夜が明ける。見渡された地上には煌々と赤い光が射し込んでいる。もう四時だ。傾斜した山肌を仰ぐようにして羽を休めようと舞い降りた地上で何かに躓いた。カリ、という石にしては有機的な音だった。足元に転がってい ...
むかーし
プチアップルパイという雑誌があった
くりいむれもんというOVAがあったが
まぁ、あんな感じだ
さて、その頃よく見ていた漫画家さん
白倉由美
の新刊を書店で見て驚いた
十代の ...
{引用=
ガラスの目玉はなお黒々と
烏鳴かずに むくろをつばむ
ささくれた嘴 朱に染めて
過ぎし唄声 かすかにきこゆ
朧な月よ 頬染めよ
柿の若葉の柔らかな
木の香まといて いずこに ...
ハーモニカを吹き散らす
日が暮れたさきにあるとがった鉄塔の先を見ながら
いいかげんなよくあるブルースだからって誰も殴りかかっては来ない
ひとりぼっちだからさ
なにを蹴っ飛ばしたって誰もびっくり ...
放課後部活帰りの下駄箱
キミは少し俯いて言った
つきあってあげても、いいよ
21歳居酒屋の駐車場
キミは酔っ払って言った
キスしても、いい?
就職2年目ファミレスの向かいの席
...
昼間寂しい一人遊びにかまけ、疲れて眠る夕御飯抜き
なにもかもを
ゆるせたら どんなに
なにもかもを
わすれられたら どんなに
でもそれじゃあ人じゃなくなっちゃうから
(どんなあなたであっても)
かべとかべがあって
1枚も2枚も変 ...
どこかのどかな
こうえんのこえ
ひだまりいどばた
おくさまかいぎ
きのうのだんなの
いびきのはなし
わたしはわたしで
あいづちとんたん
あらやだびっくり
いそがなきゃ
たいむせえる ...
一位
「 すいません 」
二位
「 ごめんなさい 」
声を詰まらせ
測定器は述べた
...
四季の風がやわらかく
吹いてきてもはや空は
やわらかさのためにぼろぼろと
崩れ落ちそうだ
それぞれの四つの季節が
前後左右から風を吹かせ
大地は反り返り鉄塔は
まんなかでひたすら痒みにた ...
僕らはぐるぐる 考えるばかり
同じところを廻りつづけてる
それはまるで メリーゴーランド
規則的に上下する木馬のように
どこへも行けない
きつく締め、さらにギュッと縛ったかんじ
花
散る散る
満ちる
街路を歩いた
抑揚は少なく
やりとりを続けていた
みしらぬおたがいを
たしかめあうために
たしかであるために
あの夜空の
どれか
星つぶてが
もしも死んだら
実況検 ...
寂しいものです。
せっかく高知に帰ってきた一年目の春、結局花見に行くこともなく桜は散ってしまいました。まぁ、花見に行くのも多分、一人だったんだろうけれども。夜が仕事のボクは、どうしても周りの人た ...
電波をくれ
電波おくれ
僕と君の地デジをめぐる冒険グルメ
生むぎ生ごめ生てれび
家ないくさなぎ剛にムハンマド
いずれ僕はファミリーコンピュータしかやらなくなるから
ごめんね
生ごめんねく ...
春の海をあげる
君にあげる
君がもう泣かなくていいように
手のひらで木もれ陽を集めたら
桜の花びらを浮かべよう
春の海をあげる
君にあげる
じっと見つめてくれたらそれでいい
そ ...
君と別れてもう4年が過ぎたけれど
今日交差点ですれ違ったのは間違いなく君
気づかなければ僕は何となく
今日という日を送っていたのに
記憶が遡るスピードに感情は勝てなかった
...
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=182801
睡蓮さんの文章を読んで思ったことを書いてみます。
なるほど。セルフ・マスキャリズムについて、勉強になり ...
君らの世界は簡略化されすぎている
世界が直線だと思い込んでいる
形式と定型句と伝統に悪意で縛られている
大半の幻想のことを現実と定義されて
別世界の精神に押し付けがましく、 ...
かつて俺は批評スレでのこんな文を書いていたのだった。(いやまだ現存してるけどさ)
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=19252&from=listd ...
笑いあう声が響く空がある
側を歩く友がいた
一瞬でもそう感じたのは紛れもなく
君の中に君を見たから
僕の中に君を見たから
覚えておくよ
君の名をずっと
太った大陽に静かな音を飲ませる だが口がみつからない
その度に 下をみつめる
ただゆれる考えをつかんで落とすように生きている
その度に なぜか地球の裏側を思う
丸くなるかだ 溢れ出す跳びはねか ...
