を見にいった
実用品が 好きだから
筆記用具を 考えた
高そうに 見える安い洋服を
普段なら 選んでいるのに
安そうな 高い文房具を選んでいる
相手のことを 愛して ...
見た事も無い小石の集合体は
虹によって発展されたもの あるいは
雉によって提供された
石 それらは頬の川の怒りを手放した
加えて削岩機が直列の怒りにより
舌と 光のため息と光 ...
吹き渡る 初夏のかおりよ 青き空
風運ぶ 初夏のかおりよ 果てしなく
空いっぱい 初夏のかおりの 満ち満ちて
空駆けて 生命を運ぶ 初夏の風
すがすがし 初夏の風に 包まれて
...
貴方を殴り飛ばして泣いてしまおうと思う。
僕はもう何もいらないのだ
いや違う、あなたの羽を欲している
僕はもう何もいらないのだ
いや違う、あなたの歌を欲している
何も ...
やわらかな花びらが
寄り添っていた
蕾の頃
切るような白い寒さも
まぶしすぎる陽の光も
まだ知らずにいる
やわらかなその花弁に
重ねてみる
胎児の記憶
...
小さな 小さな世界
ふつうの羊に 恋のうわさが流れた お相手は 不細工なブタだった みんなが 腹を抱えて笑った 羊とブタは 悲しんだ こびとは 涙を流してなぐさめた 妖精は 羊とブタにスープをあげ ...
昼寝から覚める夕刻に
酷く冷たい床に身を縮めて
温い膝に唇を当てた
ふぅと
吐きだされた息は床の上
ずずずと
滑るようにあちら側へと
流れていくのが見えたから
私なんだか
一 ...
愛する者よ
貴方は私を憎む
私が貴方を愛することを知らず
貴方は私を憎む
愛する者よ
この世はなんと
憎悪に満ちていることか!
多くの憎悪に耳を傾けず
貴方を愛する私を憎む
...
原チャリで追い掛けて
陸橋を乗り越えて
時限爆弾を仕掛けて
メガホンで応戦
新撰組登場
鮮やかな着物姿
舞い落ちる花吹雪
荒波の日本海
流れるテロップとロックンロール
名シー ...
体調がいつも悪くなるこの秋を今年も乗り越え喜びが湧く
雨をひらいて いくつもの声のその中へ
飛び込んでいければいいと思った
軒下からしたたる雫が はねて、
とりとめない心に降りかかる
泣いているの、とたずねる人の
声がしたような気がして
振り ...
支流を11月が
まだらに照らしている
かたどられた舟は
庭を抜け小さな平原へ
ステレオタイプに舞う
落ち葉の色を覚えながら
粒ぞろいの胡桃に
追い越されること二度
降り立つとこ ...
バス停をさかさまに読む
君のくちびるに冬がくる
片方の手袋を
置き忘れた日曜日
ぼくはこの交差点で
ちいさな水たまりを跳ねた
さよ、な ら
たりない空白は
君 ...
1ページ目にあったのは
ぐちゃぐちゃの字で書いた目次で
そのページの下の方には
同じような字で「見るな!」と書いてあった
そういえば、もっと小さい頃は
この自分の字に怯えていたこ ...
星降る満天の夜
子供達が喜び
寂しさがつのる
顔に流れ星
もし私が...
今は...
必然の自分
今の自分に感謝
親に優しくしてねと
言われた。
電球だって替えてるし
十 ...
あなたが見るあの人と、私が見るあの人とは違う人なの
体はひとつ
でも関係ないよ
だからね、心に入れた刺青をタバコの熱で燃やしてしまおう
灰とむらさき
雨の上の火
かわいた光
海と曇
午後の髪
見つめる目
はざまの冬
まばたきの子
すぎさる たなびく
包み紙の旗
変わりつづける
足跡に降る
置 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Critical Choice
伊月りさ
自由詩
1*
08/12/11 0:34
夜明け
Roid
自由詩
0
08/12/11 0:01
駅・新宿
たりぽん(大...
自由詩
6+*
08/12/11 0:01
雪待ち
いのせんと
自由詩
2
08/12/10 23:42
木草
十二支蝶
俳句
0
08/12/10 23:23
某のそなた
〃
自由詩
0
08/12/10 23:18
_
ふるる
自由詩
2
08/12/10 23:05
超百鬼夜行
北大路京介
自由詩
18*
08/12/10 22:53
荒心に愛
fuji
自由詩
1
08/12/10 22:26
ふわり
○
自由詩
7*
08/12/10 22:18
ミラーボール
1486 1...
自由詩
0
08/12/10 22:00
償いの前に
しろう
自由詩
2
08/12/10 21:50
ウィンタ・トーク
あすくれかお...
自由詩
3*
08/12/10 21:49
言いわけ探し
ヘンゼル
自由詩
0
08/12/10 20:53
日蝕
井岡護
自由詩
0*
08/12/10 19:47
初夏 (2003.5)
guchi_...
俳句
1
08/12/10 19:43
コトバ遊ビ
水島芳野
自由詩
0*
08/12/10 19:35
ねむる
koi
自由詩
1
08/12/10 18:56
オルガン
カリブー
自由詩
1
08/12/10 18:53
冷たい床
いのせんと
自由詩
2
08/12/10 17:30
愛する者へ
煙と工場
自由詩
0
08/12/10 16:31
Silver Soul & Lupin
1486 1...
自由詩
1*
08/12/10 14:39
冬空
渡辺亘
短歌
0
08/12/10 13:55
雨をひらく
石瀬琳々
自由詩
15*
08/12/10 13:36
フラワー・ストーム
月見里司
自由詩
0
08/12/10 13:33
林檎
アイバ シュ...
自由詩
5
08/12/10 12:53
スコアブック
山中 烏流
自由詩
1+*
08/12/10 12:33
Good night
ペポパンプ
自由詩
5*
08/12/10 12:27
きめごとなんて嫌いです
猫のひたい撫...
自由詩
1
08/12/10 11:44
冠
木立 悟
自由詩
5
08/12/10 9:49
4671
4672
4673
4674
4675
4676
4677
4678
4679
4680
4681
4682
4683
4684
4685
4686
4687
4688
4689
4690
4691
4692
4693
4694
4695
4696
4697
4698
4699
4700
4701
4702
4703
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4705
4706
4707
4708
4709
4710
4711
5.76sec.