かすかに
ひかり
あるく
浮かび沈むものを
なだめゆく道
座礁した船を残し
潮は干いてゆく
岩のような蝶のあつまり
分かれ解かれ 浪をたどる
冷め ...
滲んだ太陽に
土手までのびた茜色
わたしたちは 何に染められたんだろう
もしも、の空を眺めていた
鏡みたいに、
あるいは透明な
空は、夕暮れ
おしげもなく跳ねる、金魚にま ...
「死体はロッカーに入れないで下さい」
雑踏の中に立ち止まり、コインロッカーの注意書きを呟く。こっそりと。
東京の駅はなんとなく明るくて明らかに冷たい。
ふうん。 ...
深い河ほど静かに流れる
誰かこのざわめき消してくれないか
神さましか知らない孤独
そんなもの誰の支えになるというの
オレはろくでなしだから
大義名分もなくじぶん殺している ...
僕は螺旋階段に居る
僕は螺旋階段の位置を知らない
閉ざされた螺旋階段で
僕は閉ざした様に登っている
右手を壁に伝わせて
冷たい螺旋階段を登る
頂上に到達した時
螺旋階段の位置を知り
螺 ...
その横顔は
花びらのようでした
春風が、ふわり
いちまい
また、いちまいと
面影を其処此処に
舞い散らせます
花吹雪が、ゆるり
上になり
下になりながら
音階を柔らかく
...
しろくろはっきりしまうまのしま
しまうまのしまのわれているところ
それはももいろのおしり
しまうまのおしりには
しまうまのじんせいがしまわれている
くちからこうもんまでが
しまうま ...
空なんか眺めたり
欠伸の回数、よりも
溜め息が勝って
僕を狙う
カモメの数を数える
何百 何千と
敵ばかり増やして
上下に浮き沈み
エレベーターみたい
...
ひとり沈んでいく夜は
月明かりだけを呼び寄せて
鏡の私に背を向ける
それから
秒針の音を消すように
鼓動の音を消すように
そっと自分の肩を叩く
昔幼い私に母が
静かにそうし ...
戦後、日本の詩人が言葉にささげた努力のほとんどを、私たちは読むことができません。
図書館に行ってもあの高い本棚にふるえてしまい読むことができません。
インターネットですら例外ではありません。
...
朽ちた木屑のかさなりを
踏みふみ
つづら登る春の里山
行く先々を導くように
萌える山吹
ふとした足元に
大人しくうつむく
鈴蘭の白、きみどり
ひとつひとつの
光りの具合を確かめる ...
夢が現実になることは、そうそうないのだから心配いらない。
何より、こうして今、喋っているのだから
「死んじゃいないよ」と僕は言った。二日続けて
僕が死んだ夢を見て電話をくれた友人に。三日目の晩に ...
心臓が一度強く打った
だから僕は途方に暮れるわけにはいかない
僕の両の目が朝の日差しを捉えた
だから僕は今日を終えなければいけない
そう命を意味付けて
...
フォーラムのスレッド内で、イベント時のセクハラや犯罪について話し合われていますが、どうしてそういう被害にあった人は「あなたにも隙があったんじゃない?」と問われることがあるのか疑問に思いました。直接で ...
ベッドにてわが口吸ふは愛なるやたら{ルビ乳=ち}ねのはは父の子みごもり
冷凍庫に苺ひとつぶ凍りけり母はいまだにおみなごなれば
エルサレム・サンサルバドル・サルバドル母をたづねて巡礼 ...
学校帰り毎日君と遅くまで
語り合った公園はもうすぐビルになるらしい
誰にも見られないでとそっとキスをした
あのガード下には車が走っていて
帰宅する友達の波を外して手を繋ぎ帰った静かな通りには
...
oh
oh oh oh…
長い雨が続いている
oh oh oh…
長い雨が続いている
こころのなかはどしゃぶりさ
oh oh oh…
長い雨が続いている
oh ...
ここ数日の晴れ間が穏やか。
さんさんと陽光の降りそそぐ。
影を濃くするのは、私のみではなく、
炭酸がのどをシュワシュワと通りすぎる。
はて、宇宙の寒さは星の光を清らかにする
白い指先 ...
くるくるとみぎへひだりへみをまかせあたしは踊るワルツのリズム
君の肩。
そっともたれて揺れている。
過ぎてく時間に任せるままに。
からからにほてった肌が気持 ...
上から見下す人の縁
下から見上げ世界の平行線
コンパスが常に真実をさすなら
僕は磁石を取り出して狂い出す
離したりきったりくっつけたり
叩いたりもんだりくみたて ...
タイカリー
小さな店の
タイカリー
わたしは、きっと
恋をしていた
その店の二階の窓からは
狭い通りを見渡せた
わたしはなんのかのと口実をつけて
デー ...
