僕の
大好きな人が
川の向こうの町に引っ越した
喪服の列が東から西へと
空を覆うと
僕は 川を渡れる
夜は死ぬことを許すのだ
なんだか灰色の空だな
シャブ中で捕まっている夫とくらしていた家はおじからかりていたもので
おじは今母の働いている透析の病院の院長先生をしていて
このお正月にすべてからっぽになったその家をみに ...
駅のホームで
すこし優しくなれるのは
いつもとはちょっと違う場所で
電車を待っているから
いつもの道で
すこし優しくなれるのは
切りとられた空が
それは
それは青かったから
...
ななつ
神棚
薬の味の酒
雪
ましろの森
難転
待つを聞く
年神
貧乏神と力を合わせて福の神を追い払う
日本昔話が、日本的混沌を表わしていて好きだ
難を転じ(南天) ...
風呂場でいつも流れる涙
ずっと前に生きてた物を見てる
そんな生活を
網戸に擦る瞼の瀬
子供の歌と、それ以外の胸
受けとる話
「宇宙飛行士になれ」
「巨大ロボットになれ」
僕ら大人になれば
全てが気 ...
僕なら気にしないで
君にすれば僕は
でも息をしている
今もまだ
首、その甘い香り で
一生を無くして
ぼくならきにしないで
きみにすればぼくは けもの
死んでもいい
僕を ...
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ...
旅先の六甲山頂で酔いどれて
飲み干したビールの空缶を
目一杯に、握り潰す。
それは寂しがり屋な自らに
凍てついた手を振る、
決別の儀式。
あるみにうむの如き
軟弱だ ...
閃きと思いつきは違う。
置き忘れた荷物を取り戻すようなマネはしない。
必要ないからさ。
くたばり方を考えるよりも、犯す方法を模索する。
考える前に思い知らされて、及ばない時 ...
エントロピーが増大しない方向へ
コマを進めようということになった
博士の愛した数式は
イコールでだけ 息継ぎをする 走りながら
走りながら 本当のふりをした 走りながら
...
ただ淫欲だけで
私を捕まえておきたいのなら
私はあなたから逃げます。
互いに幸せではないのなら
二人でいる意味はありません。
愛しているからこそ
あなたには
私を大切に思って ...
手が見えたレーンの奥にピン並べてる「バイト募集」の時給高額
組み合わせ
のまじゅつ
ぼくたちのからだには
まだまだねむっている
力がある
うんこするとき
腸/肛門をうごかすことはできない
ただ「でろでろ」とねんじイメージ
するところんと ...
貴方の声が
私の耳を
くすぐったから‥
貴方の言葉が
私の心を
くすぐったから‥
ふと 思い出して
くすぐったくて‥
くすぐったくて‥
また 思い返して
くすぐ ...
小さいながら我が家の庭には
大きな松の木が植えられていた
初夏の頃には松ぼっくりをつけるその木は
祖父によるとヒマラヤスギという種類だそうで
松ぼっくりのできる杉ということが
当時の私にはと ...
僕の声は届いているのでしょうか。
愛や夢や希望を、いくら声に出しても。
どこにもカタチはなくて。
空気中を浮揚して。
どこにも収まらず、何事もなかったかのように。
消えて ...
コロンと鳴った 耳の下の方で聞いた
なんで気が付かなかったんだろう
ハネた髪の毛が鏡に映ったりして
食パンの焼ける匂いを嗅いだりして
振り向かなかった 振り向かなかったんだ
行ってき ...
即効性のあの薬がさ
なにより
馬鹿売れしてる時代
ボサッとして
ゆるゆる効いてくる君の声はさ
あんま届かないんだ
見落とされちゃうんだ
だけどさ
...
あの日と同じ月を見上げて
「1年前と何も変わらないね」
と君はいうけど
今はほら、
君の髪型が変わったじゃないか
綺麗な空模様に
お気に入りの曲
かけがえのない笑顔達に
大切な人の温もり
目の前に広がるいくつもの未来
それだけで十分に
幸せなはずなのに
いくら煙草の煙をすりこめど
一向に埋 ...
枯れ木が暴風に凪
湿った木々が凍り付く夜に
彼女は静かに
静かに
ねぇ、
凍え死んだ彼女の心
僕は暖めたかった。
そう、
濡れて震え、発熱した頭のなかで
僕は正気じゃない ...
箱庭の蓋が
ぴったり閉まらない
出会った頃は
普通の箱と蓋だったのに
一緒に暮らしてると
角が立ってしまうこともあるから
そのせいかもしれないわねと
妻はまるで
人ごとのよう ...
