一夜明け 世界彩る 雪化粧
一夜明け 真っ白雪に 包まれて
ちらちらと 初雪招く 冬将軍
雪道を そろりそろりと 渡りけり
キツネさん 気高くかわい 雪渡り
だんだんに 小さくなりぬ 雪だる ...
ダム
ダムダム
ダムの底
いろんなものが
死んでいました
ダム
ダムダム
ダムの底
おうちや
車や
おじいさん
ダムの底は
いつも真っ暗
何も見えない
聞こ ...
本当のワタシ
が 誰なのか
分からない
自分探しの旅?人を
演じる
ワタシの中の私
誰もが
と口走る不遜
箱庭の迷宮を
ディスプレイする
わたし
世界という仮面
花 微笑んだら 鳥
鳥 さざめいて 風
風 透き通って 月
月 打ち明けず 花
花 移ろったら 鳥
鳥 ざわめいて 風
風 追い縋って 月
月 恨み切れず 花
花 散り乱れ ...
この両腕で抱き締めてきたもの
大事に大事に持ってきたもの
気がつけばみな鳩に変わって
飛び立ってしまった
あまりのあっけなさに
少し笑って、少し泣いた
はた、と立ち止まると
夢や ...
辿り着いたら夢の島、なんて都合の良い話ばかりはお目に掛かれない。
ホープ/
最近奴はひどく機嫌が悪い。政治家の粗悪な立ち振る舞いで、とか、少し買い物に行っただけでも客の八割が早咲きの五月病の兆 ...
うつらとする瞼の外で
父が
少し待っていなさい、と
後部座席のドアを
勢い良く閉めて
私は
一人きりになった
車など
運転することはできないから
そこに居る意味など
無 ...
朽ち果てた 材木を握りしめ
今日も 何処へ行く
誰を殴りたいのか
何を潰したいのか
背負った過去は重すぎて
肩の上に圧し掛かり
荷の下ろし方を知らない僕は
このどうしよう ...
のんびりまったり
くちゃらはぴはぴ
ビンがどんぶらこ
押しては引く波風
鞭打ち働く毎日を
逃げ出し御馳走を
食べ浴衣でさんぽ
餌に群る鳩ポッポ
鯨が出てきそうな
海岸線に向い ...
奏できれぬ想い率いて
果てしなき泉を探りにゆこうか
枯れかけぬうちに まだ途切れぬうちに
加速する君
飛び跳ねる夜
置いていかれる僕
転び跳ねる朝
風景は流れ
...
過日、ヨーロッパを旅したこと、おそらく二度と行かれないだらうと、思いをめぐらすことしきり
周縁に隠遁するはたのしけれ死あり詩のありまれびとのあり
地を裂くは猛き神なれ巨大な ...
油売りの中年がヒツジの夢を夢みる時、
若づくりのバータリアンヌは商品を求めて四角を徘徊する
パン屋のセガレの背中合わせの食パンは
5分前に見事産まれ、
バターたっぷりのデニッシ ...
また春の風が
額を過ぎた
ふっと
潮の匂いがした
ような気がする
{引用=なつかしい声}
振り向くと
海がそこまで迫る
海は光る
反射して鏡のように
指を浸すと ...
このへんまで来ればわたしなんかはけっこうお金も貯まっているし仲間も増えていて、多少嫌なことがあったとしても我慢はするようにしているけど何事にも例外はある。というか世界には例外しかない。一人目のわたし ...
一羽の烏が鳴くとき
流れは悪く
不安は募る
不安を飲み込み
笑い声を上げた
体に沁みる肉体労働の汗は
博打の誘惑と駆け引きの間
副業とさえ感じる勝利の味
忘れることができぬままで
本業の復帰への目処がたち
底辺の責任のない生活から
通勤ラッ ...
もし、空が白くて
もし、雲が青かったら
ぼくは夢を見なかっただろう
もし、土が緑で
もし、草が黒だったら
ぼくは好奇心を抱かなかっただろう
だけど、
もし、きみがぼくで
...
夢を見た
あなたはひどく優しい笑顔で笑ってた
明け方の月のような美しさで
私は少し笑っていたように思う
その柔らかい微笑みに
夢の中でも傷が疼いた
...
すなおになってしまいなさいよ、と
いうような事を
あなたは喋り続けているのだけれど
僕はそのどこで
愛想笑いをすればいいか
という事しか考えていない
見つけてしまえば楽にな ...