貸金庫
ああ
いまひとつ
勇気が足りない
しかしやってみるしかないのだ
無理矢理にでも
自己に課してみなければ
...
答えなさいあなたあしたあたしと蛸になる覚悟はできているの?。
前身で受け容れてそしたら愛してあげるからだじゅうで触手で。
あしたは火星に連れてってそして ...
奪うだけ奪っておいて
怖いだなんて
それは ないんじゃないの
バカみたい
臆病で逃げだしたい気持ち 抱えたまま
暗闇を突き進んで
ぼくたちやっぱり 間違いだった?
誰に聞いた ...
マゾな気分で鏡をいじめて自演もThe End...ひび割れた裂け眼。
ゆっくりと涙が出るまで裂けてゆくあなたの眼がうつくしいから。
右眼から入って左眼から出 ...
夕日が沈むと
真っ黒な紙を空にしきつめ
穴のたくさん開いた
空の向こうから
いろんな色の
ランプを照らしてる
私たちは
それが星であるかのように
夜空を見上げている
...
■恐怖政治ソクラテスは災害ボランティアセンターの独自の思想を展開していった雄大に海原を飛翔しているではないか
■■金の粒子径(1-10nmでの)制御を哲学者の野心と「作曲家」「演奏家」などと区別する ...
明日どこか高いところに立って
そっと飛び降りようと考えている人へ
今日も昨日もその前もずっと辛かったんだね
人にとってはちっぽけな悩みかもしれない
けれどあなたにとっては心のすべて
だから自 ...
嫌いだった筈のことまでなんだか美しく見える日がある
そうやってしまえばいいような
間違ったとこに逃げ込むような
そんなの嘘だ
この世界から脱出する方法はなんだろう ...
幸せを求めている
それが何なのか
わからないままに
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひとつ おくる
木立 悟
自由詩
4
09/4/8 22:19
遥か
さくら
自由詩
17*
09/4/8 21:46
コインロッカー
靜ト
自由詩
1*
09/4/8 21:29
ディープリヴァー
吉岡ペペロ
自由詩
8
09/4/8 21:12
螺旋階段
蓮華
自由詩
0
09/4/8 21:07
桜の楽譜
あ。
自由詩
11*
09/4/8 20:53
しまわれているところ
木屋 亞万
自由詩
1*
09/4/8 19:27
疲れた魚
琥霙ふうり
自由詩
1*
09/4/8 18:25
ねむり
靜ト
自由詩
2*
09/4/8 18:15
詩を詩集の外に出してあげてください
イダヅカマコ...
自由詩
3*
09/4/8 18:13
花霞
佐野権太
自由詩
19+*
09/4/8 18:13
慰めの匂い
プテラノドン
自由詩
1*
09/4/8 18:07
「命瞬間」
スガワラシン...
自由詩
0*
09/4/8 17:58
「あなたにも隙があったんじゃない?」とは何か
ふるる
散文(批評...
3+*
09/4/8 17:12
母の変容 四首
非在の虹
短歌
1
09/4/8 16:22
懐時
波のうたびと
自由詩
0
09/4/8 16:21
oh
いのうえなお...
自由詩
1
09/4/8 16:05
光沢
こしごえ
自由詩
8*
09/4/8 14:49
ゆでたまご
ユメサキハル
短歌
2*
09/4/8 13:15
笑うしかなかった
こめ
自由詩
3
09/4/8 12:26
タイカリー
ふくだわらま...
自由詩
3
09/4/8 12:00
貸金庫
〃
自由詩
1
09/4/8 11:43
「 蛸足廃人。 - ひざまづいて触手をお舐め。 - 」
PULL.
短歌
1*
09/4/8 9:49
おねがい
ウデラコウ
自由詩
1*
09/4/8 9:11
「 モニター越しに犯されて。 」
PULL.
短歌
1*
09/4/8 7:41
夜空から、ありがとう
小川 葉
自由詩
5
09/4/8 6:49
フェーズ・パターン~4台の電子オルガンのための
《81》柴田...
自由詩
2
09/4/8 6:39
命が消えゆくその前に
波のうたびと
自由詩
1
09/4/8 3:16
あの子とあなたの世界
猫のひたい撫...
自由詩
1
09/4/8 2:52
43
次元☆★
自由詩
1
09/4/8 1:55
4453
4454
4455
4456
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
加筆訂正:
「あなたにも隙があったんじゃない?」とは何か
/
ふるる
[09/4/8 18:23]
理由1〜3は、あくまでも仮説です。
母の変容 四首
/
非在の虹
[09/4/8 17:07]
一首追加
ゆでたまご
/
ユメサキハル
[09/4/8 15:16]
ミスで変な状態でアップしてしまいました。すみません。。
清き子ども 三首
/
非在の虹
[09/4/8 6:53]
寺院→み寺
6.88sec.