太った大陽に静かな音を飲ませる だが口がみつからないその度に
下をみつめるただゆれる考えをつかんで落とすように生きている
その度に なぜか地球の裏側を思う丸くなるかだ 溢れ出す跳びはねかた
流 ...
わたしが最後にあの人を見たのは
タイのアユタヤでした
髪や髭はのび放題
肌は浅黒くなって
服も泥だらけでした
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら
あの人は象のケツに
VHSのデッキを押し ...
「発注やる方へ この時期○○の○○の方がパッケージが変わるけどJANコードが同じ商品が出てくるそうなのですがパッケージが違うだけなのでやる時はJANコードを見てやるようにしてくださいとの事なのでお願 ...
焼けた空には青が混じる
二足歩行の鳥たちは
飛べるはずもないと呟いた
月が遠くに行こうと誘う
さよならに満たない別れは
躊躇いがちに沈んでいった
千年経ってもまだ
千年経ってもま ...
ケヤキの細い枝が
少女の髪のよう
小さな若葉は髪飾り
ぬるんできた風で髪を洗う
ふりそそぐのは鳥の声
日差しはまだ弱く
スミレはまだつぼみ
ねえ、春だよ
君はもう起きた?
飛 ...
しまわれている
音がする
きっとそこは
水が流れている
遠いところ
私たちの
さかなたちが
静かに息継ぎしてる
幅も奥行きも
高さも失ってしまったのに
それ以外 ...
かすんだ空よ
教えてください
僕の魂の片割れは
一体どこにあるのでしょう
始まりはネットの海の上だった
人恋しく漂流していた僕に
あなたはメッセージをくれたね
一回り以上年上なの ...
日付順文書リスト
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日付
ガニメデからブラッドべリへ愛を込めて
aidani...
自由詩
5
09/4/10 1:10
砂漠の中の砂時計/プチアップルパイの思い出
海里
自由詩
0
09/4/10 0:48
春酩酊
リーフレイン
自由詩
2
09/4/9 22:43
馬野君から夕方電話が来た「今新宿で氷結のんでるとこ」
モリマサ公
自由詩
4
09/4/9 22:26
キミは言った
智哉
自由詩
0
09/4/9 22:24
昼間寂しい
くぼた
短歌
2
09/4/9 21:30
はいぶん
唐草フウ
自由詩
8*
09/4/9 20:46
ひだまりこうえん
プル式
自由詩
3*
09/4/9 18:58
最終ランキング
komase...
自由詩
1*
09/4/9 18:44
四季の風
岡部淳太郎
自由詩
5
09/4/9 17:19
メリーゴーランド
百瀬朝子
自由詩
1*
09/4/9 17:15
頭痛
つゆ
俳句
1*
09/4/9 17:05
幸せの白い花
北星三天
自由詩
0
09/4/9 16:53
つなぎ
あすくれかお...
自由詩
5*
09/4/9 16:21
男はつらいよ
北村 守通
散文(批評...
2*
09/4/9 15:25
くびれてれび
さわ田マヨネ
自由詩
0*
09/4/9 14:49
春の海を君に
石瀬琳々
自由詩
8*
09/4/9 13:35
交差点
波のうたびと
自由詩
1
09/4/9 13:23
人が自由を奪われるってのはね、生きていても生きている感じがし ...
石川和広
散文(批評...
5*
09/4/9 12:55
辟易
satyri
自由詩
1
09/4/9 12:42
セルフ・マスキュリズムについての覚書
山田せばすち...
散文(批評...
1+*
09/4/9 10:36
友
doon
自由詩
1*
09/4/9 9:54
此方
十二支蝶
自由詩
0
09/4/9 5:35
此方の間
〃
自由詩
0
09/4/9 5:34
勝手に持ち出された
サトタロ
自由詩
1*
09/4/9 2:45
文法について 2
パンの愛人
散文(批評...
3+
09/4/9 1:22
re-volve
くろね
自由詩
2*
09/4/9 1:06
春
ふるる
自由詩
4*
09/4/9 0:36
しまわれているところ
小川 葉
自由詩
4*
09/4/9 0:11
「春霞」
広川 孝治
自由詩
1
09/4/8 23:33
4452
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4487
4488
4489
4490
4491
4492
加筆訂正:
人が自由を奪われるってのはね、生きていても生きている感じがしないとかそういう体験の恐怖なんだと思う。
/
石川和広
[09/4/9 14:25]
最終連、追記しました。
花霞
/
佐野権太
[09/4/9 10:15]
誤字修正
6.13sec.