ハンプティ・ダンプティが
公園の芝生で柔軟体操をしていた
何の比喩もいらないから
一日中雑談だけをすることにした
TOPIXとDOWとNASDAQの値動きについて
あいつもずっと笑わない ...
看板のでっかい豚こっからも見えてつい笑ったよここだよここだよ
ばかでかい笑った豚の看板が見えたらそこですブッチャータケウチ
タケウチの店内放送曲豚のリアル鳴き声から始まるブヒ
語 ...
090108
ミズーリー州を
ミシシッピー河が
とうとうと流れてゆく
流れていくのは水で
河ではないと
理屈をこねる
ぼくたちの前を
気をつけをし ...
音波が空中を飛び交っているのを
二枚におろされた俺は見た
腐る憧れと嫌悪の中間地点で
空がビリジアンに染まるのを
ニルヴァーナが無性に聴きたくなる
夜が老いていくのが
半身獣にはい ...
雪の降る夜は多分
ぼくはまだ いつもどうり
さびしさと わずかばかりの
うそのきぼうと ほんとうの
あたたかさ (あるいは
ほんのりと残ったもの)
つきぬうすっぺらい
そら うすっぺ ...
湾岸の廃倉庫にある
錆び付いた二重らせんの外階段は
ほころびた日の影を登らせるだけとなり
月はオセロの相手をしてくれないから
時の番人は銅鐘を叩く度ごとに
旧く歌い聴かされたシークエ ...
うらぎりものはだれだい
ちょっと頭脳が混乱気味
ゅうよのないギロチン刑
うまい話にワケはアリだ
にげる事もできずにいた
むしょうに涙があふれて
ちっぽけな自分の人生を
ゅっくり振り返って ...
ああ、雨リア
風を吹いてゆけ雨リア
泥だらけの足は
土の匂いは
毎朝欠かさず
しみこませているよ
長いということは
古いということともちがう
近いということは
親しいというこ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜
高橋魚
自由詩
4
09/1/9 15:40
コカインスウェット
モリマサ公
自由詩
10
09/1/9 15:16
すこし優しくなれるのは
アズアミ
自由詩
6
09/1/9 13:44
年の始め
月焦狼
自由詩
1
09/1/9 12:44
ボンベイ
チャイ
携帯写真+...
0
09/1/9 12:17
グッバイマイラブ
〃
自由詩
2
09/1/9 11:48
四行連詩 独吟 <樹>の巻
塔野夏子
自由詩
4*
09/1/9 11:16
山上ノ儀式
服部 剛
自由詩
1
09/1/9 10:12
sky
BOOKEN...
自由詩
5*
09/1/9 9:53
環境論Ⅱ
ヤオハチ
自由詩
2
09/1/9 9:39
本音
cass
自由詩
2
09/1/9 3:16
ボウリング
サトタロ
短歌
1*
09/1/9 2:55
ちから
ザ・凹凸目目
自由詩
1
09/1/9 2:35
くすぐったくて‥
夢月
自由詩
0
09/1/9 2:28
六角の箱庭
木屋 亞万
自由詩
5*
09/1/9 1:03
Voice。
狠志
自由詩
3
09/1/9 0:23
消しゴムを忘れた日の歌
千月 話子
自由詩
7*
09/1/9 0:13
白い息
ローザ
自由詩
0
09/1/9 0:01
月灯り
アズアミ
自由詩
2
09/1/8 23:48
風穴
〃
自由詩
0
09/1/8 23:35
明日の吹雪
さかまき
自由詩
0
09/1/8 23:14
六角の箱庭
小川 葉
自由詩
3*
09/1/8 22:59
無精卵
しろう
自由詩
0
09/1/8 22:59
ミートショップタケウチ
滝沢勇一
短歌
4*
09/1/8 22:53
六角の箱庭
あおば
自由詩
7*
09/1/8 22:33
割れた片身
しろう
自由詩
1
09/1/8 22:31
雪の降る夜に
JTO
自由詩
0
09/1/8 22:05
スパイラルシークエンス
しろう
自由詩
0
09/1/8 22:03
願い事の対価
DJシャック...
自由詩
0
09/1/8 21:44
雨リア
さくら
自由詩
7*
09/1/8 21:04
4640
4641
4642
4643
4644
4645
4646
4647
4648
4649
4650
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4656
4657
4658
4659
4660
4661
4662
4663
4664
4665
4666
4667
4668
4669
4670
4671
4672
4673
4674
4675
4676
4677
4678
4679
4680
5.6sec.