暮れる山際を 今一度あたためて
きみの羽音がやってくる
ぼくの傍らの くろぐろとした草のかげに
あしもとの 見えない流れを聴きながら
ぼくも羽を震わせてみよう
この盆地の細長い空にかわる ...
過去にどんな人がいただろうか
過去にどんなことがあったのだろうか
そんなことは知らない
知りたくもない
ただ ユメを見ている
狂っていても
それが 今で ...
屑かごに捨てられた屑というもの
笑顔だったりする
捨てられても
笑っている
シワがよって
泣いているように見える笑顔
泣いているように見える
わたしの心
資源ごみは
...
欠点はね、
やさしく撫でられたら
十分なのです
無理をして語らないでください
いろいろな角度から
見つめないでください
寄りそうだけで
よいのです
見渡せば ...
神様の存在は
哲学的な
透明な
冬の日のかなしみ
午前のひかり
埃くさい言葉たち
その反語たち
神様の存在は
哲学的な
透明な
十一月のから ...
「ナオトいる?昨日もらったシャンプーさ、髪合わなくて剃髪したの」
血塗れになっても奏で続けるのファしか出せないピンクのミシン
にんにくを割ってでてきたひよこたち ...
ふたり、
ってなんだろ。
あなたと撮った
ふたりの
写真を見ると
いつも
あなたは
おれの右腕に
ひしっ、と
左腕をからませ
笑っている。
「満面の笑み」
との形容 ...
みなそうだったのよ
誤魔化しに長けた奴を
お洒落さんって
勘違いしてね
マネのマネのマネでも
オリジナルなフリね
♪ウンコチンチンッ
でもまあ
羨ましいよ
...
何かに悩み
いくつもの夢を見たけど
それは遠い昔で
今は毎日やってくる
昨日と同じ様な時の流れを
無愛想に過ごしてて
一番なりたくなかった
大人になった
...
想い出の包み紙を
一枚一枚はがしては
淋しさに浸っていた
愛をバームクーヘンのように
一枚一枚重ねたけど
甘い砂糖菓子は消えてなくなった
時の砂は
一秒一秒こぼれるから
もう戻 ...
「頑張って」
って、あなたが言う
「どうにかなるよ」
とも、あなたは言う
でもね
そんな気休め、要らないの
その安っぽい笑顔もね
必要ないわ
ね、怒って欲しいの
叱って欲しい ...
今私には娯楽が一つもありません。
間違えました
今私には娯楽が一つしかありません。
それは詩を書くことです。
間違えました
それは詩に似た何かを書くことです。
そして、 ...
あんなに荒れ狂っていた
場所
砂が乾いてゆく
反転し
苦しく水を蹴った足の記憶のまま、踏みしめる
砂にはわたしの
しずかな歩みだけが続いてゆく
高鳴り
呑みこむ夜が病いなら
...
アスファルトの熱
耳をつけてキミの温度を聴く
不安で仕方なくって
キミの確かさが欲しくって
塗り固めてしまった弱い僕たちだけど
ねぇ
あすふぁると
あすふぁる ...
うちに任しといておくれやす
うちは京都の女どすえ
錦はうちらの色どす
錦の御旗うち立てて
江戸へお行きやした
お侍さんたち
そんなら、みなはん
錦小路の
...
何もない昼に
見てみたいのは
海の上に向かう道の街路樹
真夏の光
三十三度以上の空気が揺らめき立ち上る町の
そのビルの斜面
ざらついた肌
金色に濡れたみたいに ...
ビルと広葉樹に噛みつかれた空にほら
ペンキ屋が刷毛で雲をかいた
青い帽子をうしろにかぶって
僕はベンチに座って甘すぎるコーヒーを飲みながらそれを見てる
その下に川はとうとうと流 ...
昼食えば仕事が終わったかのようで
さっぱりするかも知れない
いろんなことに決着をつけたら
でもさっぱりしすぎて
やる事が無くなるかも知れない
そうなったら
青空のもと
古書店巡りをして
掘り出し物の本を探そう
...
ある小さな家に
料理の好きな
お嬢さんがいました。
庭に野菜を取りに行きました。
狼が腹をすかせ
山から下りてきました。
お嬢さんを見つけ
声をかけました。
狼が言いました。
...
乱雑な思考回路
見えない絆と契約に
踊らされていた雨の夜
頼まれれば「はい」と言う
素直さなんかじゃない何か
ドロドロで汚い何か
舌打ちする自分を脳に描き
唯一のはけぐちにする
...
実はたいしたことなど言っていないのだ。
言っていたとしてもそれは言っていただけであるのだね。
決定力と説得力が伴わなければ誰もだあれも惹きつけられないし、傷つける事すら出来やしない。
逆にそれさ ...