両手で女の肉を喰らう
目や耳や鼻でそれを啜る
女という木々の懐で
体温だけをよりどころにして
せつない、
ことをかき集めて
情事の大義名分にしている
新緑 ...
しあわせな手のつなぎ方をして
やさしいセックスをしていましたら、
ベイビーが生まれてきました
生まれる前から、この子はかなりの幸せものです
ベイビーを楽園に残してわたしは旅に出ました
そ ...
点から点へ
つないだ線が
赤い糸であれば
それは恋糸
思い、思って
思い焦がれた
糸を編んでいこう
点と点の手
下ろす瞼は夢見るため
夢見るのは君に会うため
世 ...
遊歩道 風化の隅にももいろの雨が逝く午後 そっと手つなぐ
触れられるそばから羽化をした 二度と同じではない スプリング・イズ・ヒア
紅玉のホオズキが沈むと
空は青玉のあたりにまで透き通ります
蓮花色のパパラチアも散りばめられていますが
どちらもコランダムなので大変相性が良い
ホオズキから更に最後の光条が走ると
空は大 ...
手をつなぐと
僕らはまた
別な生きものになっていた
それは家族だったり
友情だったり
恋だったり
そんな名前で
手をつなぐ
生きものは呼ばれていた
ここには
...
例えば、この場所が世界の果ての果てで全てが朽ち果て漆黒に染まっても僕はあなたを求めていたいんだ
例えば、ふとした瞬間に目の前から全ての光が消え去って真っ白で何も見えない世界になったとしても僕はあ ...
扉がひとつあった
父さんの扉だ
厳重に施錠されてるので
誰も開けることはできない
父さんの少年時代のことは
聞けば話してくれるだろう
けれども僕は聞かない
なんとなく照れくさ ...
海面がてらてらと光る
冷たい色をたたえ
満月のすがたをうつす
車輪が砂を食べていく
一回転で七百十粒
車輪が砂をしいていく
後ろでもまた一回転
千四百二十粒
誰もいない
誰も ...
{引用=
私は毎晩パンちゃんを抱いて寝ていました。パンちゃんが居ないと寂しくて眠れませんでした。
パンちゃんというのは、私が大切にしていたジャイアントパンダのぬいぐるみです。私が幼稚園の頃、マ ...
土の香りを喜ぶには
まだ余りにも未成熟だった
美しく咲く花道の
景色を楽しみ 香りを楽しむ
甘いものを胸いっぱいに吸い込み
とろとろと溶けてしまいそうになりながら
溺れているのが少女の ...
日付順文書リスト
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日付
雪&節分 (2009.2)
guchi_...
俳句
0
09/4/2 20:59
ダムの底
チアーヌ
自由詩
2
09/4/2 20:54
仮面
フクスケ
自由詩
0
09/4/2 20:25
花鳥風月
nonya
自由詩
13*
09/4/2 20:03
鳩
浅井実花
自由詩
3
09/4/2 19:54
Utopia
aidani...
自由詩
3
09/4/2 19:30
チャイルドロック
山中 烏流
自由詩
3+*
09/4/2 18:28
傷痕
薬堂氷太
自由詩
3
09/4/2 18:23
バカンス
ペポパンプ
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5*
09/4/2 17:59
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komase...
自由詩
0
09/4/2 17:13
辺境紀行Ⅰ 五首
非在の虹
短歌
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三寒四暖
崎幹人
自由詩
0
09/4/2 15:28
海へ
石瀬琳々
自由詩
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09/4/2 13:37
超真理男兄弟[場面1−4]
国産和風モモ...
自由詩
1
09/4/2 13:06
一羽の烏が鳴くとき
智之
自由詩
0
09/4/2 12:49
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yoyo
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1
09/4/2 6:19
アシオロ
夜恋
自由詩
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09/4/2 5:15
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ロリータ℃。
自由詩
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09/4/2 4:08
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09/4/2 2:32
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吉岡ペペロ
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09/4/2 2:11
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木屋 亞万
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09/4/2 1:56
コイイト
邦秋
自由詩
0*
09/4/2 1:48
_________
石畑由紀子
短歌
6*
09/4/2 1:10
砂漠の中の砂時計/ストリート・オブ・サファイア
海里
自由詩
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09/4/2 0:43
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09/4/2 0:24
ただそれだけのこと
kuane
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09/4/1 23:58
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小川 葉
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09/4/1 23:45
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09/4/1 22:54
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散文(批評...
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命の香り
あ。
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09/4/1 22:37
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