始めから用意されていたように
ストンとそこに座っている
だいたいにおいて
それは些細なことなんだけど
だいたいにおいて
それはとっても些細なことなんだけど
考えてみるとよくわかるん ...
僕を睨むオマエは誰なんだ?
僕に良く似たそいつは
何もかもを見透しているかの様な目で
僕を睨み付ける
その目は
僕の何もかもを否定し
夢や希望でいっぱいの僕の心を
締め付け、麻痺 ...
その手は
守らなくてはと
思うほど小さかった
その手は
自分の命より
大切に思えた
その手に
満足出来るものが
与えられたか
今も後悔は絶えな ...
四年前に乱れ撃った弾が地球の壁に跳ね返って
今ごろになってわたしを撃つ
今わたしは鬱
夏子が中学生だったとき
気になっていた同級生の男の子と
二人きりで映画を見に行くことになった
男の子が誘ってくれたのだ
そのころダウンジャケットがとても流行っていて
夏子もダウンジャケッ ...
剃髪に立ち会った日の陽の光 淡く結んだらせんのつづき
葉脈にミシンをかける神様は季節のすきまは縫い合わせない
にんにくで追い払うんだ君のこと季節外れの桜の匂い
...
tomaranai
tomarenai
トマラナイ
トメレナイ
sakawo
ひたすら
korogaruyouni
止まらない
止まらない
黄色に滲んだ夢
止めれない
止めれない ...
「シアワセ」という語彙を忘れて
“生き”“生き”
自分の身体を
目、鼻、口、あたま
感じるがまま
引かれるほうへ
向けることができるなら
「お金」が
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
盆地夕景
高野川う〜
自由詩
3*
08/12/9 0:21
now and then
瀬田行生
自由詩
2
08/12/9 0:11
屑の話し
蒼木りん
自由詩
3
08/12/8 23:51
同心円
千波 一也
自由詩
8+*
08/12/8 23:34
神様
吉岡ペペロ
自由詩
4
08/12/8 23:31
【短歌祭参加作品】マシュマリズム
ピッピ
短歌
5
08/12/8 22:11
ふたり
草野大悟
自由詩
6*
08/12/8 21:00
無題
よーかん
自由詩
1+
08/12/8 20:41
俺の行き方
kuane
自由詩
0
08/12/8 20:36
砂時計
ゆきこ
自由詩
1
08/12/8 20:19
efforted
具壱言
自由詩
1
08/12/8 19:45
【娯楽 極楽】
つむじまがり
自由詩
1*
08/12/8 18:56
岸
石畑由紀子
自由詩
12*
08/12/8 18:25
アスファルト
shu
自由詩
3
08/12/8 16:50
錦(にしき)
生田 稔
自由詩
1
08/12/8 14:09
mixjuice
水町綜助
自由詩
3*
08/12/8 13:52
川沿いのベンチで甘すぎるコーヒーをのんでぼんやり
〃
自由詩
2*
08/12/8 13:19
13:10
K.SATO
俳句
4*
08/12/8 13:11
さっぱり
渡辺亘
自由詩
1
08/12/8 12:58
林の狼さん
ペポパンプ
自由詩
4*
08/12/8 12:54
冬の雨夜
百瀬朝子
自由詩
1*
08/12/8 12:14
シザース
BOOKEN...
散文(批評...
1*
08/12/8 9:11
別の、コトを
〃
自由詩
1
08/12/8 8:37
鏡の少年
HAZIME
自由詩
0
08/12/8 8:03
成長
北斗七星
自由詩
0*
08/12/8 7:23
バチアタリ
カチキ
自由詩
0*
08/12/8 7:20
夏子のダウンジャケット
サトタロ
自由詩
3*
08/12/8 2:37
【短歌祭参加作品】らせんの向うの昨日
はな
短歌
18*
08/12/8 2:34
すとっぷ きりんぐ
秋也
自由詩
0
08/12/8 2:19
夢
fluffy...
自由詩
1
08/12/8 1:56
4673
4674
4675
4676
4677
4678
4679
4680
4681
4682
4683
4684
4685
4686
4687
4688
4689
4690
4691
4692
4693
4694
4695
4696
4697
4698
4699
4700
4701
4702
4703
4704
4705
4706
4707
4708
4709
4710
4711
4712
4713
加筆訂正:
祖谷山賛歌 (里山暮らし)
/
青い風
[08/12/8 23:22]
これでいかがでしょうか?
冬の雨夜
/
百瀬朝子
[08/12/8 15:56]
改題しました
8.58sec.